海より出でたる、太古の城郭
龍宮砦跡
万雷 大海を引き裂き
現れたるは 夢の跡
英雄たちが 夢の跡
MHRiseで登場したフィールドの一つ。
目次
概要
- 紹介ムービーによれば、恐らくナルハタタヒメの磁場によって海底から隆起したらしく、
珊瑚のようなものが多数生えている。他には和風の城のような建物があちこちに建っている等、
まさしく名前通り、お伽噺に出てくるような竜宮城を彷彿とさせる雰囲気を放つ。
城の他にも多数の迎撃設備が設置されていたり、名前に砦とあることから
何かを迎え撃つために大昔に人工的に建設されたものと思われるが詳細は不明。
もし仮想敵がナルハタタヒメであったのなら、防衛に失敗して海に沈んでいたのだろうか。
- 戦闘エリアへは桟橋からファストトラベルタイプの翔蟲で飛び移る。
戦闘エリアに行った後は戻ってこれないので注意。
支給品BOXに支給用モドリ玉が入っているので不安なら持っていくとよいだろう。
また、ベースキャンプには虹ヒトダマドリが生息しているので忘れずに取っていくように。
- かつての砦だけはあり、戦闘エリアの最奥には巨大な撃龍槍3本と破龍砲を備えている他、
地下には大量の大砲、バリスタ、速射砲が埋まっているようである。
ナルハタタヒメの生み出す磁場によって岩が隆起した時に一緒に掘り起こされる事があり、
これらを利用してダメージを与えられる。
また、ナルハタタヒメが形態変化した時に順次破龍砲、撃龍槍が使用可能になる。
恐らくろくに整備もされていないと思われるが使用に支障は全く無い、
どころか大砲、バリスタ、速射砲は百竜夜行で使える物よりダメージが高かったりする。
かつてこの砦を建設した者達はあのカムラの里をも凌ぐ技術力を持っていたということか。
若しくはナルハタタヒメの発する電磁力から何らかの影響を受けているのかもしれない。
一応翡葉の砦で使われる各種設備は通常弾の他2種類のサブウェポン的な弾の撃ち分けが出来、
その機構のため火力が抑え目になっている、という考察も出来なくはない。
とはいえ放置されたまま、かつ潮風の吹き荒れるあの地形に恐らく長いことさらされていたのにあの火力というのは、
モンハン世界における古代文明の凄まじさに通ずるものがある。
- エリアの端の方には野生の翔蟲や回復ミツムシなどが生息している。
ナルハタタヒメの激しい雷が飛び交う戦場だが、ハンターが触れるまで何事もなく飛行している。
勿論メタ的に考えればただハンターをサポートするために置かれただけであるが……。
- 一見障害物が無く極々平坦なマップのように見えるが、実際は微妙な凸凹が存在しており、
位置によってはナルハタタヒメが掘り起こした岩に直接登れなくなってしまう。
特にエリアの左上側はそれが顕著なのでそこで戦うのはなるべく控えたい。
- どうやら地下に大きな空洞があるようであり、ナルハタタヒメを討伐した際に
ムービー中でナルハタタヒメが落下した衝撃で地面が割れ、ナルハタタヒメはその空洞に落下してしまう。
当然ながらこの空洞には入る事は出来ず、中は真っ暗で様子も全く分からない。
ミノトの共鳴も無くなったので(多分)討伐できただろうと思われていたが、
フラグやはりと言うべきかナルハタタヒメは空洞の中から逃げ延びてしまっていた。
- 初登場時のムービーでは「万雷 大海を引き裂き 現れたるは夢の跡」と
ナルハタタヒメが龍宮砦跡を掘り起こしたかのような説明がされている。
バリスタや大砲を浮き上がらせる古龍の電磁力であれば可能なのかもしれないが、
何故わざわざ大海を引き裂いたのかは謎である。
産卵のために龍宮砦跡を根城にしていたという説を見ると、よほど産卵場所にこだわる生態でもあるのだろうか。
- ちなみに名前は「竜宮砦跡」ではなく「龍宮砦跡」である。
元ネタのほうは"竜"なので少々ややこしい。
百竜ノ淵源
- Ver.3.0にて追加されたクエスト「百竜ノ淵源」にて再びこのフィールドに赴くことになる。
イブシマキヒコが現れる百竜夜行のように風が吹き荒れている他、
大穴が何事も無かったかのように修復されている。巣作りのために2体が直したのだろうか?
とはいえ、岩をああも器用に浮き上がらせるナルハタタヒメなら穴の修復ぐらいならできるのかもしれない。
ゲームの都合上同じMAPを使用しているが、ひょっとしたら先の戦いとは別のエリアなのかもしれない。
- イブシマキヒコは大技を放つ時に百竜夜行の時のように地面から岩を掘り出すのだが、
その岩に大砲や大砲の玉が混ざっている。岩を破壊すればそれが爆発して大ダメージを与えられる。
しかしこんなものが大量に埋まっているなら、ここは何時吹っ飛んでもおかしくないのでは……。
- 前座のイブシマキヒコを撃破するとナルハタタヒメの時のように落下して地面が割れ、再び大穴が開く。
が、今度はハンターも穴の中に飛び降り、地下の空洞の中へと移行する。
地下は紫色の岩で形作られたすり鉢状の地形となっており、何故か多数の環境生物が生息している。
翔蟲や回復ミツムシの他、ヌリカメ、提灯オバケムシ、属性コロガシとより取り見取り。
どうしてこんな危険な場所に住んでいるのかはわからないが有難く使わせてもらおう。- MHR:Sからはさらに紅、金両方の変幻翔蟲も出現するようになった。
操竜によるダメージの上昇や報酬の増加が期待できる他、翔蟲の回復スピードにも影響が出るため適宜回収したい。
- MHR:Sからはさらに紅、金両方の変幻翔蟲も出現するようになった。
- 採取ポイントも用意されており、大穴がなければ光が通らない地下であるにもかかわらず
ツラヌキの実やチャッカの実などの植物系アイテムが採取できる。
古龍が住処にしていることもあり、植物が日光以外からもエネルギーを得られる環境なのかもしれない。- なお、当然ながら地下エリアからもベースキャンプに戻ることはできない。
ナルハタタヒメの大技を確実に回避したい時はモドリ玉を持って行こう。
ケムリの実とドキドキノコの両方ともなぜか自生しているので、
忘れた場合でも現地調達が可能な親切設計である。 - 狩猟設備はこんな深い所にまで埋まっているようで、
大技を放つ時などにもいつものように岩と共に掘り起こされることがある。 - ナルハタタヒメ戦での暗く描写された大穴の印象からすると意外だが、
この大穴エリアの上部にはきちんと地上エリアがそのまま存在している。
バグで地上に出た場合、底が浅いため下で活動する古龍の姿がはっきりと視認できてしまったりする。
こんな状態なのでネット上では「底が見えない」と言っていたフゲンが老眼扱いされてたりする。
外敵から子を守るための巣を作るにあたり、浮遊器官が未熟な幼体であっても出ていけるよう、
遥か深くにあった底を夫婦どちらか、あるいは両方の力で持ち上げ固定したのかもしれない。
- なお、当然ながら地下エリアからもベースキャンプに戻ることはできない。
- また、狩猟対象としての登場ではないもののマガイマガド、
クシャルダオラ、テオ・テスカトルが乱入してくる事もある。
龍宮砦跡の具体的な立地は不明だが、移動能力に長けた彼らなら十分にやって来れる位置にあるのだろう。- なお、マスターランクでは乱入するモンスターにメル・ゼナが追加される。
- 百竜ノ淵源ナルハタタヒメを見事討伐すると、空を覆っていた薄暗い雲が晴れ、
天井の大穴から太陽の光が差し込んで何らかの粒子がキラキラと美しく光る。
和風なフィールドの雰囲気も相まってさながら絵屏風にちりばめられた金粉のようである。
穴の中での決着なので微妙に控えめだが、アマツマガツチやオストガロアを彷彿とさせる演出である。
フィールドギミック
- バリスタ
- おなじみバリスタ。ナルハタタヒメの電磁力によって地中から掘り起こされる事がある。
ただし毎回必ず掘り起こされるとは限らず、出てきたとしてもどこの足場にあるかは不定。
カムラの里にあるものと違って徹甲榴弾は発射できずバリスタ弾のみで、
途中でパワーアップして二連射になることもないが、
バリスタ弾のダメージ自体はカムラの里のものより強力。
なお弾肉質を参照する点は同じなので狙う場所によってダメージが変わる
バリスタが浮上している間はナルハタタヒメは必ず帯電中であり柔らかいが、
きちんと頭・腹・腕のいずれかを狙った方が良い。 - 大砲
- 大砲。こちらもナルハタタヒメの電磁力によって地中から掘り起こされる事がある。
投射型なのでバリスタより狙いは付けにくいが、
ナルハタタヒメがとても巨大なので向きさえ合ってればだいたい当たる。
またバリスタや速射砲と違って肉質無視なのでどこを狙っても良い。
こちらもバリスタと同じく、貫通弾や電撃弾などの特殊弾は何もない。 - 速射砲
- ナルハタタヒメの電磁力によって地中から掘り起こされる事がある兵器その3。
やっぱり加速弾しか無く、弾肉質参照なので頭などを狙う必要がある。
なお3種の兵器のうちバリスタは序盤に掘り起こされる確率がやや高く、
ナルハタタヒメの体力を削るほど速射砲が現れ始め、もっと進むと大砲の比率が増えていく。 - 破龍砲
- 岸壁の上に設置された巨大な大砲。
ナルハタタヒメが第二形態に移行すると同時に解禁される。
起動スイッチは岸壁の撃龍槍に向かって左下にあり、
スイッチに触れると投射型の狙いを付ける視点に切り替わり、
狙いを付けてもう一度ボタンで発射する。
狙いを付ける視点は崖の上から見下ろす形になるため、
ナルハタタヒメが崖の真下でダウンしている時などは崖と破龍砲に隠れて見えないが、
大砲と同じくナルハタタヒメがでかいので何となくで狙いを付けても当たってくれる。
ダメージは圧巻の2000…だが、動き回るナルハタタヒメに当てるのは至難であり
基本的には形態変化を始めた直後に起動スイッチにダッシュし、
使用可能になったら形態変化モーションが終わる前にぶち当てるのがセオリー。
形態変化モーション開始直後の位置であれば、
照準を一切動かさずとも命中する。- なおナルハタタヒメは超大型に分類されるモンスターではあるが睡眠は有効なので、
ナルハタタヒメが眠った時にぶっ放せば2倍のダメージになる。
これだけのために睡眠武器を担いでいくのは逆に非効率的だし、
ボウガンはボウガンで睡眠弾を撃てるものがそもそも余り無いため、
実戦ではオトモの攻撃で運よく眠ったら…くらいしか機会は無いが。
また砲弾自体の着弾ダメージと思われる300ダメージが先に計算されるため、
相当上手く狙わないと2300→4300のつもりが2300→2600で終わってしまう。
- なおナルハタタヒメは超大型に分類されるモンスターではあるが睡眠は有効なので、
- 撃龍槍
- 対龍兵器としてはおなじみの撃龍槍。
こちらはナルハタタヒメが第三形態になると同時に使用可能になる。
最初は使用不可能ながらも、存在自体は岸壁に巨大な撃龍槍の発射口が見える。
射程範囲は発射口の目の前からフィールドの中央辺りまでで、
左右の端や反対側の端にナルハタタヒメがいると、いくらデカブツでも当たらない事がある。
こちらも形態変化中やその後の大技の溜め中にきれいにぶち当たる位置にいてくれるので
形態変化のためにナルハタタヒメが中央に移動したら即座にスイッチにダッシュしよう。
起動スイッチは撃龍槍に向かって右下。
なお破龍砲と違って狙いを付ける操作は無いが、どういう訳か撃龍槍も
最初の操作で「スイッチを操作する構えに入る動作」を行い、
もう一度操作する事で実際に発射するという2段階操作になっている。
なのでこれを知らず従来の撃龍槍のつもりで操作すると、スイッチを操作して発射を待っているつもりが
実は発射できておらずナルハタタヒメに殴られてやり直し…となりがち。
またこの形態変化以降は大技を大砲で妨害する時間が時々挟まるが、
撃龍槍使用直後に大技チャージに入ることもよくある。
スイッチから最寄りの大砲の位置を覚えておき、
発射したらとりあえずその大砲の位置に立って様子見するのもあり。
登場モンスター
- 超大型モンスター
- イブシマキヒコ
ナルハタタヒメ
百竜ノ淵源ナルハタタヒメ