MHRiseにて登場した環境生物の一種。
大きな蟻塚を背負った大型のリクガメ。
概要
- 水没林、溶岩洞、密林、城塞高地などで目撃されている。
捕まえると体力ゲージの一定の場所に
このような黄色いマークが付与される。||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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このマークより体力が残っている時であれば、致死ダメージを受けてもHP1で耐える。
要は使い切りの根性である。- マークの出現場所は体力ゲージの最大値に関わらず一定の位置であり、
恐らく根性と同様に64に設定されていると考えられる。
視覚的に発動条件が分かりやすくなっている点はMHWの頃からの仕様であり、
今作ではマークが前述のようなものに変更されている。 - 基本的にマップに1匹しか存在しない上にリポップにかかる時間が非常に長い。
5匹集めて5回の根性、といったことも出来なくはないが、
通常の狩猟クエストでは時間制限の壁にぶち当たる。
探索ツアーの〆に何か倒して帰ろう、という場合でもないと複数匹集めるのは現実的ではないか。 - 配置されている場所もかなりの曲者で、
- 水没林はピラミッドの内部
- 溶岩洞は屋外の小さな火口付近
- 城塞高地はエリア8とエリア10の間に跨る砦跡の上
- 密林は大翔蟲で飛ばないと行けない小島
サブキャンプから少し滑っていくだけで会える溶岩洞以外は、
狩猟の片手間に捕まえていくには些か遠すぎると言わざるを得ない。
命が惜しければ拾いにいく手間は惜しむなということか - なんと龍宮砦跡の地下にも生息している。しかも2匹もである。
通常クエストではいまいち活躍させるのが大変だった分、
百竜夜行の元凶との決戦の力になってもらおう。
慣れていないうちは非常に大きな力になってくれるはずだ。 - MHR:Sでも決戦場である淵劫の奈落に生息している。
しかしアメフリツブリともども出発拠点で備品のように配置されており、
ハンターの支援目的で王国が事前に確保しておいた個体の可能性がある。
今回も特に慣れない内は役立つので、事情は気にせずありがたく持っていこう。 - アップデートで追加された塔の秘境にもキャンプに生息している。やはり王国の備品なのか?
また、アマツマガツチ戦に限り獄泉郷のキャンプにも配置されている。
これもウツシ教官が用意した狩猟設備だろうか
- マークの出現場所は体力ゲージの最大値に関わらず一定の位置であり、
- 蟻とヌリカメは共生関係で、ヌリカメは背中に蟻塚を築かせることで身を守り、
蟻はヌリカメの残飯やフンを餌にしているという。
この世界の蟻塚といえば砂原に点在するものが代表的であろうが、
アレもディアブロスやティガレックスの突進を受けてなお崩れず、
力任せに引き抜くまで崩れず耐えるほどの頑丈さを誇る。
それを考えると納得の効果といえようか。- 説明文上は「大型」と記載があるが実物はそれほど大きくない。
その他の猟具生物より少し大きい程度である。
現実のリクガメ自体が総じて大型なイメージもあるので、
それを想像すると余りの小ささに困惑するかもしれない。
そんなに大きくても持ち運びに困るだろうし
- 説明文上は「大型」と記載があるが実物はそれほど大きくない。
余談
- ネーミングの元ネタはぬりかべだろう。
壁になりすまし人の行く手を塞ぐ妖怪と言われている。
一般的には某妖怪漫画の「大きな土壁に目と手足がついたもの」というイメージがすっかり定着しているだろうが、
四つ足立ちの三つ目の犬か獅子のような姿としてぬりかべを描いた妖怪画もある。
しかし元々の福岡県に伝わるぬりかべ伝承では「突然目の前に見えない壁が現れ行く手を阻む」
「足元を棒で振り払うと壁が消える」という記述しかなく、ぬりかべの容姿については全く描写されていない。
ちなみにヌリカメの背中の蟻塚には目や口のように見える穴が空いており、
パッと見は顔に見える。よって見た目に関しても原典ではない方のぬりかべがモデルだと思われる。
また余談だが、蟻塚の穴をよーく見てみると
アリと思しき黒い点々がゾロゾロ列をなして移動しているのが確認出来る。
- 身を守るために他生物の住居を背中に築かせたカメという点では、
ハンター大全に記載された未確認モンスターにも同じようなものが存在する。
ただし、ゴブリンの建造する砦を背負った超巨大モンスターなので規模は桁違いだが。