モンスター/デルマイオス

Last-modified: 2020-08-03 (月) 08:34:31
種族
飛竜種
別名
不明
危険度
★3(幼体)
登場作品
モンスターハンター オラージュ
狩猟地
洞窟

概要

  • 「オラージュ」に登場するオリジナルモンスター。
    飛竜種に分類されてはいるが、全身が鳥のような羽毛に覆われており、
    翼も被膜状ではなく、鳥のような羽根が生えているなど、
    後のホロロホルルと比べても遜色ないほどに現実世界の鳥類に近い特徴を有している。
  • オラージュの舞台となる地域においては特に珍しくもない一般的な大型モンスター。
    危険度が特に高いという訳でもなく、劇中の登場人物の言によると
    クックみたいなもの、新米のハンターが一対一で戦うのに丁度いい相手」
    というのがこの地域における「一般的な」認識のようである。
  • …と、ここまでは成長していない幼体の話。
    成長したデルマイオスは一転して非常に危険なモンスターとなる。
    体躯は一般的な飛竜種と同程度まで大きくなり、バインドボイスを使用する他、
    口からは強酸と石化ブレスを吐くようになる。
    • 強酸のブレスは武器で受けると刃先が溶け、斬れ味が激減してしまう。
      ゲーム的にはMHFに登場するベルキュロスの電撃噛み付きの効果に近い。
  • なお、強酸は本来石化させたモンスターを溶かし、捕食するために使用されるらしいが、
    これが外敵に対しても有効と知っているため戦闘でも用いるとされている。
  • 「石化ブレス」は正確には生物を石化しているのではなく、体内に貯蔵した急速硬化する油土
    (劇中では焼き石膏に例えている)で「塗り固めてしまう」という方が正しい。
    油土の貯蔵量にはかなり余裕がある様で、劇中に登場した個体はフルフルを石化させている。
    また、かつてヒロインであるサクヤの父親を人知れず石化させて帰らぬ人としたのも本種であった。
    • 成体の、特に石化ブレス能力の存在は一般には知られておらず、
      先の人物も自分の知るデルマイオスとの差に驚愕していた。
  • 弱点は射撃の場合は喉、斬撃では頭とされている。
  • 素材として「デルマの羽」というアイテムが存在しており、武器の生産に用いられる。
    装備の色彩を見るに、白い羽のようである。
  • 上記の通り幼体の危険度は★3とされている一方で、
    オラージュにおけるイャンクックの危険度は★2に定められている*1
    オラージュでは幼体のデルマイオスが「初心者が戦うには丁度いい相手」と認識されているらしいが、
    これではあちらの世界でそれ以下の危険度とされるドスランポスやイャンクックの立場がないような。
  • なお、成体の危険度についての言及は最後までなかった。
    だが幼体より明らかに強大化していることや、(経緯はどうあれ)フルフルを石化で仕留めていたことから、
    危険度★4~5相当と考えるのが妥当であろうと思われる。

余談

  • 鳥をモチーフにしたデザイン、石化能力などから「コカトリス」がモチーフになっていると思われる。
    名前にはコカトリスの要素は見られず、由来不明。
    • ちなみに、ヒプノックの海外版における名称は“Hypnocatrice”となっているが、
      これは催眠術を意味する“hypnotism”とコカトリスの英語名“Cockatrice”を
      組み合わせた名前だと思われる。
  • このモンスターは、当作に登場するオリジナルモンスターの中で、
    唯一明確に種族と危険度が判明しているモンスターである。その一方で、別名は判明していない。

関連項目

イベント・メディア展開/モンスターハンター オラージュ
モンスター/イャンクック - 本種の幼体が同じような危険度と見做されていることが判明している。


*1 メインシリーズでは危険度★3。この例に限らず、ドスランポスが危険度★1だったりガノトトスが危険度★5だったりと、オラージュの独自設定に基づく危険度はメインシリーズとかなり乖離したものとなっている。