モンスター/岩穿テツカブラ

Last-modified: 2024-01-23 (火) 18:49:09
種族
両生種(有尾目 鬼蛙亜目 カブラ科)
二つ名
岩穿(いわうがち)
英語表記
Drilltusk Tetsucabra
危険度
MHX・MHXX:★5
登場作品
MHX, MHXX
狩猟地
孤島, 地底火山, 古代林, 氷海, 極圏, 溶岩島

目次

生態・特徴

他の個体を圧倒するほどに強大な力を獲得した鬼蛙テツカブラの特殊な個体。
頭部に生える突起は小さな角とも言えるほど長くなり、全身の至る所に青い斑紋を浮かべている。
そして最大の特徴である顎には通常の個体を凌ぐほど巨大且つ頑強に発達した左右非対称の双牙を備え、
その牙の強度と恐るべき咬力で以て土や岩石は勿論、鉄をも貫き、鋼さえも易々と噛み潰す。
そのような点から《岩穿》という二つ名で通常の個体とは区別して扱われ、
より厳めしさと恐ろしさを増した形相や一層荒々しさを増した暴れ様から「悪相の千両役者」の異名でも呼ばれる。
最大の武器は前述した異常に発達した顎と咬力であるが、
体格自体も通常のテツカブラを凌駕するほどであり、それ故に純粋なパワーも数段上回る。
肉弾戦も相応に威力と荒々しさを増し、どこまでもその己が道を突き進まんとする姿は見る者を圧倒するという。
また、通常種よりも巨大な岩を地下から掘り起こし、それを咥え込んだまま自由に動き回る事も可能。
より硬く大きな岩を噛み砕く際には強烈な衝撃が発生し、
至近距離で巻き込まれてしまうと屈強なハンターでも意識を正常に保つのは難しい。
そして通常種には見られない行動として「フライングボディスプラッシュ」と呼ばれる必殺技を有する。
力を溜めた後に空高く跳躍し、全身で対象を叩き潰しにかかる大技で、
直撃すれば如何なる物体も地盤もろとも粉砕されてしまうほどの破壊力を誇る。
岩穿テツカブラの巨体とパワーがあってこその大技と言え、交戦時には大きな脅威となる。
ただ、その凄まじい破壊力が時には仇となる場合もあり、
ハンターが仕掛けた爆弾や火山地帯に点在する爆発性の岩石を着地時の衝撃で誘爆させてしまい、
爆発のショックをもろに受けてダウンしてしまうこともあるという。
通常種以上に力任せな戦法を取る傾向が強く、攻撃各種の威力もかなりのものだが、
力を込めた際に尻尾が膨張し、肉質が柔らかくなる弱点は通常種と変わっていない。
しかし、個体によってはそのような自分の弱点を理解しており、
周囲を薙ぎ倒すように咥え込んだ岩を豪快に振り回したり、
咥え上げた岩ごとひっくり返るように倒れ込み、背後の敵を直接押し潰そうとする事もある。
通常個体を遥かに上回る圧倒的な戦闘力から、ハンターズギルドではこの個体について特別措置を設けており、
ギルドから特別な許可を得なければ狩猟に向かうことは許されない。
また、蒼い斑紋の浮かんだ鱗や甲殻、より強度を増した豪壮な牙は通常種のものとは区別して取り扱われ、
それらを素材とした武具には岩穿の魂が宿り、特殊な力を有すると噂される。

概要

  • 鬼蛙テツカブラの"二つ名持ちモンスター"。MHXより登場した。
    二つ名は岩穿(いわうがち)と読む。
    • 二つ名持ちモンスターの情報開示当初から公開されていたモンスターの一体。
      公式サイトやファミ通では「悪相の千両役者」の異名で紹介されている。
      「悪相」は読んで字の如く、恐ろしくて気味の悪い顔つきや醜い人相のこと。
      「千両役者」は、技量に優れ、際立った活躍をして周囲を魅了する人のことを指す。
  • 通常のテツカブラと比べ、巨大な個体が出る傾向がある様子。
    元々顎とそこから伸びる牙が特徴的なモンスターだったが、岩穿はそれに磨きが掛かっており、
    顎が更に前方へとせり出し、そこから生える牙も太く高く発達しているのが特徴。
    牙の大きさが左右で異なる点はドスファンゴを連想させる。
    • 体色は赤を基調としており、通常個体とイメージはあまり変わらない。
      ただし所々に黒色のラインが走っており、歌舞伎の隈取や渦巻きのような模様を形作っている。
      赤に黒という配色は、どことなくリオレウスの甲殻を思わせる。
  • 「規格外な体躯を使い、対象を叩き潰す」とされており、
    実際に公式ホームページの紹介欄に掲載されたスクリーンショットでは、
    ボディプレスが地面を砕くほどにまでパワーアップしている様子が窺える。
  • テツカブラ自体が環境適応能力が高い故か、岩穿テツカブラも多数のフィールドに登場する。
    特徴的なのは溶岩島極圏という寒暖が真逆の決戦場型フィールドに姿を見せる点。
    どちらか一方ならともかく、両方に姿を見せるのは現状岩穿テツカブラだけである。
  • 「岩穿狩猟依頼8」では極圏にてガムートとの同時狩猟となる。
    ドス鳥竜やイノシシと違って体格が大きい上に体力の多いガムートのため、かなりの難関クエスト。
    ガムートは動きが遅いため、離れた所で岩穿テツカブラをおびき寄せて先に狩猟するといいだろう。
  • 「岩穿狩猟依頼9」ではとても重要な問題が発生している。詳細は下記リンクから。

戦闘能力

  • 元々が直線的で力押しな攻撃を繰り出してくるイメージの強かったテツカブラだけに、
    強化の方向性もその荒々しさ・武骨さを更に突き詰めたものとなっている。
    しかし、その度合いが二つ名持ちモンスターの名に恥じぬ凄まじいものとなっている。
  • 最早テツカブラの代名詞となった岩砕きから徹底的にテコ入れされており、
    通常個体が持ち上げる岩の3倍はあろうかという巨大岩を豪快に咥えて噛み砕く。
    岩穿が持ち上げる岩は全体的に細長い形状で、それを縦に咥える物と横に咥える物の二パターンが存在する。
    縦の場合は前方へのリーチがかなり伸びているため十分な距離を取らないと被弾しやすい。
    横の場合、リーチは通常個体と殆ど変化が無いが、被弾すると確定で気絶する。
    岩穿テツカブラはこの攻撃の頻度が高く、中々噛み砕かずに歩き回っていることもしばしば。
    ちなみに公式攻略本では縦に咥える岩を長岩、横に咥える岩を巨大岩と呼び分けている。
    • さらに、ハンターが付近にいると咥えた巨大岩をそのまま振り回すという荒業をやってのけるので、
      弱点の尻尾への攻撃も簡単にはいかない。
      特に横向きに咥えた岩は範囲が見た目以上に広く、ダメージも洒落にならない。
      ゴリゴリと体力が削られた挙句、チャンスと思ったらピンチに陥っていたという状況が往々にして発生する。
  • 実に面倒くさい事にこの状態で頻繁に車庫入れ&軸合わせを行う上、
    一歩前進して咥えた岩でこちらを小突くような行動も取る。
    2回連続で小突いてくることもあり、喰らうと吹き飛びではなく尻餅をつかされる。
    このためテツカブラにめり込んでしまうと岩穿自身の腕や胴体が邪魔で横or後ろに抜けるのに時間が掛かり、
    その間にひたすら一方的に削られる鬱陶しい仕様。
    加えて岩穿テツカブラが邪魔でハンターが非常に見えづらく、
    壁際でのカメラ妨害性能が異常に高い視界デバフ行動でもある。
    テツカブラとの距離や壁との距離は意識して立ち回りたい。
  • 岩を掘り出す際の動作も豪快になっており、突進しながら咥える。勿論ふっ飛び判定つき。
    しかもこのモーションは、怒り時の咆哮の後の確定行動となっている。
    威力は然程高くないが、その後の派生が厄介なので、対策を立てて置いた方が無難だろう。
  • 基本的な攻撃モーションも大幅強化。
    • 四股踏みは前作4GのG級を踏襲した広範囲に地割れを起こすものへと強化。
      勿論岩盤に触るとかち上げられる。
      更にジャンプからの押し潰しで発生する震動の範囲がかなり広がっている。
    • 連続突進は回数が1回増えて4回突っ込んでくる。途中で岩砕きを行う場合でも、2回は突っ込んでくる。
    • 巨大岩盤をひっくり返す攻撃は岩盤のサイズが更に巨大化し、
      ハンターの身長の5~6倍はあろうかという超巨大岩盤2連続で掘り起こすことがある。
      通常個体は掘り起こす動作自体は無防備だが、
      岩穿の場合は本体にも強烈な当たり判定が存在するため、無理に妨害しようとすると返り討ちに遭う。
      無論、崩壊に巻き込まれれば剣士であろうと命の保証はないため絶対に近づかないこと。
      崩落による行動阻害だけでなく、余りの大きさによる視界妨害としても機能している。
      一応、牙を2本とも部位破壊することにより、通常個体と同レベルの大きさまでサイズダウンする。
  • 新たなる大技として、その場で姿勢を低く構えながら力を溜め、
    大ジャンプの後に超広範囲に岩盤隆起を発生させる特大ボディプレス
    フライングボディスプラッシュ」(公式名)が追加された。
    テツカブラの重量でささくれ立つ岩盤隆起の規模は、
    あの覇種パリアプリア最大の大技であるホーミングプレスを彷彿させるほど。
    MHFを経験したハンターは妙なデジャヴを感じるかもしれない。
    脚元に大規模なエフェクトが発生するため、溜める動作も大いに目立つ。
    攻撃力も長いチャージ時間と大仰な予備動作を裏切らない圧倒的な高さを誇り、
    たとえ低レベル帯の個体であっても怒り状態だと防御400台では即死、500台でも致命傷を受ける。
    • チャージ中にこちらが軸をずらすとそれに合わせてしつこく向きを変えてくる。
      下手に動き回ると軸合わせ直後に即死級の大技が飛んでくるという事態に陥るので却って危険。
      極力動かず、ギリギリまで引き付けて緊急回避で避けるのが最も安全な回避方法か。
      なお、ガードは不可能な模様。
    • 上記の岩砕きで気絶した場合、ほぼ確定でかましてくる。早急に気絶から回復しよう。
    • しかし、この特大ボディプレスの着地点に大タル爆弾系統の設置爆弾や地底火山の爆弾岩があった場合、
      着地と同時に爆発してダウンを取れる。
      脚への攻撃によるダウンよりも転倒時間が長めとなっているため、
      決めることができれば狩猟がかなり楽になるだろう。
      納刀が遅い武器種であっても予備動作を見てから大タル設置までの余裕はあるため、落ちついて対処しよう。
      更に、この手の特殊ダウンとしては珍しく耐性が全く変化しない。
      ダウン時間こそ短くなっていくものの、回数に関わらず大タル爆弾1つでダウンさせられる。
  • やはりいかに早く牙を両方とも折るかが攻略の要である。
    岩穿テツカブラも二つ名持ちモンスターの例に漏れず、通常個体より肉質は全体的に硬くなっている。
    膨張時の尻尾も通常個体ほど軟らかくはならない。
    問題となる牙は切断・弾が20、打撃で21と、なまくらな武器では歯が立たない。
    一方で頭部は少ししか硬くなっておらず、いずれの系統も50以上通る。
    頭部でも牙を壊すことができるのは通常個体と変わらない。
    しかし岩穿テツカブラは巨体な上に牙も大きいため、直接頭部を狙うのは難しい。
    基本に則り、乗りや脚を攻撃してダウン時に頭部を集中狙いしよう。
    フライングボディスプラッシュからの特殊ダウン時にも狙うチャンスである。
    また、牙と前脚の間に頭部の部位が少しあるので横からそこを攻撃することでも耐久値を減らせる。
    • ちなみに属性の効きも少しだが通りが悪くなっている。
      特に膨張時の尻尾は通常個体はより通りが良くなっていたが、岩穿テツカブラの場合は全く通らなくなる*1
      属性重視の装備で挑む場合は気をつけよう。
    破壊に成功すれば跳び込みながら岩を持ち上げる攻撃を封じることができ、更に横に咥える巨大岩も持ち上げなくなり、
    以降は長岩のみ咥えるようになる。
  • ところでテツカブラの攻撃方法にはもう一つ、ゲロ減気液があるのを思い出してほしい。
    勿論、岩穿テツカブラも吐いてくる。使用頻度は通常個体とあまり変わらないのだが、
    液玉の大きさがデカくなっている。着弾すると広範囲に広がり、岩穿テツカブラの眼前にいれば
    ほぼ間違いなく被弾し、直後の追撃を避けられなくなるので注意しよう。
    なお、疲れ時は吐けなくなる点も通常個体と同じ。
  • 元々テツカブラの攻撃は地面を掘り起こすモーションを攻撃へと転じたものが殆どであったが、
    岩穿の場合はそのエフェクトがド派手になっており、視覚的なインパクトも抜群である。
    上記の巨大岩を咥える際には2連噛みつきと同じモーションで地面を削り、
    削られた地面は豪快に地表がささくれ立つ。
    巨大岩盤の四股踏みや超高範囲を叩き割るボディプレスなど、
    とにかく周辺の地面を破壊する攻撃が多く、地形は大丈夫なんだろうかという勢いで暴れまくる。
    岩を、鉄を、鋼をも砕き貫くという触れ込みは洒落でも冗談でもない。
    己が道を突き進む岩穿の圧倒的な怪力により削り取られ、抉れていく地面は圧巻である。
  • 豪快さに磨きの掛かったモーションと一撃の重さ、岩の巨大化による行動妨害など、
    テツカブラ本来の持ち味を崩さずに二つ名相応の実力を手にしている。
    MHXでも下位防具の優秀さから通常のテツカブラを連戦したハンターも多いと思われるが、
    岩穿テツカブラは通常個体の感覚で挑めば大苦戦は免れられないほどの実力者である。
    俊敏な動きから放たれる力強い攻撃技の数々、
    それに付随する地割れや岩盤砕きでハンターを圧倒する姿は正しく千両役者と言えよう。
    ただし、基本的な動きは通常個体と大きくは変わらないため、
    新モーションへの警戒さえ怠らなければ、二つ名持ちモンスターの中では狩りやすい部類に入る。
    また、岩を使った攻撃を通常個体以上に多用するため、
    軟化する尻尾を狙うチャンスが多く、転じて通常個体より素早く狩猟できてしまうことも。

MHXX

  • MHXXではG級個体が登場。
    岩を咥えている時にハンターが背後にいる場合、
    岩を咥えたまま後脚で立ち上がり、バックドロップよろしく倒れこんでくるという新技を会得。
    岩穿の重量+巨大な岩石ということで攻撃力は非常に高く、
    防御力650台で体力満タンを確保していても致命傷を負う。
    咥えた岩がより後ろに跳ぶせいか適正距離を保ったガンナーにぶち当たるほどに縦のリーチが長く、
    軸調整も物凄く強いので横に避けるのも非常に困難。
    これまでのテツカブラ狩りのセオリーの意表を突く攻撃に、
    多くのハンター(特に剣士)がキャンプ送りを余儀なくされる羽目になった。
    • 技を繰り出した後は一定時間仰向けのまま脚をバタつかせる。
      完全な隙なので攻撃を叩き込んでやろう。
      これにより、普段は乗りやダウンを駆使しないと破壊しづらかった背中の部位破壊が狙いやすくなっている。
      勿論、頭部を狙って牙を破壊するチャンスでもある。
    • 様子をよく見てみると、この攻撃を行う際は決まって
      明後日の方向にほんの少し前進する予備動作を行うので、慣れると判別はそれほど難しくない。
      しかし夢中になって尻尾を集中攻撃すると対応が遅れることが多いので、冷静な判断力が重要である。
  • 攻撃力が高いため、岩を運ぶ時の接触ダメージも馬鹿にならないレベルまで上昇している。
    大技に被弾して体力を大きく削られた後、これに起き攻めされて乙することも珍しくない。
    特に超火力を誇る超特殊許可クエストでは、
    腕に自信が無ければ岩を粉砕するまで絶対に近づかないこと。
    幸い粉砕後はこれまで通り、ほぼそこそこ長い威嚇に移行する(たまに四股踏みでキャンセルしてくる)ので、
    功を焦るのは尚更禁物である。
  • G級故に弾かれ判定値も上位から上昇しているのだが、
    岩穿の場合はそれが上手く機能しており強敵化に拍車がかかっている。
    具体的には牙と通常時の尻尾が白ゲージでも弾かれる(片手剣と打撃系統攻撃は別)ようになった。
    特に(岩穿から見て)右側の牙は巨大なために判定が大きく、
    部位破壊するまでは正面から顔を狙うことは実質不可能。
    左顎の付け根を掠めるように攻撃を当てると頭にダメージが入るので、岩穿の左側に立つことを意識しよう。
    尻尾も白くなった所を攻撃しようとしたら直前で元に戻った、
    深追いし過ぎたで弾かれる等の事態が発生しやすい。
    MHXXは紫ゲージの倍率弱体化により、白ゲージ武器の需要や使用頻度が相対的に上昇しているが、
    G級岩穿の目の前で弾かれて隙を晒してしまうのが危険なのは今更語るまでもないだろう。
    切断武器で狩猟の際は紫ゲージに鍛えることを強く推奨する。
    匠の発動が厳しい場合は、心眼を発動させるのも一つの選択肢。

超特殊許可クエスト

  • 超特殊許可では溶岩島に出現。
    恐るべき攻撃力と範囲は健在だが、見切りやすい動きも変わっていないため、
    これまで通り岩咥えを誘発させて尻尾を狙っていくのがセオリーとなる。
    ただし、体力も非常に高くなっているので(特にソロでの)後半は集中力との戦いになるだろう。
  • なにより脅威なのは大雪主・青電主と並ぶ攻撃力倍率。
    前脚での引っ掻きや、岩を咥え上げてから身を乗り出すように突き出してくる攻撃など、
    被弾した時のリアクションが転倒であるにもかかわらず体力の3~4割が削り取られていく光景は圧巻。
    初見の人は目を疑ったことだろう。
    そのため小技で根性発動ラインを下回り、追撃で力尽きるパターンが多い。
    根性より火力スキルをつけて短期決戦に持ち込むのも手。
    しかし、前述の通り体力が多い為、ソロでは長期戦で集中力が低下して被弾し乙……なんてことには注意。
    故に、「むしろ大技よりも小技の方が非常に危険」という声も多い。
    • 最も恐ろしいのが、縦長の岩を加えたジャンプによる震動で拘束された時。
      岩穿テツカブラはこの状態のハンターには
      高確率で間髪入れずに突き出し攻撃を放ってくるルーチンが組まれているため、
      耐震が無い場合、尻餅をついて回避もままならないところに渾身の一撃を喰らいかねない。
    • 何とか根性が発動しても、狩猟場所は溶岩島のため、
      運が悪いと地形ダメージで乙、なんてことも有り得る。
  • 怒り時の倒れ込みプレスやフライングボディスプラッシュ、
    巨大岩の倒壊に至っては剣士でも防御力1400無ければ即死。
    要するに、隻眼一式で2乙不屈かつ真名メトイエルかつ
    ヴァルフリューゲルの白橙ダブルアップ強化がないと耐えられない。
    属性が含まれた攻撃を行わないので属性耐性でダメージを減らせないのもつらい。
    ガンナーで行くのも当然ながら有効。バックドロップは結構位置を合わせてくるのでそこは注意。
    • また、超特殊許可クエスト限定で、
      バックドロップ後の確定威嚇をキャンセルして四股踏みに繋げてくることがある。
      一応、四股踏みが終わった後に威嚇はしてくれるのだが、
      バックドロップが終わったからいざ反撃と無策に突っ込むとキャンプ送りにされる。
  • 前述の通り凄まじく高い攻撃力に圧され、必然的に被弾を恐れて控え目・及び腰な立ち回りになってしまうことも多く、
    テツカブラに苦手意識を持つハンターにとってはあの青電主を差し置いて「超特殊許可クエスト最難関」と評する人も多い。
  • 閃光玉はハメどころかめちゃくちゃに暴れまわるため投げない方が無難。
    しかし疲労時に当てれば隻眼等と同じく終始棒立ちになるのでそこでラッシュを仕掛けよう。
  • 冒頭のとおり、狩猟フィールドが溶岩島なので南風の狩人が活きてくる。
    クーラードリンクの消費や地形ダメージを気にしなくても良いばかりか、火力も上げられるので非常に有効。
  • 溶岩島のベースキャンプはベッドが使えないが、単純に安全地帯として立て直しに使う分には有用。
    そのため他の超特殊同様、モドリ玉を用意するハンターも多いだろうが、ここで一つ注意すべきことがある。
    エリア入場時に攻撃を置かれること…ではなく、入場時に岩穿が遠くにいた場合である。
    通常個体も行う連続飛びかかりの際、基本的に着地の次には軸合わせの動作が入るのだが、
    遠すぎてそのままハンターとの直線上に着地した場合、ノーモーションで次のジャンプが行われる。
    その結果、普段の動きからは全く想像できない驚くべき速度で距離を詰められることになり、
    反応できなかった場合そのままノーモーション飛びかかりが直撃する。
    例によってガンナーが即死する威力であるため、知らずに受けたなら呆然とすること請け合いである。

余談

  • MHXにて岩穿テツカブラを複数狩猟すると「歌舞伎」「役者」といった
    『悪相の千両役者』の前触れに違わないイメージ通りの称号が追加されるのだが、
    30頭に達するとまさかの『恥ずかしがり屋』の称号を得られる。
    俊敏且つ豪快な動きが特徴のテツカブラ、ましてやその中でも段違いの戦闘力を誇る岩穿を倒し続け、
    やっと手に入った称号がまさかの『恥ずかしがり屋』である。
    テツカブラのどこに『恥ずかしがり屋』の要素があるというのか…。
    岩で顔を隠しているようにでも見えるのだろうか…。
  • 「岩穿捕獲依頼2」はHR4で受注できるにもかかわらず、地底火山が狩猟地に設定されている。
    そのためイベントクエストを除けば、一足早く貴重な鉱石や古びたお守りを手に入れることができる。
    一度は岩穿を狩る必要があり、受注にはチケットが要求されるため面倒ではあるが、
    イベクエを使えない炭鉱夫ハンターにとっては地味に有用なクエストである。
    そしてその場合は彼が現場監督となるのである。

素材

岩穿の鱗
「岩穿」と呼ばれる屈強なテツカブラから得られる鱗。
赤地に青い模様の入った特徴的なものであり、通常種の鱗とは区別して取り扱われる。
上質で硬く鋭いものは「岩穿の上鱗」と呼ばれ、あり得ないほど硬い最上質のものは「岩穿の厚鱗」と呼ばれる。
岩穿の甲殻
硬質ゴムのような硬さと柔軟さを併せ持つテツカブラの甲殻。
「岩穿」と呼ばれる屈強な個体から得られる甲殻は、
赤地に青い模様の入った特徴的なものであり、区別して取り扱われる。
上質で硬く分厚いものは「岩穿の堅殻」と呼ばれ、あり得ないほど硬い最上質のものは「岩穿の重殻」と呼ばれる。
岩穿の巨大牙
ショベルのような形状をした巨大な顎と一体化したテツカブラの牙。
「岩穿」と呼ばれる個体のものは別の素材として扱われる。
左右で大きさが異なり、持ち上げられる岩の大きさも増している。
咥えた岩盤を易々と粉砕するほど頑丈なものは「岩穿の極大牙」と呼ばれ、
「岩穿の弩級牙」に至っては岩山すら喰らい尽くすほどの圧倒的な強硬さを誇るという。

関連項目

モンスター/テツカブラ
モンスター/テツカブラ亜種
武器/カブラ武器
防具/カブラシリーズ
クエスト/岩穿狩猟依頼9 - 岩穿テツカブラとブラキディオスを狩猟するごく普通の特殊許可クエストなのだが…?
システム/二つ名持ちモンスター


*1 一応、龍属性だけは変わらず通る。といっても5しか通らないが