『モンスターハンター4』にて新たに追加されたモンスターの分類カテゴリー。
飛竜種、魚竜種、鳥竜種、獣竜種、海竜種、牙竜種に続く、7つ目の大型竜のカテゴリーでもある。
目次
概要
- 現時点では絞蛇竜ガララアジャラとその亜種、翼蛇竜ガブラスが属していることが判明している。
詳細な定義は不明だが、「蛇竜」という名前から、長大な体躯を持つ蛇のようなモンスター、
或いは頭部及び骨格が蛇に類似しているモンスターらが、このカテゴリーに属しているとも考えられる。
- 今のところ、他の大型竜と系統的にどのような関係にあるのかは明らかではない。
長大な体躯・短い前脚と後脚を持つ点など、強いて言えば海竜種との共通点が多く、
詳細が判明するまではガララアジャラを新種の海竜種ではないかと考えるファンも存在していた。
しかしながら、ガララアジャラのスリムな体格やとぐろを巻くといった行動は、
海竜種にはあまり見られない特徴*2であり、
同種とは身体構造的にかなりの隔たりがあると考えられる。- なお、現実のヘビは有鱗目蛇亜目に分類される。
蛇竜種は蛇竜目で更にガララは蛇竜亜目、ガブラスは翼蛇竜亜目に属すとされている。
どうやら進化の結果ヘビの様な姿になっただけで、ヘビとは近縁ですらない可能性が高い*3。
- なお、現実のヘビは有鱗目蛇亜目に分類される。
- MH4からMHXXまでは皆勤していたが、MHWorldでは舞台の一新もあって1種類も登場していない。
同作品では牙竜種が多く新登場した一方、海竜種の参戦が仕様上の課題で種族ごと不参戦となったが、
この仕様上の課題は、海竜種以上に長い胴体と広い接地面を持つ本種にも言えたようだ。
- ガブラスの登場は2006年2月16日発売のMH2。
ガララアジャラの登場は2013年9月14日発売のMH4。
蛇竜というカテゴリーが誕生したのはMH4だが、
見ようによっては約7年7ヶ月に渡って新種および大型種が実装されなかった種族である。
そして、ガララアジャラ亜種が追加された2014年10月11日発売のMH4Gから既に10年近くが経過しており、
このままでは新規モンスターが追加されなかった期間の最高記録を塗り替えそうな勢いである…。
ガララアジャラが亜種共々MHXX以降何年も登場していない現状ではあるが、
その一方でガブラスは機種が変わったMHRiseや派生作品のMHST、MHST2にも参戦しており
大型モンスターがいない作品であっても蛇竜種の名は一応登場できている。
数合わせに移籍させられたモンスターが一番出番が多い…
- 独特な定義や骨格の影響か新モンスターの追加に恵まれず、亜種を含めても未だ3種のみと小勢な種族である。
MHWorldまでは種数において鋏角種に一歩リードしていたもののMHRiseで逆転され、
現在は分類不明と遺存種を除くと、シリーズにおいて最も種数が少ない種族となっている。
余談
- 分類名の読み方はだりゅうしゅである。
間違えやすいがじゃりゅうましてやへびりゅうではない。
- ガブラスはMHP2Gまでは飛竜種とされていたが、
ガララアジャラの発見により研究が進展し、MH4より蛇竜種に分類されることとなった。
見た目は違えど、両者の間には何かしらの共通点があるようだ。
また、翼を携えた生物にも「飛竜」ではなく「蛇竜」の名が与えられた事から、
鳥竜種のようにカテゴリーとしての蛇竜種に翼の有無は特に関係ないようである。
…もしかしたら今後、翼を備え飛行能力を獲得した大型の蛇竜種が登場するかもしれない。
- モンスターの多くを占めるワイバーンやドラゴンは多くが蛇をモチーフとして生まれた伝説上の存在であり
リオレウスやリオレイア、ミラボレアスといった竜型モンスターも
蛇の要素が入っているとも言えなくはないが、上記のモンスターは飛竜種や古龍種といった
登場して以来の種族分類を今日でも堅持しており、蛇竜種に変更された事は未だ嘗て一度もない。- 蛇竜種が登場したMH4ではラスボスとして蛇の王の如き超巨大モンスターが登場したが、
「龍」という別名の通り「古龍種」であり、蛇竜種ではない。
- MHX・MHXXのメインモンスターである泡狐竜タマミツネは元々蛇竜種として登場する予定だったが、
骨格上のアクションの制約から海竜種に変更された経歴がある。
- 蛇竜種が登場したMH4ではラスボスとして蛇の王の如き超巨大モンスターが登場したが、
該当モンスター
- リンク先に一覧表あり。