MHシリーズに数多く存在する勲章の一種であり、勲章システムが導入されてる作品ならば大体存在する。
モンハンユーザーの殆どは、トンカチと聞くと真っ先にこの「竜職人のトンカチ」を思い浮かべるだろう。
目次
概要
- 勲章コンプリートを目指すハンターの超大きな壁のひとつ。
作品によって多少の差はあるが、
「全武器種の最終強化レベルの武器を一定数以上所持」が共通の条件。
聞いただけではあまりピンと来ないかもしれないが、
種類ごとに10個ずつ武器を生産、そして最終段階まで強化する
と言えば、この勲章の恐ろしさが理解できるだろうか。
当然のことではあるが、武器種の数が増えれば増えるほど必要な作る武器の数も増え
特にMHP3とMH3Gは武器種が12のため、ものすごく大変である。
- 自分のメイン武器ならば特に苦労せず達成できるが、全く使わない武器種の製作が非常に大変になる。
メイン武器であれば、クエストを数多くこなすうちに自然と強化、生産を行っていく。
一方、それ以外の武器種には、一切目を向けずにストーリーを進めるので、生産も強化も全然行わない。
特に初心者ハンターに見られる傾向だが、ストーリー最初時点に12種の武器が全て
一つずつ渡されるのだが、メインで使わない武器は売り払ってしまう。
そしていざ、武器を作ろうとなると生産強化の回数に絶望する。
これにより、めんどくささに一気に拍車がかかる。
強化しても結局使わないままであるとわかってしまうと、モチベーションが転落するので注意。
全ての武器をバランスよく使用するハンターにとってはそれほど鬼門ではないが、
本家シリーズでは個性派ぞろいの武器を全種扱えるハンターはそうそういないのが現状。
せっかく作ったのだから、たまには担いであげよう。上記のモチベーションも上がるし。
- この勲章目当てに生産される武器(特にメインで使わない武器種)は、
紅玉や天鱗、天殻を使わずに強化可能な武器、すなわち製作難易度の低い武器が例外なく好まれる。- 例えば、3rdでは、主にユクモの木を材料に生産されるユクモノ武器シリーズや、
ユクモの木を採りに行くついでに狩れるアオアシラ素材の武器の生産・強化が、
非常に重宝された。
- 例えば、3rdでは、主にユクモの木を材料に生産されるユクモノ武器シリーズや、
- ちなみにこの武器だが、イベントクエストの特別報酬からの武器はカウントされないので注意。
イベント武器を許したら、ダウンロードを自由に行えないプレイヤーとで不公平が生じてしまうからだろうか?
- 幸い、唯一の救いで武器の重複が許されているので同じ武器でクリアする…というのが一般的。
というか、もし重複が許されなかったらこの勲章一つ手に入れるのに大量の紅玉や天鱗を使用することになる。
強化の方法にもよるが、下手をすると紅玉や天鱗、天殻を200個くらい消費することになってしまう。
モンハンプレイヤーならば聞いただけで吐き気がしてしまうだろう。
- また、この勲章の貴重さを上げることに、あの悪名高い物欲センサーも協力している。
というより、物欲センサーの力が最大限に発揮されるときである。
モンスターの素材が全然出てこないどころか、必要な鉱石や骨種すらもちっとも出てこない。
素材を集める手間と、物欲センサーがタッグとなり、多くのハンターを泣かせている。
その分、勲章ゲットの時にはとてつもない爽快感を味わうであろう。
この勲章は、物欲センサーとの勝負の勝利の証といっても過言ではない。
- また、勲章コンプリートを目指すなら金冠の後に回す事をおすすめする。多数のモンスターを狩っている内に自然と素材が集まっている事が多く、装備を作り切った後に限って物欲センサーをすり抜けてレア素材が出ると何とも言えない気持ちになる。
- とまぁ、一般ハンターにとっては大きな壁のひとつとなっているこの勲章なのだが、
装備コレクトハンターからしてみれば、- ただの通過点に過ぎない
- むしろトンカチ獲ってからが本番
- 普通にプレイしていれば自然に手に入る勲章
中にはMH4でこの勲章がなくなってしまったことを残念がる装備コレクターも存在する。
- MHXでは武器強化の仕様が変更されたためか、各種類の武器を1つずつ最終強化するとこの勲章がもらえる。
武器種こそ多いが、初期装備や鉱石系の武器をそれぞれ最終強化するだけでもらえるので入手が大幅に楽になった。
鉱石素材はたん掘れなどでお守りのついでに集めればたくさん手に入るので、手軽に入手できる。
一方で火山では掘れないベアライト石や、
意識して集めないと不足するモンスターの体液や濃汁がストッパーとなるので注意。
類似の勲章
お得意様カード
- MHP2Gに登場する勲章。
ラスボス後に解禁される、所謂「G武器」を50種類生産することで取得可能。
- 該当武器には下位素材や上位素材、あるいは鉱石や骨といったものが中心となるものも多いため、
G級ハンター、それもウカムルバスすら討伐した凄腕であれば素材の調達自体には苦労しない。
だが必要な生産本数が本数なため、とにかく素材の消費量が半端ではない上、
あくまで50種類であって50本ではないため、同じものの重複も不可能である。
この作業を「楽」と感じるか「面倒」と感じるかが、この勲章の難易度に直結するだろう。- P2Gの武器種は11種類なので、各武器種を4本ずつ生産すると44本となる。
後は残りの6本を適当に振り分ければ、と考えると多少は気が楽かもしれない。
- P2Gの武器種は11種類なので、各武器種を4本ずつ生産すると44本となる。
○○の褒章
- MH4(G)に登場。
入手条件はレア度7の該当武器3種の製作である。
太刀と大剣の様に、関連する武器種で一つの勲章条件となっている。
ガンナーに至っては3武器種でまとめて一つの勲章である。
一方、新武器2種とスラッシュアックスは各々が一つの勲章に対応している。
- 褒章一覧
- 巨剣の褒章(大剣/太刀)
迅剣の褒章(片手剣/双剣)
打壊の褒章(ハンマー/狩猟笛)
勇槍の褒章(ランス/ガンランス)
変形の褒章(スラッシュアックス)
合体の褒章(チャージアックス)
操虫の褒章(操虫棍)
穿空の褒章(ライトボウガン/ヘビィボウガン/弓)
- 勲章8つ×3本ずつ=合計24本ということで、要求される武器数は格段に減った。
一方で、条件となる武器を作るためには、いずれも希少種や古龍種、
トラウマコンビといった強豪モンスターの狩猟が必須となる。
そのため下位止まりの武器で数を稼ぐことが出来ない*1上、同じ武器の重複も不可のため、
必ずしもトンカチと比べて楽になったとは言い切れない面もある。
特に、チャージアックスは数の少なさと作成難易度から取得は骨を折るかもしれない。- 操虫棍は黒龍棍が第一段階の時点でレア7なので
第三段階の天命に強化するだけで取得できるようになっている。極意だけに特別なのだろうか?
- 操虫棍は黒龍棍が第一段階の時点でレア7なので
- オトモ武具にも「にゃんにゃん武器(防具)マニア」という勲章が登場した。
こちらはレア度4のオトモ武具3個ずつが条件となっている。
○○のトロフィー
- MH4Gに登場。上記「○○の褒章」のG級武器版。
入手条件はレア度10の該当武器3種の製作である。
それを除けば基本的に褒章と同様だが、それぞれの武器の種類が増え、
イベント武器も対応するようになったため、この勲章の取得は比較的容易となっている。
しかし実用性を考えて作る武器を選ぶと、あの悪名高い古龍の大宝玉がストッパーとなることもしばしば……- イベント武器に対応した理由は不明だが、今となってはイベントクエストのDL環境のない人が減ってきたことと、
配信クエスト限定のG級個体が増えた関係で通常武器との区別が曖昧になったこと、
などの事情が関係していると思われる。 - 操虫棍は使われし者の証と焔魔滅龍棍が生産時点でレア10なので、
やっぱり第3段階まで強化するだけで取得できる。 - ガンナー武器は実質一種類ずつ作ればよいだけなので精神的にも少し楽かもしれない。
とりあえず目ぼしい武器はどの武器種にも一つくらいはあるのでそれを作っていくとよいだろう。
またはディスティアーレやホーネス=エルダオルなどのような一発生産武器を目指せば
少し難易度は高いがモチベーションも保ちやすいかもしれない。
- イベント武器に対応した理由は不明だが、今となってはイベントクエストのDL環境のない人が減ってきたことと、
キンブオブウェポン、古龍武器コレクター認定碑
- MH4(G)に登場。前者はレア度7武器を1本、後者は古龍武器3本を作ることで入手できる。
見て分かる通り、数多くの難関勲章と比較すると非常に簡単に入手可能。
入手条件を見ても、各種褒章コンプを目指すための第一歩という感じだろう。
古金属武具コレクター認定碑
- MH4(G)に登場。さびた塊から鑑定される全ての武器を入手すると得られる。
太古の塊版も存在し、こちらは「古代武具コレクター認定碑」という名前になる。 - ちなみに、この勲章の入手条件には、さびた武器や風化した武器だけではなく、
鉄刀やガイアスプといった所謂「ハズレ」とされる武器も含まれているが、
これらはハンター自身が生産または購入してもしっかりカウントされる。
まあ、基本的には「アタリ」側のコンプを狙ってる間に揃ってしまうことが大半かと思われるが。