クンチュウの素材で作られたハンマー。
クンチュウヘルムと共に、MHXで新規追加されたクンチュウ武具のひとつ。
目次
概要
- 骨素材で出来たハンマーの上にクンチュウの甲殻を張り付けたような見た目をしている。
実際にロックボーンからの派生で作ることが可能。 - ちなみに、いくらクンチュウの外殻が硬いからと言っても
「デフォルトで心眼がついている」みたいなうまい話はない。
まあいくら素材元が悪名高いとはいえ小型モンスターの武器に特殊効果をつけるわけにもいかないだろうから、
当然といえば当然か。
性能
MHX
- LV5で最終強化となり、「弾甲鎚アルマグローブ」に銘を変える。
その性能は- ハンマーとしては物足りない攻撃力190
- 非常に嬉しいスロット3
- 斬れ味は素で短い青とそこそこの緑、斬れ味レベル+2で白ゲージが出現
- 会心率0%、属性は無し
- クンチュウらしい防御力+30
- とはいえハンマーとしてはこの攻撃力の低さは厳しい。
特に同じ無属性の強力なハンマー、轟槌【虎丸】には攻撃面では勝ち目がない。
かといってそこそこの緑ゲージを活かした鈍器運用をしようにも、
今度は上記のヘヴィロックボーン他、様々な初期武器が立ちはだかっている。
スロット3を活かして差別化を図ろう。
- 最終強化には獰猛化狩猟の証IIと獰猛な牙、
加えてモンスターの濃汁が必要となる。
とはいえ、強化全体を通して極端に入手が難しい素材は少なく、比較的作りやすい。
- 一線級の性能とは言い難いが、そもそも素材元がクンチュウであることを考えればむしろ健闘した方と言える。
何より数少ないクンチュウの武器であり、見た目もクンチュウ武器だと一目でわかるため、
クンチュウ愛好家なら是非とも作成していただきたい。
MHXX
- MHXXでは他武器同様、限界突破に対応。
Lv8で「エプルシモーヴェ」と銘を変え強化が完了する。
気になるその性能は…- 燼滅刃武器より10高い攻撃力310
- 上位から変わらずスロット3
- 斬れ味は長くなった青、匠延長分は全て白
- 会心率は相変わらず0%、属性もなし
- 順当に強化され防御力+40
ラスボスのハンマーに勝てている要素が何一つとしてないのだ。
なんなら向こうの生産段階にすら(青白の長さ以外は)見劣りするスペックである。
- 強化時期もそこまでよくはない。きつめに言えばかなり悪い。
最初の強化はG1時点でできるのだが、残る2回の強化がかなりの曲者となっている。
2回目の強化に要求される素材は、主任ことウラガンキンである。
G級ウラガンキンの登場は、乱入での登場含めG3以降となっているため、この時点でかなり遅れをとってしまう。
そして最終強化ができるようになるのはまさかのG4である。
本作から追加された才覚の証というアイテムを使うのだが、これはG4のクエストでしか手に入らない。- しかも、才覚の証を使う無属性ハンマーには、本武器を基準にした場合、
スロットと防御ボーナスはなくなったが攻撃力が高く素で長め白を持つものや、
防御ボーナスを失った代わりに素で白を得て会心率を+10%したものがあるので、
G級攻略段階の武器として使う場合でも肩身は狭い。
PVで大々的に使われていたのにこのありさまである。 - しかし素材元が鬼のような硬さを誇るのだから紫ゲージが出てもいい気がするが、
単純な硬さと斬れ味の鋭さはあくまで別の話ということだろうか。
そもそも打撃武器に「斬れ味」という概念があることが一番不思議なのだが…。
- しかも、才覚の証を使う無属性ハンマーには、本武器を基準にした場合、
- 性能自体は他に劣るものの決して使い物にならないわけではないのでクンチュウ愛好家ならば、
是非とも【 究 極 強 化 】をして、狩人の魂で極致を呼び覚ましてあげよう。
ちなみに、今作には防具合成という機能があるので、クンチュウシリーズの見た目のまま、
最適なスキルで運用するということも可能となっている。
余談
- 先述の通り、MHXで初登場した武器である。
しかし、この武器の存在を知る人は多くはなく、存在感が薄かった。
原因は、ロックボーンからの派生以外で作ることができない(=それ以外で見かける機会が無い)ためと思われる。- 次回作『MHXX』では初公開PVにこの武器が登場。
ここで存在を初めて知ったハンターも多かったようである。
- 次回作『MHXX』では初公開PVにこの武器が登場。
- 『アルマ』といえばあの禁忌古龍から作られる防具の名称にもつくが、勿論この武器と関係はない。
実力も月とすっぽんである。- 腕防具っぽい命名なので安直系地雷装備の元祖におけるパーツのオマケと勘違いする人もいるかもしれない。
英字で表記するならあちらはgloveなのに対しこちらはglobeだろう。
なお、あちらは正しくはアームである*1
- 腕防具っぽい命名なので安直系地雷装備の元祖におけるパーツのオマケと勘違いする人もいるかもしれない。
- 海外版ではRevenge Hammer→Vindication Hammer→Retribution Hammer
という名称になっている。
Hammerの前に付く単語は、それぞれ「復讐」「汚名返上」「報復」という意味である。
クンチュウが復讐を果たす相手と言えば…やはりあの鳥竜種以外には居ないだろう。