目次
概要
- MHR:Sから登場したオルドマキナ武器の一角である弓。
- ハンドルの部分にはメーター付きの盾のようなものが取り付けられていたり、
リムにあたる部分には小さなエネルギータンクらしきパーツが2つ取り付けてあったりと、
翠色と金色を基調とした機械仕掛けの弓といった印象を受ける。
- よく見ると弦と弓本体の接続部には滑車が使われており、
弦が1本ではなく複数本存在する*1という珍しい構造をしている。
これはコンパウンドボウや化合弓と呼ばれる特殊な構造の弓であり、てこの原理の応用で滑車を使う事で
通常の弓より硬い弦を、より少ない力で楽に引き絞れるように設計されている。
- 他のオルドマキナ武器同様ギミック武器であり、抜刀することで内部からニキシー管のような橙色の光が漏れだす。
- 武器名のBは弓の英語名である「Bow」の頭文字から。
性能
MHR:S
- 一発生産のみで強化先は無い。
生産には様々な傀異化素材を大量に使う必要があり、作成難易度は高め。
その性能だが、- やや高めの攻撃力340、会心率0%
- 低すぎる水属性12
- スロット無し、百竜装飾品スロットはLv2
- 全ビン対応、ビン強化は無し
- 溜め段階は拡散Lv3→拡散Lv3→ 拡散Lv4→連射Lv5
- 曲射は耐衝型
- 最初から溜め4が解放されているものの、溜め3と溜め4の矢種が異なる。つまりこの系譜である。
そして、水属性12というのは最終強化を迎えた弓の中ではワースト2位。
属性ダメージの比率が上昇したサンブレイクにおいて、この属性値は低すぎると言わざるを得ない。
- 溜め4が連射5なので、溜め段階解放不要の水属性連射弓として扱うことが出来る。
しかし、その場合タマミツネ素材の弓である「なぐるやの遠鏡真射弓改」が高い壁として立ちはだかる。
あちらは攻撃力こそ10低い330だが、それを補う会心率15%と溜め3と4共に連射Lv5であるのに加え、
水属性28と属性値もこの弓より高く、弓溜め段階解放の有無を考慮してもこちらが火力で上回るのは厳しい。- ならば全ビン対応を活かした状態異常弓としてマルチで活躍......したい所だが、
そうなると今度は「恍然忘我混沌のゴン」の存在が大きい。
あちらは全ビンに対応しているだけなく、麻痺ビンと毒ビンの2つのビン強化を備えており、
極め付けに状態異常ビンとの相性が良い拡散矢である。
火力も無属性ながら攻撃力360で溜め3が拡散Lv4、溜め4が拡散Lv5と申し分ない。
対するこちらは拡散Lv4止まり、しかも溜めすぎると連射に変化してしまうため扱いが難しすぎる。
せめて溜め4が封印されていれば……- ダメ押しとばかりに状態異常主軸かつ溜め4連射弓で使いたい場合でもあのカジキが待ち受けている。
あちらは毒ビンと減気ビンこそ使えないものの、麻痺ビンと睡眠ビンの二つのビン強化を備えており、
物理性能は溜めレベルがこちらと同様の拡散Lv4→連射Lv5となっている点を除けば、
恍然忘我混沌のゴンのコンパチと言える性能となっている。
- ダメ押しとばかりに状態異常主軸かつ溜め4連射弓で使いたい場合でもあのカジキが待ち受けている。
- ならば全ビン対応を活かした状態異常弓としてマルチで活躍......したい所だが、
- 奮闘の追加をはじめとする環境の変化によって、弓は属性特化運用が主流となった。
しかし、この武器はそもそもの属性値が低すぎるゆえに、流行に置いてけぼりにされた感じが否めない。
一応、傀異錬成で属性強化Lv8を付ければ水属性47まで上げることはできるのだが…
蓄積時攻撃強化などによって能力を引き出せるようになった剣士武器、
元々独自の強みで好評であったボウガンと比べるとどうも物足りない気はするが、
上記の奮闘や天衣無崩を利用することで溜め4を維持しやすくなっているため、
使いにくさはいくらか改善はされている。