目次
概要
- リオレイア希少種の素材を使用したライトボウガン。
素材の通り金色をベースとしたデザインで、リオレウス希少種武器の
シルバースパルタカスの色違いとなっている。
- 素材となるリオレイア希少種はほぼ途切れなく登場してきていたが、
実際に初登場したのはMHPから。
以後MH2・MHP2(G)・MHFと登場してきたものの、MH3系列とMH4系列には全く登場せず。
MHXにて久方ぶりの復帰を果たした。
性能
- MHXも含め、共通して以下の特徴を有している(MHR:S除く)。
- リロード「やや速い」、反動「中」
- 通常弾6/6/9、貫通弾4/4/0
MHP~MHP2G、MHF
- 初登場のMHPでは速射システムが無いが、攻撃力などのスペックはかなり高め。
ただし「金火竜の逆鱗」を生産に使用する。
- MH2からLV1散弾速射が追加された。
ただし装填数が2発と少なすぎるため実用は中々難しい。
そのMH2ではトップクラスの攻撃力を有するライトボウガンであり、
これを用いてかの「4本の角」をソロでクリアする動画が現在でも残っている。
MHFでも上位から作成可能だが、G級版ゴールドヴァルキリーはない。
- MHP2とP2Gでも基本は同じで、作成に希少種のレア素材が要求されなくなり作りやすくなった。
P2GではG級で「金華の連弩」を作成可能。
- なおMHFでは、性能上繚乱の対弩がゴールドヴァルキリーのほぼ上位互換となっている。
MH2とMHP2では繚乱よりもゴールドヴァルキリーが勝る部分も存在しており(速射の性能面など)、
MHP2Gでは繚乱の対弩(及び金華朧銀の対弩)にマイナス会心が存在するため、差別化はできている。
MHFではリオレイア希少種を狩猟可能になる=リオレウス希少種も狩猟可能になるため、
繚乱があれば…という話になりやすく出番が少ない。
- ちなみに後述のMHXと違い麻痺弾は使用できない。
MHX
- 亜種の一切が登場しないMHXでもリオレイア希少種は
何故か続投し、
対となるリオレウス希少種のシルバースパルタカス系列や
金銀両方の素材を用いる繚乱の対弩共々登場。
LV3までの強化が存在し、最大のLV3で「金華の連弩」に銘を変える。
- リオレイア希少種の狩猟クエストが出現する条件は大型モンスターを200体以上狩猟なので、
殆どの場合において早くてもHR解放の前後になるため、作成時期は遅いほうである。
一発生産のみで作成でき、他からの派生では手に入らない。
使う素材はシルバースパルタカスと同じで上鱗・堅殻・ノヴァクリスタルに部位破壊素材が1種だが、
シルバースパルタカスは本体剥ぎ取りでは出ない尻尾を使うのに対し、
ゴールドヴァルキリーは確率は低いながらも本体からも出る上棘を使うので、いくらか作りやすい。
ただし、防具の方があんまりな性能なので、そもそも金レイアを狩りにいく機会が少ないが…。
さらに最終強化に使う獰猛化の鱗を入手しようと思ってもその個体が強すぎるわけで…。
- 通常種レイア武器のヴァルキリーファイアが散弾に傾倒した武器であったため、
ゴールドヴァルキリーもそんなもんか…と思って生産画面を見るとそこにはLV2通常弾の速射対応の文字が。
今作ではMH4GまででLV2通常弾の速射で生計を立てていた銃の殆どが速射を没収され個性を失っており、
LV2通常弾の3発速射を持つというだけで大きな個性となる。
- ちなみに元々このLV2通常弾の速射はレイア亜種のハートヴァルキリー系が持っていた。
本作では相方のシルバースパルタカスも同じように亜種の速射乗っ取りをしているとは言え、
あちらはまだ同じ貫通弾である。
一体なにがあったのだろうか。
- それはさておき武器の性能を見ていこう。
- LV1ゴールドヴァルキリー時点では攻撃力200、スロット無しブレ無し。
リロードと反動は旧シリーズと同じで、通常弾と貫通弾の装填数も同様である。
ただし旧作との違いとして麻痺弾が4/2で使用可能。
更にMHXの新システムである武器内蔵弾は痛撃弾と硬化弾の他、広域回復弾を備える。
これは弾丸版生命の粉塵というもので、
地形に着弾するか少し進むと炸裂し、エリア内の味方の体力を回復する。
だが、回復量は薬草程度であり、1発しか装填できない。
しかし狩技の「全弾装填」を使うならば弾を変更するだけで納刀する必要すらなくすぐ撃てる。
フルチャージを運用する際には、小型モンスター等の攻撃を受けた時に即座に回復できるので便利である。
アーク・フィリア装備は通常弾強化と共に無傷のスキルポイントもあるため、実用する機会はあるだろう。
ただし回復量は微量であり、小型モンスターによるダメージ以外だとあまり期待はできない。
また、なんせ5発しか無いのでいざ仲間がピンチになった際に使用するタイミングと競合になるのも注意。
- LV2になると攻撃力が210に増えた他、内蔵弾に「治癒活力弾」が増える。
こちらは相手を射程距離内に入れて撃つ必要がある弾ではあるが、相手の状態異常を全て解除し、
かつ回復力アップ効果を付与するもの。
広域回復弾と合わせてサポート能力に優れた内蔵弾である。
- 最終形態の「金華の連弩」は攻撃力が220にアップし、内蔵弾にさらに「LV2貫通火炎弾」が追加される。
…のだが、これがなんと速射対応している。
通常の貫通弾の速射と同じくLV1だったなら隙「小」なので使い勝手が良かったのだが、
LV2は隙「中」のままで使いにくい。
ただし、LV2貫通属性弾の速射はW属性変射の項に詳しいが、
扱いにくさに見あった威力をちゃんと発揮するため、
撃ち切りまでの総合火力ではなく瞬間火力は間違いなく高い。
同じようにネビュラシュトロームも評価を受けているため、
PT戦で火属性の瞬間火力を求める場合は出番となる。
評価が遅かったのはやはり獰猛化個体が配信だったためであろう。- なお、金華の連弩へのレベルアップには獰猛化リオレイア希少種の素材を必要とするが、
獰猛化リオレイア希少種は通常のクエストには登場せず、イベントクエストでしか狩る事ができない。
- なお、金華の連弩へのレベルアップには獰猛化リオレイア希少種の素材を必要とするが、
- LV1ゴールドヴァルキリー時点では攻撃力200、スロット無しブレ無し。
- ライバルとしては同じLV2通常弾速射銃のデザートテンペスト、ホーネス=ダオラがある。
これらとの比較については該当記事を参照されたし。
スロットが無い事、睡眠弾が入らない事が取り回しにおいて扱いにくく感じるが、
通常弾強化を付けてLV2通常弾を撃ちつつピンチに広域回復弾を撃ってるだけでかなり役に立つ。
主力がLV2通常弾であるため継戦力・汎用性共に一定以上あるので、
ライトボウガン使いの人で普段から粉塵で仲間のサポートをしている人は
困ったらとりあえずこれを担いでいけばいい、と言っても過言ではないほどに便利なハマリ武器である。
MHXX
- 究極強化で銘が「金煌のオレルス」となる。
気になる性能は…- わりかし高めな攻撃力340
- 据え置きのブレ:無し、リロード:やや速い、反動:中
- 相変わらずLV2通常弾、LV2貫通火炎弾の速射対応
- 残念ながらスロット無し
- 要は攻撃力と一部の弾の装填数が増えただけである。
別の言い方をすれば元々隙のない構成がG級に強化されたとも言える。
- LV2通常弾は高めの攻撃力・装填数7発・ブレ無しで扱いやすく、
真・地狐弩と並んで「特に補助が必要ない通常弾速射ライト」として優秀。
あちらは攻撃力が10低い代わりに装填数が2発多く、スロットも2つ付いている。
攻撃力の差や内蔵弾で差別化しよう。
- LV2貫通火炎弾は内蔵数は40発と多いのだが、装填数が2発しかないので装填数UPが無いと実用性が低い。
MHR:S
- 無料タイトルアップデート第1弾ではリオレイア希少種が追加実装、「ゴールドヴァルキリー」が復活した。
- 通常種武器「ヴァルキリーブレイズ改」からの派生でのみ手に入る。
こちらは最終強化2歩手前の段階だが、一発生産が可能。
- 通常種武器「ヴァルキリーブレイズ改」からの派生でのみ手に入る。
- その性能は
- 攻撃力330、会心率25%とやや高めの火力
- スロットはLV3が1つ、LV1が2つ。百竜スロットはLV2
- 反動「やや小」、リロード「やや遅い」、ブレ「左/小」
- 対応弾は全レベル通常弾(5/5/7)、LV1貫通弾、LV3散弾、LV2放散弾、LV1・2徹甲榴弾
- その他の弾はLV1・2毒弾、LV1・2麻痺弾、LV1・2回復弾、火炎弾、捕獲用麻酔弾
- LV2通常弾・LV1毒弾・火炎弾は速射対応。前二者は歩き撃ち・歩きリロードに対応。
- LV2通常ライトと言えば標準的な火力を驚異の拡張性と取り回しの良さでカバーするカムラノ傑軽弩、
拡張性は無いが高い火力と会心率を持つレイofシャンバラあたりが使われているが、
ゴールドヴァルキリーはこの両者を足して2で割ったような性能をしている。
スロット3-1-1で高めの拡張性を持ちつつ、高い会心率で超会心構成のスキルが組みやすい。
反動軽減Lv1・装填速度Lv1だけで適正射撃法のLV2通常弾を十全に扱え、Lv1スロット要求が軽いのもうれしい。
移動撃ち・移動リロードに対応して取り回しも良い。
「カムラノ傑軽弩から新調したいが、レイofシャンバラでは会心率100%まで盛って適正射撃法も使うと
スキルが収まり切らない…」なんて人にはうってつけのボウガンになるだろう。- 難点は肝心のLV2通常弾の装填数が5発とやや少ないこと。カムラノ傑軽弩は6発、レイofシャンバラは7発もある。
LV2通常弾は装填拡張のLv2から増え始める。
さらに装填拡張をLv3まであげればさらにもう一発、7発装填となる。
Lv3スロットは弾強化・速射強化にも使うので工面は難しいが、
防具の傀異錬成にも頼りながらLv3まで持っていけると理想的。
- 難点は肝心のLV2通常弾の装填数が5発とやや少ないこと。カムラノ傑軽弩は6発、レイofシャンバラは7発もある。
- 実は散弾運用でも悪くない性能をしている。
今作ではラスボス武器である冥淵軽弩カラザが380という圧倒的な攻撃力からの散弾特化運用が採用されるケースがある。
ただしカラザはその反動から、ロングバレル+適正射撃法の採用ができず、サイレンサー+チューンアップ必須という欠点がある。
一方こちらはロングバレル+適正射撃法でも反動軽減+3をつければLV3散弾を反動小で撃つことが可能。
適正射撃法は散弾の威力を約1.2倍とするため、適正射撃法を採用した場合、一発当たりの威力はカラザを上回るのである。
サイレンサ―でなくロングバレルのため、適正距離も素の散弾から至近距離を除かれるだけ。実用性が高い。
さらにこちらはカラザにはないスロットもあるため、カラザ以上にスキルを盛ることも可能。
おもわぬ散弾運用の可能性が開けたわけである。- もちろん問題点もあり、LV3散弾の装填数が4発と物足りない。弾丸節約は最優先で採用したい。
できれば装填拡張も欲しいが、費用対効果に注意。
そして弾丸節約Lv3を前提にカラザの6発装填とこちらの4発装填の長期連射力を比較すると、カラザは8.3%速い。
その分だけ適正射撃法の火力優位が損なわれるということである。
さらにカラザはLV3散弾の歩き撃ち・歩きリロードができる一方、こちらは歩き撃ちのみで、歩きリロード不可。
またロングバレルとはいえ適正射撃法ゆえに至近距離が適正距離外になるほか、
弾導強化Lv1は手前方向にのみ伸びるようになりこれを積んだときの射程が劣る。
総じて、条件次第でカラザ以上の火力を発揮できる可能性はあるが、よりピーキーな性能となる。
使用の際はしっかりスキルを吟味しよう。 - 弾数を気にするなら、5発装填のルーチ・ダ・ラヴァタも選択肢に入る。
あちらはあちらで最速リロードに届かないという重大な欠点を抱えるが…
- もちろん問題点もあり、LV3散弾の装填数が4発と物足りない。弾丸節約は最優先で採用したい。
余談
- 究極強化の名称に付く「オレルス」は、北欧神話に登場する狩猟神ウルの別名。
「デンマーク人の事績」ではこの名前で呼ばれる。
シヴの息子で、トールの義理の子にあたる。
スキーの神でもあり、スキーを履きながら弓矢を構えた姿で描かれる事が多い。
また当時の北欧では、イチイの木は弓やスキーの材料として使われていた。