MHF-G2で登場した、G級UNKNOWNこと黒狐竜ミ・ルのG級武器。
オーソドックスな無属性拡散弓。
しかし、先に登場したティタ・ベスティア同様にこれまでの常識を覆しかねない性能である。
概要・性能
- ミ・ルの体表を覆っていた漆黒の甲殻と巨大な爪のような装飾、鎖で作られた弦を持つ和風テイストの武器。
日本刀の柄のような装飾も施されており、防具と同様に忍者をモチーフにしているものと思われる。
- 生産段階(LV1)の攻撃性能は、攻撃力444に会心率5%。
武器倍率で言うと370である。
G1までに登場したG級弓がLv1時点でどれも倍率300を超えていないことからも、
まさに異次元の性能、隠しモンスターとしての貫禄を見せつける形での登場となった。- Lv20時点での性能は攻撃力501(武器倍率417)の会心率10%、
Lv50まで最終強化すれば攻撃力584(武器倍率486)の会心率20%となる。
他のG級拡散弓を引き離す、GG現在最強の拡散弓となっている。
- Lv20時点での性能は攻撃力501(武器倍率417)の会心率10%、
- かといってなにかしらのマイナス要素もなく、スタンダードに火力のみを突き詰めた弓といえる。
ビンも通常使用可能な全てに対応、シジルスロットもちゃんと3つ備えている。
属性を活かしやすい拡散弓という性質上無属性はマイナスポイントではあるのだが、
そもそも高属性・高倍率の拡散弓が華鳳弓【黒真珠】(龍属性)と至極舞雷弓【天鶴】(雷属性)
ぐらいしかなく、この2つを除けば多少の属性が通るぐらいなら物理で圧倒できる。- 流石に弾肉質が硬く、龍・雷属性がキッチリ通る相手だと上記2本に負けてしまう。
発現率は低いが、無属性弓強化シジルでその差を埋められるので狙いたいところ。
というより無属性弓強化シジルの焼付けで他の拡散弓を圧倒する性能を持たせることができるため、
実装から長い間、ダードアルク(と、後述のジェビアフェテース)の一強状態が続いていた。
- MHF-G7ではライバルとして始種武器のドドドンガ・バドルが登場。
この武器と同じ攻撃力584に水510と高水準で、始種防具を用いると1部位辺り攻撃力+24されていく。
MHF-G8では溜め段階に応じた属性補正がUPする予定であり、弱点属性を見て使い分ける必要が出てくるだろう。
- 流石に弾肉質が硬く、龍・雷属性がキッチリ通る相手だと上記2本に負けてしまう。
- 曲射は「切断型」。
範囲が狭く慣れるまで当てづらいかもしれないが、ピンポイントに火力を集中させることができるため
慣れれば逆に火力を上げる要素ともなる。
- 唯一の欠点として挙げるなら、やはり「作りづらさ」になるだろう。
G3現在まで低確率でのクエスト発生のみで自由にクエストを受注できない「UNKNOWN」であるミ・ルに何度も遭遇し、
様々な形態変化でこちらを翻弄してくる超火力のモンスターを何度も討伐し素材を入手し、
更に剥ぎ取り希少素材まで入手しなければ最終強化できない。- その点、最終強化できたときの性能は上記の通り圧倒的であり、非常に頼れる1本となってくれるだろう。
- ちなみにMHF-GGでは同じく無属性の高倍率拡散弓としてアクラ・ジェビアの
「ジェビアフェテース」が追加された。
会心率の関係でダードアルクの方が性能上は若干上であるが、作りやすさで言えば
ジェビアフェテースの方が上といった関係だった。
更にMHF-G8で極怒貌弓ジーラが追加された。
こちらは10%の会心率で攻撃力603となっておりダードアルクとジェビアフェテースの間をとったような性能。
- 無属性弓全般に言えることなのだが近年無属性弓より高い攻撃力を持ちながら高い属性値を持つ弓が数多く登場している。
そのためモンスターによっては無属性強化シジルをつけていても属性持ちの弓に負けてしまうことがある。
無属性弓は数多くモンスターにも対応できるがそれが最適解とならないこともあるので注意したい。
余談
- 「アルク」とはフランス語で「弓」を意味する単語。
本家シリーズにはMHXで登場したエクラアルクで使用されている。