"氷撃"、氷狐竜デュラガウアの素材を用いて生産される武器群。
概要
- 氷狐竜の名の通り、デュラガウア武器は氷属性を帯びる。
MHFオリジナルモンスターの氷属性武器としては、オルガロン武器に続き二種目。
もっとも非G級個体のオルガロンは氷属性の攻撃を繰り出すことはないため、
連想されやすいのはどちらかというとデュラガウアだろうか。
- デュラガウアは深緑や青色の甲殻で覆われる一方、赤色の爪や角を持つ。
この色合いはデュラガウア素材を使用した武器にも反映されており、
例えば近接武器では、刃などの攻撃を担う部品は爪や角などの赤色、
柄や鍔などの部分は青色の甲殻で彩られている。
ガンナー武器の場合は直接攻撃を必要としないため、より強度に優れる甲殻の割合が多めか。
- また、オルガロン武器が純粋な氷属性を持つのに対し、
デュラガウア武器は双属性によって睡眠属性も併せ持つという特性がある。
これは睡眠袋から供給される催眠ガスを含むデュラガウアの体臭に由来するもので、
対象を一気に吹き飛ばす乱暴な格闘技やブレス、かまいたちとは対照的に、
獲物の動きを拘束するという賢さも持つデュラガウアの特徴が表れていると言えよう。
モンスター素材を用いた武器で氷属性&睡眠属性という組み合わせは、
このデュラガウア武器しかほとんど存在しないのが現状。- ただし、双属性の特質と、睡眠属性という活用されにくいマイナーな特殊属性の弊害により、
片手剣やランスといった武器は氷属性が弱点、
かつ睡眠属性に弱いモンスターでなければ最大効力を発揮できないが、
睡眠時に強烈な一撃を叩き込めるハンマーでは需要があり、
大剣のフォルテペルフェットに至っては属性以前に物理火力で最強だった時代も。
性能等の詳細はリンク先を参照してほしいが、
現在でもHR300未満ではそれなりに強力な武器となっている。
凄腕昇格後には、まずはこの一本を目指してもいいだろう。
- ただし、双属性の特質と、睡眠属性という活用されにくいマイナーな特殊属性の弊害により、
- 剛種武器では斬れ味ゲージが特殊なものが一部にあり、
片手剣は以上に長い橙ゲージ、そして黄色ゲージと緑ゲージが存在せず、
双剣やガンランスは青ゲージと白ゲージをすっ飛ばしていきなり紫ゲージが出現したりする。
- デュラガウア武器の銘には一定の法則があり、
通常武器は「ボルペ~」、剛種武器は「フォルテ~」とつく。
G級武器は「ネヴェ~」(イタリア語で「雪」を意味するネーヴェの略か)となっている。
ただし、元々デュラガウア武器が無かったG級太刀は「氷麗丸」と銘打たれている。
生産難易度
- デュラガウア武器は無駄に高い入手難易度を誇ることで有名。
というのは、デュラガウア自体の手強さと、素材の入手しにくさが相乗しているためである。
例えば、デュラガウアの耐久力だが、- 下位…HP10000、防御率0.80
- 上位…HP17999、防御率0.80
- 剛種…HP18999、防御率0.60
下位の時点から体力が5ケタという、ありえないバカタフさを誇る。
剛種は上位より少し上昇した程度に留まっているが、
これはG9.1にて剛種モンスターのステータスに総リファインが入った後である現在の話。
リファイン前はHP25000という、
もはやタフの一言では済まされない異常な体力量を誇っていた。
言っておくが、別にデュラガウアは超大型モンスターでも何でもない。
普通の、飛竜種である。- HP25000とは、ラオシャンロンのHP26666とタメを張る数値である。
今でこそ剛種デュラガウアの体力は常識的な範疇に留まっているが、
かつてはラオシャンロンに匹敵する耐久力を持っており、
また下位の時点から異様な攻撃力を誇るため(これは今も変わらないが)、
撃破そのものが容易ではなかった。
リファイン前の数値だとHP20000まで減少する。
このHP0.8倍という補正はかなり大きく、秘伝書を所持しているハンターは
かなり楽に剛種デュラガウアと戦う事ができた。- 一時期、『氷狐竜の脈動【剛種】』『氷狐竜の衝撃【剛種】』という、
秘伝書未所持ハンターでも受けられる
剛種デュラガウア特異個体のクエストが存在したが、
このクエストは運営側の都合とプレイヤー側のもう一つの要望
(脈動/衝撃クエストが乱立してわかりにくいので統合してほしいという要望)に伴い、
それぞれ上位に統合されて配信停止となってしまった。
ただし下位・上位個体のタフさは今でも健在である。
そのため、該当ランク帯の装備で真正面から挑もうものならまず間違いなく地獄を見る。
- 素材の入手確率も有名。
上位デュラガウアに至っては「全身がレア素材でできている」などと揶揄される始末。
上位のキチガイさは後に記述するとして、
まず下位デュラガウアから得られる*1「レア素材」らしきものを挙げてみると、- 氷狐竜の棘…剥ぎ取り5%、背中/尻尾破壊15%、全クエスト基本報酬1%
- 氷狐竜の尾…尻尾破壊5%、報酬では無し
特に厄介…というかなんというかそういう素材は間違いなく「氷狐竜の尾」であろう。
こんな平凡な名前にもかかわらず、ここまでの入手困難さを極めているというのは設定ミスにしか思えない。
- 次に、上位デュラガウアから得られるレア素材を挙げてみる。
- 氷狐竜の尖角…角破壊20%、報酬では無し
- 氷狐竜の鋭爪…爪破壊15%、報酬では無し
- 氷狐竜の上棘…剥ぎ取り5%、背中/尻尾破壊15%、全クエスト基本報酬1%
- 氷狐竜の靱尾…尻尾破壊5%、『氷狐竜研究計画』*2で10%
「氷狐竜の上鱗」と「氷狐竜の堅殻」だけです。- 特に上位素材は『特別依頼!デュラガウア』で同時進行させたプレイヤーも多いことだろう。
- ちなみにこの反省かどうかは不明だが、G級デュラガウアには専用の部位破壊限定素材が一切ない。
しかも何故か部位破壊耐久値が低く簡単に破壊できるようになっている。
関連項目
モンスター/デュラガウア
武器/フォルテパッツィーア - 剛種ガンランス
武器/フォルテペルフェット - 剛種大剣