武器/フラムエルスフィリ

Last-modified: 2024-03-30 (土) 20:34:49

目次

概要

  • MHRiseより登場したアンジャナフのハンマー。
    MHW系列における「ブレイズハンマー」とは別物で、全段階における銘が異なる他、
    デザインも骨ベースのものから鉱石にアンジャナフの素材を貼り付けたような見た目に変わっている。
    相変わらず皮ペタ武器ではあるが。

性能

MHRise

  • ブレイズハンマーに代わり、新系列の本武器が登場。
    ウォーハンマーIからの派生か一発作成で初期段階のフラムエルスフィリが作成可能で、
    そこから強化を重ねることで本作での最終強化である『蛮顎槌フラムスフィリ』となる。
    • 全ハンマー3位の攻撃力230
    • それなりの火属性22
    • 素で青20、匠でも白は出ない
    • 低い会心率-20%
    • 通常スロットはLV2とLV1が一個ずつ
    • 百竜強化は会心率強化II、属性強化【炎】III、痛恨の一撃
    と、本作では素の属性値が下がり、わかりやすい物理重視型ハンマーとなった。
  • ライバルはリオレウスのハンマーであるレッドビート…と言いたいところだが、
    あちらはどういう訳か販売当初では強化がレッドビートIIで止まってしまい、
    攻撃力30差から下位互換気味の性能止まりだったため、
    フラムスフィリはVer.1.X台の火属性ハンマーでは王者に君臨していた。
    • Ver.2.0であちらに火竜砕フラカンへの強化が解放され、ようやくこのハンマーと張り合える性能になった。
      あちらは攻撃力こそ20低いものの、斬れ味が青40とフォローがあまり要らず、
      バランス型の火属性ハンマーとして優等生的な性能になっている。
      こちらはアンジャナフの武器らしく、物理期待値と拡張性を軸に追い上げを図るべきだろう。
      匠で白を出されると完全に劣勢に陥るものの、匠+4と流石に重すぎ、維持も困難なため忘れていいと思われる。
  • 百竜強化も悩ましく、前段階のウォーハンマーIから攻撃力強化IIを引き継げ、
    属性強化【炎】IIIを選んで汎用性を強化するもよし、それ以外を選んで物理性能に特化させるも良しとなっている。

MHR:S

  • 続編の登場によりマスターランク(過去のG級)武器として更なる強化が追加。
    やはりこちらもRiseの頃をなぞってMHW:IBと異なる銘を持つ。
    残念ながら外見はアイアンハンマーへの皮ペタ武器のままだった。
    MR攻略中に一度完成を迎え、MR解放後にて真の最終強化『蛮炎槌ロギンスフィリ改』となる。
    • 火ハンマーではダントツ1位で、全ハンマーでも3位の攻撃力350
    • 物理型なのに中堅クラスの火属性32
    • 素で延長可能な紫10、後続は白50
    • 一切変化なしの会心率-20%
    • 通常スロットはLV2とLV1が一個ずつと変更なし
    • 百竜装飾品スロットLv2と必要十分な大きさ
    …そこに現れたのは、我こそが暴力の化身と言わんばかりの怪物だった。
  • 本作のアンジャナフの剣士武器は共通で素で延長可能な紫ゲージを手にしており
    そこに素の高い攻撃力が合わさることで、物理期待値は轟槌【大虎丸】と同率で全ハンマー中2位を誇る。
    それだけの性能を持ちながら、さらに悪くない火属性値と拡張性まで追加してしまった凄まじい逸品となっている。
  • 火属性ハンマー内で他に物理期待値に特化したハンマーは他にローゼンウンヴェッタぐらいしか無く、
    あちらは並攻撃力高会心の会心率重視型なので、こちらとは競合しない…はずだった。
    …と、いうのもサンブレイクのスキル環境において会心100%構成のハードルがガクッと下がっており、
    素のマイナス会心が-20%と重めのロギンスフィリでも会心率100%運用は不可能ではないのである。
    • ロギンスフィリへの追い風としてあちらの素の紫ゲージも20しかなく、
      紫ゲージを維持するためにはスキルでの補強が必要となるため条件はほぼ対等と言える。
      さらに、会心率こそ合計で40%の差があるものの、攻撃力では40も上回っている点が非常に大きく、
      会心率を上げれば上げるほど差が縮まっていき、
      最終的にはどころか白ゲージローゼンウンヴェッタの紫ゲージの期待値を上回ってしまう
      こうして、ローゼンウンヴェッタはバーストリボルバーに追われて立場が怪しい火竜砕リオアドラ共々、
      火力を追求するならば研磨術【鋭】に頼る形となる。
      こちらもやろうと思えば研磨術【鋭】運用は出来なくもないが。
      別方向からだとウンヴェッタは達人芸運用による快適性も視野に入るのは見逃せない。
      嗚呼、リオアドラ…。
  • 性能としては素材元とは裏腹に実に懐の深い武器に仕上がっているものの、
    火属性ハンマー内での立場で考えてみると、誰がどう見ても物理特化型なのに、
    バランス型火属性ハンマーの立場まで好き勝手に食い散らかしているという、
    実にアンジャナフらしい武器に仕上がっている。
    もちろんMHR:Sにて「溜め変化:勇」の仕様変更の追い風を受け、属性を中心に運用する場合
    バーストリボルバーやピュリフ=Yのほうに大きく分がある。
    これは仕様変更で一度の溜め攻撃の合計攻撃回数が大きく上昇したためで、
    火属性に特化したハンマーがお望みならこの2つが適任。
    • 現在の最終アプデ環境では、このハンマーでも素で攻撃力375火62紫30にまで成長し、
      ここから属性に振り切ることで火117まで強化される
      完全属性特化は上記ライバルの十八番だが、物理ダメージも活かしたい場合は間違いなくコイツだろう*1
  • 余談として、匠無しの物理期待値1位のハンマーであるゴシャ!ギガゴベチャ!とは
    属性の違いを除けば性能傾向が非常に似通っており、
    Lv3×1という武器スロットの差さえどうにかできれば装備の転用も効くため、
    切磋琢磨するライバルと言うよりは、お互いの弱点を補い合う戦友のような関係となっている。
    • 属性を除くと物理火力同着の轟槌【大虎丸】は、
      素の紫30による匠スキルや剛刃研磨を省けることが差別化要素といえるか。
      続く白も20と短いため、こちらも研磨術【鋭】に適性を持つ。
      鉄蟲糸技強化の没収を食らい、無属性でさらに最後までスロットが空かなかったのが非常に痛いわけだが*2
      ロギンスフィリの紫+白の合計は60と、正直【大虎丸】と大差ないのは内緒だ。
    • ちなみに、ロギンスフィリの攻撃力350を上回るハンマーは
      破鎚シャッター改一心不卵槌ガーグァと二振りあるが、
      この二振りはどちらも斬れ味に一癖あり、最大斬れ味を出すための匠4~5に加え、
      さらに維持スキルが必要なので、このハンマーを含めた素紫攻撃力350組の3振りの火力を上回るのは難しい。
      一応攻撃力350のハンマーは他に巨塊鎚ゴルニルがあるが、こちらは素白どころか素青なので…。

余談

  • MHR:S系列における名の「スフィリ」はギリシャ語で「ハンマー、金鎚」という意味である。
    綴りは"σφυρί"で、アルファベットに変換すると"Sufyri"となる。

関連項目

モンスター/アンジャナフ
武器/ジャナフ武器


*1 主流の溜め変化:勇と回転攻撃:溜インパクトバーストの組み合わせは物理も十二分に備えるため、バランス型でも腐ることはない
*2 ロギンスフィリはともかく、ギガゴベチャ!は自前のスロットで匠珠を入れられてしまうのが痛い。