MHXで登場した狩猟笛。
目次
概要
- MHXでは各村で貰えるチケットから作られる「ご当地武器」のような武器が多く登場した。
ベルナルはその銘からでも分かる通り、ベルナ村をモチーフとした武器である。 - ベルナ村のご当地武器と言ったが、ムーファ素材は一切使わないし、飛行船を象った訳でもなく、
チーズを加工したものでも無い。
では何をモデルにした武器かと言うと、鐘の形をしているので
おそらくムーファの首にぶら下がっているベルであると思われる。
属性も雷属性になっているが、これはムーファシリーズの耐性と一致している。
静電気だろうか。
性能
MHX
- 生産にライトクリスタルと電気袋を使うので、作成できるのは集会所★2か村★3。
その性能は…- ちょっと低い攻撃力80
- おまけ程度の雷属性8
- 音色は白空緑
- 斬れ味は緑ゲージが30
- おまけ程度の防御力+5のボーナス
- スロットは多めの2つ
- 白空緑で吹ける旋律は、
体力回復【小】、耐だるま状態、聴覚保護【小】、体力回復【中】&消臭
…とサポート寄り。
空色の音符が音色2に設定されているので、耐だるま状態や聴覚保護を素早く演奏できるのは一応のメリット。
タマミツネやドドブランゴあたりを狩るのには適しているだろう。- しかし、素材に電気袋を使う関係上、
フルフルホルンも同時期に作れるということである。
攻撃力・属性値共に上位互換である点が、ベルナルの肩身を狭くしている。
幸い音色は異なるため旋律で使いわけよう。
- しかし、素材に電気袋を使う関係上、
- LV4まで強化すると、銘をガラリと変えて幸福のカンパーナとなる。
最終強化素材に勇気の証Gを使うので、入手はHR7になってから。
そうこうして強化を終えてみると…- 攻撃力は160でワースト3位タイ。下にはメガホンとフライパンしかない
- 属性値は15と相変わらず低い。雷狩猟笛の中では最低値
- 斬れ味は素で緑、匠による増加分は全て青
- 音色は下位から変化無しの白空緑
- ちょっと増えた防御力+10
- スロットは最大の3つ
紫音色があれば聴覚保護【大】や体力回復【大】が使えるようになるためこれは厳しい状態である。
一線級の活躍は残念ながら期待できないと言わざるを得ない。
- 一応雷属性の笛としては唯一聴覚保護の旋律が使用でき、
またMHXのシステムとして重音色があるため過去作品に比べて旋律の強化が非常にやり易くなっているので、
雷属性に弱い相手には出番がある…かもしれない。
MHXX
- こんな性能でもしっかりとG級強化を貰えるMHXXではこの武器も究極強化と相成った。
究極強化の天幸のカンパナリーオの性能は- 相対的にマシになった攻撃力280
- 相変わらず最下位の雷属性20
- 斬れ味は素で青、斬れ味レベル+1から一応白は出るが紫はなし
- 音色は紫空緑でようやく紫を得た
- 上位から2倍になった防御力+20
- スロットは3つ
攻撃力も雷狩猟笛としては相変わらず最下位だが、二つ名武器の2本も同じ攻撃力なので問題はない。
しかし二つ名の2本はどちらも攻撃力強化や会心率UPといった火力に直結する旋律を持ち、
匠の有無は異なるがこちらの得られない紫ゲージを得られる。
さらに上位では雷属性の笛で唯一の聴覚保護持ちという特徴があったが、
ジルヴォルトフラップが聴覚保護【大】を演奏できるためこの長所が失われてしまった。
- 一方、MHXXで登場したブレイヴスタイルによる納刀継続からの後方攻撃連打と強演奏攻撃で
体力回復【大】を揃えやすく吹きやすい環境になっている。
重音色も合わせてもりもり体力を回復する殴りヒーラープレイが可能。
音色2が緑の方がやりやすいとか言わない
- 意外なところで新しい用途もできている。
武器の性能があまり関係なく、PTの場合施設による砲撃のみで討伐が可能なラオシャンロン相手には、
聴覚保護と体力回復の旋律が使え、スロットを3つ持ち防御力のボーナスもあるこの武器の相性は比較的良い。
武器の攻撃性能ではなく旋律やスロットなどの要素が必要となる数少ない活躍の機会にはぜひ使ってあげよう。
余談
- 最終形の銘にある「カンパーナ」はイタリア語で「鐘」を意味する。見た目のまんまである。
- 強化前の「ベルナル」は、恐らく「ベルナ村」と「ベル」「鳴る」を掛けたのだと思われる。
逆説的に、ベルが鳴るからベルナ村、なのかもしれない。
- 強化前の「ベルナル」は、恐らく「ベルナ村」と「ベル」「鳴る」を掛けたのだと思われる。
- ムーファ素材から作られるムーファシリーズを一式揃えると雷属性強化+1(上位は+2)が発動するので、
この武器を担げばベルナ村コーデで合わせられてスキルも活かせる。
気になるオシャレハンターは作ってみてはいかがだろうか。