MHXXで追加されたガンランス。
夜鳥ホロロホルルの素材から作られる。
目次
概要
- ホロロホルルが初登場したMHXでは残念ながら不在だったが、
続編であるMHXXにて晴れてラインナップに加えられた。 - 丸みを帯びた槍身の先に、ペン先の様な刺突部分が付いている。
一方の盾は梟を模したデザイン。
ガンランスの盾にしては珍しく裏には腕に固定するための器具が具えられており、
丁度梟が横棒にとまっている感じになっている。 - カラーリンクは他のホロロ武器さながらに青地に金色の装飾や縁取りが施されている。
性能
通常種武器
- 上位からの一発生産、又は古代式回転銃槍からの派生で作成できる。
見た目も性能も全く面影はないが。
生産は派生に対しておよそ倍の数の素材に加えて尾羽まで要求されるが、
一方で派生元の古代式回転銃槍が討伐隊正式銃槍からの派生でのみの入手となるので
どちらの方法で作成するかは手持ちの素材と相談しながら検討したい。
- 作成時のホロラバルストの性能は、攻撃力140に睡眠属性値が28、
斬れ味は素で僅かな青10に長い緑130、砲撃が通常型LV2にスロット2つ。- つまり、手にした時点でMHX時代唯一の睡眠銃槍(最終強化)の性能を
砲撃以外の面で抜き去っているのである。
草食種武器とはワケが違うということか。
- つまり、手にした時点でMHX時代唯一の睡眠銃槍(最終強化)の性能を
- 獰猛化素材や金火竜素材等をつぎ込むと1回程の強化で最終強化となり、睡籠公爵アムリドという銘に変わる。
性能は、- 状態異常系の武器としては十分な攻撃力180
- 更にこちらも十分に高い睡眠属性値30
- 斬れ味は青30に緑150とそれぞれ伸びた他、斬れ味レベル+2で白ゲージ20が出現
- 砲撃は一段階強化された通常型LV3
- スロットは変わらず2つ
上位時点での他の睡眠銃槍には斬れ味、継戦能力、及び会心率に優れたソリッドガンバードがあるが、
属性値はこちらが圧倒しており攻撃力とスロットも優っているため
睡眠銃槍としての安定した性能を求めるならこちらに軍配が上がるか。
- G級に上がり、上位と同様に獰猛化素材、金火竜素材諸々をつぎ込んで究極強化に辿り着くと、
睡籠大公ショナムリドとなる。こちらの性能は、- 低めに落ち着いた攻撃力280
- 対して更に飛躍した睡眠属性値42
- 斬れ味は素で白30、斬れ味レベル+2で紫30と順当に強化
- 砲撃は標準性能と言える通常型LV4
- 最後まで変わらずスロットは2つ
全4本ある睡眠銃槍中最低値となってしまった。- 尤も、あちらは斬れ味の関係で物理期待値は大きく後れを取ってしまっている。
- なお、ソリッドガンバードの究極強化、影撃ネル=カスフも同値の攻撃力だが会心率を持つ分
物理期待値はこちらよりも高い。
睡眠属性値42というのは睡眠銃槍中はもちろん全ホロロ武器の中でもダントツの1位であり、
他の武器種全体を見渡しても2位に付けるという驚異的な数値である。
(ちなみに、1位はテディベアのハンマーである。)
- 金火竜の素材を使う都合上、完成時期はHR解放後となる。
解放前に完成するネル=カスフとララムーファには出遅れる形となってしまうが、
完成すれば同じ睡眠属性といえど砲撃タイプをはじめ性能がそれぞれ異なるために競合することはないだろう。
二つ名武器
- MHXXから追加された二つ名持ちモンスターの朧隠ホロロホルルからは
同じく睡眠属性のガンランス、ウルヴァバルストが作成できる。
最終強化で朧籠侯爵アムリド、究極強化で朧籠大侯ゲンアムリドという銘になる。- ほかの朧隠武器同様、通常種の武器の一部がやや赤みがかった色合いに変化している。
- 究極強化時の性能は、
- 状態異常武器としては中々高めの攻撃力330
- 更に威力を後押しする会心率10%
- 一方で控えめに終わった睡眠属性値18
- 斬れ味は素で青100、斬れ味レベル+2でも白50で紫が出ない
- 砲撃も通常種武器とはタイプの異なる拡散型LV4
- 二つ名武器共通のスロット0に狩技ゲージが増えやすい特性付き
一段下の斬れ味によって、ガンランス全体を見た場合はお世辞にも突き性能が高いとは言えないものの、
睡眠銃槍の括りの中ではその物理期待値は頭一つ抜けている。
とはいえ、属性値18を以ってモンスターを効果的に眠らせる事は中々難しく、
可能な限り手数の出せる立ち回りが要求される。
(眠らせられなければ無属性と変わらず、そうなるとより強いガンランスも沢山あるワケで…。)
- 攻撃力が高いことで、今作より攻撃力依存となった狩技「覇山竜撃砲」の威力も相応に期待できる。
眠させたモンスターに攻撃する場合、初撃は大タル爆弾Gよりも
覇山竜撃砲IIIを当てた方がダメージが高くなる程。*1
余談
- これらの武器の大きな特徴の1つとして、その効果音が挙げられる。
武器を構える度、振るう度、砲撃を撃つ度に「ホォ、ホォー、ホッ!」…と、
ホロロホルルの鳴き声さながらの音が響くようになっており、
実はこの特徴を持っているはホロロ武器の中でもガンランスのみである。
ちなみに鳴き声が最も大きいのは砲撃音である。- ブレイヴスタイルのブレイヴ砲撃は効果音が別のものに変わってしまうので、
折角の連続砲撃で鳴き声のラッシュが聞けないのは残念な所。
- ブレイヴスタイルのブレイヴ砲撃は効果音が別のものに変わってしまうので、
- 二つ名武器究極強化の"朧籠大侯ゲンアムリド"だが、
公式ガイドブックによると"朧籠大侯"の読みは「ロウロウタイコウ」ではなく、「ロウロウコウシャク」となっている。
…モンスターハンターの世界では変わった読み方をする武器は数あれど、流石にこれは誤植と見ていいだろう。- なお、他の朧隠武器ではちゃんと「○○タイコウ」と読み仮名がふられている。