遙か天界より下る祖龍の裁き。
目映き光で世界を灼き尽し、 創世の技をもたらす神の棍。
MH4Gで遂に姿を現した祖龍の操虫棍。
生産段階は「ミラアンセスソルダ」、そして強化先の「ミラアンセスリッター」を経て
本武器「ミラアンセスロード」となる。
目次
性能
MH4G
- 従来の祖龍武器が持つ龍属性ではなく雷属性を宿しているのが特徴。
操虫棍は飛びぬけた性能の雷属性の武器がなかったため、この祖龍武器の登場を喜んだ者は多かったかもしれない。
その性能を見ると、- 攻撃力868、操虫棍の中では平均よりやや高め
- 雷属性は他の二種には及ばないが十分な450
- 匠発動で斬れ味紫40
- 残念ながらスロット無し
- 猟虫は打撃タイプのマルドローン
攻撃力・属性値・斬れ味の三拍子が見事に揃っており、雷を弱点とするモンスターには無類の強さを誇る。
今作は雷弱点は、ティガレックスやジンオウガ亜種、クシャルダオラ、
イビルジョー、そして今作看板モンスターセルレギオスなど強豪揃いなので、活躍の場はかなり多いだろう。- 最大の欠点は継戦能力の低さ。
確かに紫ゲージは40と長いのだが、その下のゲージが白20・青10とあまりにも貧弱すぎる。
流石に操虫棍の手数ではゲージ40だけでの運用は非現実的であり、
紫ゲージを使い切った後の火力低下は避けられないだろう。
更に、スロットもないためスキルが組みにくいのも難点である。
- 雷属性の操虫棍はイベント武器を除けば、他にキリン棍とラージャン棍がある。
- キリン棍は高い属性値のかわりに物理火力がとても低く、
匠発動でも紫ゲージは10しか出ないため、火力では太刀打ちする事ができない。
ただし彼方は白ゲージが極めて長いため、取り回しの良さでは一歩譲るか。 - ラージャン棍の攻撃力はこちらと同等、属性値は僅かに上回っているものの、
会心率が-20%と無視できないレベルな上、覚醒も必要となる。
覚醒を付けようにもスロットすら無い、とほぼこちらの劣化となっている。
前述した通り斬れ味の維持は難しいが、怒天テンプレ・スターナイト一式などでカバーさえできれば、
雷弱点の相手には基本的にコレ一択と言えるだろう。 - キリン棍は高い属性値のかわりに物理火力がとても低く、
- しかし、他のRARE10操虫棍と同様、生産で悪名高いかの古龍の大宝玉を要求される。
加えて焔魔滅龍棍と同額の生産・強化費用を要求されるので、相当の金額が必要になる。
さらに、最終強化にはG級怒り喰らうイビルジョーの極悪な牙が4本必要。
極悪な牙を集めるために、この武器が欲しいぐらいである。- とはいえ、最終強化の前段階のミラアンセスリッターの時点で
攻撃力837・雷420・匠で紫30なので、
イビルジョーを相手取るには十分強力だったりする。
上記の素材や虫の強化素材などがストッパーになりやすい。 - とはいえ、最終強化の前段階のミラアンセスリッターの時点で
MHXX
- MHXXでは祖龍の再臨によりこの武器も復活した。
ミラアンセスソルダとして生産して究極強化でミラアンセスロードとなる。 - 究極強化時の性能は
- 平均より少し高めの攻撃力330
- 高い雷属性45
- 素で並程度の白ゲージ、斬れ味レベル+2で長めの紫ゲージ
- 残念ながらスロット無し
- 猟虫は打撃タイプのマルドローン
また、紫以下の斬れ味が大幅に伸びて扱いやすくなっている。
相手の雷肉質次第ではあの旦明を超える期待値を叩きだせる。 - ライバルとなるのは
ライデンゴーゴーデンライの究極強化金剛砕棍ゴーデンジンだろう。
そちらの性能は…- ロードよりも高い攻撃力350
- ロードには僅かに劣るものの高めの雷属性43
- 足を引っ張る会心率-15%
- 素で微量の白ゲージ、斬れ味レベル+2で微量の紫ゲージ
- スロットは無し
- 猟虫は打撃タイプのマルドローン
ただし斬れ味に難があり、素での運用はもちろん匠を含む構成でも斬れ味の維持が難しい。
操虫棍の手数ではゴーデンジンは実質的に白まで含めた運用を考える必要があるため、
最高期待値を維持できる時間を考慮するとミラアンセスロードの方が使いやすい。
取り回しの良さはミラアンセスロードの方が上、短期決戦の上でのロマンを求めるならゴーデンジンと使い分けよう。
余談
- ロードは「神」「主人」「支配者」を意味する英語のlordだろう。
武器の説明文から察するに「神」と読み取ると、「祖神なるミラ」と言ったところだろうか。
杖と訳されることが多い「ロッド」ではないので注意。
- 強化前の武器名につく「リッター」は、
おそらくはドイツ語で「騎士」を意味するRitterが元だろうと思われる。
そして生産段階の「ソルダ」は騎士→支配者と変化することを踏まえると、
兵士を意味するsoldatのフランス語読みだろうか。