武器/ローゼンカノーネ

Last-modified: 2024-04-02 (火) 23:39:36

MHFで初登場した棘竜エスピナスの素材を用いて作られたガンランス。

目次

概要

  • 生産画面だと分かりづらいが、穂先が二叉の棘になっているのが特徴。
    更にヒートブレードを使用すると砲口から現れるバーナーと併せて三叉戟のようにも見え、
    非常にカッコいい。
    また、盾はランスと同じデザイン。

性能

MHF

ローゼンカノーネ

  • ローゼンカノーネを生産し、ローゼンパンツァー、ローゼンヘルリヒと強化していく。
    なお、カノーネ、パンツァー、ヘルリヒという銘の変遷は後述の亜種武器と希少種武器も同じである。
  • 最終段階であるローゼンヘルリヒの性能は以下の通り。
    • 攻撃力506、会心率30%
    • 高水準の毒属性340
    • 砲撃は拡散Lv3
    • オマケのスロット1
    • 斬れ味は素で短い青、斬れ味レベル+1により青延長短めの白
    攻撃力自体は平均クラスだが、会心率のおかげで物理火力期待値は同列の武器よりも高め。
    しかし味方への影響が大きい拡散型という点は注意が必要で(G7アップデート以前は砲撃で味方を吹っ飛ばしていた)、
    それも相まって突きで毒を狙っていくのがメインの戦法となるだろう。

カクトスカノーネ

  • ローゼンカノーネから派生する亜種武器。
    カクトスヘルリヒの性能は以下の通り。
    • 原種武器と同じ攻撃力506に、10%上がった会心率40%
    • 双属性化し、火属性280毒属性220
    • 砲撃は放射Lv4
    • 斬れ味は原種武器と同じ
    ローゼンヘルリヒとの比較では、会心率上昇により物理期待値が更に高まり、
    砲撃タイプが放射型なので砲撃を交えた突きコンボも使いやすくなっている。
    しかしその一方、毒属性値は100以上も落ちてしまっており、
    火属性に関しても有効な相手ならいいのだが、変種戦ではマイナス肉質の影響で汎用的には使いづらい。
    また砲撃に威力を求めた場合、単発威力としては放射Lv4よりも拡散Lv3の方が高く、
    ローゼンヘルリヒのスロット1も地味に無視しがたい……と、お互い一長一短と言える性能。
    相手やPT状況によって使い分けるべきだろう。
  • なお、同ランク帯で同じく火と毒の双属性を持つガンランスには怪銃槍ガルクックが存在する。
    攻撃性能としてはカクトスヘルリヒがほぼ上だが、
    ガルクックはこちらよりも白ゲージがやや長めで、製作難度が非常に低いという利点がある。

ペルレカノーネ

  • カクトスカノーネと選択でローゼンカノーネから派生する希少種武器。
    ペルレヘルリヒの性能は以下の通り、
    • 攻撃力529と既存の2本よりも上がっているが、会心率は0%に
    • 火属性340毒属性90と亜種武器よりも火属性偏重に
    • 砲撃は通常Lv5
    • スロット1
    • やはり斬れ味は原種武器と同じ
    ローゼンカノーネ系列の3本の中でも、突きと火属性に特化した性能。
    また砲撃も通常型へと鞍替えした上でLv5まで上がっている。
    会心率を失ってしまったのは痛いが、火属性が効く相手ならそれを補って余りある活躍が期待できる。
  • ……しかし性能自体は悪くないのだが、強化素材の方に問題がある
    ペルレパンツァーへの強化にはエスピナス希少種を特殊ダウンさせた上で
    低確率でしか手に入らない棘白竜の火石が必要であり、
    更にペルレヘルリヒへの強化で古龍種の特濃血まで要求してくる。
    汎用性ではローゼンとカクトスの方が勝ってしまうのも向かい風。

カクトスフレイヤ

  • カクトスカノーネと同デザインであるHC武器
    カクトスフレイヤ→カクトスレギンレイヴ→カクトスミスト→カクトスフリストと強化する。
  • カクトスフリストの性能は以下の通り。
    • 攻撃力529、会心率20%
    • 火属性400毒属性180
    • 砲撃は拡散Lv5
    • 斬れ味はカクトスヘルリヒと同じだが、HCクエストではワンランク上昇する
    • 旧SR100から担げるレア度6
    これまでのエスピナスガンランスの特徴を複合させたような性能をしている。
    ただし毒属性値はペルレヘルリヒほどではないものの低めなので、
    HCクエストでは耐性値の激増も相まって毒が空気化してしまう可能性が高いことは割り切ろう。
    また、拡散型砲撃による味方への影響にも相変わらず注意が必要である。
  • 武器名にはフレイヤ、レギンレイヴ、フリストと並ぶので、
    北欧神話の神々や戦乙女が元ネタ……かと思いきや、
    その中でミストだけが浮いているというか、元ネタが不明瞭であるように見える。
    北欧神話統一だとすれば、粘土人形のミストカーフか、ヤドリギを意味するミストルティンの略かもしれない。
    武器種がガンランスということを考えると、神話中で刺突武器となったミストルティンが合うだろうか。
    ミストカーフならわざわざ略さなくても武器名の10文字制限内に収まるし。
  • 説明文によると、エスピナス亜種1頭から1丁しか作れない武器らしい。
    しかし実際には多種のモンスターのHC素材も必要なので、
    むしろエスピナス亜種1頭で留まってくれていた方が楽だったかもしれない……。

ローゼンアヴァール

  • ローゼンカノーネと同デザインのG級武器
    Lv50まで強化した際の性能は以下の通り。
    • 攻撃力1076
    • 毒属性640
    • 砲撃は放射Lv5
    • 斬れ味は素で短い白+極短の紫、斬れ味レベル+1で紫延長
    G級武器らしい高攻撃力に属性値を持ち、
    これといって突き抜けて目立つ点は持たないが堅実な性能。
    毒属性値こそゲリョス素材のアーテムウェーネにはほんの僅かに劣れど、
    紫ゲージを含む攻撃性能の高さはこちらの明確な利点である。
    ただし十分な紫ゲージを獲得するまでが長く、Lv1段階の斬れ味は素だと極短の青、
    斬れ味レベル+1でも青延長+極短の白であり、先述した斬れ味が完成するのはLv40という遅咲き。
    一応、Lv11からは斬れ味レベル+1で極短の紫が出るようになり、
    それをヒートブレードで無理やり維持して戦うこともできるため、
    Lv11以降からなら強化しながら使っていくこともできないではないが。

テポストイグラー

  • 強化素材と同門のせいで不遇気味だったペルレカノーネがG級武器として新生を遂げた姿。
    デザインが新たに書き下ろされており、
    何より不遇時代の鬱憤を晴らすかのような凄まじい性能と化している。
    詳細は個別記事を参照してもらいたい。

MHR:S

ローゼンカノーネ

棘竜の素材を用いた銃槍。
その「砲撃」は、領域を侵す
全てを吹き飛ばす。
(ローゼンカノーネ)

より強い衝撃に耐えられるよう
強化された。その「砲撃」は
領域を侵す全てを撃ち滅ぼす。
(ローゼンヘルリヒ)

  • エスピナスの復活によりこの武器も無事に復活。
    本作に合わせて武器の見た目がリアルになっており非常にかっこいい。
  • 武器の銘は
    ローゼンカノーネ→ローゼンカノーネ改→ローゼンヘルリヒ(最終強化)となる。
    最終強化には傀異化した牙と鱗がそれぞれ5個ずつ必要。
    性能は
    • 低めの攻撃力310
    • 斬れ味は素で紫20、匠で延長可能。
    • かなり低い毒属性24
    • 低い攻撃力をカバーする会心率20%
    • スロットはLv1が1個
    • 百竜装飾品スロットLv1
    • 全てを吹き飛ばすならLv8であってほしかった拡散型Lv7
    となっている。
  • 残念ながら微妙な性能と言わざるを得ない。
    攻撃力の低さはもちろん毒属性もかなり低く、会心率があるとはいえ攻撃性能はかなり低い。
    しかも百竜スロットがLv1なので、ダメージを上げれる各種特効を利用できないのが非常に痛い。
    傀異錬成の実装でLv2にできるようになったが、元の攻撃力の低さも補いたいため悩ましいところ。
  • 斬れ味が貧弱であることを活かして、研磨術【鋭】を発動させることで、一定時間だが火力の低さを無理やり補うことができる。
    しかし、研磨術【鋭】を活用しようとなると今度はスロット面での問題が立ちはばかる。
    研磨術【鋭】はかなり重く、発売当初は研磨術【鋭】をつけると装備が限られてしまうためとても厳しかった。
    傀異錬成や装飾品の追加によってある程度緩和されたものの、それでもコストが高いことに変わりなく、
    更に斬れ味紫を維持しようとなると、剛刃研磨砥石使用高速化といったスキルも欲しくなってくる。
    そうなると他の火力スキルや快適スキルを盛りにくくなってしまうため、本武器のスロットの貧弱さが響いてくる。
    傀異錬成で防具を極限まで厳選しないと理想の装備を組むことはかなり難しくなる。
    • というか、細かい点まで見ても後に実装された七星銃槍【玉衝】に勝ててる部分が皆無に近い。
      単純な攻撃力は会心率込みでも完敗、スロットでも負けており、
      研磨術【鋭】との相性も匠で伸ばすにしろ剛刃研磨で維持するにしろ白が短いあちらの方が有利。
      毒属性はわずかに勝っているが、どちらにせよ大差はないので、
      蓄積時攻撃強化で運用するなら属性値の差は運用上ほぼメリットはない。
      百竜スロットまで互角なので、あとは砲撃タイプの違いぐらいしか差別化点はない。
      あまりにもひどい仕打ちである。

カクトスヘルリヒ

死してなお鎮まぬ棘茶竜の
怒りをその銃身に秘めた銃槍。
一定の確率で毒属性も与える。

  • エスピナス亜種の参戦に伴い、本武器も復活を果たした。
    一発生産に対応しているほか、ローゼンカノーネからの派生でも生産可能。
    一発生産の際には棘茶竜の天鱗を使用する。
    • 攻撃力300
    • 斬れ味は素で紫20,延長可能。
    • かなり高い火属性51
    • 会心率15%
    • 優秀なスロット4-1-1
    • 百竜スロットLv3
    • 通常型Lv7
    • 本種武器共通の攻撃時一定確率で毒属性を蓄積
  • 本武器の特徴として、武器本体にある火属性に加え一定確率で毒属性を蓄積させる効果がある。
    早い話がMHFに存在した火+毒の双属性である。
    本武器にある毒属性は見えないものの、他の毒武器と同じ扱いをされているようで、
    攻勢状態異常確定蓄積などのスキルを問題なく運用できる。
    • 当然の話だが、砲撃や竜杭砲などの砲撃関係の技やで毒の蓄積はできない。
      あくまでも突きや叩きつけ、なぎ払いなどの槍部分での攻撃にのみ適用される。
  • 攻撃力の低さと砲撃レベルは気になるが、MR10で作成できるガンランスとしては優秀な性能。
    武器スロットがトルチ・ダ・ラヴァタに引けを取らず、百竜スロットはLv3を獲得。
    属性値も火属性ガンランスの中では上位クラスなので、火弱点のモンスターには優位に立てる。
    そんな武器がエスピナス亜種を討伐できる腕前さえあればすぐに生産が可能なのである。
  • 大型アップデート第三弾で砲撃レベル強化の傀異強化の実装が決定。
    あちらよりも優秀な武器スロット4-1-1を兼ね備え、短いながらも素で紫ゲージがあり、
    火、毒属性を備えているため、相手や装備構成次第では十分活躍が期待できる。
    とは言え火属性通常型ガンランスはライバルが多く、
    • 攻撃力330に火属性値54。紫ゲージは勿論白ゲージ時点でこちらを期待値で上回る優等生曙光の銃槍シルゴリア
    • 攻撃力320に紫ゲージは匠3からと物理火力は低いが、他を圧倒する火属性値77で相手を焼き尽くすヴィクトル=Y
    • 攻撃力300に会心率25%、素で紫ゲージ持ち
      火属性こそ33と低いものの会心特化運用に向いたフォリー・ド・エテルネ
    どれも独自の強みを持つ競合相手として立ちはだかる。
    しかし本武器は高属性武器であると同時に状態異常武器でもあるため蓄積時攻撃強化を採用できるのは大きい。
    高い属性値に加え毒の蓄積がされた際にはさらなるダメージアップが見込める。
    Ver.13からは傀異錬成で抽選されるようになったため採用しやすくなっているのも追い風となっている。
    • 気を付けねばならないのは、火力の搭載を急ぎ過ぎて総火力が下がることがあるということ。
      突き・属性にさらに砲撃という要素をそなえるガンランスである以上、
      この武器をどのように運用したいか、どんなスキルを活かしたいかで取捨選択する必要がある。

関連項目

モンスター/エスピナス
モンスター/エスピナス亜種
モンスター/エスピナス希少種
武器/エスピナ武器
武器/テポストイグラー - G級希少種武器