エスピナスの素材で造られた穿龍棍。
その形状と棘から、叩いた相手を削る様な一撃で攻撃する。
目次
概要・性能
ローゼンドレウザ
- MHF-GGアップデート当日に実装された穿龍棍の1本。
本体部分は螺旋構造の金属パーツで構成され、
それを挟むように打撃部分とパイル部分の先端にエスピナスの甲殻が使われている。
- Lv50まで強化すると、攻撃力907、毒属性240となる。
斬れ味は素でそこそこの白、斬れ味レベル+1で白延長&短めの紫。- この斬れ味はLv40まで強化しなければ完成しない。
Lv20時点で紫ゲージ自体は出るのだが(斬れ味レベル+1込み)、その量はたったの10。
穿龍棍の手数を考えるとあって無いようなものであり、
Lv39までは実質白ゲージ武器として運用することになる。
- この斬れ味はLv40まで強化しなければ完成しない。
- G級エスピナ武器の中でも攻撃力特化の性能となっており、
他の近接武器種は武器倍率450前後、毒属性600前後だが、
こちらは毒属性値を落としている代わりに武器倍率504もの値がある。
GG時点の穿龍棍としては状態異常値は240もあれば十分なので、
より無駄のない性能になっていると言える。
- しかし、同時に実装された他の毒属性穿龍棍の存在も無視できない。
具体的には、ゲリョス素材のヴェナムシーカー、グラビモス素材のロカパルツァーの2本である。- ヴェナムシーカーはLv50時で攻撃力882、毒属性500であり、
攻撃力は僅差で上だが毒属性値は実に2倍以上もの差がある。
更に斬れ味に関しても、ヴェナムシーカーも紫ゲージを持つどころかこちらより長い。
G1~G2時代に実装された武器では、高属性値だが白ゲージ止まりのゲリョス武器、
紫ゲージが出る(双剣は除くが)エスピナ武器という差別化がなされていたのだが、
後発実装の穿龍棍はそんなこと知ったこっちゃないと言わんばかりの躍進っぷりである。 - ロカパルツァーは火と毒の双属性武器であり、
双属性なら各属性値は控えめに設定されているのではないか……と思いきや全くそんなことはなく、
Lv50時で攻撃力921、火属性420、毒属性320なので、
こちらもローゼンドレウザの毒属性値に勝っている。
ただしロカパルツァーは斬れ味が白一色であり、
攻撃力は紫ゲージ補整込みでローゼンドレウザが上になる。
紫ゲージ時の攻撃力ではトップであり、
また先述の通りGG時点の穿龍棍ならば毒属性240もあれば十分なので、
G7までは物理重視の毒穿龍棍としては悪い選択肢という訳でもなかった。 - ヴェナムシーカーはLv50時で攻撃力882、毒属性500であり、
- 状況が大きく変わったのはG8。
このアップデートでは毒武器にとって必須級のスキルとされる状態異常追撃が実装されたが、
このスキルはとにかくモンスターを毒漬けにすることが前提、
かつ状態異常値が追加ダメージ量に直結するという効果なので、
毒単体の穿龍棍としては本格的に他の武器へ出番を譲るようになってしまった。
更に追い討ちをかけるように、G8下の年末年始イベントでは新たな毒穿龍棍が追加されている。
カクトスドレング
- G9で実装されたエスピナス亜種版の穿龍棍。
G級武器のシステム上、ローゼンドレウザとの派生関係はない。
- ローゼンドレウザとはまた別のデザインであり、
端的に言えば分かりやすく「ドリル」。
またデザイン違いが関係しているのか、G級亜種武器の中ではこれのみ銘もやや異なっている*1
- Lv50時には、攻撃力806、会心率30%、火属性250、毒属性400となる。
斬れ味は素で白、斬れ味レベル+1で白延長&短い空色。- なお、この斬れ味は強化段階によりやや変則的な変化を見せ、
Lv9までは白が限界だがLv10以降は斬れ味レベル+1で紫が出るようになり、
更にLv40以降では紫が完全に消失して上記のゲージとなる。
また空色ゲージを持つのが魅力の武器となっている。
ただしゲージ量そのものは短いため、空色を保持するならば巧流は必須だろう。 - なお、この斬れ味は強化段階によりやや変則的な変化を見せ、
- 低い攻撃力は同じくG9で実装された閃転を用いることで、
余剰分の会心率を武器倍率へと転化する形で補強できる。
または、会心率30%分のスキルやシジルを切って他の火力補強手段へ回すという選択肢もある。
- 火と毒の双属性を持つ他の穿龍棍として、先にも挙げたロカパルツァーがある。
再度性能を記しておくと、あちらはLv50時で攻撃力921、火属性420、毒属性320、斬れ味は白一色である。
空色ゲージ補整を加味しても単純な物理・属性攻撃力ではロカパルツァーが上回ってくるため、
会心率を活かしての運用がほぼ必須となる。
- 直後のG10でナルガクルガ素材の闇夜棍【漆桶】が実装されているが、
そちらは毒属性と高会心率を併せ持つという点で共通している。
製作可能時期は異なるが(GR100~、実装当時ではGR500~)、
差別化のためにもカクトスドレングは火属性も通る相手へ担いでいきたい。
余談
- ローゼンドレウザは「シールドマシン」がモデルになっていると思しい。
簡単に言えば先の尖っていないドリルで、
おろし金のような表面を回転させてトンネルを掘り進めていく大型掘削機である。
一方、カクトスドレングはドリルと言えばおなじみの円錐形をしている。- 余談中の余談だが、ローゼンドレウザが実装される
(つまりMHF-GGアップデートの)ほんの数日前に公開された某国民的アニメの映画でも、
これら2種のドリルの形状に関する印象的なやりとりがあったりする。
- 余談中の余談だが、ローゼンドレウザが実装される
関連項目
モンスター/エスピナス
モンスター/エスピナス亜種
武器/エスピナ武器
武器/G級武器
武器/ドラグスパイラル - 同じくドリル状の穿龍棍