MHFに登場する太刀で、熾凍龍ディスフィロアの素材から作られるG級武器。
目次
概要
- 炎と冷気の双方を一度に操ることができる驚異的な力を有す古龍の太刀で、
刀の峰の部分は熾凍龍の尻尾のように無数の氷柱で覆われた氷鱗であしらわれており、
炎鱗の甲殻を用いた赤い刃は、ディスフィロアの胸殻のようにところどころ蒼光が明滅している。
刃は純粋な剣のような形ではなく、棘のように加工された炎鱗が幾重にも重ねられた形である。
- 既にタイトルで記載している通り、武器の銘が「天熾シ凍土ニ咲ク刃」という、
ミラオス武器を彷彿とさせるぶっ飛んだネーミングの武器であるが、
そんなことよりもさらに驚かされるのが武器の解説文。
だけである。凍テル地ニ咲クハ、
一輪ノ華。
どんなに武器銘がぶっ飛んでいようが、これまでの武器は解説文くらいはまともだったものの、
ぶっ飛んだ要素はついに解説文にまで及んでしまった。
誰がこうなると予想できただろうか。
そもそもこれは"「武器」の解説"なのか。- なお、武器名の読みはおそらく「テン オコシ トウド ニ サク ヤイバ」と思われる。
天を熾す、というのは天を作り出すという意味なのだろうか。
また「凍土」とあるが、もちろんフィールドの方とは関係ない。
- なお、武器名の読みはおそらく「テン オコシ トウド ニ サク ヤイバ」と思われる。
性能
- "当初のG級におけるラスボス的存在"とされるディスフィロアの武器とだけあって、その性能は驚異的。
- 生産段階の時点で攻撃力1920
- Lv20へ強化することで攻撃力2002、熾凍属性350、
斬れ味レベル+1でゲージレベルがMAXに到達し、紫ゲージ70。 - 最終強化であるLv50では攻撃力2424、熾凍属性770と、もはや異次元領域
- なんといってもその攻撃力である。
同じ攻撃力を持つレビディオラの「極雷刀【蛇柳】」と比較しても、
後者は紫ゲージを出現させるのにLv40まで強化する必要があるのに対し、
こちらはLv9で出現してこの威力。
無属性武器すら圧倒する数値にはラスボスとしての風格があろう。
ちなみにこの2424という攻撃力、武器倍率表記に換算すると脅威の505。
一切のアイテム、スキル補助なしでこの数値である。
あまりにも攻撃力が高すぎてもう何が何だかわからないという方もいるかとは思うが、
"ものすごく雑な説明"で言えば、もちろんモンスターの肉質にもよるが、
踏み込み斬り一回で大タル爆弾並のダメージを叩き出せるほど。…では余計分からないか- この攻撃力によるアドバンテージは超強力で、
武器レベルが20の時点でも他の武器の追随を許さない威力を誇るが、
Lv50でもMHF-G2~G3までは全G級武器中最強のスペックを有していた。
そのため、G級太刀の攻撃力の基準ともなっており、新しい太刀と真っ先に比較される武器でもある。
- この攻撃力によるアドバンテージは超強力で、
- ディスフィロア武器専用の属性である「熾凍属性」は、火・氷・龍の複属性。
複属性の表示値に対する割合はそれぞれ80%、80%、40%であるため、
G★7でも十分実用級のLv20で帯びる熾凍属性350ならば、
火属性280、氷属性280、龍属性140を同時に与える。
最強のLv50で到達する熾凍属性770にもなると、
火属性616、氷属性616、龍属性308を一度に与えることが可能。
- Lv8までは斬れ味レベル+1を発動させても白ゲージ止まりだが、
Lv9で紫ゲージが出現するようになり、Lv20で非常に心強い紫ゲージ量となる。
斬れ味に関して惜しむらくは紫の上である空色ゲージがないことか。
- ここまでいろいろと述べてきたとおり、
この武器はMHF-G3までは数百種類あるすべての太刀の頂点たる物理火力を誇っていたため、
この太刀を所持する者や、これから入手を目指すという者は多かった。
更にMHF-G3までは太刀秘伝防具の全盛期と言える状況にあり、
広場を見渡すだけでも秘伝防具+この太刀の組み合わせを用いているハンターは非常に多かった。
- その後MHF-GGでは物理性能と火属性部門にライバルと言える紅龍の太刀が追加された。
あちらには空色ゲージと高い攻撃力・火属性値があり、瞬間火力では最強の座を明け渡すこととなる。
空色は短く使い切った際の攻撃力は天熾シ凍土ニ咲ク刃が上回るが、紫以上のゲージ総量には差があまりない。
安定して高い火力を発揮できることを活かしたいものである。- なお、MHF-GG開始後のインタビューでは
「今回の極限征伐戦の武器で、ようやくディスフィロアの太刀との選択肢ができたかなと」
という旨の話もされており、
MHFチームから見てもディスフィロアの太刀が少々抜きんですぎた印象はあったようだ。
現在では単純に物理性能だけで見た場合、最高の武器とは言えなくなっている
(言い換えれば、長く続いていたディス太刀一強とも言える状態が打破できたということでもある)。 - なお、MHF-GG開始後のインタビューでは
- 単に物理の高さのみでこの武器を語れなくなった現在、
この武器を活用していくには熾凍属性を活かすことが求められる。
さすがに火属性/氷属性/龍属性の全てを弱点とするモンスターは希少だが、
素の属性値が高いためシジルで属性値を引き上げることで、
下手な特化武器にも迫る属性値を発現させるのは難しい話ではない。
そのため主に火属性か氷属性が通じる相手(なおかつ龍属性を含めたもう片方が通れば申し分ない)
に運用していくのが良いだろう。
また、複数のモンスターに対して有効となりやすい属性であることから、
パローネ大航祭や天廊遠征録などの複数モンスターが登場するクエストでも高い汎用性を発揮する。- ちなみに氷属性は、複属性を含めても物理重視の太刀が少ないため、
単に氷属性武器として使う運用もありと言える。
属性吸収肉質を持つモンスターに対してはその汎用性の高さが仇となりやすい。
MHF-G3まではG級ランクではない変種モンスターしかこの属性吸収の耐性を持っていなかったが、
MHF-GGにて登場したディオレックス、G級紅ミラボレアス、G級オルガロンは、
熾凍属性の一部を吸収する肉質を持つため、それらに対して用いる場合は注意が必要。 - ちなみに氷属性は、複属性を含めても物理重視の太刀が少ないため、
改天熾シ凍土ニ咲ク刃
- 天熾シ凍土ニ咲ク刃が改G級武器として更に強化された姿。
派生には「遷悠殻」10個を要し、強化には同じく遷悠殻やいつもの限界突破素材、
ディスフィロア素材、G級ブラキディオス素材が必要となる。
- 最終的な強化具合は以下の通り。
- 攻撃力2424→2472、目玉である熾凍属性は770→1270
- Lv50まで強化することで空色ゲージが発現
大きな強化は属性値と斬れ味ゲージの2点のみで、攻撃力は大きな変化は無いものとなっている。
大きく強化された熾凍属性を活かせば、他太刀との差別化は容易なものであろう。
- 上記の通り、派生先が追加されたG8.1時点ですら現役を貫ける性能で、
なおかつ改G級武器の主なコンセプトは「G級実装初期に活躍していた武器の再生」であるため、
この太刀の強化が来たことに驚くユーザーは多かった。
余談
- 武器のネーミングセンスがミラオス武器に似ているということで、
「熾烈ナル修羅ニ墜ツ鎗→ナルニツ」のように、
ディスフィロアの武器もカタカナだけ抜き出して呼称しようという動きがあった。所謂「はがない読み」である。
ただ、その場合この太刀のネーミングが大変なことになってしまう。シニク……屍肉- しかしながらMHF-G3ではそのカタカナ読みの名称で指定する人も居た
(他の武器は指定に上りにくい武器種なので、太刀のみがピックアップされている)。
「カタカナ読み+(大)刀神」指定だとある意味凄いことになってしまうのだが、それでいいのだろうか…。
- しかしながらMHF-G3ではそのカタカナ読みの名称で指定する人も居た
- なお、この武器の斬れ味ゲージパターンはニゲル=レクスのものを引用している。
あちらは斬れ味レベル+1でもゲージ量が350だったため、最終的な紫ゲージは短かったが、
Lv20以上の天熾シ凍土ニ咲ク刃はそこからさらに紫ゲージ50を追加した形になる。
なお十分な量の紫ゲージではあるが、G級太刀全体で言えばこの紫ゲージ量は少ない方である。