大地に染み入る救済の音色。
苦しみ荒ぶる魂の穢れを凡て洗い清める。
MHW:Iのラスボスである地啼龍アン・イシュワルダの狩猟笛。
目次
概要
- 他のイシュワルダ武器同様に仏教をモチーフとした見た目をしている。
- 殴打部は仏像の光背のひとつである宝珠光のような形状をしており、
表側には開いた蓮華が、裏側には蓮の蕾が彫り込まれている。
この蓮華は演奏時に振動しており、この笛の演奏に欠かせない部位のようだ。 - ネックには4本の弦が張られており、これで蓮華の振動を調整しているようにも見える。
- 他に錫杖の遊環や雲の紋様などが付いており厳かな中にも華やかさが感じられる。
- 殴打部は仏像の光背のひとつである宝珠光のような形状をしており、
性能
- その性能は、
- 高い攻撃力1176
- 会心率0%
- 無属性。属性解放で高い龍属性510(龍封力大)
- 素では白ゲージ10、匠Lv3から紫が出現
- スロットはLv1×2
- 防御力ボーナス+30
- レア度12
- 音色は紫青橙
- 高い攻撃力に無属性強化を適用可能、攻撃力&防御力UPの旋律を演奏可能で最終的な火力はかなりのもの。
属性解放で出る龍属性値も高く、龍封力大があることもあって古龍との戦いにも向く。
風圧完全無効の旋律も吹けるので特にクシャルダオラとの相性が良い。
スタミナ減少軽減の旋律で双剣・弓・クラッチクローアクションのサポートも可能。
- 欠点は貧弱な斬れ味、かのパラドーラよりはマシなものの
初期値白10はあまりにも心もとないため高めの匠スキルが欲しいところ。
- この笛のライバルは同じ音色を持つ魂焔の龍笛・冥灯と電電太鼓【雷轟】。
- 魂焔の龍笛・冥灯は長い白ゲージとシリーズスキル業物を備え快適性が高いが、
攻撃力が1050と低く火力不足気味で取り上げられることは少ない。 - 電電太鼓【雷轟】は狩猟笛最高の攻撃力1302、非常に少ない雷属性値120、会心率-15%。
マイナス会心と無属性強化に非対応なことを考慮に入れてもなお非常に高い火力を持つ。
雷轟は匠を積んでも白ゲージしか出ず紫ゲージの華厳より若干火力が劣るが、反面高レベルの匠が不要。
低レベルの匠でよく他スキルを積みやすい雷轟といった感じで住み分けがされているようだ。 - 魂焔の龍笛・冥灯は長い白ゲージとシリーズスキル業物を備え快適性が高いが、
- 他武器種では高攻撃力のネルギガンテ武器やディノ亜種武器と競合していることが多いイシュワルダ武器だが、
狩猟笛に関しては音色が違うため運用方法が完全に異なっていて競合が無い。
余談
- 仏教モチーフのイシュワルダ武器らしく演奏時には非常に厳かなサウンドが流れる。
特徴的な高い音はチベット仏教で用いられる管楽器ギャリン(gyaling)と思われる。
ベースのくぐもった音はチベットの喇叭ラグドゥン(Ragdung)だろうか。
これらの楽器は本体のアン・イシュワルダの戦闘BGMは勿論、
他には砂原の戦闘BGMでも用いられている。
- 武器銘について
- 「極楽浄土」
浄土とは仏が住む清浄な世界であり、幾つかの種類があるとされる。
中でも阿弥陀如来が構えた西方極楽浄土はとくに有名で、これがいわゆる極楽浄土である。
極楽浄土では一切の苦が無く、楽しか感じないとされる。
苦難の多い狩猟環境を一変させ、楽しく狩りを行う狩猟笛らしい銘である。 - 「華厳」は仏になるため功徳を積むことを、蓮の花が咲く様子にたとえたもの。
アン・イシュワルダの引き起こす地殻変動により壊滅的な被害を受けてなお、
必死に生き抜き新たな繁栄に至る生態系と生物たちをイメージしたものだろうか。 - 英名はAustere Paradise。
Austereは禁欲的な~・厳粛な~と言った意であり、
Paradiseは天国、安楽と言った意である。
- 「極楽浄土」
関連項目
モンスター/アン・イシュワルダ
武器/イシュワルダ武器
武器/浮岳槍【極楽浄土】 - 極楽浄土の名を冠するヤマツカミのランス。MHFの剛種武器。