新たに発見された幻獣キリンの
別種素材で作った片手剣。
刀身に極度の冷気が漂う。
MH4ではキリン亜種の登場に伴い、片手剣にも亜種武器が追加された。
現時点では4シリーズでのみ登場し、それ以降の作品では登場していない。
目次
概要
- 紫電からの派生ではなく一発生産であり、属性も雷から氷に変わっている。
形状は盾の表面が黒色になり、雷神剣キリンの柄にさらにもう一本の角が取り付けられた両刃型のものとなる。
両側に3本の刃がついた姿は三鈷杵という仏具によく似ている。
性能
MH4
- 性能は物理攻撃力は196、氷属性値は450と典型的な属性特化武器となっている。
斬れ味は非常に長い緑ゲージにやや短い青と白ゲージだが、匠で白ゲージを大幅に延長が可能。
追加防御力は+15で、スロットは一つのみである。
- 雷神剣キリンとの違いとして、攻撃力は雷神剣を僅かに凌ぐが、属性値はやや劣るなど性質は微妙に対照的。
最大の違いは斬れ味で、雷神剣は匠抜きでは青ゲージ止まりながらそのゲージ自体はかなり長いものなのだが、
氷神剣は素で白ゲージに到達するも、上述の通り白も青もゲージとしては短く、匠がないとすぐ緑まで落ちてしまう。
一方の防御補正は同じ+15となっているが、スロット数は雷神剣より一個減ってしまっている。
- 製作にはキリンの氷角が4個、蒼角が3個、そして一部の希少鉱石が数十個ほど必要。
氷角と蒼角は両種とも角の部位破壊が安定してできるのならば集めるのにはさほど苦労しないだろうし、
鉱石系もキリンのギルドクエストや素材ツアーを繰り返せば自然と貯まるので、製作難易度そのものは高くない。- しかし、キリンの上位ギルドクエストはHRの上限を解放しなければ受注許可が降りず、
キリン亜種もあの最終鬼畜クエストをクリアしないとギルドクエストが出てこないため、
その前に作りたいのならばすれ違い通信による誰かからのクエスト提供に頼るしかない。
- しかし、キリンの上位ギルドクエストはHRの上限を解放しなければ受注許可が降りず、
- 本作におけるもう一方の最強氷属性片手剣であるクシャルダオラ武器のエストレモ=ダオラの方は
物理攻撃値、属性値共に約260のバランス型になっているため、使い分けは十分に可能となっている。
…と言いたいところだが、残念ながら氷神剣キリンのその属性値を活かせるモンスターはMH4にはほぼ存在しない。
属性カットが撤廃されたとは言ってもダメージ計算式の都合上、属性値だけで戦おうとすると、
獄狼竜やグラビモス、あるいはかの黒龍ほどに極端な肉質の相手か、
もしくはかの渇愛ほどにぶっ飛んだ属性値が必要になるのである。
もしこの片手剣を使いたいのならば、バサルモス亜種がほぼ唯一の相手となるだろう。
MH4G
- そしてこちらもG級素材を使う事で強化型である氷神宝剣キリンが追加された。
その性能は、- やや控え目な攻撃力は308
- さらに磨きがかかった氷属性値540
- 追加防御力は+30と上昇した
- 素でそこそこ長めの白を持ち、匠で平均的な長さの紫が現れる。
- スロット数は変化なし
- こちらも属性特化らしい強化を受けた。
- ライバルは前作と同じくエストレモ=ダオラの強化型であるミストラル=ダオラの他、
本作で新たに崩天鉈キクキオンカムとシュトル=エルダオルの2種が氷系片手剣として参戦しているが、
ミストラルは以前通り純粋なバランス型で、後の二つは完全な物理特化なのでキリンの地位はほぼ安泰である。- 一方、前作で完全下位互換の存在だった
フォッシルギア系の最終型として追加されたオリクロマティアが、
攻撃力308、氷属性値550とこちら以上のレベルに達しており、
さらにG★1で作成が可能というかなりの強化を施されたが、
生憎覚醒が大前提であり、斬れ味も匠付きで白止まりなので、
たとえ覚醒込みであってもこっちが完成するまでの繋ぎと見るのが妥当。
- 一方、前作で完全下位互換の存在だった
- 作成にはキリンの剛氷角4個とキリンの剛蒼角が3個、
そしてこれまた大量のコスモライト鉱石やピュアクリスタルなどが必要。
やっぱりキリン亜種が出るギルドクエストの用意がネックだが、
こちらも現在ではキリン亜種と戦えるイベントクエストの配信がされているので素材集めの難易度は下がっている。
関連項目
モンスター/キリン
モンスター/キリン亜種
武器/キリン武器
武器/紫電 - 通常種から作られた武器