MHFのシーズン1.5より登場したハンマーの最終形。
特殊加工を施した氷結晶の塊に柄を取り付けただけの武器。
単純な作りでありながら破壊力は抜群である。
目次
概要・性能
- MHFの黎明期から存在する古参のハンマー。
直方体状に加工された氷結晶に、金属製の柄を付属させ、
さらに生産時の名前も「氷塊」という、まさにSimple is the Bestな氷槌。
大氷塊、巨大氷塊、永久氷塊へと強化可能だが、
永久氷塊になるとデザインが変化し、やや複雑な正方形状の氷結晶塊に7本の鉄の棘が埋め込まれ、
それを2本の鎖で×状にガッチリと固定するなど、非常に攻撃的な外見に変化する。
- 最終強化の永久氷塊の性能は以下の通り。
- 1248と良い攻撃力を持つが、会心率はマイナス20%
- 氷属性530と強力な属性値を持つ
- デフォルトの斬れ味ゲージでは緑しかなく、斬れ味レベル+1でも僅かな青止まり
そのため、頭部に氷属性がよく通るモンスターでないと強さを発揮できない。
幸いにもリオレウスやエスピナス、打撃が通りにくいディアブロスやモノブロスなど、
武器の特性との相性が良好なモンスター自体はメジャーなものが多いのが救いか。
強化自体はHR100昇格後すぐに取り掛かることができるので即戦力としての面が強い。
- 外見からも普通に想像ができるが、生産、強化には大量の氷結晶が必要となる。
氷塊と大氷塊の素材にそれぞれ25個と30個、合計55個要求される。
さらに巨大氷塊で「万年霜」を12個、永久氷塊でもさらに25個使うため、
万年霜も最終的には計37個もの数を用意しなければならない。
- ただ、斬れ味ゲージが災いしてライバルに出し抜かれている感が強い。
最たる敵は、皮肉にも同じく氷結晶を槌としたアイスハンマー系統であり、
極端な特徴はないがバランスよくまとまった性能が人気となっている。
また、氷塊以降に登場したものではオルガロンの「牙狼槌【八雲】」や、
デュラガウアの「ボルペチフラ」など、逆風は強まるばかり。
実は永久氷塊でデザインそのものが変化することを知らなかった人もいるのではないだろうか。
琥珀大結晶SP
- 宝飾品用の特級琥珀を武具工房が大胆にデザインしたハンマー。
氷塊のSP武器版であり、白い霜が降りたような黄の色合いが特徴。
- 氷属性は捨て、麻痺属性に特化している。
最終強化の琥珀大結晶SPVIIでも麻痺属性240だが、十分だろう。
攻撃力も1144だが、SP武器の能力でHR100以上の凄腕クエストでは、
さらに攻撃力1196、会心率20%へ一時的に強化されるので火力も悪くない。
- 「琥珀」ということが関連しているのか、虫の汁素材を大量に使用する。
強化完了までにモンスターの体液を28個、
モンスターの濃汁を22個も投入しなければならないのが厄介。
- なお、麻痺属性SP武器最大のライバルは「ルナティックコアSP」。
この武器のデザインだが、黄色い琥珀のような結晶が槌に埋め込まれている。
何を隠そう、アイスハンマーのSP武器版なのである。
一体どこまで付きまとってくるんだ、お前は。
余談
- MHF-Gにて極海の特産に「永久氷塊」という名の採取素材が登場したが、
もちろん登場時期が5年も違うので関連性は一切ない。- ただし、こちらは長期イベントのハンマーに大量に使用する。
- 最終強化前の巨大氷塊、琥珀大結晶SPともに、愛称はガリガリ君。
いかにも冷たそうな平べったい塊はアイスキャンディーを彷彿とさせる。
色合いはまさにソーダ味とレモン味である。- MH4はガリガリ君とコラボしたが、MHFがコラボしたのはグリコのアイスのみである。