武器/焔灼

Last-modified: 2023-07-24 (月) 11:32:47

MHFに登場する太刀で、イャンクック素材で作られた武器。
その刀身に熱き炎を閉じ込められており、刃の鈍い輝きが陽炎に揺らぐ。

目次

概要・性能

  • MHF初期から存在するイャンクック素材の太刀。
    巨大な鞘は怪鳥の青い翼膜を大胆に使って仕上げられており、
    鍔は甲殻だが、主力である刃はやはり翼膜を刀剣状に固めて作られている。
    非常にイャンクックらしいデザインの武器である。
  • 生産からいきなり「焔灼」なんて怪鳥にしてはものすごく強そうな名前の武器だが、
    実際は骨太刀の基本形である「骨刀【狼牙】」から始まる基礎的なものである。
    怪鳥の甲殻、火炎袋、マカライト鉱石と、HR1からすぐ取り掛かれる武器なので、
    ここまでだったら旧トライアルコース(HR2まで、なお現在は99まで)だけでも完成させられるほど。
    ゲームを始めていきなり作れる火属性武器というある意味重要な立ち位置におり、
    この時点では火属性100しかないが十分な攻撃力に斬れ味ゲージは緑まである。
  • 次の「烈火」にはバサルモスの甲殻や紅蓮石を必要とするので、
    火山に立ち入れるようになるHR11から強化が可能。
    攻撃力が大きく伸び、緑ゲージもかなりの長さになるので扱いやすい。
    そして名前だけも相変わらずかっこいい。
  • そこから時期が空き、上位HR51になるとようやく次の強化が可能となる。
    この「焔ノ閃」からはイャンクック亜種の太刀に変化し、
    デザインというか色合いもイャンクック亜種の外見を反映させている。
    青怪鳥の甲殻が20個も必要になるが、まぁ頑張って集めよう。
    火属性が320まで一気に強化され、斬れ味ゲージも最高で白まで伸びるようになる。
    ただ、同じこのHR51で強力な「飛竜刀【楓】」が出現するので逆風に遭う。
    ヴォルガノスのレア素材である「溶岩竜の上ヒレ」がネックか。
    しかしながら名前の良さは取り柄である。
  • HR100の凄腕ランクに昇格すると「焔斬刃」へさらに鍛えられる。
    火属性440に十分な攻撃力であり、実用たる威力である。
    ただ、HR1から始まり一旦の到達になるHR100ではほとんどの武器がここで激しいぶつかり合いを見せる。
    リオレウスの飛竜刀【楓】は火属性620の「飛竜刀【紅】」に、
    平均的な火属性だが会心率15%を併せ持つモノブロスの「デスクラスサイス」、
    HR100昇格直後で最高レベルの火属性を持つヴォルガノスの「炎斬【獄焔】」など、
    ライバルを挙げはじめたらもはやキリがない。
    そんななかでもイャンクック武器らしからぬ名前だけは光っているのが焔灼系統らしいが。
  • 結論的に言えば、焔灼系統が最も活躍するのはまさしく「焔灼」の時期である。
    やはり他のライバルがいない状況で単独の火属性太刀というポジションはかなり大きい。
    HRが上がってくるとダイミョウザザミやドドブランゴといった火属性弱点のモンスターが現れ始める。
    この2種はいずれもHR11とHR17に昇格するための公式狩猟試験
    特にドドブランゴの「白猿薙【ドド】」はランク的にも氷属性太刀として第一歩なため、
    こういった時期で存分に活躍してくれるだろう。
    名前だけ無駄に力が入っているが、その需要はイャンクック武器らしいと言えるか。
  • とまあ、長々と書いてきたのだが今では過去の話になっている部分も多い。
    というのも現在ではガスギャルドという全員配布の特典武器が強力なライバルとなるからだ。
    HR51以降においては焔ノ閃のほうが若干上回るのだが、強化は非常に楽で、
    何よりもライバルの少ない序盤にこそ活躍するという特性が完全に奪われてしまった。
    ただしあちらは1点ものの記念武器であるため生産が惜しいという人もいるだろうし、
    モンスター素材で武器を作ってこそのモンハンだというなら、敢えて焔灼を作るのも良いだろう。

白焔SP

  • その名の通り、焔灼が白くなったSP武器である。
    鞘はイャンガルルガより少しだけ薄い紫色、
    刀身は鍔から刃先まで全部真っ白に染まっているが、
    色だけ変わってもイャンクック武器とすぐわかる程度の面影は残している。
  • 最終強化である白焔SPVIIを挙げると、
    見た目の攻撃力こそ1296と普通だが、そこはSP武器。
    HR100以上のクエストに持ち出すと攻撃力1344、会心率20%へ自動的に強化される。
    焔灼と違って無属性である代わりにやはり物理性能は侮れない。
  • 強化も鳥竜種素材を中心に使用するのでSP武器のなかでも楽なほうである。
    厄介なのはアカムトルム変種や剛種ドラギュロスの「飛竜種の真髄」や、
    主に剛種パリアプリアから得られる「飛竜種の特濃血」か。
    どちらも素材の需要自体が高いのでモンスターの狩猟難易度というよりその点が厄介。
  • ちなみに、この武器はHR100に上がったプレイヤー全員に適用される、
    SP武器プレゼントキャンペーンのSP太刀に選ばれている。
    そのため、無属性太刀は使わないという人でも持つだけなら持っているという人がほとんどだろう。

カゲロウノダチ

  • G級クラスに返り咲いた焔灼。
    「カゲロウノチ」ではなく「カゲロウノチ」である。おそらく「陽炎野太刀」なのだろう。
    G級クエスト解放初期からあるので名前くらい知っているという人は多いだろう。
    一応付け加えておけば、G級武器なので焔灼系統から派生はしない。
  • 気になる性能だが、結果的にはイャンクックであった。
    ちゃんと強化すれば攻撃力も高いし、火属性もそこそこでこれ自体は悪くないが、
    MHF-G先行オープンテスト時の龍属性から火属性へ属性を変えて正式に参戦した
    リオレイアの真・飛竜刀【時継】立場を全て持って行かれた
    G級イャンクックはG★1であるためにG級武器のなかでは威力が控えめなほうで、
    しかも(当たり前だが)G級上がりたてはG級以下の武器もある程度通用することから、
    わざわざカゲロウノダチを真面目に強化したというプレイヤーはあまりいない。
  • ちなみに火属性は伸びが凄まじく、生産段階では火属性120しかなかったのが
    レベル20で既に460まで増大しており、レベル40以降は白ゲージもかなりの長さとなる。
  • Lv50時の攻撃力は2184と、真・飛竜刀【時継】より高い。
    また、火属性値も590とかなりのものになっている。
    直接のライバルとしては同一のゲージで攻撃力・属性値ともにカゲロウノダチを上回る
    「熔刃オキリュウトウ」、またもやヴォルガノスの太刀である。
    更に、似た攻撃力に高い火属性値、紫ゲージまで備える鎧竜乃紅破刀や、
    それらすらも凌駕する攻撃力2424の熾凍属性を持つシニクもある。
    正直カゲロウノダチには厳しすぎる状況ではないだろうか。
    せめてジェンバーのように紫ゲージがあれば戦えたのかもしれないが…

関連項目

モンスター/イャンクック
モンスター/イャンクック亜種
武器/クック武器