MHFに存在する、ベルキュロスの剛種武器双剣。
ベルキュロスの頭部に似せた小剣と、鋭い鉤爪を模した小剣がセットになっている。
強い電流を宿しており、形状こそ異なるが、一対の剣は互いに呼び合っていると云われる。
ここでは派生元が同じのドラギュロスの剛種双剣についても言及する。
目次
概要・性能
真舞雷双【迦楼羅】
- 生産段階である「真舞雷双【極楽鳥】」に「舞雷竜の紫玉」を8個も使用するため、
必然的に剛種だけでなく上位のベルキュロスを8体倒さなければならない
(3号機型ベルキュロスの出現する「青天の霹靂」「界雷」「超鋼金アルゲン【槍】」の確定報酬で1個)。
また、古龍種の剛翼に次いでレアな「古龍種の上翼」も6枚使用する。
この時点でかなり作成難易度が高いと言える。- その代わりなのか、迦楼羅には比較的入手しやすい「古龍種の剛爪」や「古龍種の堅殻」しか使用しない。
- 性能は、フォワード.3で登場したタイクンザムザの剛種双剣と合わせて記載する。
武器名 攻撃力 雷属性 会心率 その他 スロット リーチ 斬れ味 作成難易度 真舞雷双【迦楼羅】 322 390 20% 防御+24 0 中 匠で白&紫 中 多殻鋭双【水芭蕉】 308 520 10% なし 0 中 匠で白&紫 難
これだけ見るとどっこいどっこいな気もするが、
多殻鋭双【水芭蕉】も作成難易度が高く、というかこちらのほうがかなり高く、
古龍種の上翼*4に、甲殻種の宝玉*2に、古龍種の剛角*8とレア素材のオンパレードである。
そもそもタイクンザムザ剛種自体、麻痺による根性貫通の即死コンボを持つなど
トップクラスの戦闘力を誇っているため、証集めの時点で躓きやすい。
とは言っても、麻痺による間接的な即死コンボはベルキュロス剛種も同じではあるのだが…
- ギミックとして、目玉が光り輝いている。暗闇に行くと、よくわかるだろう。
下記で述べている強化先へ強化すると、さらにオーラを纏う。
その姿は「格好良い」の一言と言えるだろう。
- 「迦楼羅天」とはインド神話に登場する「神鳥ガルダ」を前身として仏教に取り込まれたもので、
「カルラ」は原始仏典で使用されるパーリ語に語源がある。
「迦楼羅王」とも呼ばれ、漢訳では食吐悲苦鳥(じきとひくしょう)とされる。
- 当然であるが、殆どのコンピュータでは「かるら」で変換しても迦楼羅とは出ないので少し面倒。
間違ってもどっかの自動車メーカーみたいにカローラなんて読まないこと
- ちなみに後年、この迦楼羅と語源を同じくする「金翅鳥」の名を冠したベルキュロスの穿龍棍が追加された。
極舞雷双【雀鷹】
- 真舞雷双【迦楼羅】の時点では微妙だったが、この天嵐強化で一級品に。
- 現在の剛種武器の水準ともいえる攻撃力350を獲得、さらに会心率25%まである。
- 水芭蕉ほどではないが雷属性420に上昇。
- 迦楼羅にはなかったスロット1を得る。
斬れ味は迦楼羅と変わらないために他の雷属性双剣は一気にお役御免になってしまった。
この武器の実装で同時に迦楼羅の将来性も飛躍的に上昇することとなった。
欠点を上げるならば、同じ天嵐双の怒髪獄双乱【悲恋】が攻撃力364の会心率35%であることだろう。- 水芭蕉が登場した時は既に雀鷹が存在していたため、
悲しいことに水芭蕉は登場時点からほぼ完敗している。
また、その後、圧倒的雷属性を持つクアルセプスの剛種双剣が登場、
長い白ゲージを誇っていたため(神速と同じ)この双剣が死ぬのでは?と噂されていたが、
下記の武器の存在が明らかになり、クアル双も誕生前から死んでしまうという事態になった。
- ただし作成難易度も相応に高い。
当たれば乙コース確定の電撃弾超速射で有名なフルフル亜種特異個体(上位)や、
全モンスター中でも屈指の戦闘力を誇るクシャルダオラ剛種特異個体のHC素材を必要とする。
- 何も見ずに雀鷹をツミと読めた人はかなりすごい。
これも迦楼羅同様、変換ではほぼ出ない。
ちなみに雀鷹とは実在する小さな鷹のことなので、銘だけ見ればかなりのランクダウンである。
極舞雷双【角鷹】
- フォワード.5で実装される覇種武器のひとつ。
- 攻撃力378に加え会心率30%に上昇し、ついに悲恋を上回った。
- 雷属性480もかなりのもので、水芭蕉と進化を除けばすべて勝っている。
- 斬れ味ゲージが多殻鋭双【雪中花】と同じになり、
弱点の斬れ味の短さを克服(白は30から45、紫は10から20へUPした)。
会心率も相まって高いダメージを叩き出せるので、無属性部分でも覇種武器としてはトップクラスである。
- 同じ特性を持つライバルとしては同じ高会心率の恋吹雪がある。
あちらには会心率こそ負けているものの、スロットの存在と、斬れ味ゲージの改善によって
白と紫が長くなっているため、こちらが優勢と言える。
- 斬れ味ゲージでは、ぶっ飛んだ白ゲージを持つこの2つの武器や
G3で追加されたバル・ラスティマや輝界白竜双剣と比べるとパッとしないが、
これらにはいずれも会心補正が無いため物理面では頭一つ抜けているといえる。
- 対剛種・覇種という観点から見ると、雷属性はあまり重要とはいえないが
G級では全体的に雷弱点モンスターが多いため、G級前半戦を見越して作成したい武器の1つ、と言えるだろう。
事実フォワード.5ではタイフェン=ダオラやドドンガ・リッパーに押されていたものの
G1では上記事実が確認されるや否や、一気に人気武器の1つとなった。
高い会心率を持つためG級スキルの一閃とも非常に相性が良い。
- また、これまた難読漢字の「角鷹」、読みは「かくおう」若しくは「くまたか」である。
前者は特殊なルール下(天竺大将棋など)でのみ存在する将棋の駒、
後者は猛禽類に属するワシタカ科の鳥である。
ネーミングの法則からして、後者の可能性が高いだろう。
- ベルキュロス武器だが、実装された時期が違うためか、
覇種化には亜種のドラギュロス、ではなく
テオ・テスカトルの覇種個体から得られる炎王龍の灼翼が50枚必要。
極舞雷双【八角鷹】
- 角鷹をG級ハードコア素材を使用して強化したG級覇種武器。
高い会心率はそのままに、攻撃力と属性値が引き上げられている。
- その攻撃力は392。雷属性値は520になっている。
会心率が高いため期待値は武器倍率300に近いという高性能双剣である。
- しかし、G級覇種武器全般に言えることだが、僅かしか性能が上がっていない割に素材の要求は重い。
テオ・テスカトルの覇種個体から得られる炎王龍の灼翼を再度50個使用した上で、
更にG級ババコンガのHC素材である桃毛獣の磨牙を2個と、G級HCラージャンの金獅子の沸血を1個使用する。 - G級HCラーは(防御さえあれば)HC変種よりも戦いやすくなっている。
が、問題はそこではない。
問題はこのラージャンから作れる双剣「司天双角」が強力なのである。
金獅子の沸血を使うLv34時の性能は攻撃力534、雷700、ゲージは八角鷹より更に長い紫ゲージと
会心率以外の全ての性能で八角鷹を超えてしまっているのである。
つまり、雷属性双剣を作るために金獅子の沸血を使うなら、司天双角に回したほうがいい、
ということになってしまうのである。
- G級覇種武器にはいずれも烈種武器派生が登場する予定であることが明かされている。
そのため烈種防具を使うのであれば、烈種派生に期待して先行投資するという選択もありかもしれない。
G級秘伝防具を使う場合は倍率の問題で司天双角に完敗してしまうので、先を見据えた強化が必要。
- ちなみに読みは「ハチクマ」と思われる。
蜂角鷹とも書き、上述の猛禽類の角鷹に似たタカ科の鳥で、蜂を主食とし
あのオオスズメバチすら全く歯が立たない天敵と言われている。
真冥雷双【迦楼羅】
- 前述の真舞雷双【極楽鳥】から、ドラギュロス素材を用いて真冥雷双【極楽鳥】へ派生、
そしてそれを強化することによって入手できる龍属性剛種双剣。武器名 攻撃力 龍属性 会心率 その他 スロット リーチ 斬れ味 作成難易度 真冥雷双【迦楼羅】 322 360 35% なし 1 中 匠で白&紫 中 - ぶっちゃけた話、既に実装されていた炎妃双【悪女】や、後に登場したニゲル=ニンブスに追いつけていない。
唯一の強みは会心率だが、肝心な攻撃力そのものが後者に大きく水をあけられてしまっている。
スロットは悪女のほうが多く、かと言って斬れ味はというとニンブスのほうが白が長い分優秀。
- ベルキュロスの分、証を少し多く使うが素材に関しては入手難易度が低いものばかりで、
強敵剛種ナナ・テスカトリや、入手レア度が強豪の古龍種の稀玉*5を回避できるので初心者にオススメ…
と、言いたいが、白と紫が少し短いため、業物+2が発動していても乱舞で振り回すには適していない。
じゃあ乱舞改で、となると、双剣SR600にまで登りつめたハンターが後者何れも持っていない、
かつ将来性の高くない真冥雷双【迦楼羅】に目を向けてくれた時でしか活躍しえない。
やっぱり不遇である。
最後の希望は極舞雷双【雀鷹】のような天嵐武器派生のみ…。- 覇種ドラギュロスが登場するため、この武器にも光が見えるかもしれない。
- ちなみにこの武器の元のドラギュロス原種の武器は「冥雷双【朱鷺】」。
- やや低めの攻撃力308だが、それを十分にカバーできる会心率25%。
- これといって高いわけではないが龍属性250と文句のない数値。
- 斬れ味レベル+1でそれなりの白、スロット1、防御+5とかゆいところに手が届く。
レア度7の割には良性能な一本であるため、SR200以降での龍属性双剣に選ばれることはある。
冥雷竜の鉛玉を使用しないのもポイント。