MHFに登場する、剛種グレンゼブルの剛種双剣。
グレンゼブルの爪や棘が贅沢に使われており、鋭い斬れ味が獲物の体力を徐々に剥ぎ落としていく。
まるで工具のような、奇妙な形状をしているのも大きな特徴で、
装備する者の集中力を高め、普段以上の力を発揮することができると云われる。
目次
概要・性能
怒髪双乱【挽歌】
- 水属性双剣としてはトップクラスの性能を持つ。
- 攻撃力350に加え会心率25%と高火力を発揮できる。
- 水属性350とそこそこの属性値も備える。
- デフォルトで斬れ味青、斬れ味レベル+1で白と紫
しかしそれでも十分な性能である。
- しかし、その分生産難易度は高い。
まず怒髪双乱【艶歌】⇒【挽歌】と強化する必要がある。
剛種グレンゼブルを討伐した証である「蛮竜討伐の証」を25枚と、
入手はしやすくなってきてはいるものの、お馴染み古龍種の剛翼を4枚要する。
- 長期イベントのガーベラフィオーレと並び最高の水属性双剣として君臨していた
(進化武器の「双魚皇剣・水」は入手難易度が非常に高いため、大抵は上記のどちらかを使用していた)。
- MHF-Gで双剣の性能が見直され、斬れ味消費が従来よりかなり激しくなったため
ゲージが長いとはいえないこの武器は若干作成優先度が下がっている。
とは言え、「斬れ味レベル+1」と「業物+2」を両立できる装備であればその攻撃性を如何なく
発揮できるので、それらの装備が出来上がったら製作にチャレンジする価値は現在でも十分ある。
怒髪獄双乱【悲恋】
- 怒髪双乱【挽歌】をHC素材で強化した「天嵐武器」。
当時は天嵐武器システムが無かったため、純粋に剛種武器の強化段階として実装された。
既に挽歌の時点で最高クラスであったのに、悲恋の実装が発表された時は一同騒然であった。- 攻撃力364とさらに会心率35%に上昇し、火力がさらに増強。
- 相変わらず高くはないが水属性400。
斬れ味は変わらないが元が優秀だったため、なんの問題にもならない。
その上に水属性400であり、水属性が効くモンスターにとってはさらなる脅威となった。
しかも一定の条件下において進化武器【燦然】をも超えるDPSを叩きだす。
- しかし当然、そんな超高性能武器をやすやすと入手させてくれるわけがない。
今度は「冥雷竜の妖鉤爪」と「氷狐竜の氷殻」をそれぞれ1個ずつ要求される。
これは2つともHC剛種(剛種特異個体)の剥ぎ取り2%の素材であり、入手難易度が非常に高い。
今まではHC剛種素材+HC上位orHC変種素材を要求されることが多かったのだが、
ライトボウガンの「テオ=バラージ」とともに、
複数のHC剛種素材2種を必要とする場面が多くなってきている。
また、この関係で作成するにはHR500以上かつ双剣のSR100以上と時期も遅い。
- 天嵐武器としては現在でも一線級以上の性能を持つ。
対覇種戦をこなして覇種武器を作るまで十二分な活躍ができるだろう。
ただし一部の覇種に対してはスキル枠の問題で相性があまり良くない点には注意。
- 上に挙げたように高威力、高属性、良斬れ味と三拍子そろっているが、
武器としての見た目は何となく機械の組み立て等に使う先端の尖ったレンチに似ている。
リーゼントの不良学生が手に入れやすい武器…と考えれば納得できるが。
しかし刀身をグレンゼブルの甲殻で装飾、怒ったグレンゼブルのような赤い目玉に加え、
「赤と緑のオーラ」も纏うともはや単純にかっこいいとしか思えない。
怒髪獄双乱【恋吹雪】
- フォワード.5アップデート時に強化先が見受けられず、
「悲恋は死んだ」、「謎覇種の素材で覇種化する?」等の噂が飛び回った中、ついに姿を現した覇種武器。- 攻撃力378&会心率40%に上昇、短期決戦向け双剣として最高クラスのスペックを誇る。
- 水属性480と物理火力以上に大幅な強化がされた。
会心率を考慮すると進化武器の双魚皇剣・水【燦然】を完全に上回る。
素でこの数値まで来ると、剛種、天嵐、覇種防具のスキルランクアップグレードで見切りスキルを強化、
または本気飲料【会心】を利用すれば容易に会心率100%を実現できるだろう。
また、真秘伝スキルと相性が良いのも利点。
- 瞬間的な物理性能で言えばトップクラスだが、同じく物理寄りの極舞雷双【角鷹】と違い、
スロットが存在しないのと、角鷹は斬れ味が改善されており、白紫共に少し長くなったため
ゲージ面でも若干不利である。
- 水属性という点で言うと、会心こそないが同攻撃力かつ水属性560を持ち、
最大白399(ランクアップで紫399)という、凄まじいにも程がある斬れ味ゲージの
ドドンガ・リッパー、そして水属性こそ240と低いが
攻撃力392かつ斬れ味レベル+1で70もの紫ゲージ(天嵐効果で空70に)になる
バル・ラスティマというライバルがいる。
特にバル・ラスティマは生産に必要な覇種素材が同じなので、どちらを優先して鍛えるか悩みどころだろう。
- 素材はゴルガノス、アルガノスの素材「金銀魚竜の乱殻」50個を使用する。
怒髪獄双乱【愛燦々】
- 恋吹雪をG級のハードコア素材で強化したG級覇種武器。
攻撃力が392と上昇しており、更に水属性値も520と高くなっている。
- 必要なG級HC素材は予想通りG最高難易度★7のグレンゼブル素材。
流石にこのモンスを安定して狩猟できるようになるころには
十分な質のG級武器を使用しているはずなので、後述の烈種武器を見越して強化するのがよいだろう。
怒髪獄双乱【愛乱舞】
- GGアップデートにて遂に実装された烈種武器。
装備する者の集中力を高め、限界突破の力を発揮する双剣である。
- 悲恋・恋吹雪が猛威を振るった時代から長い月日が経過し、双剣は
斬れ味の消耗が従来より激しくなってしまっていた。
そのため元の斬れ味が現在の水準ではかなり悪いと言わざるを得ない愛燦々が烈種化しても、
他の武器との棲み分けは難しいのではと言われていたのだが…
- 気になる性能であるが、
- 攻撃力504
- 会心率は安心の40%
- 水属性610
- 凄まじく長い白ゲージと、斬れ味レベル+1で長い紫ゲージが発生する
- スキル「逆鱗」が自動発動
まさに、悲恋・恋吹雪・愛燦々の限界を突破したと言えよう。
- 斬れ味が大幅に進化したことによって、この武器の弱点であった
継戦能力の低さを見事に補うことに成功している。
また、攻撃力こそ烈種武器の中ではもっとも低いものの、会心率40%(実質50%)は
G級系統武器では類を見ない数値であり、一閃スキルとの相性も絶大である。
- 内包スキルは逆鱗つまり真根性であり、G級高難度クエストでの実用性が非常に高い。
これらのクエストではスキル枠を1つ減らすことができると言えるので、スキル構築もやりやすくなる。
- 唯一の欠点は武器スロットが無いことである。
烈種水双剣はいずれも個性的なゲージと武器スロを持つため、上手く使い分けるとよい。
- ちなみに強化には烈種ディオレックスの素材を必要とする。
- 銘は「あいらぶ」と読む。「あいらんぶ」ではないので注意。
英語に直すと「I love」だろう。
怒髪始双乱【愛武勇】
- MHF-G8で追加された、グレン双剣の最終形態と言える始種武器。
高地に出没する始種ヤマクライの素材を用いる。
- 素の性能として、攻撃力は665、水属性値は800まで上昇、内包スキルがブチギレにランクアップ。
更にスロットが2つ開放され、G級武器との差別化を図る上で心強い存在を手に入れた。
会心率40%はそのままで、斬れ味ゲージはそのままに高性能化を果たしている。
- 会心率無しで見た性能としては、
同じ水始種双剣であるバル・クルイローと水砦始双剣【桃花水】の長所を持ちあわせた、
器用貧乏な性能と言ったところである。
そのため、差別化を図る点で会心率を用いるのは非常に重要となるだろう。
後のG9アップデートで、高会心率を活かせる「閃転」スキルが実装されたため、
それの活用を考えるのも一考だろう。- 仮にこの武器の会心率40%が無い状態で会心率100%になっている装備に閃転スキルを発動させた場合、
武器倍率上昇は31(攻撃力換算で43)という大きな強化となる。
- 仮にこの武器の会心率40%が無い状態で会心率100%になっている装備に閃転スキルを発動させた場合、
- 武器銘は「あいらぶゆう」と読む。つまり「I love you.」ということである。
「ら」は何処にあるんだとか気にしてはいけない。
余談
- 悲恋の存在が発表されたとき、全国チャンピオントーナメントでのスライド発表を見た人が、
「毒属性もついてた!」と、とあるサイトに報告し、
挽歌が水から毒属性に変わる、水と毒の双属性、水と毒を見間違えただけじゃないか、
などと議論を沸き起こしたこともある。
スライドが切り替わるまでの時間がかなり短いということが原因ではないかとは思うが、
本人が間違えたのか、はたまたスライドが間違えていたのかの真相については今となっては不明である。
- 見た目もものすごく特徴的。見出しで「工具」と記載したがまさにその通りで、
この双剣、どう見てもスパナとトンカチである。どう見ても斬るように見えない。
どう見ても小さい鈍器である。こんなので尻尾が斬れる工房の技術力は一体…?
- 銘がいわゆる恋愛事にまつわるものとなっており、
覇種武器の恋吹雪を軸にG級側が良い方向へ、剛種側が悪い方向へと変わっていく。
この恋が悲恋に終わるのか、それとも悲恋を乗り越えて新たな恋へたどり着いたのか、
どちらなのかについては恐らくグレンゼブルしか知らないのであろう。
烈種武器以降はいわゆる「当て字」になる。
グレンゼブルの武具はいわゆる不良っぽいものが多いので、それを意識しているものと思われる。