MHFにおけるHC武器の一本で、アカムトルムの太刀。
ここでは生産方法は異なるが同じデザインでG級武器の"覇皇刀ザンカムトルム"についても解説する。
この覇竜の太刀を持つ者に逃げることは許されない。故に、不動と呼ばれる。
目次
概要
- フォワード.2アップデートにて登場。
同アップデートにて、特異個体アカムトルムの発見後に作成が可能となった。
同じくアカムトルムの太刀である「覇刀タンネカムトルム」と比べると、
こちらは怒ったアカムトルムのような橙色を帯びた見た目が特徴。- 覇刀タンネカムトルムはかなり癖が強く使い勝手も悪い武器であったため、
決して全く使われなかったというほどではなかったが時代と共にすぐとって代わられた武器であった。
この太刀はフォワード.2で登場してからというもの、
性能面で最強クラスは間違いないレベルに一躍返り咲いたアカムトルム太刀である。
- 覇刀タンネカムトルムはかなり癖が強く使い勝手も悪い武器であったため、
- 記事名、というか太刀の名称を見て既にお気づきの人が大半かと思うが、
「エムカムトルム」という銘は、メインシリーズに登場するアカム大剣「覇剣エムカムトルム」と全く同じである。
何故こんなことになっているかというと、MHFにアカムトルムが輸入された際のデータはMHP2時点のものであり、
MHP2Gにおいて初登場した覇剣エムカムトルムはMHFには存在しないため。
MHF単体で見ればそれまで「エムカムトルム」という単語自体がなかったことから、
名前単体でそのまま流用したということだろう
(「エムカムトルム」の銘はMHP2Gが初出であり、この武器が実装された2011年より3年先駆けて登場している)。
とにかくMHFにおいて"エムカムトルム"というと大剣ではなく太刀を指す点には注意が必要である。- なお、この武器には強化を通して4つの段階があり、
生産から3段階目まではキチンとオリジナルの名称になっている
(生産時から「ケミカムトルム」「チュカムトルム」「ヤイカムトルム」)。
- なお、この武器には強化を通して4つの段階があり、
- ちなみに、MHFにもG級ランクにはアカムトルムの素材を使用した大剣が存在するが、
そちらの銘は「覇皇大剣ガカムトルム」となっており、デザインもオリジナルである。
性能
- 強力な武器を擁するHC武器の中でも驚愕の高性能であり、
ちなみに大蛇ノ太刀【燦然】LV100時の攻撃力は1488であり、攻撃力1344は【燦然】LV70と同等。
派生前の大蛇ノ太刀LV100でも攻撃力は1248なので、こちらが圧倒的に上回っている。
さらに、属性に特化した大蛇ノ太刀【絢爛】LV100は攻撃力1248で龍属性890。
要は会心率が-10%であることを除けば、
HCクエストでは【燦然】LV70の攻撃力と【絢爛】LV16の属性値を併せ持っていることになる。- 通常のクエストにおいても、安定したリーチ中で剛種武器よりも扱いやすい場合が多い。
- どんなに数値が良くたってアカムトルムの太刀なんて斬れ味(笑
…と思いきや普通に斬れ味レベル+1で白まで伸びる。
HCクエストでは紫ゲージまで現れる。- 唯一の弱点である会心率-10%も、
今日のMHFでは見切り+3はついていて当然なのであってないようなもの。
やはり侮れない。
- 唯一の弱点である会心率-10%も、
- しかし、その超絶性能と引き換えに作成難易度も非常に高い。
ケミカムトルム→チュカムトルム→ヤイカムトルム→エムカムトルム
と強化していくことで入手できるのだが、
アカムトルム特異個体だけでなく、古龍御三家特異個体や剛種ドラギュロス特異個体と
強力なモンスターのHC素材がてんこ盛りとなっている。
- 現在でもG級昇級前なら余裕で通用する性能の強武器であるが、
MHF-G5にて龍属性の天嵐武器「フロルグライド」が登場。
こちらは属性値こそ230と低いものの攻撃力1344、斬れ味レベル+1で紫ゲージが発生する他、
HC素材も1個しか使わないというコストパフォーマンスに優れた性能となっている。
HCクエストであれば極端な性能差はなく属性値を考えれば決して劣ってはいないのだが、
今からエムカムトルムを作成するか否かはよく検討したほうがいいだろう。
というかコスパ的にはさっさとフロルグライドを作った方が断然いい
覇皇刀ザンカムトルム
- MHF-G7で登場したG級武器のアカムトルム太刀。
MHFのG級アカムト武器は相変わらず癖は強いがその癖の方向性がかなり尖ったもので、
使い方次第では非常に凄まじい攻撃力を発揮することができる。
- G級武器であるためLv.50まで50段階の強化が存在するが、
ハンターナビで入手できる「極征貢献証」で強化できるLv.30の段階を見ると、この時点で- 攻撃力2376
- 会心率マイナス15%
- 龍属性800
他の龍属性太刀のLv.30で例を見ると、G級ナナ・テスカトリの「艶妃刀【清雅】」の場合、
会心率はゼロだが攻撃力2102、龍属性は620であり、明らかに覇皇刀ザンカムトルムが突出している。
そして極め付けが斬れ味ゲージである。
覇皇刀ザンカムトルムはLv.30まで強化した時点で斬れ味ゲージが伸び切り、
斬れ味ゲージは「赤」と「紫」のたった2色しか存在せず、そのうち紫ゲージが200もの長さに達する。
斬れ味ゲージの長さが400あるうちの紫ゲージが200ということは、ゲージ全体の半分が紫である。
そして極限征伐戦で入手できる素材を活用して最終段階のLv.50まで強化すると、- 攻撃力2664
- 会心率マイナス10%(プラス5%緩和)
- 龍属性1000
龍属性も大台の4桁にまで伸びるなど、龍属性太刀として超強力な性能となる。
当初は紫ゲージよりもさらに上の強さを持つ空色ゲージを有する武器が選ばれることもあったが、
現在では「消費特効」という斬れ味消費を多くする代わりに攻撃力補正を100上昇させるスキル
(太刀は武器係数4.8であるため、単純な表示攻撃力では480上昇するということになる)の存在により、
空色はないが長大な紫ゲージを持つこの武器の特色を最大限に活かすことができるようになっている。
砥石アイテムを使用してから30秒の間斬れ味の消費をゼロにする研匠スキルがなくても扱えるのが大きい。
- 性能は素晴らしいの一言に尽きるが、問題はこの武器がアカムト太刀であること。
つまりG級のアカムトルムを倒すことができなければ話にならない。
最終強化までの道のりにはG級アカムトルムの剥ぎ取り1%のレア素材「覇竜の断裂爪」のほか、
HC素材「覇竜の滅棘」も2本必要なことから、救済手段はいくつかあるとはいえ、
通常のアカムトルムより強力な特異個体アカムトルムと対峙することは避けられないだろう。
また、一人だけで挑むことが定められているG級モノブロスの部位破壊素材も要求される。
総じて武器の強化には苦労を伴うことが予想される。
関連項目
モンスター/アカムトルム
武器/アカムト武器
武器/HC武器
武器/覇刀タンネカムトルム
武器/レス・イーブSP - SP武器版覇刀タンネカムトルム
武器/覇銃槍ヌイカムトルム - 同じくアカム素材から作られるHC武器。
武器/覇双アルカムトルム - 上に同じ
武器/覇剣エムカムトルム - 同じ"エムカムトルム"を冠する武器。