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概要
- 赤龍ムフェト・ジーヴァを討伐することで手に入る赤茶色の大剣。
ささくれ立つ巨大な赤い鉤爪をそのまま刀身にしたかのような武器。
刀身の根元からは短い突起が突きだし、十手のような二股になっている。
鎌のごとく弧を描く内側で斬りつけるが、鋭く研がれた刃は無く、針山のようにささくれた内側全体が淡く
不気味な属性の光を帯びている。
- 覚醒レベルを高めると、巻かれた布が解けて朧に光り、風もないのに揺らめく。
刀身は糸を引いて裂けたかのように開いてより大きな二股になり、帯びた光がさらに強く輝くようになる。
こうなると鉤爪というより、牙を剥き喉元に焔を滾らせた龍の顎にもはたまたカニの爪にも見える。
覚醒前の初期性能
- 性能は以下の通りで、攻撃力・斬れ味・会心率等の基本性能はどれも同じ。
ここから覚醒能力を5つ選んで付与していく事で基本性能を強化できる。
また、1部位分の防具のシリーズスキルを付与する事も可能。名前 攻撃力 会心率 斬れ味
(匠LV5)属性
(龍封力)状態異常 スロット 赤龍ノ断ツ剣 1296 5% 白40
(白90)属性値150
(龍封力中)状態異常180
(毒・爆破のみ300)Lv4×1
- 低い属性値は物理威力重視の大剣においてさしたる問題ではないが、
基礎攻撃力はマスターランクの大剣全体から見ても中の上程度で、このままでは生産武器の下位互換に留まる。
他の赤龍武器と同様、覚醒能力による補完は必須だろう。
構成ごとの解説
- 大剣は物理威力が特に重視される武器であるため、どんなスキルを使うにしろ
基本的には物理特化させるのが無難である。
斬れ味の消費が全武器種中トップクラスに少なく、1回で傷つけ可能なため、
少ない紫ゲージで現実的な達人芸運用が可能。
達人芸でなくても、斬れ味ゲージが40ほどあれば敵がエリア移動するまでもつことが多い。
物理特化構成
- 大剣の持ち味である高威力と斬れ味消費の少なさを活かした構成。
真・溜め斬りメインの構成
- 圧倒的なモーション値を誇る真・溜め斬りの威力を活かす構成。
強溜め、真溜め斬りがメイン、または抜刀状態でタックルや回避で溜め斬り派生を狙う場合の使用が想定される。
- 基本的に付与されるのは攻撃力強化と斬れ味強化。
紫ゲージ運用なら斬れ味強化V・V攻撃力強化VI・V・Vで達人芸と併せて運用、
白ゲージ運用なら全て攻撃力強化で運用される。
これをベースに斬れ味が足りないと感じたり、達人芸で斬れ味キープができない状況であれば、
前者ならば斬れ味VIに伸ばすか匠を少し積むことで紫を20程度伸ばし、
後者ならば斬れ味Vを攻撃Vと1つ置換して白90とすれば十分だろう。
属性については、比較的汎用性が高く、発動回数も多めな爆破属性が採用されることが多い。
また、睡眠、麻痺属性も1回くらいなら発動する時があるので、真溜め斬りを確実に叩き込むチャンスを演出できる。
逆に、大剣では恩恵を得られにくい属性運用の採用率は低い。
- 全大剣中トップの瞬間火力を持ち、真・溜め斬り(強撃)を弱点部位に当てることで軽く4桁ダメージを
叩き出せる爽快感は他の武器種にはない魅力。
- 2020年3月の大型アップデートで追加された猛り爆ぜるブラキディオスの素材から作られる
砕光の撃剣は、達人芸運用する場合において本武器とほぼ同等の性能を持っている。
攻撃力強化VI・V・Vの本武器に表示攻撃力たったの10(武器倍率約2.08)だけ劣るトップクラスの火力、
斬れ味強化V・Vの本武器と同じ延長不可の紫20に加え、Lv4スロット+Lv3スロットを備えておりかなり優秀。
大剣にとってはおまけの爆破属性もあちらが少し上。
本武器にないLv3スロットに攻撃珠【1】を入れるだけで本武器の攻撃力を超えてしまうが、
こちらは会心率100%のためには割と無視できない会心率5%がデフォルトでついているため一長一短といえる。
どちらもそう火力が変わらず、独特な外観をしているため、
手持ちの素材や見た目の好みで判断するのも良いだろう。
抜刀斬りメインの構成
- 冰気錬成スキルによる補正を活かし抜刀(溜め)斬りを重視する構成。
MHW:Iから増えた、隙が少なかったり動きが素早かったりで真・溜め斬りが当てづらい敵や、
初見時など敵の動きに慣れていない敵に対して、火力を出しやすい抜刀斬りをメインに据えた運用が想定される。
- 冰気錬成は、最大で抜刀攻撃力1.3倍、ゲージMAXであれば
抜刀→強溜め→真・溜め斬り(強撃)のラストまで乗算の倍率がかかるというスキルである。
しかし、その補正を考えた調整か、ラヴィーナ装備には冰気錬成以外の優秀なスキルが乏しく、
また発動のために4部位装備する必要があり、スキルの幅が狭いという欠点がある。
- 真・溜め斬りメインの構成と同様、攻撃力強化、斬れ味強化がメインになるが、覚醒能力に冰龍の神秘を付け、
火力が乏しいラヴィーナ防具の使用部位数を減らすことで、従来より選択スキルの幅を向上させることができる。
残りは全て攻撃力強化にするか、斬れ味に不安があるなら匠や斬れ味強化Vを付けて運用する。
属性は前の構成と同様、爆破属性が人気。
- スキルの幅が広がることで、本作でメジャーな会心100%構成である見切り7+弱点特効3+攻撃4以上の
スキルを盛り込みやすく、従来では輝剣リオレウスなど、
デフォルトで高い会心率を持つ武器でしか構成できなかった、
抜刀時だけでなく真溜め斬り時も会心100%を達成する所謂ハイブリット型の運用も可能となっている。
- 冰気ゲージMAXなら真・溜め斬りビルドに遜色ない火力を真・溜め斬りコンボでも出すことができるが、
1度コンボをすると冰気ゲージが減っているせいで、連続で火力を出すことはできない。
また、多段ヒットする傷つけ攻撃との相性もよくない。
納刀時間が短いプレイスタイルならば他の構成を選んだほうが無難。
逆にいえば、モンスターが動き回りやすい野良マルチでは、回避やタックルだとモンスターに接近しきれないので
納刀する機会が増える。モンスターに近づく間に冰気ゲージは結構溜まるので、
連続して攻撃できないような状況では冰気錬成を用いたほうが有利になることもある。
- Ver.15で歴戦王イヴェルカーナとともに追加されたラヴィーナγは防御系のスキルと引き換えに
より大剣向けのスキル構成になっており、スロットも腰以外はβより質が良くなっている。
こちらを用いた運用では赤龍ノ断ツ剣も黒龍の武器に対抗しうる力を持ち、
物理重視において大半の赤龍武器を過去の物にしたあちら共々大剣の最終装備の一つとなった。