目次
概要
- ムフェト・ジーヴァを討伐することによって得られる銃槍。
折り畳み式で抜刀すると赤龍の腕のような砲身が現れる。
砲身の先には上下(内外)に大小二対の長い爪が飛び出している。
砲身の内側には牙のように棘が並んでいるので、火を吐く龍の頭部を模しているとも見れる。
またベースとして鉱石系銃槍が埋まっているのか、ところどころ金色のパーツが見え隠れする。- 納刀時も砲身はそのままで、刃に相当する部分の外装だけが折れるという珍しいパターン。
外装の下の砲身は骨状で、ここにも発光部位がある。
冷却機構にも見えるが、実際に赤熱するのは銃口周りだけ。 - 盾は赤龍の顔・翼・爪をあわせたようなデザインで、正面から見た赤龍を模していると思われる。
各パーツが小さく全体の形状も細身の逆三角形なので、
実際に構えると巨大な左腕に見劣りしてしまうのが少々残念。
- 納刀時も砲身はそのままで、刃に相当する部分の外装だけが折れるという珍しいパターン。
- 何故かランスを差し置いて「槍」と名付けられている。ランスの方は「角」なので間違えないよう注意しよう。
「銃槍」や「腕」でよかったんじゃ*1
覚醒前の初期性能
- 性能は以下の通りで、攻撃力・斬れ味・会心率等の基本性能はどれも同じ。
ここから覚醒能力を5つ選んで付与していく事で基本性能を強化できる。
また、1部位分の防具のシリーズスキルを付与する事も可能。 - どの武器もそこそこの物理火力におまけ程度の属性値。
他の武器と違ってガンランスは独自の砲撃機構を備えているために、覚醒能力も独自の組み合わせが求められる。
- 肝心の砲撃能力なのだが、タイプは通常型、レベルはなんと5が基本。
ここから覚醒能力によって通常7・放射拡散6まで強化が可能…逆に言えば砲撃を捨てない限り強化は必須。
砲撃強化も初期能力で出現する可能性はあるので、目当てのタイプ持ちの武器を見かけたら確保しておくといい。
構成ごとの解説
- 他の赤龍武器とは少々異なり、砲撃タイプごとの戦法で覚醒能力の付与を考えるといいだろう。
砲撃と物理や属性どちらも重要な「フルバループ型」「突き砲撃型」
砲撃のみ重要な「溜め砲撃型」
物理や属性のみ重要な「殴り特化型」
の4つに分けられる。
溜め砲撃型以外の砲撃を使う構成では覚醒能力をもってしても斬れ味消耗が無視出来ないので、
装飾品で剛刃研磨を発動させたり、護石で業物を発動させたりすることも考慮する必要がある。
砲撃を使用する構成
- フルバループ型
砲撃タイプ通常型を用いて、叩きつけ→フルバースト→なぎ払い→クイックリロードと
コンボを繰り返すことを想定した構成。
コンボの技それぞれが高いモーション値であり定点火力はかなり期待ができるが、
フルバーストへ派生するまでが長いため
良く動くモンスター相手には撃ち込む機会を作るのが難しいのが弱点。
モーション値が高いので砲撃だけでなく物理部分も補強したいが、考慮すべき覚醒能力が多く悩ましい。
嗜好と相手にするモンスターによって、ループの物理部分と砲撃部分のどちらを重視するかが一つの判断材料になる。- 砲撃を重視する場合付与しておきたい覚醒能力は、砲撃【通常型】と斬れ味強化だろうか。
砲撃Lvを7まであげ、斬れ味ゲージを十分に確保しないと火力・継戦能力共に不安要素が残るため、
これらはマストな選択肢になる。
その他、スキル自由度を上げるため熔山龍の真髄を付与したり、
スロット強化を付与するのも効果的。 - 物理を重視した案としては炎王龍の武技を軸とした達人芸スタイルに
砲撃【通常型】、斬れ味を付与した物理特化型の亜種がある。
砲撃重視構成に比べて肉質の影響が大きいものの、物理特化構成より瞬発力が高い。 - 属性に関してはどれでも数字なりの効果になる。
フルバースト、竜撃砲、竜杭砲によるロマンコンボを確実に叩き込むほか
砥石をあてる時間を作れる麻痺がやや好相性の印象だが、他の武器と同じく
迷ったら爆破を選んでおけば無難ではある。
下記の猛り爆ぜるブラキディオス追加時と同様、それ以上に通常型の赤龍武器は出番がなくなった。
また、EXドラゴン装備との併用で真・業物が発動、
更に全極意解放により砲術とスリンガー装填数UPの両極意が解放されついでに装備にガード性能まであり
シルソル・ゾラマグナ混合やブラキウムを過去のものにしてしまった。 - 砲撃を重視する場合付与しておきたい覚醒能力は、砲撃【通常型】と斬れ味強化だろうか。
- 突き砲撃型
別名チクボンとも呼ばれる戦法を想定した構成で、突きと砲撃を交互に繰り返す。
単発の砲撃が強い拡散型が用いられる。
また、竜杭砲のダメージも優れているので、スキをみて織り交ぜていくのもいいだろう。
モンスターが移動しても即座に対応できるのが強みだが、スーパーアーマーが一切発動しないのが弱点。
フルバループ型とは違ってモーション値が並程度の技を素早く繰り出すことで火力をだすので、
どの属性を使うかも多少意識したほうがいいだろう。- 付与しておきたい覚醒能力は、砲撃【拡散型】と斬れ味強化。
砲撃タイプを拡散型に変更してLv6まで強化し、紫ゲージや長い白ゲージで物理部分も補完する。
フルバループ型ほどの斬れ味消耗の激しさはないが、
砲撃を使うなりの消耗はあるので、やはり斬れ味強化ははずせない。
余った枠には、フルバループ型と同じく熔山龍の真髄やスロット強化をいれておくと、
ガンサーの悩みであるスロット不足や防具の選択肢が改善される。 - どの属性を使うかは、モンスターや狩猟スタイルによって決めるといい。
手数があり低い属性値でもそこそこ役に立つので弱点属性や拘束系の状態異常を使うのもアリだが、
ガンランスに付与したい覚醒能力は出現確率がかなり渋いものが多く、
全部の属性を作るのはかなりキツい。
一本だけ作りたいのならば、無難に爆破でも問題は無い。
念願の拡散Lv7であり、他スペックも非常に高い為、
赤龍武器でこのタイプのガンランスでは競うのが難しくなった。
追加された防具も一式で斬撃も砲撃も強化してしまうため、
シリーズスキルの追加もメリットになりにくいのも向かい風。- 他武器種では「単なる物理火力を追い求めるなら物理特化赤龍武器」
「スロットや素の斬れ味を活かすならブラキ武器」という評価が一般的なのだが、
ガンランスに関しては砲撃レベルというシステムの関係上「覚醒武器ではブラキ武器には敵わない」
という、他の武器とは全く異なる評価になっている。
- 付与しておきたい覚醒能力は、砲撃【拡散型】と斬れ味強化。
- 溜め砲撃型
ヴァルハザクのガンランスでお馴染みの、放射型で起爆竜杭にひたすら溜め砲撃を撃つお手軽戦法。
砲術、集中、増弾さえ発動していればあとは何のスキルでもいいという
スキル自由度の高さや、多少モンスターが離れても長い射程によりその場で攻撃を続行できる便利さ、
何より初心者でも生存スキルを積んで熟練ガンサーに迫るダメージを出せる簡単さが魅力。- 覚醒能力も他の砲撃タイプとは優先度が少々異なる。
必須なのは砲撃【放射型】のみで、覚醒能力においても自由度は健在。
ぶっちゃけこれさえ発動していれば、今まで使っていた溜め砲撃装備にそのまま使える。
オススメの覚醒能力としては、実用上の残弾数である斬れ味の強化のほか、拡張性を伸ばすスロット強化や
熔山龍の真髄、銀火竜の真髄あたり。
一つ空いた防具枠に別の防具を装備したり、スロットを強化し耳栓をつけたり、
どんどん自由度が増していくだろう。
斬れ味強化を発動すれば斬れ味補助スキルなしで一切研がずに討伐完了なんてこともできる。 - 砲撃特化運用において基礎攻撃力や会心率、属性値は完全な死にステータスであり、無視して良い。
溜め砲撃型では物理面を意識した能力を付与してもほぼ効果がないので注意しておこう。 - この型に特化しきった場合、属性は単なるファッションとしてしか機能しないので
「好きな色を選べ」「かっこいいやつでいい」と言われることもしばしば。
殴らないことを逆手に取り、必要なタイミングでだけ突きによる状態異常を狙う運用も出来なくはないものの、
蓄積値自体が微妙なのでやはり趣味の領域。 - 運用上必要十分な性能に到達するための覚醒能力が少ないので、「完成」が早い。
覚醒レベル(≒覚醒能力の付与数)が一定を超えると見た目が変化する赤龍武器だが、この構成の場合
見た目が変化するのを待たず要求性能に達してしまい、そのまま運用している人もいるほど。
枠不足で採用されないことの多い防御強化も、この構成なら十分候補に入る。
特段他のガンランスを意識する必要はない。
赤龍武器は強化に多くの労力を割くことになるが、溜め砲撃型であれば上述の通り少ない手間で済む。
また、EXドラゴンシリーズを装備する場合は他のシリーズスキルを発動させる必要もないため、
さらに覚醒能力の自由度が増す。
強いて言えばβだと増弾珠をLv4スロットに付けるのが気になるくらいで、
それもガード性能が発動する頭あたりをαにすれば解決する - 覚醒能力も他の砲撃タイプとは優先度が少々異なる。
殴り特化型
- 唯一無二のガンランスの個性である砲撃を封印し、ひたすら殴ることに特化した異色の戦法。
かつてガイラ毒やジョーガンスが得意としていたスタイル。
砲撃関連の覚醒能力やスキルを一切必要とせず、防具の呪いからも解放された。
他の近接武器のように達人芸構成にするのが一般的だろう。
- 覚醒能力は斬れ味強化や攻撃力強化の優先度が高め。
紫ゲージ運用でも斬れ味消耗があまり激しくないので多少弱点を外しても大丈夫。
基本的なコンボはフルバループからフルバーストを抜いたものと同じなので、スーパーアーマーがついている他、
心眼効果もあるのでスキルは難しいことを考えずに全部火力に振っておけばまず間違いないだろう。
また、飛燕を発動することで、狩王決定戦で台湾代表が採用して大きく広まったエリアルガンランスにも使用できる。
赤龍武器実装までは溜め砲撃の影に隠れてしまっていたが、ようやく実践レベルになったといえる。- ちなみに仮に覚醒枠を全て攻撃力に振った場合は強化V×4+強化VI×1となり、数値は748+白ゲージとなる。
- フルバループからフルバーストを抜いた戦術なので抱える弱点もほぼ同じ。
モンスターが移動すると全くついていけないので、思うように火力を出せない場面が多々ある。
必要ならば回避距離を積んで機動力を上げるとよいだろう。- また、他の近接武器種では初回傷つけの際に会心が出ない可能性がなきにしもあらず、程度のリスクだが
ガンランスでは溜め砲撃を行ってしまうため、最小限*2とはいえ確定で消費される。
そのうえ傷つけ2回組なので傷つけ攻撃を多用せざるをえず、ソロプレイでの斬れ味の維持は達人芸頼みでは
難しい場合も多く、他武器に比較して斬れ味の補完を幾分か厚くする必要がなる。- この問題に関しては、後に実装されたスキル:クラッチ攻撃強化によりある程度は改善された。
そして、同時にバケモノ染みた物理火力のミラガンスも実装され、
この武器で殴り特化運用をすることもほぼなくなった。
ただ、今作のミラボレアスは歴代最強の黒龍と言われるほどの強敵であり、
MHW:Iのストーリーをクリアしてすぐ武器を乗り換えられるような敵ではない。
幸いにもミラボレアスは殴り特化戦法と相性が悪くないのもあり、
初クリアおよび素材を集めるまではお世話になるだろう。
- この問題に関しては、後に実装されたスキル:クラッチ攻撃強化によりある程度は改善された。
- 加えて残念なのが、戦術としてはMHWの頃と何も変化がないところである。
ガンランスには新要素として起爆竜杭が追加されたが、物理攻撃には無意味なものであり
砲撃しない場合は同行の砲撃ガンサーや爆発物攻撃のささやかすぎる支援程度にしかならない。
多くの武器が新要素を含めたMHW:Iでの立ち回りが強化されたといえる中で
一人前作の立ち回りへ退行しているのは不遇といわれても仕方がない。
…起爆竜杭の呪縛から解放され、かつての良環境へ戻ると思えばむしろ大歓迎という声も…
- また、他の近接武器種では初回傷つけの際に会心が出ない可能性がなきにしもあらず、程度のリスクだが