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概要
- MHP2Gに登場する雷属性の片手剣。オデッセイの最終強化系の一つ。
キリンの角を研ぎ澄ました刀身にゴム質の特上皮で作られた柄、
さらに雷電袋の発電機構を組み込んで作られている。盾はキリンの特上皮で出来ている。
- 上記にもあるが、オデッセイ系の派生武器である。
ゲリョスの皮を使っているために見た目は雷神剣インドラやデッドリィタバルジンに酷似しているが、
その系統の派生ではない
(尤も、双方『鉄系』の武器ではあるので広義の意味では同系統だが)。
生産可能になったものを見て、『強化で作ろう』と雷神剣インドラを作っても
そこから先は間違っても強化できず単なる徒労に終わる為注意していただきたい。
このような「一見それらしい強化先に強化できない」という現象はMHGにおいてよく見られた特徴である。
- 攻撃力350・雷属性380に加えスロット2つを併せ持ち、匠で出る紫ゲージも30と悪くない。
一応雷神宝剣キリンGがライバルではある(攻撃力336、雷属性390、スロ2)のだが、
あちらは紫ゲージ20とこちらより10も短く、当時の紫ゲージは補正が大きかったのもあり無視できない差が生じている。
属性値や防御力ボーナスという点ではあちらが上だが、属性値は実質1しか差がない上に
防御力ボーナスもG級では+16されたところでおまけレベルに近い。
ファミ通クシャのように雷弱点且つ僅かな防御力の差が生死を分かつクエストであれば、
自身の防御力次第でキリンGを採用する場合もあるかもしれない……が、
防御力600以上ともなると1%減衰当たり50は防御力を上げないとならず、キリンGにとっては厳しい状況である。
せめて40~50程防御力か雷属性が上がっていれば上手く差別化されていたかもしれない。- 要するに、実質的にこの武器がMHP2Gにおける最強の雷片手として君臨していると言っても過言ではない。
作成時期としても他の雷の対抗馬がほぼ全てウカム後になるのでその差は皆無に等しい。
- 要するに、実質的にこの武器がMHP2Gにおける最強の雷片手として君臨していると言っても過言ではない。
- このようにMHP2G時代は大業物として知られる片手剣だったのだが、その後ヴァジュラの銘は登場しない。
フルフルやキリンがいないMH3Gまではともかく、彼らが復活したMH4以降に登場しないのは残念である。
余談
- 遥か西の国で発見されたという片手剣。
その発見は衝撃的で、なんと少年がこの剣を持っていた。
しかもその少年は雷の幻獣キリンに育てられたという信じ難い過去を持っていた。
いつ、どこで、どうやってこの剣を手に入れたのかは不明である。- なお、現実世界でも動物に育てられた人間の子供…所謂野生児の話がいくつか存在する。
オオカミ少女の話などは有名で、聞いたことのある方も多いだろう。
おそらく、このヴァジュラに関する逸話もそうした話が元ネタになっているのだろう。- ただ、野生児に関する話は事実が大幅に脚色されたものや創作が殆どで、
その信憑性に関しては疑問視する意見が多い。
上記のオオカミ少女の話も現在では発表者によるねつ造であった可能性が高いとされている。
- ただ、野生児に関する話は事実が大幅に脚色されたものや創作が殆どで、
- なお、現実世界でも動物に育てられた人間の子供…所謂野生児の話がいくつか存在する。
- 元ネタはインドの神話上に登場する宝具に喩えた、密教やチベット仏教の法具の金剛杵(ヴァジュラ)。
一口に金剛杵と言っても様々な種類があり、それぞれ独自の名称が付けられている。