ベルナ村に併設されている機関、龍歴院の研究員の一人。
モンスターに関する知識量では、他の研究員の追随を許さないという。
目次
概要
- MHXの主人公は、ハンターズギルドからの紹介で龍歴院に所属するためにベルナ村へ訪れる。
その際に窓口となるのがこの人物である。
名前は明かされておらず、受付嬢からも「龍歴院の主席研究員さん」と呼ばれている。
- 穏やかで聡明さを感じさせる口調が特徴。
- MH世界では珍しい若い竜人族男性であり、上フチ無しの眼鏡を掛けている。
ゲーム内ではギルドカードの背景「龍歴院の英才」でイラストが見られるほか、
公式サイトでもベルナ村のページにて姿が確認できる。 - 発売前に公開されたビジュアルから最後近くで裏切りそうと一部で言われていたようだ。
「糸目の学者キャラ」のイメージが先行したためだろう。
続編タイトルの「ダブルクロス」は裏切りを意味する言葉だが、特別裏切る様子はない。
- MH世界では珍しい若い竜人族男性であり、上フチ無しの眼鏡を掛けている。
- 最初の頃は、主人公との会話はあくまで事務的な会話が主である。
後に彼から語られるように当初主人公の才能を信じていなかったようだが、クエストをこなして行くと
「キミならきっと出来るよ」「大活躍じゃないか」と主人公の事を認め始め、
「これからも我々と一緒に龍歴院を盛り立ててほしい」
「はっきり言おう。
ヤツ(ディノバルド)に立ち向かえる、腕も度胸も備わった龍歴院のハンターはキミしかいない。
頼んだよ。無事の帰還を祈っている」
と、主人公を完全に龍歴院の一員として認める。
そしてディノバルドを倒すと
「キミが無事に帰ってくる姿を見るまで、生きた心地がしなくてね…。ホッとしたよ」
とまで言ってくれる。
このようなポジションの男性キャラはMHシリーズでは珍しく、
思わず感銘を受けた人も多いのではないだろうか。- 「私は物事をはっきり言うタイプでね」と自負している通り、その物云いには忖度も遜色も無いが
そうしたタイプに有りがちな不快や不満もはっきり言うと言うネガティブな要素は欠片も無く
口を開けばハンターの功績や偉業を率直に認めて評価してくれるため非常に人気が高い。
むしろ、後述する特殊許可クエスト依頼の無茶振りと突拍子のなさの方が不評を買ってるかもしれない
- 「私は物事をはっきり言うタイプでね」と自負している通り、その物云いには忖度も遜色も無いが
- モンスターに関する知識は龍歴院でもずば抜けているらしいが、
それはモンスターに対する興味故か、単なる研究心か。
彼の身の上話は殆ど聞くことが出来ないので、残念ながらどのようにして龍歴院に所属し、
そして主席に登りつめたのか、といったことは分からない。
また登場することがあれば、是非アイシャやソフィアとの会話が見てみたいものである。- 自分の目で直接見た物しか信じないと語る信条から
MHX(X)に登場する全てのモンスターに、プレイヤーより先に一通り遭遇した経験がある
と考えるのは飛躍しすぎだろうか。
場合によってはプレイヤーが討伐(クエスト達成)しなければ追加情報が得られないシステム上
全てのモンスターを狩猟した経験まであるのかどうかに関しては不明だが、
古龍種や二つ名に至るまで、その存在を確認して生態を観察しメモしたならば恐れ入る。
生還するだけでも至難と言われるこれらのモンスターを相手に回して
生態の特徴を的確に観察し、情報として取りまとめて提供できると言うのは
それだけで死地を潜り抜けるだけの才がある事を伺い知れる。
ソフィアや龍識船みたいに離れた場所から観察しているのかもしれないが。- なお、少なくともMHX作中では本人が直接研究先に赴く描写はない。
- 自分の目で直接見た物しか信じないと語る信条から
- 彼はその豊富な知識をモンスターリストという形で、無料でハンターに提供してくれる。
しかも今作は、中型・大型モンスターについては狩猟時のワンポイントアドバイスも記載されている。*1
ゲームを進めて新しいモンスターに挑めるようになったら、忘れずに彼に話しかけよう。
- また、狩猟したモンスターに最大/最小金冠が付くと、帰還後に情報提供のお礼として、
龍歴院武器やサージュ(S)シリーズなどの生産素材となる龍歴院チケットをくれる。- ちなみに、男性用のサージュ(S)シリーズは、彼ら研究員が着用している制服のレプリカである。
- MHXXではネコ嬢と共に、龍識船の研究室にも登場するようになった。
ちなみに、龍識船のクエスト受付嬢からは「メガネ」呼ばわりされている。
あまりにもサラッと出てくるので、もしかすると龍歴院の中でもあだ名で呼ばれているのかもしれない。 - モンスターの知識だけではなく飛行船についても詳しいらしく龍識船の建造についても尽力した上に
そもそも龍識船は「僕と隊長で龍歴院に計画を提出した」と言っている。あんた何でも知ってるな - そのMHXXのエンディングムービーでは、なんと楽器もできる事が発覚。
ネコ嬢や酒場の看板娘が歌う後ろで、バックバンドの一員としてガンズ=ロックに似た楽器を弾いている。
この日のために練習していたのか、はたまた趣味で弾いているのかは定かではないが、
なんにしても主席研究員のハイスペックぶりが垣間見える一幕である。
依頼者として
- MHXに登場する二つ名持ちモンスターに関する特殊許可クエストの依頼者は全て彼である。
「龍歴院より、特別許可を持つものにクエストを依頼する」という依頼文からも分かる通り、
龍歴院を代表する立場にあることが分かる。- 特殊許可以外にも集会所上位の獰猛化イャンクックや、XXの村★9のベリオロスの依頼人も彼である。
二つ名やOPムービー役に並ぶ扱いとは、流石はクック先生か。
- 特殊許可以外にも集会所上位の獰猛化イャンクックや、XXの村★9のベリオロスの依頼人も彼である。
- 上述の通り、ストーリー上では悪い奴どころかかなり良い人なのだが、
オンライン専門のハンターにとっては話は別。
この特殊許可クエストの星7or8には、アイテム持ち込み不可の捕獲クエストが存在するのだ。
その支給品も応急薬グレート・携帯砥石・携帯食料といった最低限のものは用意されているが、
肝心の捕獲用罠が一つだけしかない*2。支給品専用秘薬も2つ、地図も2つしかない。
秘薬が2つなのは、おそらく力尽きた人が体力を補充するために用意されたのだろう。
でもせめて地図くらいは人数分用意しとけよ…
尤も地図に関しては、各フィールドのマップを頭に叩き込んでいれば無くても困らないだろうが、
中には支給品を秘薬ごと掻っ攫っていく困ったちゃんもいたりする。- アイテムがまずいらない、サポートゲージさえ溜まれば回復行動や罠使い放題、
そして罠にかければ麻酔玉が無限に出てくるニャンターなら、アイテムの問題はある程度解決出来る。
ただし逆に言うと、ゲージが無ければ任意に回復や罠設置が行えないという点は意識しておかねばならない。
- アイテムがまずいらない、サポートゲージさえ溜まれば回復行動や罠使い放題、
- その依頼文には何ゆえにアイテムが持ち込み不可なのかが全く書いておらず、
そもそも何故一度捕獲したはずの二つ名を再び捕獲しなければならないのかも書いていない*3。
後者に関しては実験台にするとか事情はあるのかも知れないが、
アイテムを持ち込めず強力な二つ名にボコボコにされて帰ってきたハンター達からは、
涼しい顔して何てことするんだと疑心暗鬼になるものも多いとか。
最後近くで裏切ってみたのかもしれない。- XXでは一度でも力尽きたら即終了という更なる無理難題を吹っかけてくる。
勿論、こちらについても何故その様な条件なのかは一切説明はない。
「この依頼では一度でも力尽きると報酬金がゼロになってしまう。体力に注意して、挑んで欲しい。」
と依頼文にあるのみである。
- XXでは一度でも力尽きたら即終了という更なる無理難題を吹っかけてくる。
- ちなみに村クエの時と違い、どういう訳かこれらのクエストをクリアしても、
ベルナ村に居る彼から特別な台詞が聞けたりはしない。何故だ…。
関連項目
世界観/龍歴院
世界観/龍識船
世界観/ベルナ村
アイテム/○○の書 - 今作では、主席研究員からモンスター情報の提供を受ける