古龍ゾラ・マグダラオスの素材から作られる防具。
目次
概要
- MHWorldから登場した古龍ゾラ・マグダラオスの素材を用いて作られる防具。
岩のような甲殻と紫色の鱗を組み合わせた騎士のような出で立ちで、
所々にマグマのような発光部がある。頭は王冠やティアラを模しており王族の鎧姿の風格がある。
- 部位ごとの名称が頭から順にヘッド、ハイド、クロウ、スパイン、フットとなっている。
どこかで聞いた名称だが果たしてこの名が指す意味とは…。- ちなみに、この部位の名称は同期の超大型古龍の防具にも使われている。
ただ、もう1頭の超大型古龍の防具には使われていない。
- ちなみに、この部位の名称は同期の超大型古龍の防具にも使われている。
性能
MHWorld
部位 | α | β | γ | ||
---|---|---|---|---|---|
スキル | スキル | スロット | スキル | スロット | |
頭 | 匠+1 | 匠+1 | Lv1×1 | 風圧耐性+2 | Lv2×1 |
爆破属性強化+1 | 見切り+2 | ||||
胴 | 爆破属性強化+2 | 爆破属性強化+2 | Lv2×1 | 耐震+2 | Lv1×3 |
風圧耐性+1 | |||||
腕 | 属性解放/装填拡張+1 | 属性解放/装填拡張+1 | Lv1×1 | 耳栓+2 | Lv3×1 Lv1×1 |
ボマー+1 | |||||
腰 | 不屈+1 | 不屈+1 | Lv2×1 | ボマー+2 | Lv3×1 Lv2×1 |
耐震+1 | 見切り+1 | ||||
脚 | ボマー+2 | ボマー+2 | Lv2×1 | 爆破属性強化+2 | Lv3×1 Lv2×1 |
耳栓+1 | 見切り+1 | ||||
一式 | 爆破属性強化Lv3 | 爆破属性強化Lv2 | Lv1×2 Lv2×3 | 見切りLv4 | Lv1×3 Lv2×3 Lv3×3 |
ボマーLv3 | ボマーLv2 | 耳栓Lv2 | |||
耳栓Lv1 | 匠Lv1 | 風圧耐性Lv2 | |||
風圧耐性Lv1 | 不屈Lv1 | 耐震Lv2 | |||
耐震Lv1 | 属性解放/装填拡張Lv1 | 爆破属性強化Lv2 | |||
属性解放/装填拡張Lv1 | ボマーLv2 | ||||
匠Lv1 | |||||
不屈Lv1 | |||||
シリーズ スキル | 3部位以上・会心撃【特殊】 |
- 溶岩を撃ち出し炸裂させる性質からか、爆破属性強化やボマーなど爆発物関連のスキルのポイントが目立つ。
それ以外にも「山の如く、いかなる~を与えてくれる。」という解説文の通り
モンスターの行動から身を守る耳栓、風圧、耐震に強力なスキルの匠、属性解放/装填拡張など
優秀なスキルが振られている。
一式だと各スキルLv1程度で大きな効果はないが、他の防具と合わせる時に役立つだろう。
特に腕は腕防具では発売当初唯一の属性解放/装填拡張持ちであり、またイベントクエストを駆使するなど
特殊な攻略をしない限りは最も最速で手に入る属性解放/装填拡張防具なので、割と見かける事は多かった。
ただしマグダラオスが上位クエストへの入り口の役目を担う都合で、同レア度の防具の中では防御力は低めで、
上位序盤の防具としては問題ないが最終的な防御力は後半の古龍の装備に劣る。- 武器の隠された属性は下位段階では発現していない。上位素材を用いて強化すると現れ始めるので、
上位に上がってすぐに強化できる無属性武器とゾラマグナ装備は入手できる時期がピッタリ重なっている。
- ただし、今作においては敢えて属性解放しない選択肢も存在する。
狩る相手に合わせて属性を解放するか否かをしっかり見極めて使いたいところ。
もっとも、ストーリー攻略後と違い、攻略段階での無属性強化は相当防具のチョイスが窮屈になるが。
- 武器の隠された属性は下位段階では発現していない。上位素材を用いて強化すると現れ始めるので、
- 防具としては気になる属性への耐性だが、なんと火属性以外の4属性の全てがマイナスとなってしまっている。
だが、今作では火属性を使うモンスターに対し、その他がごく少数なので、相手を選べば充分とも言えるか。
- シリーズスキルである会心撃【特殊】は状態異常を強化できる貴重なスキルだが、クセがかなり強い。
とういうのも会心と状態異常蓄積が同時に発動しないと効果がないから。
中途半端な会心率では効果を実感しにくいのはもちろん、
武器の状態異常もそれなりの高さを要求されるスキルである。
- 歴戦王個体のイベントクエスト「不滅のアルペングリューエン」の報酬である熔山龍チケットでγシリーズを生産可能。
αとβは上位上がりたてで作れるため性能が控えめだったが、
γシリーズは他の古龍の防具にも引けを取らない性能を持っている。- 頭から腕は各種防護スキルがついた防御寄りの構成。
特に胴部位に付いている耐震は他部位を含めてもまともな防具が殆ど存在せず、
装飾品で付けるとしてもLv2スロットを要求されるが故に付け辛いスキルだったが、
この防具の登場によって付けやすさがかなり改善された。
振動【大】はモロに食らうと追撃確定もあり得るなど極めて危険であるので、
歴戦王ゼノ・ジーヴァ等のモンスターに対する際の本防具の採用率は高い。- 腕防具は呪い装備と名高いバゼルヘルムβと同一構成であり、
前述のバゼルβ頭と腰、エンプレスγの胴と脚そしてこのゾラマグナγ腕で
全ての部位で耳栓+2かつLv3スロット一つ以上の防具が揃った。
後出だったエンプレスγの欠点としてスロットの総数が1つ足りないというものがあったが、
ついにゾラマグナγ腕でそれが解消された。
- 腕防具は呪い装備と名高いバゼルヘルムβと同一構成であり、
- 腰と脚はスキルよりスロットが優秀。Lv3スロットとLv2スロットというのは、
かのエンプレスβを超えるスロットであり、そこに腐りはしない見切りやボマー、
鑑定武器を除けば多くの武器種で候補に上がるナナ武器を強化する爆破属性強化がつく。
- α、βの時には会心率アップのスキルが付いておらず、シリーズスキルの会心撃【特殊】を活かすには
武器の会心率や他の防具で会心率アップスキルに頼るしかない状態であった、
しかしγには頭に+2、腰と脚に+1ずつの合計4ポイントの見切りが付いている。
見切りによる会心率の底上げによって会心撃【特殊】が機能しやすくなり、
爆破属性にこだわらず他の状態異常属性の武器を使う事も選択肢に入るかもしれない。
組み合わせ例として、頭、腰、足を上記の組み合わせにした上で胴をレウスβ、腕をカイザーγにすると
会心撃【特殊】の発動と共に、相性の良い見切りLv7と弱点特効Lv2を
装飾品を一切使用せずに追加でき、護石枠もフリーになる。
また、レウス、カイザー共に火耐性がプラスであるため、
ゾラマグナ装備唯一のプラス耐性を更に伸ばすことができる。
スロット合計1個が3部位、2個が2部位と少なめなことが否めないものの、
胴の1個以外はすべてLv2以上であるため、
装飾品によっては弱点特効をLv3に伸ばしたり、超会心や渾身等の強力なスキルの追加も容易である。
- γ装備はα、βの爆破属性強化と各種防護スキルを少しずつといった構成を、
ストーリークリア後の実戦レベルまで引き上げたスキル構成と言える。
今作の爆破属性はかなり弱体化されてしまっているが、
体力が少なく調整されている連続狩猟クエストとの相性は未だ健在。
特に今作は最大・最小金冠救済クエストとして、
各フィールドをホームグラウンドとする全てのモンスターを相手にするイベントクエストが存在する為、
そういった多頭クエストでの爆破属性の片手剣や双剣、弓向けの装備としては最適だろう。
- 頭から腕は各種防護スキルがついた防御寄りの構成。
MHW:I
- マスターランク移行に伴いEXゾラマグナα・βシリーズが登場。見た目は上位版と同じ。
上位までのゾラマグナシリーズは低Lvの有用スキルをポツポツと詰め込んで
可もなく不可もなくといった性能に仕上がっていたが、MR帯では一転し、
これまでのシリーズスキルであった会心撃【特殊】はEXアーティアシリーズへと譲り、新たなシリーズスキルを得た結果
ガンランスや一部のライトボウガンにおいて呪いと言われる程の必須級の装備と化した。
そのスペックを以下に示す。部位 α β スキル スロット スキル スロット 頭 ひるみ軽減+1 Lv2×2 ひるみ軽減+1 Lv4×1
Lv2×1
Lv1×1砲術+2 胴 耐震+2 Lv3×1
Lv1×1耐震+2 Lv4×1
Lv2×1砲術+2 腕 ひるみ軽減+2 Lv1×2 ひるみ軽減+2 Lv4×1
Lv1×1満足感+1 腰 耐震+1 Lv3×1
Lv2×1耐震+1 Lv4×1
Lv3×1砲術+1 脚 耳栓+1 Lv3×1
Lv1×1耳栓+1 Lv4×1
Lv3×1匠+1 一式 砲術Lv5 Lv1×4
Lv2×3
Lv3×3耐震Lv3 Lv1×2
Lv2×2
Lv3×2
Lv4×5耐震Lv3 ひるみ軽減Lv3 ひるみ軽減Lv3 耳栓Lv1 匠Lv1 - 耳栓Lv1 - 満足感Lv1 - シリーズ
スキル3部位以上:砲術・極意 - おわかりいただけただろうか…
会心撃【特殊】を捨てて新たなシリーズスキルとして得たのは、
爆薬を司る武器において必須と言われる砲術スキルをさらなる極地へと至らせる新奥義、砲術・極意。
砲術の最大Lvを5に引き上げる事ができる。
砲術Lv5まで発動させた場合、対象技の威力は驚異の1.5倍。
MR帯のモンスターには何故か上位で掛かっていた肉質無視ダメージへの補正がないという謎のペナルティ仕様を、
帳消しにしかねない程の高威力を叩きだす事が出来てしまう。
というかこれで補填が前提の設計としか受け取りようがない。- 流行りの徹甲榴弾速射ライトで運用すると、まさに肉質無視の暴力。
今作で超強化を受けた金銀夫妻の同時狩猟でさえ一方的に爆殺してクリアできてしまう。 - また、竜撃砲の冷却時間を70%も短縮する効果も併せ持つ。
これが適用された場合の冷却時間はなんとたったの36秒。
ただでさえ強化された竜撃砲がほぼ30秒間隔でぶっ放せるのはまさしく脅威と言わざるを得ないであろう。
かといってマルチプレイ時にところ構わずぶっ放すのはもちろんご法度なので、使用する場合は周囲に注意しよう。
最低限のスロット確保と共にこの驚異的スキルを装飾品を一切使用せずに発動可能。
MR帯となっても相変わらず砲術の装飾品はかなり確率が絞られており、
なおかつβ版に換装してもどれかがLv4スロットになるだけで総数に殆ど変化がない。
そのくせ砲術のポイントを捨ててしまうため、余程の事がない限りはα版の方が使われる。 - 流行りの徹甲榴弾速射ライトで運用すると、まさに肉質無視の暴力。
- しかもさらに嬉しい事に、空いた腕と脚に恐ろしい程相性の良い装備がある。
そう…我らが主任、ウラガンキンの装備である。
EXガンキンシリーズはガード強化発動に必要な部位が2部位に減っており、
腕と脚には両方ともガード性能がLv2となっている。
つまりこのセットを組む事で、
ガンランスにとって必要不可欠な砲術、ガード性能、ガード強化、ひるみ軽減(とついでに耐震Lv3)が、
すべて装飾品を一切使わず発動可能というまさしくガンサーにとっては神とも言うべき装備ができてしまうのである。
他にも、ガードセットを捨てる代わりにEXシルバーソルを使うと、
起爆竜杭の時間を大幅延長するスリンガー装填数UP・極意を発動可能。
ガンランス用装備の構成はこの2択が主となり、
誰が言ったかゾゾゾの呪いという名誉?を授かる事となった。ゾゾゾという呼称だが、これとは一切関係ない
使う部位が頭・胴・腰であるため、見た目が崩れないという点もなおさら性質が良い悪い。
- βの頭部位は、近接武器を担いでマルチプレイに臨む際に付けておきたい怯み軽減に加え、
スロットがサイズ4、2、1の3個と頭防具の中で最高峰の拡張性を持つスロット配置となっている*1ので、
レア度12故の防御力の高さも加味して、混合装備のパーツとしての利用価値は結構高い。
また、操虫棍においてはマルチ以外でも防護スキルとして付けていく意義が出てきており、
ある意味こちらはこちらで呪いにかかりそうな装備である。
- 防具銘こそゾラマグナシリーズであるものの、ゾラ・マグダラオスの素材は一切使わない。
それもそうだろう、MR帯にはゾラ・マグダラオスが全く登場しないのである。
ではどのようにして本装備を作成するのかというと、
ストーリークリア直後に解禁される導きの地にて採れる骨や鉱石素材で作成可能という、
この性能に不釣合な程に簡単な方法で作成できる。古龍の大宝玉といったレア素材も一切不要。
他も各部位に必要な覇王の証と胴に使う龍脈の重竜骨、腕に使う龍脈の剛竜骨くらいが少々手間となるくらい。
それでいて1部位の防御力は160と一丁前の古龍装備としての高防御である。
相変わらず火以外の耐性は壊滅しているものの、それを打ち消してやまない程の価値は保証されており、
MR解放直後のガンサー、及び徹甲榴弾を駆使するボウガン使いは
まずこの装備を優先して作るべしといっても過言ではない。
当然ながら榴弾ビンのチャージアックスとの相性も良く、ビンダメージの威力を底上げしてくれる*2。- 余談ではあるが導きの地:瘴気地帯にはゾラ・マグダラオスの頭骨らしき物が存在する。
まさかこのフィールドで採れる骨や鉱石の持ち主は…。
- 余談ではあるが導きの地:瘴気地帯にはゾラ・マグダラオスの頭骨らしき物が存在する。
- 耐性の問題は赤龍武器の登場で改善しやすくなった。
武器に熔山龍の真髄をつけて腰をEXダマスクβにすると火耐性の場合はそのまま、
それ以外は腕と脚を各耐性の高いものにし、耐性の装飾珠をさせば高めることができる。
当然砲術珠を一つ挿すのを忘れずに。
えっ、持ってない?そうねぇ…- 何はともあれようやくゾゾゾの呪いからは解放されると喜んでいたガンサー達だったが、
現実はダマスクを用いたテンプレ装備に移行しただけで、武器まで固定されたせいでほぼ全身呪いとなってしまった。
いっそのこと呪いを受け入れ、新しく追加された上位ゾラマグ重ね着を着てしまうのも手かもしれない。
- 何はともあれようやくゾゾゾの呪いからは解放されると喜んでいたガンサー達だったが、
マグナネコシリーズ
- オトモの武具は古風な王をイメージしたプレイヤー防具とは打って変わり、
突然爆発することからかふんわりしたかわいいマジシャン風の物になっている。
暗闇ではマグマの部分が薄っすら光るのが特徴。
何気に武器に変形機能があり格納している間はかわいらしい人形なのだが、
展開すると明らかに人形のサイズに釣り合わない上にかわいい雰囲気にそぐわない厳つい長剣が出現する。
武具の説明も、古い言葉で見た目に侮られると痛い目をみるぞとやたら説明されている。- オトモといえど、マグダラオス武器だけあって高い爆破属性が付いている。
勿論オトモの爆破でもプレイヤーと同じ値の固定ダメージを与えられる為、
部位の破壊や怯みを誘発しやすく、地味に邪魔な小型モンスターも運がよければ一発で倒してくれる。
流石に他のダメージを稼げる毒や、チャンスを作れる麻痺や睡眠に比べるとやや汎用性に欠けるが、
それでも状況次第で十分採用の価値がある。
- オトモといえど、マグダラオス武器だけあって高い爆破属性が付いている。