MHWorldで登場した防具。
目次
概要
- アップデートで登場した爛輝龍マム・タロトの素材を用いて作製される防具。
他防具の例に漏れずスキルに優れるαシリーズとスロットに優れるβシリーズの2種類が存在する。
後に歴戦王の実装によりγシリーズも登場した。
- 男性版と女性版では大きくデザインが異なっている。
男性用は黄金に輝くプレートアーマーを着込むものとなる。
αシリーズは大きな金色の羽房飾りを羽織り、
βシリーズはαから装飾を減らし、面積の大きい金属部分を着彩可能としている。
女性版はタイトなスケイルアーマー状の防具になっており、
黄金の鱗が映える官能的かつ優雅なデザインが目を引く。
こちらは男性版に比べ、αシリーズとβシリーズのデザイン的な差異は少なめ。
男女共通して、どちらも頭には特徴的な巻き角をあしらっている。
γシリーズはαシリーズの外見をベースに異なる配色がされている。
βシリーズは全体を着彩可能ではあるが、地の金色がかなり強く、
プリセットのカラー程度だと地の色に飲まれて「赤みがかった金色」「青みがかった金色」といった感じになってしまう。
カラーバーで明度を強く調整すればしっかり発色させられるものの、若干蛍光色っぽくなる。- 明度が低くないといけない関係で、黒は発色が非常に弱く、漆黒の鎧を作ることは出来ない。
逆に白などはよく発色し、胸甲などに施された緑色の装飾や紋様が映える白銀の鎧となり、
一味違った外見になる。 - 男のマムガイラメイルαはボリュームある羽が左肩から背後にかけてマントのように伸び、
これだけでもガムートXのようなラスボス感存在感を演出する事ができる。 - 女性用EXマムガイラシリーズは、性能などもはやどうでも良くなってしまうような要素が存在する。
なんと外見が大変セクシーになった(とくにα)。
その変貌ぶりたるや上位版の装備の面影を全く感じられないレベルで、まるで豪華絢爛なドレスのような出で立ちになり、
大きく露出した胸元や肩、スリットから覗く生脚*1が非常に眩しい。
心なしかバストも大きく見える上に、揺れギミックまで完備という超絶欲張り仕様である。
上位防具も露出こそあったもののここまで露骨にエロくはなかったのに…どうしてこうなった
いいぞもっとやれ
またα、β共に物理的なスリンガーが無く、手首部分の装飾から力場の様なもので弾を保持し
クラッチクローも力場で形成される。工房の技術力が垣間見えるギミックとなっている。
- 明度が低くないといけない関係で、黒は発色が非常に弱く、漆黒の鎧を作ることは出来ない。
- MHST2では、ルルシオンにいるとあるハンターが
「踊り子に幻のマムガイラ装備を着せてみたい」といった発言をする。
絢爛豪華でどこか妖艶な雰囲気を漂わせたマムガイラシリーズは、
(少なくともMHSTの世界では)ハンターたちの間でも一定の人気があるようである。
性能
MHWorld
マムガイラα・βシリーズ
- αとβの性能は以下の通り。
と、
部位 α β スキル スロット スキル スロット 頭 属性解放/装填拡張+1 Lv1×1 属性解放/装填拡張+1 Lv2×1
Lv1×1挑戦者+2 挑戦者+1 胴 気絶耐性+2 Lv1×1 気絶耐性+2 Lv3×1
Lv1×1超会心+2 超会心+1 腕 属性解放/装填拡張+1 Lv1×1 属性解放/装填拡張+1 Lv3×1
Lv1×1強化持続+2 強化持続+1 腰 属性解放/装填拡張+1 Lv1×1 属性解放/装填拡張+1 Lv3×1
Lv1×1匠+2 匠+1 脚 広域化+2 Lv1×1 広域化+2 Lv2×1
Lv1×1フルチャージ+2 フルチャージ+1 一式 属性解放/装填拡張Lv3 Lv1×5 属性解放/装填拡張Lv3 Lv1×5
Lv2×2
Lv3×3気絶耐性Lv2 気絶耐性Lv2 超会心Lv2 広域化Lv2 強化持続Lv2 超会心Lv1 匠Lv2 強化持続Lv1 挑戦者Lv2 匠Lv1 フルチャージLv2 挑戦者Lv1 広域化Lv2 フルチャージLv1 何故かシリーズスキルこそ無いものの、スキル・スロット共に他の防具よりも頭一つ抜けている。
また、βになる事で追加されるスロットもレベル2以上なので別のスキルが追加しやすく、
防御力もラスボスの物と同一である。- どの防具にも言える事だが、βで拡張されるスロット分はαで発動するスキルの装飾品のサイズと同じである。*2
本防具は全箇所がスロット追加の形になるので、
装飾品さえあればβ防具一式でα防具一式の能力が再現できてしまい、
αを作成する必要が見た目以外に無くなってしまう。
- どの防具にも言える事だが、βで拡張されるスロット分はαで発動するスキルの装飾品のサイズと同じである。*2
- 欠点があるとすれば、発動するスキルに大してシナジーがないため一式ではなくパーツ毎の運用が基本になる事。
ただしこれは本作の全ての防具に言えることで、シリーズスキルも存在しないことから
パーツ運用が目立った欠点とは言いにくい。
どちらかと言えば、3部位に属性解放のSPがあるので
無属性の武器を担ぐ際には邪魔になってしまうことの方が欠点だと言えるかもしれない。
また、作成には部位ごとに古龍の宝玉が必要なため、作成難易度は高めである。- 4部位のシリーズスキルや、3部位のものを発動させたが2部位のものは発動させない場合など、
余った部位に付ける場合には俄然有力な候補になる。
- 4部位のシリーズスキルや、3部位のものを発動させたが2部位のものは発動させない場合など、
- 胴のマムガイラメイルαは今まで護石、装備含めLv1しか存在しなかった超会心のスキルが2ポイントも上がる。
LvをMAXにするには2部位+護石か出にくい装飾品に頼るしかなかった状態であるので、
会心重視の装備を整える際に選択肢が大きく広がるだろう。
気絶耐性Lv2も嬉しく、Lv1スロットに耐絶珠を入れて気絶無効にするのも良いだろう。- 火耐性も高い為、気絶からの追撃を狙ってくる対テオ・テスカトルとしてはかなり有効。
マムガイラγシリーズ
- 2018年12月20日に歴戦王マム・タロトと共に実装。
同個体が登場するクエスト「狂乱のエルドラド」の報酬である「爛輝龍の皇金塊」がチケットの代わりに必要になる。
- 性能は以下の通り。
強力で実用的なスキル構成に加えてγシリーズの例に漏れず防御力も高く、これといった隙は見当たらない。
部位 γ スキル スロット 頭 強化持続+1 Lv3×1、Lv1×2 気絶耐性+1 胴 匠+2 Lv1×1 挑戦者+1 腕 匠+2 Lv1×1 体術+1 腰 超会心+1 Lv3×1 弱点特効+1 脚 挑戦者+2 Lv3×1、Lv1×1 熱ダメージ無効+1 一式 匠Lv4 Lv1×5
Lv3×3挑戦者Lv3 気絶耐性Lv1 熱ダメージ無効Lv1 超会心Lv1 弱点特効Lv1 強化持続Lv1 体術Lv1
やはりシリーズスキルが存在しないので、パーツ単位での運用が効果的だろう。
また、α及びβに存在した属性解放(装填拡張)が無くなっており、
無属性武器でも気にせず装備できるようになった。
- 一式で実に8種類ものスキルが発動する上にどの部位も非常に汎用性が高い。
- 頭部位は強化持続こそ武器種を選ぶものの気絶耐性と豊富なスロットが強み。
特に、強化持続が重宝する操虫棍を使用する際には輝く装備だろう。
同じく強化持続を備えるゼノラージヘッドγとの使い分けも可能である。 - 胴部位及び腕部位は匠Lv2とそれぞれ挑戦者・体術がLv1ずつにスロットLv1が1つ。
他に匠Lv2が付いている装備は胴ではクシャナα・βのみで、腕ではこれが初。
特に胴は匠と挑戦者という攻撃的な組み合わせであり、近接武器ならどれでも効果があるので単純に強力。
一方で体術を必要とする近接武器は少なく、胴に比べると腕はやや不遇気味であるが、
それでも他に替えが存在しないので独自の立ち位置を築いている。 - 腰部位は超会心+弱点特効という会心構成で、やはり単純に火力の底上げが行える。
特に超会心が付いている腰部位は他にゼノラージスパインγしか存在せず、
ましてや弱点特効も付いているとなると唯一。更にLv3スロットまで兼ね備える。
弱特+超会心構成を組む際にはお呼びが掛かることだろう。- 会心特化の装備を組むとなると達人芸装備とのシナジーが気になる所だが、
ドラケンシリーズは頭・胴・脚の3部位で超会心がLv3になるのでこちらと組み合わせるメリットは余りない。
カイザーγシリーズであれば見切りのLvが高い部位と重複しないので、組み合わせるならこちらだろうか。
- 会心特化の装備を組むとなると達人芸装備とのシナジーが気になる所だが、
- 脚部位は防具での発動手段が少ない熱ダメージ無効が付いている。
しかも最高ランクの防御力と挑戦者Lv2という攻撃系スキルとの共存まで果たした。
歴戦王のゼノ・ジーヴァやナナ・テスカトリなど、
地面に強力な熱ダメージゾーンを撒いてくる敵に対しては非常に頼もしい。- 挑戦者単体で見ても脚防具では初の挑戦者Lv2であり、
おまけで熱ダメージ無効とスロットが付いてくると考えれば非常に優秀である。
- 挑戦者単体で見ても脚防具では初の挑戦者Lv2であり、
- 頭部位は強化持続こそ武器種を選ぶものの気絶耐性と豊富なスロットが強み。
- 作製にチケットではなく皇金塊が必要なのは先に述べた通りだが、
それが1部位ごとに7個要求される為、全部位揃えるとなると合計で35個もの皇金塊が必要になる。
皇金塊は調査報酬でも出現するのでチケットに比べると入手機会は多いが、
それでも連戦しないと作製できないだろう。
大抵は目当ての鑑定武器を狙っている内に勝手に集まっているだろうが。
他の素材はα・β同様やはり要求数が多めになっているが、他の古龍の宝玉を使わなくなり、
マム・タロト自身の金煌玉も腕と脚に1つずつ要求されるだけとなっている。
MHW:I
EXマムガイラα・βシリーズ
- Ver.13.50アップデートにて、マスターランクにもマム・タロトが出現。
討伐目的のイベントクエストでマムガイラ防具を作成可能となった。
部位 | α | β | ||
---|---|---|---|---|
スキル | スロット | スキル | スロット | |
頭 | 満足感+1 | - | 満足感+1 | Lv4×2 Lv1×1 |
属性解放/装填拡張+3 | ||||
胴 | 早食い+3 | Lv3×2 | 早食い+3 | Lv4×1 Lv3×1 |
満足感+1 | ||||
腕 | 超会心+1 | Lv3×1 Lv2×1 | 超会心+1 | Lv4×2 |
広域化+3 | ||||
腰 | フルチャージ+2 | Lv2×1 Lv1×2 | フルチャージ+2 | Lv4×1 Lv2×1 |
満足感+1 | ||||
脚 | 超会心+2 | Lv2×1 Lv1×2 | 超会心+2 | Lv4×1 Lv1×2 |
フルチャージ+1 | ||||
一式 | 属性解放/装填拡張Lv3 | Lv3×3 Lv2×3 Lv1×4 | 超会心Lv3 | Lv4×7 Lv3×1 Lv2×1 Lv1×3 |
超会心Lv3 | 早食いLv3 | |||
フルチャージLv3 | フルチャージLv2 | |||
広域化Lv3 | 満足感Lv1 | |||
満足感Lv3 | ||||
早食いLv3 | ||||
シリーズ スキル | 2部位以上・根性 4部位以上・満足感・極意 |
- αシリーズは上位α・βを踏襲しつつ、サポート寄りスキルが多い。
早食い・満足感・広域化とEXレックスシリーズを強化したようになる。
なお、シリーズスキルの満足感・極意は4部位発動となっており、その点はEXレックスより劣る。
頭はスロットこそないものの単体で属性解放/装填拡張を最大レベル発動するため、ガンナー向けか。
たった2部位でシリーズスキルの根性が発動するので保険にもなる。
- βはスキル自体は微妙だが、なんといっても豊富なスロットが目に付く。
火力スキルでおなじみの超会心やフルチャージが発動する部位があるので、
レベル4サイズの装飾品が揃っていれば構築の候補に挙がることもあるだろう。
- なお金色、ガイラ武器はLv2以上に強化すると
EXマムガイラシリーズ同様の爛輝龍の真髄を1部位分所持し、シリーズスキルが発動しやすくなっている。
- Ver.15.01で実装されたミラボレアスに対しては高い防御と火耐性、
そして味方の回復に向いたスキル構成からマルチプレイでのサポートには最適な装備である。
火力不足による時間切れではなく5乙による失敗が多発するのであれば、
これを着て味方を回復する選択も考えられる。
また、同時に実装されたEXドラゴンシリーズと当防具の脚(特にβ装備)の相性は抜群。
EXドラゴンの脚は回避性能、αでも加えて匠Lv2が発動するだけなのに対し、
当防具は重宝されやすい超会心にスロットも多く備えている。
そのため、結果的に5部位全てをEXドラゴンにするよりも多くのスキルを積むことができる。
更には火耐性が丁度0になるまで改善されるため、火耐性Lv3を発動すれば属性やられを無効化できる。
まさしくマム・タロト、ミラボレアスにはもってこいの組み合わせのため、ドドドドマの呼称で
EXドラゴン装備を用いる際のテンプレの一つとなっている。- ミラボレアスが実装されてから2週間後となる2020年10月16日、
歴戦王イヴェルカーナと同時にEXラヴィーナグリーヴγが実装。
フルチャージを採用する場合ではこちらを上回る拡張性を持っており、
明確な対抗馬となっている。
ただしあちらは火耐性はマイナスであるためその点で差別化が可能な上、
フルチャージ運用でもEXマムガイラαグリーヴは超会心2にフルチャージ1を持つため、
実のところ納刀術を無視できる場合は互角の拡張性である*3。
また、MHW:Iは回復カスタムの補助もあり、フルチャージを発動しやすい環境ではあるものの、
実際には他のスキルを入れる兼ね合いで選択肢から外れる武器種も多い。
ちなみに、歴戦王イヴェルカーナはMR100未満では受注できないため、
当然ながらEXラヴィーナγも製作不可。
そのため、それまでは当防具を用いる機会も多くなる。
- ミラボレアスが実装されてから2週間後となる2020年10月16日、