防具/ディオレシリーズ

Last-modified: 2019-11-29 (金) 18:05:50

MHF-GGの裏の顔と呼べる存在、雷轟竜ディオレックスの素材から誕生した防具シリーズ。
極めて凶暴である雷轟竜を制した者だけが身につけることができる、勇壮かつ屈強な防具群。
素材として用いたディオレックスのアーマーが蒼く輝き、その姿は勇敢な戦士の証であるともされる。
それと同時に当時の秘伝至上主義を完全に終わらせた要因ともいえる装備である。

目次

概要

  • 冒頭の通り、雷轟竜ディオレックスの素材を用いて作成できる防具シリーズである。
    剣士、ガンナー、男性、女性問わずディオレックスのアーマーを惜しげなく用いて作られており、
    そのデザインはディオレックスの面影を実感しにくい物となっており、
    モンスターの防具というより「メカニカルさ」を強く感じさせる。
    • なお、女性用防具のうち、所々白い皮のような部分が露出している部分がある。
      これは恐らく「アーマーが剥がれたディオレックス」を表しているものだと思われる。
  • メインスキルは、素材元であるディオレックスの特徴を再現したと言える希少スキル「絶対防御」。
    20Pで絶対防御態勢が発動し、雷轟竜が纏うアーマーが雷轟竜を護るように蒼い電磁オーラを展開し、
    モンスターのいかなる攻撃(一部反応しない)から装者の身を護る。
    詳しいことは個別記事を参照してもらいたい。
  • 防具はディオレックスが解禁された2014/5/14に作成、及びG級覇種防具までの強化が可能となり、
    翌週5/21の烈種襲来によって烈種防具までの強化が解禁された。
    現在では烈種防具の更なる強化先として始種防具が存在するが、
    ディオレシリーズに始種防具派生は実装されていない。
    天嵐、G級覇種段階は前の段階を少し強化したと言った内容のため、
    ここでは生産段階の剛種、及び大きな変化が現れる覇種、終点の烈種防具時点のそれぞれLV7時での性能を述べる。

剛種防具段階

  • 雷轟竜素材と古龍種の稀玉を用いて生産する、ディオレシリーズのスタート段階とも言える段階。
    一式装備時の性能は以下の通り。
    • 剣士 防御力:639(頭111それ以外132) スロット数:10(1部位2スロット)
      属性耐性:各部位火+2 水+2 雷+2 氷-3 龍-3(合計火+10 水+10 雷+10 氷-15 龍-15)
      • 発動スキル:絶対防御態勢、回避性能+1、集中+1
    • ガンナー 防御力:417(頭73それ以外86) スロット数:10(1部位2スロット)
      属性耐性:各部位火+2 水+2 雷+2 氷-3 龍-3(合計火+10 水+10 雷+10 氷-15 龍-15)
      • 発動スキル:絶対防御態勢、回避性能+1、貫通弾・貫通矢威力UP、反動軽減+1
    今までの剛種防具の例に漏れず、生産段階という訳でこの時点では扱いづらい性能。
    メインスキルの絶対防御態勢も、各部位毎に+4と低く、絶対防御態勢を発動させるにも一式を強制される。
    どちらも腕に根性+5があるが、スロット数が少なく、他スキルを充実させつつの発動が難しい。
    下記の通り、天嵐防具のLV7に強化すれば使い勝手が大幅に改善されるので、この段階での運用は諦め、
    まずは天嵐防具へ強化することを目標にするといいだろう。
    現在のHRシステムでは、ディオレックスを征する時点で天嵐防具への派生素材を既に手に入れている、
    という可能性も高い。
  • 次の天嵐防具段階は防御力、スキルポイント共に強化され、剣士は防御力が707、スキルに見切り+1と業物+1が、
    ガンナーは防御力が486、スキルに見切り+1が追加、さらに天嵐防具の特殊効果も加わる。
    また剛種防具時代から変わらずの根性+5に加え、剣士腰・脚にそれぞれ匠+3が、ガンナー胴に聴覚保護+5があり、
    スロット数も全部位3(合計15スロット)に増え、ようやく装飾品で補強することによって、
    この時代の剛種防具系統としては珍しく、一式でありながらも他スキルを充実させつつの運用が可能、
    さらに絶対防御態勢も、絶対防御のスキルポイントが各部位+5に強化されたため、
    1部位だけなら別の防具と入れ替えても発動可能となる。
    天嵐防具への強化に際しては、下位フルフル特異個体のHC素材「プニプニした柔皮」が必要。

覇種防具段階(FX)

  • 覇種パリアプリアから得られる「呑竜の爛石」を用いてさらに強化したディオレシリーズ。
    覇種防具となり、スキルアップグレードの条件が緩和、スキルが組みやすくなった。
    以下にLV7時の、各部位の性能とスキルアップグレード発動時の発動スキルを記述する。
    • 剣士 防御力:775(頭143それ以外158) スロット数:15(各部位3スロット)
      属性耐性 各部位火+2 水+2 雷+2 氷-3 龍-3(合計火+10 水+10 雷+10 氷-15 龍-15)
      頭:絶対防御+6、砲術師+5、回避性能+5、達人+4、食事+5
      胴:絶対防御+6、溜め短縮+5、回避性能+5、斬れ味+5、砥ぎ師+5
      腕:絶対防御+6、根性+5、剣術+4、達人+4、風圧+5
      腰:絶対防御+6、底力+5、匠+3、斬れ味+5、聴覚保護+5
      脚:絶対防御+6、溜め短縮+5、匠+3、達人+4、いたわり+5
      • 発動スキル:絶対防御態勢、見切り+1、業物+1、回避性能+1、集中+1
        スキルアップグレード時:絶対防御態勢、見切り+2、業物+2、回避性能+2、集中+2
    • ガンナー 防御力:541(頭97それ以外111) スロット数:15(各部位3スロット)
      属性耐性 各部位火+2 水+2 雷+2 氷-3 龍-3(合計火+10 水+10 雷+10 氷-15 龍-15)
      頭:絶対防御+6、底力+5、回避性能+5、達人+4、食事+5
      胴:絶対防御+6、貫通弾強化+5、回避性能+5、聴覚保護+5、耐状態異常+5
      腕:絶対防御+6、根性+5、反動+4、達人+4、耐震+5
      腰:絶対防御+6、精密射撃+5、反動+4、溜め短縮+5、弾調合+5
      脚:絶対防御+6、貫通弾強化+5、反動+4、達人+4、いたわり+5
      • 発動スキル:絶対防御態勢、見切り+1、反動軽減+1、貫通弾・貫通矢威力UP、回避性能+1
        スキルアップグレード時:絶対防御態勢、見切り+2、反動軽減+2、貫通弾、貫通矢威力UP、
        回避性能+2
  • スキルポイントもさらに上昇、加えて5つ目のスキルポイントが発現し、
    そのどれもがかゆいところに手が届くものとなっており、
    充実しているG装飾品やスキルカフを用いて補強したり、追加発動することも容易くなっている。
    今までの覇種防具は一式だと「スキルが偏って使いづらい」物ばかりであったが、
    このディオレシリーズは一式でも
    「スキルが上手くばらけていてパーツ単位だけでなく、一式でも使いやすい」ものとなっている。
    その使い勝手の良さをよく表したのがこちらの装備構成であろう。
    その中でもメラギFX頭を絡めたディオレFX一式の組み合わせは奇跡的な組み合わせで、剣士ガンナー問わず、スキル構成が非常に強力
    この装備構成が発見され、サービス終了を迎えても最後まで現役を貫き通す高性能ぶりを見せつけてくれる。
    余談だが、ディオレシリーズは当時のMHFの秘伝至上主義を完全に終わらせた要因として挙げられる装備である。
  • なおMHF-G8までは、ディオレシリーズが覇種防具で絶対防御のSPを持つ唯一の防具群だった。
    G9のトリドFXシリーズ、G9.1のトアFXシリーズも一部部位に絶対防御のSPが付与されるようになったため、
    組合せの自由度は増している。
  • G級覇種防具段階のディオレGシリーズはFXを少し強化したぐらいに留まる。
    多くの他覇種防具と違い、スキルの入れ替えが発生しないため防御力向上目的での強化もしやすいだろう。
    また、絶対防御のスキルポイントが+7になっているので、他防具を2部位組み込む事が可能になる。
    なお、G級覇種防具は派生時とLV7強化時にG級HC素材が要求されるが、
    このディオレGシリーズは派生時にG級HCダイミョウザザミの鎧殻、LV7時にババコンガの磨牙が必要となる。
    また、変わらず覇種素材(呑竜の爛石と鮮烈なる滾血)も要求される。

烈種防具段階(GF)

  • ディオレックスの本当の姿とも言える、烈種の個体の素材を用いて強化したディオレシリーズ。
    烈種防具となり、ついにスキルアップグレードの条件が撤廃。使い勝手は更に向上した。
    以下に覇種防具段階と同じくLV7時の各部位の性能とスキルアップグレード時の発動スキルを記述する。
    • 剣士 防御力:1528(頭143それ以外158) スロット数:15(各部位3スロット)
      属性耐性 各部位火+2 水+2 雷+2 氷-3 龍-3(合計火+10 水+10 雷+10 氷-15 龍-15)
      頭:絶対防御+8、砲術師+6、回避性能+6、達人+7、食事+5
      胴:絶対防御+8、溜め短縮+6、回避性能+6、斬れ味+6、砥ぎ師+6
      腕:絶対防御+8、根性+6、剣術+5、達人+7、風圧+6
      腰:絶対防御+8、底力+5、匠+5、斬れ味+6、聴覚保護+6
      脚:絶対防御+8、溜め短縮+6、匠+5、達人+7、いたわり+6
      • 発動スキル:絶対防御態勢、見切り+3、斬れ味レベル+1、業物+1、回避性能+1、集中+1
        スキルアップグレード時:絶対防御態勢、見切り+4、斬れ味レベル+1業物+2、回避性能+2、集中+2
    • ガンナー 防御力:1363(頭284それ以外311) スロット数:15(各部位3スロット)
      属性耐性 各部位火+2 水+2 雷+2 氷-3 龍-3(合計火+10 水+10 雷+10 氷-15 龍-15)
      頭:絶対防御+8、底力+5、回避性能+6、達人+7、食事+5
      胴:絶対防御+8、貫通弾強化+6、回避性能+6、聴覚保護+6、耐状態異常+6
      腕:絶対防御+8、根性+6、反動+6、達人+7、耐震+7
      腰:絶対防御+8、精密射撃+6、反動+6、溜め短縮+6、弾調合+6
      脚:絶対防御+8、貫通弾強化+6、反動+6、達人+7、いたわり+6
      • 発動スキル:絶対防御態勢、見切り+3、反動軽減+2、貫通弾・貫通矢威力UP、回避性能+1
        スキルアップグレード時:絶対防御態勢、見切り+4、反動軽減+3*1、貫通弾、貫通矢威力UP、
        回避性能+2
  • 使い勝手は更に向上したが、烈種を攻略できるということは、
    様々なG級スキルの発動環境もだいたい整っているということである。
    また、他の既存モンスターの烈種防具の内、烈種ディオレックス素材を用いるオディバGF、
    フロルGF、アルゴルGFシリーズの一部部位に絶対防御のスキルポイントが発現している。*2
    即ち、絶対防御態勢以外既存スキルのみである烈種防具であり、
    かつ同じ絶対防御持ち烈種防具でもライバルが現れたディオレGFシリーズは、
    従来のように一式で運用することは厳しいということである。
    なので、ここまで強化できたのならG級防具とG級狩護防具とを組み合わせた運用、
    即ちパーツ単位での運用を考えたい。
    絶対防御のスキルポイントは2部位で16止まりだが、G5以降使い勝手が良く、
    かつ絶対防御のスキルポイントを持つG級防具、G級狩護防具、G級精錬装飾品も登場しているので、
    絶対防御態勢とG級防具の特殊効果(スキル枠拡張と、G級クエストにて武器倍率+30効果)を共存させた、
    防具、スキル構成を考えたいところである。
  • 烈種防具は派生時に★3か4、LV7強化時に★5モンスターのG級HC素材が要求されるが、
    ディオレGFシリーズに該当するG級HC素材は前者は水竜の泡玉(ガノトトス)、
    後者は闘獣の剛腕(ゴウガルフ)となっている。
    そして当たり前だがディオレックスの烈種素材も必要になる。
    アーマーの存在と、G級の怯みシステムの関係で部位破壊は難しいが頑張って集めよう。
    なお、剥ぎ取り希少素材の藍玉は不要なのでその点は幸いと言えよう。
  • 大本の防具故に高ポイントの絶対防御スキルを持つこと、
    有用既存スキルを採用する際痒い所に手が届く数値で持っている部位が存在すること、
    烈種防具の無条件スキルアップグレードの存在から人気の高い防具となっているが、
    先述の通り始種防具への強化先は実装されていない。
    始種防具化によって一部既存スキルがG級スキルに置き換わるため、
    使い勝手は変わってしまうがG級スキルを高めつつの運用もまた可能になる*3
    しかし始種防具対応の前、MHF-Z移行時に絶対防御態勢にメスが入れられ
    同スキルへの評価が大きく変わり、一転して見向きされないことが多くなってしまった。

関連項目

モンスター/ディオレックス - 素材元モンスター。
モンスター/パリアプリア - 覇種素材が要求される。
防具/剛種防具
スキル/絶対防御


*1 G5.2までは反動軽減+3は存在しなかったため、反動軽減+2のままであった。
*2 オディバ、フロルは+8で、アルゴルは+6。また、その後実装されたイナガミの剛種系統防具「雅孔/雅穿シリーズ」のGF段階にも、極一部の部位に絶対防御のスキルポイントが+7で発現している。
*3 予測例として、ヘルムの砲術師は炎寵、キャップの底力は怒に代わり、それ以外は変化なし。また、達人が一閃や閃転に置き換わる可能性と、ストロマGXヘルムの例からディオレGXヘルムで回避性能→鼓舞となる可能性も考えられる。