MH4G、MHX(X)に登場する防具。
目次
概要
- エプロンにコック帽、キッチングローブという料理人そのものな格好。所々にネコのワッペンがある。
エプロンからは甘い香りがするらしく、アイルーや子供たちからは注目の的、とのこと。
女性用の脚装備は紳士達の注目の的かぼちゃパンツ(色変更可)に猫耳ニーソ&ストラップシューズという組み合わせ。
GJを送らざるを得ない。
性能
MH4G
- エピソードクエスト「湯けむり繁盛記」の報酬であるユクモチケットによって解禁される
チケット以外の素材は高級お食事券にセルレギオスの素材、そして部位毎に異なるモンスターの素材を少々。
どれも皮や爪といった基本的な素材ばかりなので、製作難易度はそこまで高くない。
- どうせ趣味装備…かと思いきや、意外にも実用的。
発動スキルは火属性攻撃+1、アイテム使用強化、グルメの3つ。マイナススキルはなし。
この『グルメ』は複合スキルの一種で、早食い+2・お肉大好き・キノコ大好きを内包している。
地味ながらも役立つスキルが5つも発動するお得な装備だ。
生肉や毒キノコを早食いとか言うと全くグルメな気がしないが
スロットも全部位に2か所ずつの合計10個と拡張性は十分。- 火属性攻撃のスキルポイントは13もあり、スロット2つで+2まで上げられる。
スロットのみで+3まで上げた場合、ちょうどスロットが5か所余るという嬉しい設計。 - ちょうどおあつらえ向きの武器があるので一緒に装備すると面白いだろう。
- 一番のキモの食欲のスキルポイントは全部位に均等に2ずつなので、胴系統倍加を使っても大して意味が無い。
それどころか効果持続のスキルポイントが胴には1しかないので、これが発動しなくなってしまう。
オマケにスロットもなくなるので、壊滅的に低い龍耐性を少しでもごまかしたい、
1個しか持っていない装飾品を使いたい、ユクモチケットを取りにいけないなどの事情が無い限りは
大人しく一式で装備しよう。
- 火属性攻撃のスキルポイントは13もあり、スロット2つで+2まで上げられる。
- 属性耐性も(色々と)凄まじく、一式で火耐性20。更に水・雷・氷も10ある。ガンナーなら全属性に+5される。
その一方で、龍耐性はなんと-25(ガンナーで-20)。古龍防具なのか?
こちらはネコスキルで補おう。
- このようにアイテムを使いやすい片手剣や、強走薬を飲む手間を軽減できる双剣・弓と相性がいい。
しかし、最大の欠点はこれが上位防具だということ。
G級後期のモンスターから攻撃を受けると即死もあり得る防御力で、どれだけ回復手段が充実していようと意味がない。
逆に言えば、即死さえしなければ12個まで持ち込める秘薬の早食いによって何度でも蘇る。
MHFのミラは最期の力を振り絞り蘇生するのにハンターはキノコ一つで蘇生である- G級水準で考えると「所詮は上位防具」なのだが、上位水準で考えれば
レア6の大型モンスタークラスの防御力のある、立派な上位後半防具である。
それでいて作成時期は集★5もあれば全て揃うため中々早い。 - 先述の通り火耐性はとても高いので、即死級の攻撃が火属性攻撃である相手ならば
剣士防具ならばG級終盤でも意外と何とかなる(こともある)。
強化ゴグマジオス相手だと、粘着状態で爆発に巻き込まれたりしない限り、
剛鎧玉までの強化程度でも爆発ブレスを食らって7割程度しか減ってないなんて事がよくある。
もちろん接近して叩き付けを食らったりしたら意味が無いので、
後方からの砲撃に専念できるパーティプレイでしか使えない手ではあるが、砲術マスターを付けて
強走状態で走り回って大砲を詰めまくり、バリスタを撃ち、自腹で滅龍炭を持ち込み、
広域スキルでアオキノコをばら撒きまくったりするなど意外と仕事はできる。
- G級水準で考えると「所詮は上位防具」なのだが、上位水準で考えれば
MHX(X)
- 上位のパティシエシリーズは剣士・ガンナーともに一式で
「アイテム使用強化」「南風の狩人」「腹減り倍加【小】」が発動。
スロットは頭と腰に1つずつの計2ヶ所空いている。
- MHXXで解放されたG級版パティシエXシリーズだと、
発動するスキルは「アイテム使用強化」「南風の狩人」「満足感」になる。
こちらも発動スキルは剣士・ガンナー共通で、空きスロットが5つ。
- なお、妙に振り切れていた属性耐性は少しマイルドになり、
火と氷が10(ガンナーのみ火20)、水と雷が0、龍が-10とかなり落ち着いた。
余談
- MHP2Gまでは似たような防具にビストロシリーズがある。
といっても上記のように性能は全く別物である。
- ゲテモノ食いだったり、大食いかと思いきや小食だったりと、食べることに関して一筋縄ではいかない防具だが、
パティシエの本来の意味は菓子職人である。
しかしゲーム中でハンターが作れる甘味は、精々ハチミツ入り飲料とか氷結晶を混ぜたイチゴくらいなものである。