凍魚竜ブラントドスの素材から作られる防具。
概要
- マスターランクの入り口で待ち構えるブラントドスの防具。
同じ種類のモンスター防具としてヴォルガノスのラヴァシリーズやジュラトドスのジュラシリーズがあるが、
ラヴァシリーズや過去のラヴァシリーズを踏襲したジュラシリーズの重厚なデザインと比べると
非常にシャープなフォルムをしているのが特徴。
金属光沢のようなつやのある青黒い装甲、各部に付いているヒレの意匠もラヴァシリーズよりコンパクトで控えめ。
ラヴァシリーズでは特徴的だった肩から大きく垂れ下がるようなフォルムの肩鎧は
ブラントドスの特徴である鉈か斧のような頭部にインスパイアされた、
天を突きあげるようなエッジの利いた形の肩鎧になっていて、
同じく刃のような角を付けた兜の印象と合わせて、パっと見は親類のモンスター防具とは思えないかもしれない。
なお、αとβでは着彩の部位が違うだけでデザイン上の差異は無い。
- 製作難易度、時期は当然ながらマスターランク最序盤に作れる易しさ。
凍魚竜の素材と脚にグラシスメタルを使う程度でブラントドスを狩っていればその内一式作れるだろう。
ちなみに、ブラントドス自体はブレス等を吐くようなモンスターではないが、
要求される瞬間凍結袋も落とし物やクエスト報酬で手に入るので安心していい。
雪を纏う時にでも使っているのだろうか?
性能
部位 | α | β | ||
---|---|---|---|---|
スキル | スロット | スキル | スロット | |
頭 | 水場・深雪適応+2 | Lv2×1 | 水場・深雪適応+2 | Lv4×1 Lv1×1 |
耳栓+1 | ||||
胴 | スタミナ急速回復+1 | Lv3×1 | スタミナ急速回復+1 | Lv4×1 Lv2×1 |
氷属性攻撃強化+2 | ||||
腕 | 氷属性攻撃強化+2 | Lv3×1 | 氷属性攻撃強化+2 | Lv4×1 |
体力増強+1 | ||||
腰 | 体力増強+2 | Lv2×1 | 体力増強+2 | Lv4×1 Lv1×1 |
耳栓+2 | 耳栓+1 | |||
脚 | 耳栓+2 | Lv2×1 | 耳栓+2 | Lv4×1 |
氷属性攻撃強化+1 | ||||
一式 | 水場・深雪適応Lv2 | Lv3×2 Lv2×3 | 水場・深雪適応Lv2 | Lv4×5 Lv2×1 Lv1×1 |
スタミナ急速回復Lv1 | スタミナ急速回復Lv1 | |||
氷属性攻撃強化Lv5 | 氷属性攻撃強化Lv2 | |||
体力増強Lv3 | 体力増強Lv2 | |||
耳栓Lv5 | 耳栓Lv3 |
- マスターランクに上がりたてのハンターが装備を替えることも想定してか、
体力増強や耳栓といった癖のない有用な防護スキルを備えており、
また渡りの凍て地の探索に便利なスキルも内包している。
特にMHW:Iになってからこのゲームを始めて、ガーディアン装備などで一気にマスターランクへ上がってきたのであれば、
ここらへんで装備を更新しておくとマスターランク序盤のモンスター達に備えられるだろう。- 耳栓は装飾品で発動することももちろん可能ではあるが防音珠【3】はサイズが大きいので
防具で発動した方がいい場合も多い。
マスターランクにおいて耳栓防具は、このブランシリーズとEXハイメタシリーズを過ぎたら
次は絶対強者の防具を作るまでお預けとなる。
マスターランク序盤の咆哮対策としても作る価値は高い。 - アイスボーン新要素のクラッチクローと耳栓スキルは抜群の好相性である。
新要素を思う存分使いこなして欲しいという開発の心遣いがうかがえる。 - 序盤では渡りの凍て地はまだ南部にしか移動できず、付近には脚を取られる深雪がそこかしこに存在する。
体力が心許ない時の攻撃回避にも関わるので水場・深雪適応は役に立つ。
凍て地の探索はこの後も頻繁に繰り返されるため局所的なスキルながら案外助かる場面も多い。 - 氷耐性が高いので、一式着こんでいるならちょっとした氷属性やられはそもそもかかりにくいが、
パーツ運用や氷属性やられ【大】にかかってしまった際はスタミナ急速回復でフォローができる。
寒冷地故氷属性のブレスや、バフバロのようにフィールド由来の攻撃で
氷属性やられを押し付けてくる敵は多いのであって損はない。
- 耳栓は装飾品で発動することももちろん可能ではあるが防音珠【3】はサイズが大きいので
- パーツとしては特に体力増強Lv2、耳栓Lv2、スロットもLv2が1個ついてくる腰防具のEXブランコイルαが非常に優秀。
β版は耳栓がLv1に落ちた代わりにLv4とLv1のスロットがひとつずつ付く。
上記したようにマスターランク序盤はしばらく耳栓付きの防具は2種類しかないので、
高レベルの耳栓を確保したい場合は候補に挙がりうる装備である。- 体力増強が間に合っているなら脚防具のβも耳栓+2とLv4スロットで需要のある装備である。
脚+護石で耳栓Lv5にしてもいいし、腰+脚+防音珠1個でLv5にしてもおいしい。
上半身を入れ替えた後も下半身がブラン一式で着こなしとしては違和感が出るかもしれないが。 - さすがに序盤を過ぎると防御力的には一歩劣り、他の防具に入れ替えることが多くなる。
一応ストーリークリア後のカスタム強化で更に強化できるものの、
さすがにマスターランク最序盤のレア度9なので差は縮まるものの高レアの防具に比べると
防御力がちょっと厳しい。- また、終盤の古龍防具などはスロットの数も増えてくる。
ブランシリーズもαでLv3スロットがあったりとサイズでは負けていないのだが、
最終的にスロット数はちょっと見劣りしてしまう。
- また、終盤の古龍防具などはスロットの数も増えてくる。
- 体力増強が間に合っているなら脚防具のβも耳栓+2とLv4スロットで需要のある装備である。
- 耐性は氷耐性が強い一方、火・雷属性へのマイナス耐性を有しているので、
これらの扱うモンスターが増えてくると厳しくなってくる。
ただし、何気に龍耐性もそこそこあり、一式でなら小さなやられを防ぐくらいはある。
- マスターランク序盤の中では汎用性の高いスキル、渡りの凍て地で役立つスキルも多く、
最初に作るマスターランクの防具を決めていないのなら、
とりあえずブラントドスを数回狩って作っておけば序盤の攻略はだいぶ楽になる事だろう。
ブランネコシリーズ
- オトモ武具のブランネコシリーズの見た目はなんとスノーボーダー。
要するにかのサーファーの系統である。
もこもこしてそうなスノーウェアに、ニットの帽子、サメのような乱杭歯が描かれたマスクにゴーグルと
雪山のボーダーの完全装備となっている。
武器のEXブランネコボードはエッジで斬るそのまま殴りつける打撃武器となっている。
余談
- MHFにも同じく「ブラン」シリーズが存在する。詳細はこちら。
同一作品内に登場はしていないうえ、ブラントドスの方はMHW:IのMR防具の命名法則により、
EXとα/βの符丁がつくものしか現状存在しないため、
防具名の区分方式が異なるMHFと混同してしまうことはまずないだろう。
しかし、今後のシリーズでブラントドスが登場する際に無印ブランシリーズが登場する可能性*1が否定できないため、
名称の丸被りが懸念される。