フィールド/雪

Last-modified: 2020-03-17 (火) 09:48:29

現実における雪

  • 大気中の水蒸気が昇華し、非常に小さな氷の結晶となって降る気象現象。
    及びその際に降ってくる氷の結晶そのもの。
    四季の分かれている温暖な地域では主に冬場のみ、寒冷地域では年間を通して観測される。
    雨とは違ってすぐに地面に浸み込まず、その場にひたすら積もっていくこともある。
    一度に過剰に降ると、その重量で家屋を押し潰してしまうなどの被害が発生することもあるが、
    全く降らないと春先には渇水となったり、動植物の生活に影響を与えることもある。

MHにおける雪

  • MH世界でも寒冷地域ではよく見られる一般的な気象現象。
    ただ、MH世界の舞台は熱帯気候の地域が広く、狩り場もその地域に入っている場合が多いようで、
    季節が寒冷期に入ったとしても一面銀世界になるようなフィールドは存在せず、
    始めから極寒である雪山凍土などでしか見られない
    (ただし、それ以前に雪山に関しては寒冷期に立ち入り自体が禁止される)。
    拠点においてもポッケ村などでは年間を通して雪が解けないような場所もある。
    なお、地面が雪原だからと言ってハンターの行動に支障を来たすということは無い。
    スリップして攻撃を避け損なうなんてことも無いので安心しよう。
    • ただし、MHW:Iの渡りの凍て地では「深雪」という地形が存在し、
      進入すると移動速度が大幅に低下してしまう。
      スキルの「水場・深雪適応」を発動させれば、移動速度の低下を防ぐことが可能。
  • MHP2G以前では雪の積もったフィールドでは落とし穴が使えない。
    柔らかい雪の地面では穴が形にならないためと思われる。
    ただし、雪山のエリア3のような「凍りついた地面」でなら使うことが出来る。
    • MH3以降では(水中以外であれば)ほとんど場所を選ばずセットすることが出来る。
      もちろん凍土でも特に問題は無い。
  • 雪山や凍土など寒冷地では、時間帯やエリアによっては雪が降っていることがある。
    若干視界が悪くなる程度で、基本的には狩猟に大きな影響は与えない。
    ところがクシャルダオラが雪山の山頂部に現れた場合、そのエリアでは暴風雪が発生し、
    MHP2Gまでの作品では雨天時同様爆弾類の使用が不可能になり、
    逆に爆雷針の使用が可能になる。
    視界も通常以上に悪くなるので注意した方が良い。
    • トア・テスカトラも怒り時に猛吹雪を発生させるが、こちらは爆弾類などに影響はない。
      しかし、この吹雪が発生している状態で棒立ちしていると体が徐々に凍り付くギミックがある。
      猛吹雪はダウンを取ることで解除できるが、次の怒り時に再度発動してしまう。
    • 雪山深奥でも吹雪が発生しているが、こちらも爆弾類の使用には影響が無い。
  • MHXではガムートが頭突き突進などの特定の行動を取ると、周囲に吹雪が発生する。
    攻撃判定などは無く、画面にかかるエフェクト、すなわち演出なのだが、
    不動の山神たる風格が現れているようで、中々格好良い。
    尚、闘技場や塔などの雪が全く無いフィールドでも発生するので、
    本当に雪を降らせている訳ではなく、攻撃で巻き上がった雪が風に乗っているのだと解釈すると自然か。
    MHXXではこの演出はオミットされているが、代わりに銀嶺ガムートの雪玉投げ攻撃には
    通常個体よりも濃い雪煙を発生させる効果があり、視界がかなり悪くなってしまう。
  • MHFに登場する極海ではこの雪が厄介な存在となる。
    フィールド中心部に位置するエリア4は全方位が氷の壁に囲まれた場所であり、
    この氷壁にモンスターの攻撃などが当たると、その衝撃で上部から落雪が発生する
    無論攻撃判定もあるため、「壁際への移動を避ける」という基本をより徹底しなければならない。
    • ちなみに、このフィールドではクエスト中の「降雪」は確認できない
      (細かいために雪が見えないというだけで氷霧やダイヤモンドダストは見られる)。
      地面が氷であるためか、落とし穴などを仕掛けることも可能となっている。
  • 雪山や凍土に生息するモンスターは、雪に溶け込む白や灰色に近い体色を持つ種が多く、
    生態や戦法にも雪を利用している種が多い。
    雪や氷の塊を飛ばす遠距離攻撃や、地面の雪を巻き上げることで、
    一部の攻撃に氷の属性雪だるまの状態異常を付加させるというモンスターも存在する。
    これ自体に何らかの効果があるわけではないが、ディスフィロアなどは行動を起こす度に雪が舞い散る
    (熾凍技では雪を撒き散らすと同時にも纏うので異様な光景ではあるが)。
    • MHW:Iでは表現の幅が広がったため、より「雪に紛れる」生態が描写されている。
      雪原を中心に行動し、深雪の中を潜行して獲物を狙うブラントドス
      同じく深雪エリアに縄張りを持ち、雪中からの奇襲を仕掛けるウルグなどは好例である。

雪だるま

  • 一部の寒冷地で見られるもの。拠点の背景として設置されていることがある。
    狩猟フィールドの背景としては氷海にあるネコ地蔵が挙げられる。
  • MHWではフィールドに配置できるアイテムとして雪だるまが登場。
    使用することでエリア内に設置でき、その場所で採取することで雪玉が得られる。
    一定時間が経過すると溶けて消え去ってしまう。

雪崩

  • 一部のフィールドで見られるギミック。
  • 中国で配信されていたMHOでは、寒冷地フィールドのギミックとして登場。
    急斜面のある場所でドドブランゴが暴れることで、山上から雪玉が大量に転がってくる。
    「一気に雪が押し寄せる」のではなく「次々と雪玉が転がって蹂躙する」性質であるため、
    常に山上側を意識し、場合によってはモンスターを盾にして凌いでいたようだ。
  • MHW:Iの「渡りの凍て地」では「崩落の雪原」というギミックが存在。
    壁際で衝撃が発生すると起動し、エリアに溜まった雪が一気に地底の洞窟方向へ流れ込む。
    その様子はまさしく雪崩で、大型モンスターと言えど崩落に飲み込まれればダウンしてしまう。
    上手く利用できれば大ダメージと好機を作れる。
    • ハンターも当然ながら巻き込まれるが、体力面ではダメージは受けない。
      ただし行動不能時間が長く、氷属性やられも発症するので、
      できれば発動時には安全圏へと逃れたいところ。
  • MHFの白湖にはこれの砂漠版である「砂雪崩」が存在する。

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フィールド/雨
システム/雪だるま状態
スキル/耐雪
スキル/水場・深雪適応