モンスター/アクラ・ジェビア

Last-modified: 2023-11-01 (水) 20:20:08
種族
甲殻種
別名
灰晶蠍(かいしょうかつ)
登場作品
MHF
狩猟地
沼地, 砂漠

目次

生態・特徴

沼地の洞窟にて生息を確認された大型の甲殻種。
アクラ・ヴァシムに非常によく似た姿をしており、亜種であると考えられている。
尻尾の輝晶石で洞窟内の灰水晶に擬態し、近付く獲物を狩る生態や、
身体の各場所に輝晶石を纏っている点などはアクラ・ヴァシムと共通する。
しかし、各部位がより鋭く発達している、角らしき器官が頭部に生えているなど、
体色や能力だけでなく外見上にも多少の差異が見られる。
アクラ・ヴァシムと比べてより格段に凶暴であり、攻撃も多彩。
身体を回転させながら飛び掛ってきたり、結晶爆弾を外敵に投げつけたりと、
アクラ・ヴァシムとは大きく異なる行動も確認されている。
尻尾の切断後は特に顕著であり、後述する血結晶の破片を四方八方に飛ばして攻撃する。
この行動には予備動作がほとんどなく、命中すると極度の疲労感に襲われ、
結晶でハンターの体が覆われ行動も制限されるという脅威の攻撃である。
尻尾の切断がとても特殊で、打撃属性で殴る事により、切断属性に弱い肉質に変化する。
ギルドに残る古の文献に尾の切断された姿が載っていないことからも、その部位破壊の複雑さと困難さがうかがえる。
尻尾を切断した後は、その断面から血のように赤い特殊な体液があふれ出す。
これにまた別の結晶化の作用を持つ体液も混じり、そのまま傷口を塞ぐかのように結晶化する。
これによって作られたこの輝晶石は血晶石と呼ばれる。
この血晶石はアクラ・ヴァシムには見られない特徴であると同時に
非常に貴重な逸品なので、かなりの高額で取引される。
また近年では、血晶石が生成される前段階と思われる血液の塊、
通称血塊と呼ばれる素材も確認されており、こちらも高値で取引されている。

概要

  • MHFシーズン3.5初登場のアクラ・ヴァシムの亜種。
    MHFにおいて、初めて登場した「名前や外観まで原種と異なる亜種モンスター」である。
    当時亜種モンスターといえば、原種とは色が違い、若干の追加行動が存在するという程度であったが、
    シーズン2.5で登場したエスピナス亜種が行動面で別物と呼べる変化が起こっており、
    このアクラ・ジェビアにおいては行動面の大幅な変化は勿論、
    角が生えている、名前が違うなど、最早原種とは別物レベルでの変化を遂げることとなった。
    後のMHFの亜種モンスターの方向性を決定付けた存在と言える。
    • このアクラ・ジェビア以降、MHFにおいて名前に「亜種」という単語の入る亜種モンスターは、
      ずっと後のG10.1アップデートでジンオウガ亜種遷悠種として現れるまで、
      なんとおよそ8年近く登場していない計算になる。
  • 基本的に沼地に生息し、灰水晶に擬態している。
    しかし強力な個体の一部は、理由は不明だが砂漠にも姿を現すことが確認されている。
    ちなみにこれと同じことは稀に沼地に出現するアクラ・ヴァシムにも言える。
  • アクラ・ヴァシムに比べてアグレッシブな行動が多いのが特徴的。
    例えば一旦後ろに下がったかと思うと大きく飛びかかってきたり、
    尻尾の結晶を投擲してくる、片爪を軸に体を大きく使ってなぎ払ってくるなどが挙げられる。
    最初の2行動は部位破壊前から行ってくるため、
    尻尾切断を行わない場合でもアクラ・ヴァシムとの違いに気づくだろう。
  • 現在では上位・凄腕・G級の3ランクに登場するのだが、
    実装から長い間は上位クエストのみでの登場であった。
    故に、上述したように(亜種として)革新的な要素を持ちながら、影が薄いことに(悪い意味で)定評があった。
  • 原種のアクラ・ヴァシムとは異なり、金策になる金銀卵クエストや、
    剛種チケット集めなど旨みの強いクエストで登場しなかったのが最大の理由と思われる。
    また、素材が高額で売れる他、稀少な石も剥ぎ取れる為ついでの金策として狩られる事も昔は稀にあった。
    が、後述の通り部位破壊手順が複雑すぎるためにアクラ・ヴァシムほどには一般化しなかった。
    • 普段募集がかかることが殆ど無いモンスターだったため、
      イベント防具等の要求で狩猟が必要と分かるや否や名前を間違えて募集するハンターが多発。
      「アクラ・ヴァシム行きませんか」と原種とごっちゃになっている募集や、
      「アクラ・ジビア」と誤記するケースも非常に多かった。
      ネ実2等ではそれをネタにしてアクラ・ジェアとかジビアとかまともな名前で呼ばれない。
      挙句の果てに、公式までジュビアと呼ぶ始末(流石にすぐに修正はされたが)。哀れな…
      奇種や特異個体、G級の存在でかつてよりは募集も増えてきているが、
      未だに「ジビア行きませんか」という募集が散見される。
  • アクラ・ジェビアから作られる武器はどれもその甲殻や水晶をふんだんに使った蒼い外観が特徴。
    デザインは原種のアクラ・ヴァシムの武器以上にスタイリッシュで異常なまでに格好良い。
    凄腕強化で水晶の部分の色合いが深くなるのはヴァシム武器と共通。
    肝心の性能はどれも無属性で攻撃力が非常に高い。モノによっては剛種武器にも匹敵する。
    斬れ味も優秀で使い勝手は悪くない。大剣やハンマーといった一撃重視の武器使いからはもちろん、
    片手剣や双剣の人気もマイナス属性を持つ変種相手ではそれなりにある。
    しかし凄腕素材を使った強化では例の剛翼をはじめとした
    レベル3の古龍種汎用素材を使うのでご作成は計画的に。

尻尾切断と血結晶破壊

  • アクラ・ヴァシムは尻尾切断にかなり複雑な要素が絡むモンスターであるが、
    亜種であるアクラ・ジェビアは、それに輪をかけるかのように特殊条件が存在している。
    シリーズに登場する全モンスター中、最も部位破壊条件が複雑なモンスターであると言っていいだろう。
  • 尻尾切断をするための3回転倒までの手順はアクラ・ヴァシムと全く同じだが、
    ジェビアは切断に必要な800ダメージのうち、最初の400ダメージは打撃有利、後の400ダメージは斬撃有利
    という感じで肉質とよろめき耐性が変化するという性質を持つ。
    そのため、事実上打撃属性のダメージも蓄積させなければならない。
    • 厳密に言えば斬属性のみでの切断も可能だが、最初の400ダメージ時は
      斬のよろめき耐性が10倍になるため、合計4400ダメージを叩き込まなければ切れない。
      原種の場合、切断可能になる体力は4760未満なので、ほんの少しでも調整を間違えると切れない。
      そのため、後述の特殊な例を除いて、斬武器のみでの尻尾切断は行われていない。
    • 打撃属性はランスのシールドバッシュ、ガンランスの打撃砲でも蓄積させることが出来る。
      要はダイミョウザザミのヤドを破壊できる攻撃ならば、なんの武器を使ってでもよいのだ。
      ただし野良では両者ともネタの域を出ないため、やはり普通の打撃武器を使ったほうがいい。
      また、非火事場での切断であればスキル「適応撃」を使うのも手。
      体力100以上という条件付だが、上記の肉質変化に対応してダメージを蓄積させることができる。
      • ちなみにアクラ・ヴァシムと違い、最初の400ダメージ時は適応撃の補正込みでも打属性が、
        次の400ダメージ時は斬属性が最も通る肉質配分になっているため、打属性武器でも
        尻尾切断は可能。
        奇種、G級に至っては更に肉質が極端になるため、ガンナーの適応撃+1でも切断可能である。
  • 尻尾を切断すると断面に血晶石が作られるが、これも破壊することで専用素材が得られる。
    これの破壊は少々特殊であり、25回攻撃(G級のみ条件が異なる)すると破壊できる。
    大剣の溜め斬り上げでも片手剣のガード斬りでも1回でカウントされる。
    しかし、忙しなく動き回るジェビアの尻尾を狙うのは簡単では無い。
    その為、非G級では尻尾を食べてる最中に打ち上げタル爆弾を当てまくる方法が主流である。

奇種

  • フォワード.5にてようやく奇種(HR100~)が実装。
    奇種といっても基本的にはG9.1以前の上位個体と大きな差はない。
    が、転倒時の尻尾肉質がより極端になっており、不利なほうの攻撃属性ではたとえ空色ゲージでも弾かれる。
    ちなみにG10で上位個体が大幅に弱体化したため、それに比べれば圧倒的な強さを持つ。
  • 実装当初はハードコアモードも無く、SP装飾品・改もそれほど目立ったものが無い上に、
    当時は覇種の全盛期であった事もあり空気扱いされていたが、
    実装後ネ実2にアップロードされた1枚の画像によって多くのハンターが震撼することとなる。
  • その画像とは、新素材「甲殻種の皇液」を入手した、というもの。
    尻尾切断(紅体液と差し変わる)・尻尾及び結晶剥ぎ取り・血結晶破壊で低確率で出現することが
    後に判明したが、用途が一切なくハンター達は困惑することに。
  • MHF-G以降、この皇液はG級防具の強化に使用することが判明している。
    使用が確認されているのは、ザザミGF・ギザミGF・そしてディスGの3種のみ。
    これらの防具を精錬して手に入る装飾品は、
    かつてはかなり人気が高かったものであり(ディス珠に関しては現在でも多少の需要はあるが)、
    それに伴いアクラ・ジェビア奇種の募集もかなり増える事となった。
    • なお入手性の悪さが問題視され、要望が多く「サブの美学・甲殻種の皇液」クエが実装された。
      尻尾切断をしなければならないのは変わらないが、サブ報酬で高確率の出現が期待でき、
      入手率で言えばもっとも高い。必要なら配信されているときに積極的に集めておこう。
    • ちなみに血晶石も一部G級防具に使用する。
      こちらは奇種でも条件を満たせば入手できるので、皇液集めと平行してやるのが良い。
  • 甲殻種の皇液は、上記のG級防具3種の強化に使用する以外の用途は無い。
    「大元のアクラ・ジェビアがG級対応した際、それらの武具に使用するのでは?」
    との予想もあったが、意外な事に皇液は不使用という結果となった。
    というより、MHF-G2以降用途が一切追加されていない。
    そのためこれと同じように、ストッパーとして実装したはいいが、
    あまりの不評でそれ以上の用途を広げられなかった素材という位置づけであると見られている。
    • ちなみにMHF-G10でサブの美学は削除されてしまったが、
      直前のアップデートで入手率が大幅に上がり、尻尾切断さえできれば入手は難しくはなくなった。
  • ちなみに、アクラ・ジェビア奇種は、奇種モンスターでは唯一原種と名前の違う亜種モンスターである。
    奇種はクエスト依頼文などでも「○○奇種」と表示されるため、
    ヒプノック奇種(ヒプノック繁殖期の凄腕クエスト版。こちらも元が「亜種」表記ではない)同様、
    元々「亜種」と表示されておらず、しかも名前の違いが「亜種」であることを示しているにもかかわらず、
    分類上の「奇種」表記がされるという妙な事態になっている。
    剛種や遷悠種など後発の「○種」が純粋にクエストランクのみを定義している用語であるのに対し、
    変種と奇種は上位ランクにおける「原種と亜種」の代わり、つまり分類上の表現としても定義されていたため、
    このような妙な状態が起こってしまっていると言える。

特異個体

  • 見た目の変化
    • 全身の体毛が桃色よりの赤色に
    • 眼の色が濃い赤色から淡い白色に変わっている
    • 左爪が肥大化
  • フォワード時代までは散々影が薄かったジェビアだが、
    ついにG3のヴァシムの引き続きGGにて特異個体が実装された。
    もはや空気モンスターとしての面影はなくなっている。
  • ヴァシム同様にサイドタックルを使用してくる他、爪を地面に叩きつける技を得た。
    この地面に爪を叩きつける技はG級でも使用してくるので、弱体化されたG級ジェビアともいってもいい。
    アクラ・ヴァシム特異個体が結晶からのビームを主に使用するのに対し、
    こちらは結晶自体を主に用いた行動を行う。
    通常の結晶投擲のほかに、細かい結晶の破片を前方に飛ばしたり、
    空中に結晶を投擲した直後に液ビームでそれを破壊し、前方広範囲を攻撃する攻撃を行う。
  • ゲリョス亜種やイャンクック亜種などの亜種特異個体は原種特異個体の動きをベースに
    動きが少々追加されているものが中心で原種特異個体の上位種のようなものであったが、
    アクラ・ジェビアの特異個体はヴァシムとの共通モーションはサイドタックルしかない。
    他のヴァシム特異個体モーションは一切使用せずジェビアオリジナルのモーションを使用するので、
    他の○○亜種系のモンスターとは異なり、明確に別のモンスターとして仕上がっている
    なおこの特性は後のアップデートで追加された亜種特異個体(ガノトトス亜種など)でも踏襲されており、
    それらについては原種特異個体の追加モーションを原則使用しないというレベルにまで差別化されている。
    アクラ・ジェビアはその先駆けとなったモンスターと言えるだろう。
  • 特異個体補正のおかげで上位では攻撃力が1.5倍になっているため、
    通常時でも威力が高い結晶攻撃の威力が更に大きく増し脅威度が上がっている。
    しかしバランス調整のためか奇種は1.3倍、G級は1.2倍と下がっている。
  • アクラ・ヴァシム同様、尻尾からHC素材を剥ぎ取ることが可能。
    積極的に尻尾切断を狙っていきたいところである。

G級

  • GG下の2014年6月4日に実装された。当然特異個体にも対応している。
    難易度は、アクラ・ヴァシム同様★7。
  • 体力はG級アクラ・ヴァシムより大幅に高い20400であるが、
    初期の攻撃倍率は4.0と奇種特異個体よりかなり低い。
    もちろん形態変化が進むと攻撃力が上がって手ごわくなるが、
    防御力を高めて挑むことで狩猟難度を大きく下げることができるだろう。
  • G級独自モーションとして、尻尾切断後に血結晶に力を溜め、
    血結晶を拡散させつつ勢いよく吹っ飛んでいく行動が追加されている。
    威力はすさまじく高いが、血結晶を破壊する絶好のチャンスとなる。
    また、特異個体モーションの一つである、爪を地面に叩きつける技をノーマルモードでも使用してくる。
  • 血結晶は上位・奇種では25回攻撃しないと破壊できないのだが、
    G級では何故かそれよりもはるかに少ない回数で破壊ができる。
    双剣や穿龍棍などがあれば一人でも容易に破壊することができるだろう。
    また、血結晶を破壊すると尻尾切断面から出血したような状態になり、一定時間後に再度血が噴き出して怯む。
  • なおアクラ・ヴァシム同様、尻尾剥ぎ取り限定の「絶尾」が存在する他、
    血結晶破壊で「血塊」を確定で入手することができる。
    血塊はG級ランスLv49やジェビアGX防具のLv7で使用する他、売却単価が6000Gzととんでもなく高い。
    • 参考までに、剥ぎ取り1%限定の灰晶蠍の絶結晶の売却単価が2800Gzである。
      こちらは血結晶さえ破壊できれば必ず入手できることからその凄まじさがわかるだろう。
  • 防具であるジェビアGシリーズには従来ディスフィロア防具の特権であった
    刀匠」と「扇射」が○○Gの時点で付き、更に「」まで付与されている。
    GXまで強化すると剣士腕とガンナー脚には一閃まで付与され、精錬しても残る。
    MHFの刀匠スキルはディスシリーズにしか無く、
    その精錬装飾品には「怒」が付かないためお世辞にも使われているとは言いがたかった。
    ジェビアシリーズでその環境が改善され、真打&一閃構成は以後大ブームとなった。

余談

  • エイプリルフールクエストで登場したアクラ・ジェビアはなぜか尻尾の結晶が異常に大きかった。
    尻尾の切断に成功すると今度は血晶石が見る見る大きくなっていく。
    巨大な血晶石が異常なまでに巨大になったジェビアは、さながら尻尾が完全再生したようにも見える。
    更になぜか原種がいるはずの砂漠に出現していた。
    • ちなみにこのイベント後「砂漠のアクラ・ジェビア」「沼地のアクラ・ヴァシム」
      という取り合わせがHR5以降のクエストで見受けられるようになった。

素材

灰晶蠍の堅殻
アクラ・ジェビアの身体を覆う堅い甲殻。
破壊されても体液の結晶によって何度でも即座に修復される。
そのためこの堅殻を割ってみると、過去の修復痕が何重にも層を成している事が確認できる。
表面の結晶は斬撃に強く、その下の甲殻は打撃に強いという特性がある。
見るものを圧倒させる覇気を放つ、更に強固な甲殻は「絶殻」と呼ばれている。
灰晶蠍の尖爪
無機質な光沢を放つアクラ・ジェビアの鋭い爪。鋏のような形状をしている。
その切れ味はショウグンギザミの爪に勝るとも劣らない。無機質で不気味な輝きを持つ。
更に堅牢かつ屈強で、鈍器の代わりにも十分使える爪は「完爪」と呼ばれている。
灰晶蠍の大顎
アクラ・ジェビアの顎。鉱石さえも問題無く噛み砕く強靭な咬力を持つ。
攻撃に転用しても強力そうだが、食物を食べる時にしか使われない。
灰晶蠍の輝晶石
アクラ・ジェビアの尻尾から分泌される体液の一種が外気に触れた事で結晶化したもの。
他の成分と混ざると徐々に膨張し、最終的には爆発するため危険。
爆発すると同じ特性を持つ体液が辺りに飛び散り、それを浴びたハンターにも結晶の爆弾が付着する。
尻尾と共にハンマーのように振り回したり、地面に突き立て時限爆弾として使ってくる事もある。
他にもアクラ・ジェビアはこの輝晶石を投げつけ、着弾地点に広範囲の爆発を起こすこともできる。
アクラ・ジェビアが絶命するまでこの輝晶石はなんどでも再生される。
灰晶蠍の靭尾
アクラ・ジェビアの強靭な尻尾。輝晶石とは分けて取り扱われる。
広い可動域と柔軟性を持ち、容赦ない殴打で、目標を叩き砕く。
しかし、尻尾を切断されまいと尻尾部分のみ異なる体液を流して斬撃に対応した強度に変えているため、
切断するには先に打撃で攻撃し、別の体液が流れ始めた後で斬撃で攻撃しなければならない。
ちなみにアクラ・ヴァシムと違い尻尾は切られても血晶石が生えてくるので、
切断できる尻尾の甲殻の位置が違う。
更に逞しくも堅固な尾は「絶尾」と呼ばれ、体内で生成された体液の噴射口にもなっている。
灰晶蠍の体液
アクラ・ジェビアの生命力の根源であり、特殊な挙動の引き金となっている体液。
その性質はアクラ・ヴァシムの体液と同じ。
無色黄色蒼色紅色の四色が確認されており、右に行くほど入手が難しく、価値が高い。
原種の体液とは違い防具の強化に多用するので欲しい人は大切にとっておこう。
強力な個体からは「原液」という素材を入手できる。結晶部分に多く分泌されているようだ。
取り扱いが難しく、それゆえ希少な価値がある素材。
非常に強力な個体からは更に濃い原液「濃汁」が得られることがある。
アクラ・ヴァシムの体液と同様、粘着性を含んでおり身体に付くと中々取れない。
灰晶蠍の血晶石
アクラ・ジェビアの尾の分泌腺のひとつから分泌される体液が結晶化したもの。
アクラ・ヴァシムと大きく違う点がこの存在である。
アクラ・ジェビアの尻尾を切断すると傷口を覆うように生えてくる血の色をした水晶。
めったに見ることができない珍品であり、非常に高値で取引される。
古代の文献にはアクラ・ジェビアの尻尾が切られた絵が載っていないのは、
この水晶が尻尾から生えてきたためだと思われる。
この血晶石を素早く広範囲に撒き散らして攻撃する行動が確認されている。
近年、新たに制定されたランク「G級」のランクに相当するモンスターから取れる一部の素材が、
この素材を用いることにより強力な防具に加工できることが判明。需要が爆発的に増加している。
見るものを圧倒させる覇気を放つ、更に強固な結晶は「絶結晶」と呼ばれている。
そしてG級ランクに相当する強力な個体からは「血塊」という素材を入手可能。

関連項目

モンスター/アクラ・ヴァシム
武器/アクラ武器
防具/アクラシリーズ
武器/かいしょうかっちん