MHP2G・MH4(G)におけるクエスト依頼人の一人。
ここでは彼が仕えているらしい「坊ちゃま」についても扱う。
依頼人の名前は同じでも作品によって微妙に依頼の文面が違っているので、
必ずしも全作品で同一の人物ではない可能性もある。
概要
- まず先に「坊ちゃま」について説明しておいた方がいいだろう。
「坊ちゃま」と呼ばれているので男性であると思われるが、それ以外のプロフィールについては殆ど不明。
ただ、ハンターに対して強い憧れを抱いているのは間違いない様子。
強大なモンスターにも真っ向から立ち向かうハンターに一般人が憧れを抱くのはMH世界では決して珍しいことではない。
しかし、この「坊ちゃま」は些かその情熱が熱すぎるようで、自らモンスターに挑もうとすることもあるようだ。
ただしハンターとしての実力は専属の執事でさえお世辞にも高いとは言えないレベルであり、
小型の草食獣相手にも四苦八苦してしまうらしい。*1
まぁ、一般人なのだからそんなものだろう。
- で、ここからが重大な問題なのだが、
この「坊ちゃま」は大型モンスターが出現した地に自ら出向こうとする悪癖を持っている。
しかも無駄に行動力が高く、執事がクエストをギルドに持ち込んだ時には
既に出立してしまっている場合もある。
しかし、前述の通り小型モンスター相手にすら翻弄される「坊ちゃま」に
大型モンスターの相手が務まるはずがないのは火を見るより明らかであり、
下手をすれば命を落としてしまうだろう。寧ろその可能性しか考えられない。
ここでようやく「胃痛もちの執事」の話になるが、彼は「坊ちゃま」が現地入りする前にハンターを派遣し、
先に大型モンスターを仕留めてしまうようにクエストを依頼してくる。- MHP2でリオレイア亜種に手も足も出ず敗走した時はさすがに懲りて「一から出直す」と約束したらしい。
しかし、上ランクの依頼でまたもザザミやフルフル亜種に手を焼いているようで、
あまり実力は進歩していないのかもしれない…。 - その後、集会所G★2クエスト「三重の壁」の依頼文において、この「坊ちゃま」が無茶な狩りを行ってきたのは、
ある美しい女騎士に実力を認めさせ婚姻を結ぶためだったことが語られ、力添えを頼まれる。
おそらく、その相手は同じく集会所G級クエストに依頼を出している「高貴な生まれの女騎士」と思われる。
彼女は「伴侶は生涯この剣一本のみと誓った身」と依頼文で述べており、誰とも結婚する気はないようである。
しかし、無理にでも結婚させようとする父親に縁談を白紙にする条件として
ディアブロス亜種、グラビモス亜種、ナルガクルガの大連続狩猟という試練を出され、
たまりかねてハンターに助太刀を依頼している。
流れ的には、彼女はハンターの助太刀によって試練を達成し、婚約者と思しき彼はフラれたと見ていいだろう。
- MHP2でリオレイア亜種に手も足も出ず敗走した時はさすがに懲りて「一から出直す」と約束したらしい。
- この話にはまだ続きがあり、MHP2Gのイベントクエスト「鬼の哭く山」に於いて
「坊ちゃま」改め「執事を従えた青年貴族」が初めて自らクエストを依頼してくる。
自分との結婚を嫌った彼女がラージャン二頭が居付いた雪山に向かったと聞き、
クエストとして彼女の救援(というより援護)を申し入れたのだった。
曰く「フラれるのは構わないが、彼女を失うのは耐えられない。」とのこと。
少なくとも恋愛についてはかなり本気だったようであり、
フラれたと分かってはいても彼女を想う気持ちは変わらず、一片の曇りも偽りもないようであった。 - また、この事からクエスト「三重の壁」から生還していることが分かる。
ハンターの助力が在ったとはいえ、G級モンスターと相対し無事に生き残っている。
案外、ハンターの素質は有るのかもしれない。
- 一連の出来事が終幕し、暫く音沙汰がなかったが、
MH4(G)にてこの坊ちゃまは例の悪癖が復活したのか、当時の事を忘れてフルフル亜種や、
ハンターでさえ竦み上がるほどの迫力で有名な獄狼竜に自ら挑もうとしている。
まだ彼女に未練があるのだろうか?それとも他に目的があっての行動なのだろうか?
もしくは、この坊ちゃまはMHP2Gの坊ちゃまとは別人なのだろうか?
いずれにせよ執事の胃痛が止むことは当分なさそうである。
余談
- 結局、「胃痛もちの執事」より「坊ちゃま」が主役の記事になってしまっている気がするが、
元々どちらかと言えばネタになるのは「坊ちゃま」の方なのは揺るぎようが無いので仕方ない。
関連項目
登場人物/わがままな第三王女 - 高貴な生まれの人物で、モンスターの棲家にすぐ出かけてしまう仲間