武器/イャンクック砲

Last-modified: 2021-11-19 (金) 01:05:05

イャンクックの素材から作られたヘビィボウガン。
初代MHから登場した最古参の武器の一つ。

目次

概要

  • 大怪鳥イャンクックの素材を用いて作成された、対大型モンスター用大口径ヘビィボウガン。
    素材の耐火耐熱性を最大限に活かし、圧倒的な高火力を獲得している。
    攻撃面だけでなく防御面も意識しており、並みのヘビィボウガンとは一線を画す性能を誇る。
    しかし、その性能を存分に生かすには相応の腕力と実力が必要。
  • なお、以前は比較的上質な素材をベースに作られていたが、
    近年では技術の発達によりそこまで素材の質を求めなくなっている。
    また、亜種やさらに上質な素材を利用したより強力なヘビィボウガンも開発された。
  • 古参武器だけあってシンプルな外見をしており、イャンクックの甲殻で覆われた対物ライフルといったところ。
    妃竜砲ほどリアル寄りではないが、火力の高さを表すかのように力強い印象を受ける。
    シールドはクックの耳のようなもので、パワーバレルは銃身が延長されマズルブレーキもつく。
    またカホウ系統、更に老山龍砲系統などの色/一部違いの同型武器もやや多い。

性能

初代MH~MHP2G

  • 初心者向けと呼ばれる事の多いイャンクックの武器の中でも異彩を放つ高火力武器。
    「砲」の名に恥じない圧倒的な破壊力を誇る。
    その実力は初代MHではなんと老山龍砲に次いで全ヘビィボウガン中第二位
    まだまだ武器の種類が少なかった時代とは言え、
    ヴォルキャノン(ミラボレアス素材をベースとしたヘビィボウガン)をも上回るという
    イャンクックのイメージごと吹き飛ばさんばかりの超火力武器であった。
    その高い攻撃力は後のシリーズでもそれなりに通用しており、
    同時期に製作可能な武器の中でも、そしてイャンクックの武器としても一線を画す存在感を見せつける。
    また、僅かながら防御力上昇効果も持っており(シリーズによって上昇率は異なる)、
    序盤のガンナーにとってこの特徴は地味にありがたい。
  • 通常弾、貫通弾、散弾、徹甲榴弾、拡散弾、毒弾が使用できる。
    特に通常弾の運用に長けており、全レベル使用可能、装填数も多い。
    それに対して他の弾丸は全種LV2のみ(MHP2GではLV1毒弾も使用できる)で、
    装填数も通常弾の半分以下である。
    因みに無印では円盤弾も使えたが、後のシリーズでは円盤弾自体が存在していないために使用不可、
    代わりに火炎弾の運用が可能となった。
  • 最大の弱点はリロードが【遅いという点。
    装填速度のスキルで補わなければLV1通常弾すら手間取る
    上位武器として登場しているシリーズならまだしも、
    下位武器として登場しているシリーズでいきなりイャンクック砲及びその系統の武器に触れるのは
    ヘビィボウガン初心者にはお勧めできない。
  • 亜種の素材から作られる青イャンクック砲という武器も存在する。
    MH2やMHFではイャンクック砲が上位武器なのに対して、青イャンクック砲は下位武器となっており、
    青イャンクック砲の方が早く作れる。
    それ以外にもより上質な素材などによって新たに作り直されたイャンクック砲改超イャンクック砲
    MHP2GならG級素材によってさらに強化されたイャンクック大砲究極イャンクック砲
    そしてそれをさらに進化させたイャンクック大砲G究極イャンクック砲Gまで登場している。
    通常種の武器はスロット持ちである場合が多く、亜種の武器はより火力に長けている傾向がある。
  • なお、P2Gの特別訓練のガノトトス討伐訓練ではイャンクック砲が、
    個人演習のイャンガルルガ討伐訓練では青イャンクック砲がそれぞれ選択できる。
    前者は自動装填、後者は火事場力+2とどちらもイャンクック砲の高い火力をさらにUPするスキルが発動している。
    有効に活用しよう。

MHX

  • MHP2Gを最後にイャンクックが長らくリストラされ、クック先生が復活したMH4でもクック砲は登場せず。
    クックアンガーの復活を尻目に長らく登場できなかった。
    しかしMHXにてようやくイャンクック砲が復活。
    アルバレストからの派生強化で下位から生産できる。
  • 基礎性能は昔ながらのリロード「遅い」に反動「中」とやはりスパルタ気味。
    しかしいち早くLV1火炎弾のしゃがみ撃ちを実装し、LV3通常弾の装填数が多いのが嬉しい。
    また僅かながらも防御ボーナスが付いていたり、スロットが1つ空いていたりと
    この時期のガンナーにはなかなか魅力的な性能を持っている。
    なお武器内蔵弾にはLV2火炎弾とこやし弾を実装。残念ながらクンチュウは撃てなかった。
    クック先生は別にウンコは落としたりはしないが、10年越しの再会を果たした唯一のボウガンとなった。
    なお、例によって森丘のウンコの中から先生の鱗は拾える。
    案外このためだけに対応しているのかもしれないが、なぜかこやし弾しゃがみまで使える。
  • 最終強化はイャンクック大砲。
    攻撃力200と少々威力は低めだが、これはまあ素材からいって仕方ないか。
    しかし通常弾の装填数は9/9/9と全ボウガンでトップタイ。
    さらにLV3通常弾しゃがみまで獲得し、実戦的な通常弾ヘビィとして早い時期から活躍する。
    貫通弾も全4発、散弾も全5発と中々のもの。
    こと通常弾に関しては下位の時点からメキメキと成長するため、攻略に際してはかなり優秀。
    最終的にはTHEフェイスに道を譲る事になるだろうが、それで十分だろう。
    • 実は最終強化に火竜の煌液を使うため、イャンクック「大砲」は作製時期が遅く微妙だったりする。
      イャンクック砲LV4の時点で攻撃力180に前述の特性を持っているため、本当に便利なのはこの時期。
      バイトブラスターが人気ではあるが、火炎弾&通常弾しゃがみはクック砲の特権である。
      ラギアクルスやガムートなど、部位破壊を目的とする活躍機会は多い。
    • 「大砲」を名乗ってはいるが、残念ながら大砲弾は内蔵されていない。

MHXX

  • イャンクック大砲を強化していくことで、究極強化形である「イャンクック大怪砲」となる。
    イャンクックの別名でもある大怪鳥とかけたネーミングだろう。
  • だが、往年の大火力は鳴りを潜めてしまっている。
    その攻撃力320は十分ではあるがヘビィボウガンではあまり高くない部類である。
    装填可能な弾も特に変化はなく、装填数の方も伸び悩む。
    もっとも、前作の時点でその辺りはほぼ完成されていたので仕方ないところか。
  • 強化時期に関しては限界突破がG★1、その直後の究極強化がG★4と改善されている。
    特別レア素材もいらないが、赤熱した重胸殻は面倒なところ。
  • MHXXではいよいよ通常弾と火炎弾のしゃがみを両立したライバルが登場している。
    特にネックなのは伝統的にして新顔、アルバレッドだろう。
    あちらは扱いやすいLV2通常弾と火力の高いLV2火炎弾のしゃがみを同時搭載。
    強化時期もほぼ同じで、むしろあちらの要求素材の方が集めやすい他、
    道中でもう一段階強化できるので面倒ではあるが攻略中の火力補強も可能。
    スロットも同数であるため、イャンクック大怪砲とスキルを流用することもできる。
    LV3通常弾のしゃがみや防御ボーナスあとこやし弾をうまく差別化に使う必要がある。

MHF

  • 基本的にはMH2準拠であり、イャンクック砲、青イャンクック砲、超イャンクック砲がある。
    また、MHFにはSP武器版の弩級怪鳥砲SPが存在する。
    性能は、純粋なイャンクック砲のSPバージョンと言ったところだが、
    その名前に反して怪鳥素材は一切使用しない(怪鳥素材どころか、鳥竜種素材すら一切使用しない)。
  • G級では原種武器ベースのBB式クック重砲がG級実装当初から存在し、
    G級実装から約3年目にして亜種武器ベースの青イャンクック砲αが登場。
    BB式クック重砲は「BB式」という新たな特殊な発火方式を利用した重砲で、
    耐熱のためにイャンクック素材を使用しているのだが、試作品なのか性能はそこまで高くはない。
    青イャンクック砲αは火炎弾の運用に長けており、
    火炎弾単発撃ちではフシルイグラーすらも上回る火力を有する。
    ただしそれ以外の弾はイマイチパッとしない、火炎弾撃ちに特化したヘビィボウガンとなっている。

関連項目

モンスター/イャンクック
モンスター/イャンクック亜種
武器/クック武器
武器/カホウ
武器/老山龍砲 - デザインがほぼ同じ。