武器/エムロードレイピア

Last-modified: 2023-10-19 (木) 23:58:02

ライゼクス素材で加工された
剣。雷系片手剣の最新作であり
壮絶な性能を誇る。
(エムロードレイピア/サルナガスレイピア)

MHXで初登場の片手剣
電の反逆者であるライゼクスの素材から製作される。
本項では二つ名持ちモンスターである青電主ライゼクスの武器も扱う。

目次

概要

  • ライゼクスの武器は火竜武器のオマージュとなっていて、この武器の場合
    プリンセスレイピアを模したデザイン、ネーミングになっている。
    • 火竜武器は初代から登場しているイフリートマロウ系列やバーンエッジ、
      MHGやMHPでは通常種ではないがゴールドマロウ煌竜剣が追加されてきた。
      その中でMH2が初出であり比較的新しいモデルのプリンセスレイピアがオマージュ元として選ばれているが、
      やはり茨のイメージがあるライゼクスとデザインの親和性があったということだろうか。
    • なお、火竜武器が存在しているにもかかわらず雌火竜武器をオマージュ元とした武器種は片手剣のみである。

性能

MHX

  • 初期段階では攻撃力120に雷属性値22と、他の四天王武器に比べて攻撃力が低くなっているが、
    それを補う会心率15%を持ち、四天王武器共通でスロット1を有している。
    そして、何より斬れ味ゲージが他武器に比べると優遇されており、
    2回強化した時点で僅かではあるが匠無しでも青ゲージが発生し、匠+2を付けると白ゲージまで現れる。
    更に2回強化すれば同じく無しでも白ゲージが出る。
    他の四天王武器は最終強化しても匠無しでは白ゲージが出ないので、
    会心率と併せて充分に攻撃力の差を補える性能となっている。
  • 最終強化はライトニングレイピア。その性能は、
    • やや低めの攻撃力180
    • 属性片手剣としては充分な雷属性32
    • 素で白10匠で更に延長可
    • 低めの攻撃力を補う会心率+20%
    • スロット数は変わらず1
    と、安定感抜群の性能となっている。
    今作で初登場の研磨術を使えば、手数武器である片手剣であっても
    匠無しでも白ゲージ維持がし易いのも魅力的な部分となっている。
  • ライバルはジンオウガの片手剣である王牙剣【折雷】と、金雷公の二つ名武器である金狼牙剣【折雷】
    及びフルフルのペインフルレイザー
    • 王牙剣は攻撃力で30も上回っており、こちらが上の雷属性値も2しか違わず、スロット数も互角となっている。
    • 金狼牙剣は攻撃力、雷属性値共に10上回っており、5%だけではあるが会心率も付いており、
      二つ名武器の効果で狩技ゲージも溜まりやすくなっている。
      共に斬れ味は青だが、匠による追加分は全て白ゲージなので、斬れ味ゲージによる優位性も薄くなっている。
    • フルレイザーは斬れ味の持ちこそ悪いものの、
      攻撃力で20、属性値で6上回られており、会心率も15%と付け入る隙がない。
    しかし、今作では匠を付けるのは少々難しいので、スキル構成で差別化を図りたい。
    また、金狼牙剣は作成難易度も遥かに高い。
  • 手数武器である片手剣、デフォルトで会心持ち、属性持ち、ということで
    今作から登場した新スキルが発動する桐花・三葵とは極めて相性が良い。
    前述の研磨術も、武器と防具のスロット、お守りも使えばギリギリ発動できる。持っていればの話だが。
    ライバルがいるにはいるが、防具との相性も含めて使っていこう。

MHXX

  • ライトニングレイピアを限界突破、究極強化するとアスタロフィレイピアと銘を変える。その性能は
    • 属性武器としても低めの攻撃力290
    • それを底上げする会心率20%
    • 片手剣の属性値としては優秀な雷属性35
    • 短めの白ゲージに加え素で紫10、匠でさらに延長可
    • スロットは変わらず1つ
    MHX時代とほぼ立ち位置は変わらず、会心率と斬れ味が武器となる雷片手となっている。
  • ライバルもMHX時代と同様、王牙剣【折雷】の究極強化である真・王牙剣【天賦】と、
    ペインフルレイザーの究極強化であるドレッドフルレイザーであろう。
    • 王牙剣は会心率はないものの、こちらより30高い攻撃力に加え匠でしっかり紫ゲージが出現、
      スロットも2つ備えるなど非常に完成度の高い剣になっている。
      弱点特効刃薬など会心率を補う手段の多い今作では会心率の差が埋まりがちであり分はやや悪い。
    • フルレイザーは王牙剣と同じ攻撃力に加えて会心率15%、属性値40と上位の頃以上の強敵となる。
      斬れ味紫こそ20しか出ないが、白でさえ物理・属性ともにこちらの紫を上回っており、やはり分が悪い。
  • 素で紫かつ匠で延長可能、プラスの会心率を備え、さらに手数が多く会心率を補える片手剣ということから、
    一式で斬れ味+1、超会心、連撃、飛燕が発動する青電主シリーズとの相性は非常に良い。
    エリアルやジャスト回避からジャンプ攻撃の出せるブシドーならば、
    一式のスキルを余すことなくフル活用することができる。見た目のシナジーも高い。
    ただ、片手剣の手数で紫35は少し心許ないので、護石で業物などを発動できればなお良いだろう。

MHR:S

荒天を凄絶に駆ける反逆の竜
天空に居据わる治者を見やる。
己が本能に従う飢えた眼光で。
(アスタロフィレイピア)

  • ライゼクスの復活により登場。M★4で制作可能となる。
    ただし、MRからの登場であるためかエムロードレイピアやライトニングレイピアは省略されており、
    サルガナスレイピア」という新たな武器銘で登場している。説明文はエムロードレイピアと同じ。
    本作では何故か鉱石派生を乗っ取る形での登場となっている。
    一発生産も可能で要求素材があまり変わらないため、面倒なら一発生産してしまってもいいだろう。
    • その性能は素でそこそこの白ゲージ、攻撃力300、会心率20%、雷属性31。
      スロットはLv1、百竜装飾品スロットはLv2。
      ほぼ同タイミングで強化出来る王牙剣【折雷】改とはほぼ相互互換に近い性能だが、
      こちらはクリア前にもう1段階強化できるのでMR攻略段階での雷属性武器はこちらの方が優勢か。
  • M★5にて炎龍の剛爪を手に入れると「サルガナスレイピア改」に強化できるようになる。
    電竜の天鱗」が必要だが、相応のパワーアップをしているので作る価値はある。
    • 攻撃力310、雷属性35と数値面では微増程度だが、なんと素で僅かながら紫ゲージが出現する
      あとに続く白ゲージもかなり伸びており、この段階の片手剣としてはかなり優秀な斬れ味を持つ。
    • クリア前段階の雷属性武器としては頭1つ抜けているのが非常に嬉しいところ。
      このランク帯のモンスターで雷弱点のモンスターといえばクシャルダオラとバゼルギウスで、
      両者とも片手剣で弱点部位を狙いやすいため物理寄りのサルガナスレイピアとは好相性。
    • また、ラスボスも第2弱点が雷なので、この武器で挑むことも視野に入る。
      もちろんデュークバゼラードTHEディテクターといった龍属性武器の方が適任だが、
      両者とも素材元が強敵なので、あえてこちらを作成するのもアリ。
  • ラスボス撃破後、EX★3・4の傀異化素材の爪と鱗を使うことで「アスタロフィレイピア」に最終強化できる。
    EX★4のクエスト出現条件から基本的にMR50以降での入手となる。
    • 攻撃力320と属性武器の標準程度
    • これまた標準程度の雷属性39
    • 会心率20%
    • 素で紫ゲージ20、匠で伸ばせる。後ろの白ゲージもかなり長い。
    • スロットはLv1、百竜装飾品スロットはLv2
  • 雷属性片手剣はかなりの数があるが、斬れ味が非常に優秀な上、
    会心率も備えているため物理面は雷属性でも随一。
    超会心構成なら生半可な無属性片手剣を上回る物理性能を発揮できる。
    また、本作の高会心片手剣にしては珍しく百竜装飾品スロットがLv2となっており、
    各種種族系特効の百竜装飾品を入れられるのが非常に美味しい。
    ただ、雷片手剣としては属性値は低い方なので、ちゃんと物理弱点を狙う運用をしたい。
    • 物理型ではなく属性特化型武器としては神裂・雷禍無尽もある。
      あちらは攻撃力310・会心率0%と物理面では敵うべくもないが、
      圧倒的な雷属性69、スキル構成次第では属性値100超えも可能というまさに雷神の権化。
      運用方法が根本的に違う武器なので、いっそ両方作って相手によって使い分けても良い。
      肉質が硬いコンビや弱点を狙いにくいセルレギオス等にはあちらの方が向いている。
    • スロットが多いセクトトレスジョーヌにバランス型の真・王牙剣【天賦】というライバルも控えているので、
      こちらは物理型として肉質が柔らかいモンスターとの戦いで本領を発揮してくれるだろう。
  • 本作ではMHXXでは究極強化共通だったアスタロフィレイピアの説明文が上記のものに新調されている。
    「天空に居据わる治者」とあるが、今作ではそれらしきモンスター素材を使った片手剣の説明文と対になっている。

ゼフィロレイピア

MHXX

  • MHXXで初登場した青電主ライゼクスの素材から作られる片手剣ゼフィロレイピアは、
    LV5の究極強化を施すとジルヴォルトレイピアとなる。
    性能は
    • 属性武器で見てもかなり低め、通常種武器を下回る攻撃力280
    • かなり低めな雷属性18
    • 火力を補う会心率40%
    • 少々長めの白ゲージと僅かな紫ゲージ。匠で70まで延長可能。
    • 二つ名武器特有の狩技ゲージブースト効果。
  • まず、攻撃力が低い。
    さらに、片手剣は手数武器であり、雷属性が18というのは低すぎる。
    しかし、会心率は高くスキルや刃薬で簡単に会心率100%にできるので、
    この武器を使う場合はぜひ超会心を発動させておきたい。
    ただし、属性を無視すると攻撃力と会心率が10ずつ高いレジェンドブレイドがあるため、
    属性も意識した運用をするべきであろう。
  • 通常種武器と同じく、青電主一式との相性は抜群である。
    青電主に関しては武器と防具のコンセプトが完全に合致していると言っても良いだろうか。

余談

  • 説明文もプリンセスレイピアを踏襲しており、両方とも雷(毒)属性片手剣の最新作であるようだ。
    それって踏襲じゃなくて偶然なのでは…
    最終強化の説明文も単語が数個異なるだけでほとんど同じである。
    • なお、リオレウスの素材を用いた武器が他にあるにもかかわらず、
      純粋なリオレイア武器がゼクス武器のモチーフ元となったのは片手剣のみである。
      この点に関してはMHR:Sにて、武器の形状はそのままだが
      フレーバーテキストのみエヴォルイフリートと対応させることで整合が図られている。
  • G級における通常種武器の究極強化名にある「アスタロフィ」とは西洋の悪魔“アスタロト”が元ネタと思われる。
    上記の通り、当武器は基本的にレイア武器であるレイピアおよびローズ系と対を成しているものなのだが、
    一方のリオレウスの片手剣の一つイフリートマロウには中東における悪魔であるイフリートの名が冠されており、
    その事を考えればこの武器はレイア武器とレウス武器の両方に対応しているとも取れなくもない。
    • ちなみにライゼクス自身の英名も実は“Astalos(アスタロス)”だったりする。
  • MHR:Sの初期段階の銘である「サルガナス」はアスタロトと同じく西洋の悪魔“サルガタナス”が元ネタであろう。
    サルガタナスは文献によっては「アスタロトの配下」とされる悪魔であり、
    アスタロト(アスタロフィ)の格下・前段階の武器としてサルガタナスを起用したとみられる。

関連項目

モンスター/ライゼクス
モンスター/青電主ライゼクス
武器/ゼクス武器
武器/プリンセスレイピア - 踏襲元の片手剣