MHF-G10で登場した新武器種スラッシュアックスFの1つ。
帝征龍グァンゾルムの魂が宿る剣斧で、所持者の力を高みへと導き、抗えぬ程の力で相手を蹂躙する。
ここでは始種武器の帝征始剣斧【正路】についても記す。
目次
概要
- MHF-G10にて実装されたスラッシュアックスFで、
同じくG10で登場した新モンスターのグァンゾルムの素材を用いて生産する。
G10アップデート直後より作成可能なスラッシュアックスFは全11本*1あるが、
その内の2本が絶帝征剣斧【聖王】と帝征始剣斧【正路】である。
前者がG級武器、後者が始種武器に属する。- もっと厳密に言えば、11本中5本がGR500以上で作成できる遷悠武器、
3本が俗に言う課金武器、1本はG9.1終盤に配信されていたイベントをこなしていないと入手できない
「試作型剣斧」であり、GR499未満で特別な条件なしで作成できるスラッシュアックスFは、
絶帝征剣斧【聖王】と帝征始剣斧【正路】しか存在しない。
ついでに言えば帝征始剣斧は生産にスラッシュアックスFを装備していることが求められる、
剣斧魂・天が必要になるため、完全無条件で作成できるのは絶帝征剣斧【聖王】のみである。
この性質、及び同週に開催されているイベントのトリガーとなっている事から、
4月末時点での作成者は極めて多い。
5月11日からはイベントで簡単に作成可能な「幻影ノ霞払イシ剣斧」が追加されており、
GR499未満向けハンターの選択肢は絶帝征剣斧【聖王】のみではなくなった。
- もっと厳密に言えば、11本中5本がGR500以上で作成できる遷悠武器、
- デザインはスラッシュアックスとしては珍しい左右対称の両刃斧となっている。
斧モードで使うのはあくまで斧刃の側だが…
剣モードは斧刃の片方が180度回転するため、結果的には片刃の剣となる。
斧と剣との見た目の違いが大きく、そういう意味でも楽しめるかもしれない。- メインシリーズの武器で言えばテオ=キャッスルの形状に近い。
- グァンゾルムは王の風格漂う第一形態と、狂王と化した第二形態で外見が大きく異なるのだが、
帝征始剣斧【正路】は第一形態、絶帝征剣斧【聖王】は第二形態がベースとなっている。
デザイン上の大きな違いはないが、装飾などは若干異なっている。
性能
- 両者に共通する点として、
- 強撃ビン仕様
- 火と龍の複属性である炎属性を宿す
- スラッシュアックスFの強撃ビンはスラッシュアックスのそれと比べ補正率が抑えられており、
これだけで絶対的なアドバンテージがある訳ではない。
絶帝征剣斧【聖王】
- こちらはG級武器のため、グァンゾルムの素材を用いて生産し、
Lv50まで強化していくことになる。
- 基本性能であるLv20まではグァンゾルム自体の素材要求数は控えめでレア素材もほぼ必要ない。
グァンゾルム自体はG級モンスターの中でもかなりの強敵だが、
入手してLv20にするだけなら決して難しい話ではないだろう。
そのLv20時の性能だが、- 攻撃力2014
- 炎属性720(火属性・龍属性は実質500)
- 会心率5%
- 斬れ味レベル+1で空色ゲージが発生
- Lv50まで強化した際の性能は下記の通り。
- 攻撃力2575(武器倍率は約477)
- 炎属性880(火属性・龍属性は実質610)
- 会心率10%
- 斬れ味ゲージは据え置き
- 2016年5月25日に、火属性強撃ビンの「爆狼剣斧【テイ】」と、
龍属性強撃ビンの「至極冥雷斧【秦吉了】」が追加されている。
この二つと比較した場合、攻撃力と属性値は若干勝るが、両者は会心率15%のため、
それを活かせる環境であれば差はあってないようなものである。
総合的に言えば、若干斬れ味に不安があるがバランスの取れた優秀な性能になっていると言える。
無属性強撃ビンの破岩剣斧エクリクシーなどと比較すると攻撃力が劣るため、
強撃ビン型ではあるが、属性もある程度意識した運用で更に光るといえる。
- なお現在のG級環境では武器の会心率を活かせないケースが存在する。
そのような状況に陥った場合は閃転スキルなども活用したい。
- グァンゾルムは俗に言うG級希少素材である「帝征龍の紅玉」の出現率が他モンスターに比べかなり高く、
その関係かLv48強化時には紅玉を2個使う。
また同レベルでは悪名高いG級ポボルバルムのHC素材も必要となるので注意。
帝征始剣斧【正路】
- G級覇種武器「帝征獄剣斧【正道】」を生産し、
烈種武器「帝征烈剣斧【正善】」へと強化し更に強化を行ったのが始種武器「帝征始剣斧【正路】」である。
G級覇種武器のシステム上、この武器の生産には剣斧魂・天が必要となる。
強化には古龍の烈種であるガルバダオラ、同じく古龍の始種であるトア・テスカトラの素材が必要。
- 始種武器段階である帝征始剣斧【正路】の性能は以下の通り。
- 攻撃力2889(始種防具1部位装備時は攻撃力2997、武器倍率にして555)
- 炎属性600
- 紫ゲージ(特定条件下で空色ゲージ)の総量は絶帝征剣斧【聖王】の空色ゲージとほぼ同じ
- スキル「回避距離UP」自動発動
- シジルに対応していないのでカスタマイズ性には難を抱えるが、
その分、圧倒的なまで火力に全振りしたような攻撃力が持ち味となっている。
2016年4月時点の実装武器としては最も高い攻撃力であり、始種防具との併用でその火力は更に高まる。
また、スラッシュアックス同様、スラッシュアックスFと相性の良い回避距離UPが付いてくる点も見逃せない。
- この武器の難点としては近接始種武器としてはあまり長くない紫(空色)ゲージ量が挙げられる。
5月25日に追加された始種武器コーレドゥンケルはこれより若干長いが、似たようなものである。
斬れ味管理には細心の注意を払いたい。- 白(紫)ゲージも短いため、グァンゾルム自身をイメージした消費特効スキルとの相性はあまりよろしくない。
消費特効運用なら、G10.1で追加された同じく炎属性始種剣斧で、
長い紫(空色)ゲージを持つ炎角始剣斧【炎舞踏】に役割を譲る事となるだろう。
- 白(紫)ゲージも短いため、グァンゾルム自身をイメージした消費特効スキルとの相性はあまりよろしくない。