武器/帝征双剣

Last-modified: 2023-08-21 (月) 20:27:54

MHF-Gに登場する帝征龍グァンゾルムの素材を使用した双剣。
王たる風格の漂う剛種武器である。
当記事では燃え盛る劫火を身に帯びる、誇り高き王者のG級武器絶帝征双剣【帝王】」についても記す。

目次

概要

  • MHF-G10の看板モンスターであるグァンゾルムの双剣で、重厚かつ非常に長い刀身が特徴的。
    剛種武器の双剣としてはかなり珍しい「リーチ長」である。
  • グァンゾルムの撃退に成功することで入手できる「帝征龍撃退の証」などを示す事で生産でき、
    天嵐武器「帝征双剣【】」、覇種武器「帝征双剣【覇者】」へと強化できる。
    G級昇級後はG級覇種武器「帝征獄双剣【君臨】」へ強化(もしくは、この段階を直接生産)でき、
    烈種武器「帝征烈双剣【征服】」を経て、始種武器「帝征始双剣【支配】」へと強化することができる。
  • G級武器「絶帝征双剣【帝王】」もそうだが、武器には龍と火の複属性である「炎属性」が宿る。
    剛種系列の炎属性双剣は当武器が初であり、G級武器の方も従来の炎属性双剣には無い特徴を秘める。

性能

  • 当記事では生産直後の帝征双剣、性能が大きく変化する帝征烈双剣【征服】、
    最終強化である帝征始双剣【支配】の性能について主に記す(他段階についても軽く触れる)。

帝征双剣

  • 昨今の剛種武器同様、証5枚で生産して剛種武器として確立した性能となる。
    具体的には、
    • 十分な水準である攻撃力357
    • 補正を考えると少々低い炎属性180
    • デフォルトで少量の白ゲージがあり、斬れ味レベル+1で延長され微量の紫ゲージも出る
    • 武器スロット2
    となっている。
  • 上述したように剛種武器のリーチ長双剣はかなり珍しく、
    龍属性では現在の所該当する武器はこれしかない(一方の火属性はG10.1で追加されている)。
    斬れ味はやや物足りないが、業物+2があれば十分実用的と言えるだろう。
  • この武器の属性値は実質火120、龍120となっており、HR5で作れる双剣と考えても高いとは言えない。
    ただし言い換えれば、HR5で戦う変種の属性マイナス肉質に強いという利点でもある。
    また、ドドブランゴの牙や古龍の頭破壊をするのには全く過不足ない。
  • 生産素材は撃退の証5枚のほか、古龍種の特上皮2個、古龍種の尖爪3個となっている。
    尖爪は剛種オオナズチ、特上皮は剛種キリンから回収するとよいだろう。
    グァンゾルムの(撃退とは言え)強さを考えれば、上記2種とも十分渡り合える装備であるはず。
  • さて、この武器は天嵐武器、そこから覇種武器へと強化できるのだが、
    強化で性能が殆ど伸びないという大きな問題がある。
    天嵐武器の【王】は攻撃力が7、属性値が50増えただけで、
    覇種武器の【覇者】はそこから攻撃力14、属性値50増加、武器スロット+1となっている。
    天嵐防具とセットで性能が大幅に伸ばせる【王】はともかく、
    【覇者】は強化のメリットがあまりあるとは言いがたい。
    • 一応【覇者】はギルド指定クエストの覇種UNKNOWN素材で強化ができるのと、
      龍属性リーチ長双剣はG級昇級試験のシャンティエン戦で役には立つ。
      ただし同じくシャンティエン戦での相性が良い覇種武器
      金塵翔龍双剣【纏刻】」の方が、攻撃力・ゲージ面では優れるのだが…
      G級覇種武器を直接生産できるということもあるので、どの段階まで強化するかはよく考えたほうがよい。
  • G級覇種武器の帝征獄双剣【君臨】の性能は【覇者】のマイナーチェンジに留まる。
    ただし、通常のG★7モンスターとしては最高レベルの実力者であるG級グァンゾルムのHC素材
    「帝征龍の秘髄」が生産にせよ強化にせよ必要となるため、
    G級昇級後直ぐに生産・強化するのは難しいだろう。
    歌姫狩衛戦のギルド貢献ポイント交換ラインナップに挙がることもあるようなので、
    機会があればそれを利用するのも手か。

帝征烈双剣【征服】

  • 古龍の烈種である金塵龍ガルバダオラの素材を元に強化できる烈種武器
    この段階より、性能が大幅に引き上げられる。
    具体的には、
    • 実装初期のG級武器Lv50並みの力を持つ攻撃力616
    • 炎属性は390とかなり控えめ
    • 紫ゲージがデフォルトで20発生するようになり、斬れ味レベル+1で70に達する
    • スキル「回避距離UP」が自動発動する
    となっている。
  • 始種武器の実装から1年経ち、烈種武器が強化途上の段階として設定されるようになった中で、
    この武器は防具補正なしでも初期のG級武器Lv50並みの攻撃力が発現する。
    属性値が低く、斬れ味もG級系列武器としてはあまり長くないためと思われるが、
    烈種防具2部位装備で攻撃力658、炎属性400、最大70の空色ゲージが発現するため、
    一般的なG級武器Lv50と比較して概ね遜色のないポテンシャルにはなると言える。
    • 後でも触れるが、絶帝征双剣【帝王】Lv50の攻撃力は658なので、
      シジルを抜きにすれば攻撃力では互角である。
      空色ゲージはこちらが長くなるが、属性値で500の差が付いているのは如何ともし難いところ。
  • 自動発動スキルの回避距離UPだが、双剣の場合真鬼人回避の飛距離は殆ど増加しないため、
    大勢に影響が出るほどのものではない。
  • ガルバダオラはG級グァンゾルムに匹敵する初見殺し技を持つ強敵ではあるものの、
    双剣との相性は良く、必要な部位破壊素材も狙いやすい「透輝角」なので集めやすい。
    G級HC素材「闘獣の剛腕」が2個必要なのは少々厄介だが、
    素材元のゴウガルフと双剣の相性はよく、2頭なのでG級HC素材の入手期待値も悪くはない。
    ★5なので祭ポイント交換などで入手してしまうのも手。

帝征始双剣【支配】

  • 持ち味だった攻撃力の高さは更に極まり、なんと730まで跳ね上がる。
    これは一般的なG級武器Lv50はおろか、始種武器ゲネシス=ダオラをも上回る。
    始種防具1部位装備で攻撃力758&空色ゲージになることを考えれば、
    G10.1現在G級進化武器を除いた全双剣中トップクラスの物理性能が発揮される事になる。
  • 一方、属性値は500(火・龍それぞれ350)とかなり物足りない水準となっている。
    属性にはあまり頼らず、物理で殴っていく運用に適していると言えるだろう。
    斬れ味も据え置きなので始種武器としてはかなり短い。
    巧流スキルで賄うか、ある程度短期決戦前提で考えるかの判断は必要となる。
  • G10.1時点では龍属性の始種双剣がなく、G10まではリーチ長始種双剣も存在しなかったため、
    ライバルはG10.1の火属性リーチ長始種双剣「ヴォルカ・イスヴェル」となる。
    ヴォルカ・イスヴェルは攻撃力702(会心率10%)で紫ゲージ量は帝征始双剣【支配】より更に短いものの、
    火属性値が1050もあり、火属性が通る相手では圧倒されてしまう。
    シジルが焼き付けられない関係上どう足掻いてもこの数値は覆せないため、
    上述したように属性の通り具合の悪いモンスターにて運用していく必要があるだろう。

絶帝征双剣【帝王】

  • G級グァンゾルムの素材で生産し、Lv50まで強化できるG級武器。
    リーチ長なのは同じだが、帝征双剣がグァンゾルム第一形態を模しているのに対し、
    こちらは第二形態を模したカラーリングになっている。また、細部デザインも若干異なる。
  • 生産時の性能は攻撃力496、炎属性690、白ゲージと短い紫ゲージ(斬れ味レベル+1時)という構成であり、
    G級覇種防具2部位の補正を加味しても、帝征獄双剣【君臨】よりは強力である。
    生産だけなら素材要求は帝征獄双剣【君臨】より軽いので、
    グァンゾルム武器がとりあえず欲しいならこちらがオススメである。
  • Lv11まで強化することで最大50の空色ゲージが発生するようになり、
    以後斬れ味は変化しない。
    Lv20時の性能は攻撃力512、炎属性740となっており、帝征烈双剣【征服】に比べ物理は劣るが属性値で勝る。
    最終強化時(Lv50)の性能は、
    • 攻撃力658
    • 炎属性900
    となる。
  • 烈種・始種武器の項でも述べた通り、帝征始双剣【支配】との物理性能差は正直どうにもならない。*1
    無理に物理を近づけるよりは、特徴的な高い炎属性値やシジルによる独自性を活かすべきだろう。
    そういう意味では棲み分けができていると言える。
  • 剛種系武器と違い、G級武器には炎属性の双剣がいくつかある。
    具体的には、
    • 非常に長い紫ゲージを持ち攻撃力も高いイャンクック亜種の「クックツヴァル
    • 同じく長い紫ゲージと毒属性を備えるエスピナス希少種の「ペルレイグラー
    • 両者ほどではないが長い紫ゲージを持ち、物理・属性のバランスに秀でるリオレウス亜種の「蒼斧【焼灼】
    の3つが有名どころだろう。
    この3つは攻撃力の数値では絶帝征双剣【帝王】をいずれも上回っており、
    絶帝征双剣【帝王】に比べ最大火力斬れ味ゲージが非常に長い。
    最大火力斬れ味ゲージの長さは、双剣にとっては巧流スキルの依存度が低い*2という大きな利点になる。
    クックツヴァルとペルレイグラーは消費特効スキルとの相性も良い。
    一方属性値は絶帝征双剣【帝王】が最も高く、空色ゲージ補正も加味すれば基本的な物理性能の差はない。
    ただ空色ゲージの属性補正も考えると、属性値で勝ることを強く意識した武器であると言えるだろう。
    もちろん、上記武器にはない「リーチ長」は強力なアイデンティティになる。
  • グァンゾルムのG級武器にはいずれも言えることだが、
    Lv48の強化にG級希少素材「帝征龍の紅玉」2個必要なことに注意。
    ただし帝征龍の紅玉は通常のG級希少素材と異なり、本体の他に尻尾からも入手でき、
    その入手率もかなり高くなっているため、集める事自体はそこまで難しくはない。

関連項目

モンスター/グァンゾルム


*1 互角になるためには攻撃力補正+71をシジルで補填しないといけない。一応不可能ではないが、始種防具2部位を投じられたらほぼ無理な差になる。
*2 有力な火力スキルが増えたため、巧流を外せる武器なら外して別火力スキルに充てた方が効果的となる。