防具/ガララシリーズ

Last-modified: 2022-11-28 (月) 12:36:52

MH4で登場した防具。
ガララアジャラの素材で作られる。

ある地方の伝統的な装備とされており、
その中でも当代一番の戦士の一族に代々受け継がれる。それ故、歴史的価値も高い。
頭用装備は首長が身につけ、畏怖の象徴、絞蛇竜を身に纏うことで邪な存在を退けるという。
その華麗な装飾はもはや芸術の域に達する。
脚部装備は守り神が脚に絡むとされており、
耳を澄ませば、誇り高き往年の戦士達の足音が聞こえるという。

目次

概要

  • 鎧にバリ島やインドの民族衣装を思わせる要素を混ぜ込んだ、エキゾチックな外見が特徴。
    特に女性ハンター用の防具に顕著に見られる。
    蛇竜種の防具という事で、随所に蛇の頭部の意匠が施されている。
    • 公式HPの武器紹介で太刀狩猟笛を持つハンターが身に着けているのがこの防具。
      また、オトモアイルー紹介ページでターバンを巻いたオトモは、
      絞蛇竜の端材で作られたガララネコシリーズを装備している。
  • 拡張版のMH4GではG級防具のガララX、さらにG級亜種防具のガララZが追加となった。
    男性用は頭部がフルフェイスとなり、より鎧らしさが増している。ガンナー用はまるでファラオである。
    一方の女性用装備だが、上位までと比べ露出度が高まり、各部位に薄いベールが装飾として設けられ
    ベール越しにへそや大腿部が透けて見える…という大胆なデザインに。
    鎧というよりは、ベリーダンスの踊り子の衣と言った方がしっくりくる見た目になっている。
    • ちなみに、G級のガララアジャラ単体狩猟クエストでは、
      依頼文で「祭りのために絞蛇竜素材で踊り用の衣装を作りたい」と語られている。
      上記のデザインは、この設定を反映したものだろうか。
    • 選ばれし戦士の一族にのみ受け継がれる伝統の品、勇猛果敢な戦士の防具とされており、
      脚用防具の説明文から、苛酷な土地を生き抜く種族の技術の粋を結集した一品であり、
      守り神を象ったその意匠は、戦地での無事を約束するという。
      頭用装備は古来より神具として伝わる物であり、部族を治める長が身に着ける。
      角のような装飾は、信ずる神への畏敬の念を表す。
      その中でも腕用装備の装飾は「紅き蛇眼(ガララZは黄金の蛇神眼)」と呼ばれる最高級の品。

性能

MH4

  • 下位で作成できるガララシリーズと、上位で作成できるガララSシリーズが存在する。
  • ガララは一式装備することで、耳栓捕獲達人麻痺無効悪霊の気まぐれが発動する。
    ガララSでは捕獲達人がより効果の高い捕獲名人となる他、
    聴覚保護のSPが合計で13となるため防音珠2個で高級耳栓に強化できる。
    耐性は火耐性と龍耐性が高く、水耐性と氷耐性が低い。
    特に氷耐性は剣士防具で合計-20、上位版で-25とかなり低い。
    耐性弱化などは発動しないため、ネコ飯で打ち消すこと自体は可能だが、
    それでも氷海での戦闘に着て行くと苦戦することになるだろう。
  • 今作ではフルフルグラビモスといった、
    バインドボイス【大】を多用するモンスターが多数存在するため、高級耳栓の活躍する状況は多い。
    また麻痺無効と合わせて、製作元のガララアジャラに対して有利に戦える。
  • 欠点はスロット数の少なさ。下位版、上位版ともにスロット数合計が5
    特に上位版だと、防音珠で2スロット使うことを考えると残りスロットが3しかない。
    欲しいスキルを追加する場合、武器スロットやお守りを駆使する必要がある。
    幸い、悪霊の気まぐれはマイナススキルの中では影響が小さい部類に入るため、
    打ち消さずに他のスキルにスロットを回した方が良い。
    捕獲達人および名人が発動するので物欲装備扱いされることもあるかもしれない。
  • 製作には絞竜蛇の素材の他、麻痺モンスター繋がりからかゲネポスの素材なども要求される。
    そして、例のクチバシも2つ(上位防具では3つ)必要になる。

MH4G

  • ガララXシリーズが登場。一式で弱点特効捕獲名人高級耳栓悪魔の気まぐれが発動する。
    スロット数は5つと変わらないが、攻撃的なスキルが追加された上に一式で高級耳栓が発動するのが魅力。
    本作で復活したモノブロスディアブロスといった強烈なバインドボイスを持つ相手には非常に有効な装備だと言える。
    またより悪化しているマイナススキルの気まぐれだが、直接戦闘には関わらないため、クエスト中に採取を行わないなら無視しても構わない。
    一方で、上位まで発動していた麻痺無効がSPを+4まで減らされたため一式では発動しなくなった。
    一応、装飾品の耐痺珠【2】を2つで発動可能だが、残りスロットは1つとなってしまい、
    残りのスキルは護石頼みとなる。MH4Gでは麻痺を扱うモンスターが増えたため、地味にキツイ変更である。
    捕獲名人なんぞよりも麻痺無効残せよと思った人も多いのではなかろうか。
  • 亜種防具のガララZはスキル構成が大きく変わり、一式で水属性攻撃+2
    そこに剣士用では抜刀術【力】砥石使用高速化
    ガンナーでは連発数+1装填速度+1が発動する。
    また、双方とも発動はしていないが減気攻撃のSPが6、気力回復のSPが-8ある。
    激しく動き回ったり水属性やられを発症させたりと言った、水蛇竜の戦法が反映された結果かもしれない。
    • パーツ単位では脚部位が水属性攻撃が5ポイントに3スロットを備えており、そこそこ優秀。
  • スキルが大きく様変わりしたせいか、使う武器を選ぶ装備となっている。
    特に剣士用では相性が然程良くない抜刀減気と属性攻撃系の組み合わせとあって、
    何も考えずに武器を決めるとほぼ間違いなくどちらかが死にスキル同然の状況になりがち。
    ガンナー用は原種防具同様大抵の武器で運用できる構成となっている。

MHX(X)

  • 素材元続投に伴い防具も当然続投。下位からG級まで存在し、いずれも耳栓と捕獲スキルが付いている。
  • ガララシリーズは一式で耳栓、捕獲達人が発動する。スロットは4つ。
    耳栓、捕獲のどちらを上位スキルにするにしても、護石か武器スロで賄わないといけない。
    しかも加護のSPが-6付いているので、スロットで高級耳栓まで持っていった場合はもれなく悪霊の加護がついてしまう。
    護石で耳栓のSPを持つものがない場合は、無理に狙わずに他のスキルを付けた方が無難である。
    製作には悪名高い寒気立つクチバシが必要だが、
    今作では報酬でも入手が可能になり、要求数も1つなので製作難易度は幾分か落ちている。
  • ガララSシリーズは一式で耳栓、捕獲達人、麻痺無効が発動する。スロットは変わらず4つ。
    加護のSPが0になったため、スロットを追加で1つ用意できれば
    装飾品だけで高級耳栓をリスク無しで付けられるようになった。
    麻痺無効が追加されたが、麻痺攻撃を行うモンスターはガララアジャラより格下のモンスターが多く、
    この装備を完成させた後に使ってくるモンスターはライゼクスやキリン、使う事もあるオストガロアくらいしかいない。
    雷耐性自体は剣士で0、ガンナーで5なので、特別そのモンスターに相性が良いという訳でもない。
    ご存じの通り古龍は捕獲出来ない上、キリンに至っては耳栓も必要としないのでいまいち噛み合っていない。
  • ガララXシリーズは一式で高級耳栓、捕獲達人、麻痺無効が発動する。スロットは7つに増えた。
    自力で高級耳栓が発動するようになり、スロットも増えたので追加スキルの選択肢が増えた。

ガララネコシリーズ

  • ガララシリーズと同じく、MH4で初登場となったオトモ用のガララ装備。
  • 頭には「ガララネコターバン」、胴には「ガララネコサルエル」、
    それぞれを着込むとさながら中東アジアなどの蛇使いのような出で立ちとなる。
    そして武器はこれまた蛇使いの笛のような「ガララネコプーンギ」。
    一式揃えれば思わずビッグスネーク、カモーン!と叫びたくなるという。
    ただし、本当にそう叫んだ後の事は自己責任なので要注意。大抵悲惨な事になるとか。
  • 本当に蛇が召喚できるのかはさておき、性能に関しては製作段階においてはごく普通。
    際立って強力という訳でもなく、かと言って問答無用で戦力外通告を突きつけられるほど弱くはない。
    早めの段階で作成できればそれなりに活躍の機会を作ってやれるだろう。
    なお、ガララネコプーンギはMH4(G)では打撃系統の無属性だったが、
    MHXでは微弱ながら麻痺属性が付与されている。
    • MHXXにて、G級のガララXネコプーンギは
      近18遠10の実用レベルの麻痺属性値を獲得。
    • さらにG級の獰猛化ガララアジャラを下すと作成できる獰ガララネコプーンギは
      麻痺属性値こそ12とやや低いものの、遠近共通で攻撃力181、会心率15%、斬れ味白と申し分のない性能を持つ。
      更にこれらは打撃属性なのでスタンや減気も狙える。
      チャンス時には近接打撃やメガブーメランの技で頭部に集中攻撃する事で、
      麻痺とスタンの二重奏を奏でてくれることだろう。
      ただしオトモは物理ダメージにマイナス補正がかかるため、火力には最初から期待せず、
      属性値に優れる痺槍ニャイセティズムが選ばれることも多い。
  • ちなみに防具の着彩設定では
    ターバンの色、そして背中の壺の色を変更可能。

関連項目

モンスター/ガララアジャラ
モンスター/ガララアジャラ亜種
武器/ガララ武器