防具/ランポスシリーズ

Last-modified: 2024-02-01 (木) 16:32:41

無印から存在するランポスの素材を使った装備。
ここでは近縁種であるギアノスから作成できる防具についても同時に解説する。

目次

ランポスシリーズ

  • 無印からMHP2Gまで数多くのシリーズに登場している定番装備。
    MH4でもランポス・ドスランポスの復活に伴い、この防具も復活した。
    MH4のPV第3弾の冒頭付近で、ランポス系の装備に身を包んだハンターが
    原生林にてガララアジャラと遭遇するシーンが描かれている。
  • ランポスの皮や鱗を、鉄鉱石から作ったと思われる金属板で繋いでできている。
    男性用はゴツめの甲冑、女性用はミニスカートルックスの軍服のようなデザイン。
    胴防具の喉元をガードする装甲が大きめで、中二病的にはたまらん口元が隠れた見た目になりやすい。
    • 初めて見るとランポスの青いイメージとは程遠い黒っぽい外見に「え?」となるかも知れないが
      これは青と黒の縞模様からなるランポスの皮や鱗の内、黒い部分を使っているからである。
      この要素は、赤くて硬い部位を使った剣士用、柔軟性に富む青い部位を使ったガンナー用である、
      カブラシリーズを彷彿とさせる。
  • 序盤で「小型モンスターなら倒せるけど大型は倒せない」という初心者から人気。
    作りやすい、火耐性が比較的高い、気絶無効が発動するなどクック先生と相性が良く、
    クック先生の授業を受ける際の制服として使われることも。

MH(G), MHP

  • 無印では胴と腕と脚の3部位を身にまとうことで、気絶無効のスキルを発動できる。
    防御力は1つの部位あたり8だが、作成時期を考えればなかなかに優秀。
    実はドスランポスの素材は要求されないため、序盤の資金難さえ乗り切ってしまえば作ること自体簡単である。
    当然ながらこの時代はオトモアイルーなどはいないため、
    気絶による事故を防げるという点は今よりも重要度が高い。
    一式纏えばイャンクック討伐後しばらくの間くらいまでは余裕で運用していけるだろう。
  • MHGやMHPでは、腰防具が胴系統倍加スキルを持っている…のだが、防御力は相変わらずたったの8と非常に低い。
    それ以上の強度のGシリーズやSシリーズでは胴系統倍加が発動しない為、
    事実上全腰防具中唯一の胴系統倍加防具となる。スキル自体は優秀であるため、
    防御力の低さに泣く泣く目を瞑り運用したハンターも多いのではないだろうか。
  • MHPはガルルガ連動を行うことで、集会所を進めていなくてもG級の森丘に行ける。
    G級ガルルガは倒せなくても、その辺のランポスから上鱗などの素材は回収できる。
    あとは3死するか時間切れになれば、ランポスG、ランポスU防具が下位の段階で作れる。

MH2

  • ランポス素材と鉄鉱石のみで作れるため、引き続き作成自体は容易。
    本作から防具も強化ができるようになり、その過程でドスランポス素材が要求されるようになった。
  • 一式身に着けた際のスキルは、剣士は気絶確率半減のみ。ガンナーはそれに加えて地図常備が発動する。
    • スキルが以前よりも弱体化してしまっているが、この作品からは装飾品が登場したため、
      それによる調整も視野に入れた変更だろう。
      それを裏付けするかのように、発動には至らないが特殊攻撃などのスキルポイントも振り分けられている。
  • 作った当初はスロットは一切つかない残念性能ではあるが、強化することでスロットが増えていく。
    装飾品で気絶無効まで持って行けるくらいには強化してから運用していきたいところである。
  • 強化を重ねていくと、見た目を変えずに同じ方向性のまま強化を進められるランポスSシリーズか、
    白ランポス素材を用いてカラーリングをガラッと変えた後述のランポスUシリーズ、どちらかへ枝分かれする。

MHP2(G)

  • MHP2(G)においても、ランポスSは胴系統倍加を持つ腰防具としては最強。
    上位直後に生産でき、鎧玉で強化すれば末永く活用できる。
    「たかがランポス素材の上位装備だろ?」などと思われるかもしれないが、
    真鎧玉で強化してやれば防御力100越えにまで到達するため、作っておいて損はしない。
    • また、イーオスSも脚防具で胴系統倍加デビューを果たしている。
      クロオビXの脚も胴系統倍加を持つほかに若干防御力は高いものの、G級訓練が辛ければこちらでも問題ない。

MH4

  • ランポス復活に伴いこの防具も復活。
    MH4では下位ランポスシリースの一式で攻撃力UP【小】気絶確率半減が発動。
    スロットも全部位に1スロットずつ、更に千里眼のスキルポイントも+7あり、
    攻撃UPのスキルポイントも一式で剣士なら13・ガンナーなら12と余分にあるので、
    お守りと装飾品次第では下位の時点で、攻撃力UP【中】気絶無効自動マーキングも狙えるなど非常に優秀。
    もちろん千里眼を諦めれば攻撃力UP【大】まで発動させる事も十分可能で、何かと使い勝手が良い。
    ドスランポスが探索ギルドクエストにしか出現しない事を差し引いても、下位攻略用として作成しておいて損はない。
    また地味ながら、作成時期がランポスシリーズよりも少しばかり遅いはずのゲネポスシリーズと比較しても、
    防御力はこちらの方が僅かに高い。スキルもあちらは攻撃的と言えないので汎用性ではこちらが勝る。
  • また上位のランポスSメイルも匠+2、攻撃+3、気絶+2、1スロット有りとかなり優秀。
    胴系統倍加の装備と組み合わせれば(都合のいい事にランポスSグリーヴが胴系統倍加)、
    上位序盤の装備ながら容易に斬れ味レベル+1、攻撃力UP【中】、気絶確率半減が発動する。
    同時にマイナススキルで麻痺倍加も発動するが打ち消し自体は容易なので問題なし。
    しかし実際は人気の高いナルガテンプレの陰に隠れてしまいがちで、いまいち活躍の場は少ない。
    火力ならばナルガテンプレを上回るので、回避に重点を置かないならこちらの方が有利なこともあるが。
    運用する際は気絶に強くなるという点を活かし、うまく差別化したいところ。
    ナルガ胴と違って男性・女性とも見た目が崩れにくいという点もささやかながらうれしい。
    さすがにHRが解放されてリベリオン胴の作成がされてしまうと性能で勝つのは難しくなるが、
    それまでの上位攻略段階におけるつなぎ装備として見れば非常に優秀である。

MH4G

  • MH4ではナルガメイルに押されがちだったランポスSメイルは、
    MH4Gになってナルガメイルの匠のスキルポイントが1に修正されたことで間接的に需要が上がることとなった。
    そのためMH4Gから新しく入ってきた人やセカンドキャラを育てる人は、
    上位に上がったら是非とも作っておきたい装備となった。
    そしてこれまた都合の良い事に、旅団上位クエに素材集めに丁度いいドスランポス2頭クエが存在する。
    しかも旅団の上位クエを受けられるようになったらすぐに受注可能。
    下位装備でもソロ用調整+2頭クエ補正のお蔭で全く問題無く狩る事が出来る。
  • もちろん新たにG級版であるランポスXも登場…したはいいのだが、ランポスXメイルからは匠が消えてしまった。
    一式で発動するスキルは攻撃力UP【中】気絶確率半減探知となっている。
    匠のポイントは頭と腰に移っているほか、脚防具が胴系統倍加になっているのはSと同じである。
    ランポスSほどのお手軽さは無くなってしまったが、
    ランポスXフォールドは2スロットに匠+2、攻撃+3、気絶+3、麻痺-2と中々優秀なものとなっている。
    またこのランポスX一式から胴をバサルXメイル、腕をケチャXアームに換装することで
    G1相当の防御力と胴系統倍加込みで6スロ分の空きを確保しながら匠を発動させることが出来る。
    G2昇格後も腕をレックスXアームにすることで匠を維持したまま
    攻撃のSPと空きスロを増やせる…とかなりお買い得な装備である。
  • ちなみに、ランポスS防具と、ランポスX防具では微妙にカラーリングが異なり、
    皮の部分がやっと青くなってランポスらしくなった。

MHX(X)

  • ランポスおよびドスランポス続投によりこの装備も登場。
    今作では胴系統倍加は失われており、無印では気絶確率半減麻痺倍加
    Sでは麻痺倍加は発動せず気絶確率半減のみ。どちらも水属性攻撃を8ポイント持っている。
    なお無印とSともに水属性攻撃は腕腰のみに独立しておりそれぞれ4ポイント付いているため、
    空きスロット2のあるランポスSが水属性武器を担ぐ際のパーツとして便利。
  • G級版のランポスXでは気絶無効、水属性攻撃強化+1が発動。それに加えて攻撃のSPが8点つく。
    防御力は流石に中型モンスター故に高くないが、気絶無効のお陰で意外と安心感があり、
    多少武器は選ぶが水属性攻撃強化と攻撃力UPを上手く補充できれば打点の底上げもできる。
    スタイルや武器種を選ぶものが多い最序盤の中・大型モンスターの装備の中では比較的オーソドックスであり、
    武器種やスタイルを選ばずに活躍できる。
    が肝心のG級個体のドスランポスがメインターゲットであるクエストがG2のドス鳥竜種5匹の大連続クエストしかなく、
    それ以外に確定で登場するクエストは森丘の採取ツアーしかない。
    そのため性能自体は悪くはないのだが素材の入手に難をかかえている為、
    残念ながらつなぎ装備としての選択肢に上がりにくい。
  • 防具合成でこいつら用の装備の見た目をランポスシリーズにして、OPで有名な彼らの再現プレイをするのもいいだろう。

MHR:S

  • 新大陸が舞台となったMHW系では登場しなかったランポス達だったが、
    MHR:Sで密林が登場した事により復活。それに伴って装備も復活する事になった。
    過去作に比べるとランポス素材の色がモンスターの物と同じような色合いになっている。
  • スキルは一式で攻撃+5、気絶耐性+3、風圧耐性+3、捕獲名人+1。
    カムラ装備などMR装備で匠が付いてる物もある中で今作も匠は付いていない。
    しかし、攻撃と気絶耐性という従来からの汎用性の高いスキルに加え、
    同じく需要の高い風圧耐性とMR序盤の素材集めに助かる捕獲名人が付いている。
    スロット数も中々優秀でLv4が3箇所、Lv3が2箇所付いており、
    匠など必要なスキルを装飾品で補う事は可能である。
  • パーツ単位で見ると、攻撃+2でLv3とLv1スロットがひとつずつ空いている腕が優秀だろうか。
    上位でレウスSアームを使用していた場合、そっくり入れ換えることが可能なため、
    「マスターランク昇格したての時点でひとまず防御力を上げる」のに有効だろう。
    腰も捕獲名人と攻撃+1でLv4スロットが1つなので、火力スキル付きの捕獲名人装備として使うことができる。
  • 特筆すべきはその圧倒的な素材の軽さであろう。
    従来作でも素材はランポスとドスランポスの素材だけで良かったが、
    今作ではドスランポスが登場していない都合上、ランポスの素材と鉱石・骨だけで作れてしまう
    ストッパー素材っぽく要求される強靭な爪も実は小型モンスター素材のため、
    大型モンスターを一切狩猟することなく作れる装備となっている。
  • どの武器でも使いやすい性能と作りやすさを兼ね備えており、
    ビルドにこだわった上位の装備が無ければ、MR初期に手始めとして着込むには最適な装備となっている。

MHF

  • 剣士は気絶と体力のSPが全部位に付く。
    ガンナーは気絶と散弾強化が全部位に、散弾追加が頭・胴・脚につくため散弾銃向け。
    どちらも毒がマイナスなので、かならず対策しておこう。
  • ランポスシリーズ(無印)のLV6からギアノスシリーズに強化できる。

アナキシリーズ

  • ドスランポスの変種個体から作られる防具。
    黒革をベースにランポスの鮮やかな青い皮を随所にあしらった、
    パンクファッション風のイカしたデザインが特徴である。
  • 剣士は無印の時点で龍風圧無効、龍耐性+30、ガード性能+1、広域化+1が発動。
    Fに強化すると無印についていた調合成功率-5%が消える。
    フォワード.4から強化できるようになったFYは剣術+1が発動するようになった。
    HC防具に強化すると頭の根性と各部位の風圧が5になり、暴風圧無効も発動が容易に。
  • ガンナーにも龍耐性のSPがあり、無印一式で剣士同様に龍耐性+30、
    加えて装填数UP、回避性能+1、調合成功率+15%、アイテム使用弱化が発動する。
    Fで同様にマイナススキルのアイテム使用弱化が消える。
    しかしFYで発動するのは状態異常攻撃強化なので、強化するなら主にスロット目的だろう。
    HC防具に強化しても調合成功率+30%になるだけなので実質強化不要。

ランポスーツシリーズ

  • ランポスの皮と鱗をそのまま使ったようなスーツ一式。ただし腰はない。
    ドスランポスの頭でランポスフェイク、鳥竜のコインでボディ、ハンド、フットが生産可能。
    付属するスキルはそれぞれ
    • 頭:運気6、地図5、モンスター5、審判-4
    • 胴:運気3、地図5、モンスター5、審判-2
    • 腕:運気3、気絶7、モンスター5、審判-2
    • 脚:運気3、気絶7、モンスター5、審判-2
    一式装備すると「でかいの来い!」「幸運」「気絶確率半減」「地図常備」「死神の裁き」が発動。
    攻撃スキルがないどころか無駄なスキルばかり。
    スロットも少なく部位単位でも役立つことがないため、確実にロビー用になってしまう。
  • しかしこの防具にも注目すべき点がある。1部位当たり龍耐性が10もあり、
    装飾品とSP腰を利用して龍耐性+30と各耐性+20を発動させると龍耐性90に。
    さらに旋律を駆使すれば容易に龍耐性100にすることが可能なのである。
    どういうことかというと、ルコディオラから咆哮を除き一切のダメージを受けなくなる
    旋律抜きでも、死神の裁きさえ打ち消してしまえば十分過ぎる耐久力である。
    ただし火力スキルは全くないのでネタの域を出ない。寄生地雷の一種と言える装備である。
    • なお、男性専用だが脚をダークメタルブーツに変更すると、
      耐性やスロット数はそのままで死神の裁きが発動しなくなるのでやや扱いやすくなる。
  • 当然ながらギアノスーツシリーズ、ゲネポスーツシリーズ、イーオスーツシリーズも存在する。
    これらは防具というよりかなりきり装備であり、完全に人型のランポス達である。
    • 女性用は胸元がはだけており、体のラインの強調されたぴっちりとしたデザインなので、
      何気にセクシーな見た目になる。
  • ちなみにガブラスーツという同じようにガブラスになりきれる装備がある。翼は無いが。

ランポスGシリーズ

  • MHF-G3で追加された、G級ドスランポスの素材からなる防具。
    G級防具ということで、見た目もランポスシリーズとは若干異なる上に
    中身は完全な別物となっている。
    スキルはG級ドスランポスのトリッキーさや複数の特殊状態異常攻撃を考慮したものとなっており、
    GF共通で達人、耐状態異常、回避性能、そして剣士は溜め短縮・ガンナーは反動となっている。
  • 斬れ味レベル+1の発動が難しいためセットでは使いにくいが、パーツ単位でみればそこそこ優良。
    事実上最初期のG級防具になる関係で、GXまで強化しないとG級スキルが無いのがさびしい。
  • なお剣士のG・GF装飾品には「耐状態異常」が付く。
    このスキルを持った装飾品はGX装飾品にしか無かったためある意味貴重。
  • G級防具の中でも特に生産が容易な部類なので、パートナーに着せるにはうってつけ。
    パートナーであれば生産直後でもGXLv7でも、G級防具なら一律で防御230として扱われる。
    見た目を楽しむほどの余裕が無いうちは、とりあえずランポスG一式で間に合わせてしまおう。

ランポスネコシリーズ

  • 長らくオトモ防具が用意されていなかった旧ドス鳥竜達だったが*1
    MHXにてついに防具も登場した。ギアノスを除いて。
    そのためドス鳥竜のオトモ防具が一堂に会するのはMHXXまでお預けとなった。
    同期のゲネポスイーオスと共に兵隊がモチーフになっている様子。
    ドス系鳥竜が部下を統率する様を軍隊になぞらえたのだろうか。
    単にミリタリー調のハンター用装備に合わせただけの可能性もあるが。
  • ランポスをイメージした青色のチェック柄が特徴的。
    質感的にはランポスの皮や鱗を用いているようには見えないが…きっと防具の裏地にでも使っているのだろう。
    • 武器は銃剣をモチーフにした「ランポスネコ銃剣」。木製の持ち手が木の温かみを感じさせる。
      近接格闘用ということで引き金が付いておらず、弾は発射出来ない。要するにこれと同じ系統である。
    • ちなみに他のドス鳥竜仲間の銃剣も実質的に同様の理由で弾が発射できないと説明されているが、
      遅れて登場したギアノスネコ銃剣含め説明文がそれぞれ異なっている。
      装備BOXに並べて読み比べてみると面白いかもしれない。
  • 頭用防具の「ランポスネコヘルム」、胴用防具の「ランポスネコメイル」を組み合わせることで
    衛生兵のような出で立ちになる。
    もしかすると肩に提げている鞄には治療道具がぎっしり詰められているのかもしれない。
    左腕の腕章にはハートのマークが描かれており、救護役だということが見て取れる。
    • 頭防具の形状から推測するに、防具デザインのモデルは女性用剣士防具が元になっていると思われる。
    • ちなみにこのような帽子は略帽(略式制帽)と呼ばれ
      ランポスネコシリーズのような形状の略帽は欧米の軍隊に多いタイプ。
  • 序盤にドスランポスを狩猟するだけで作成できるので、つなぎとして使ってみるのも一興。
    気分転換に仲間と兵隊ごっこをしてみるのもいいだろう。
  • 防具の着彩設定にも対応。
    帽子の記章と胴防具の裾や腕章がそれぞれカラー変更に対応している。
    ドス鳥竜装備はほぼカラー変更できる部分が同じなのは内緒。

ギアノスシリーズ

  • 白と黒のコントラストが美しいギアノスの装備。
    ちなみに女性用は白のかなり短い短パンのため、パンツに見えなくもない。
  • 朝日に輝く雪のように白いギアノス素材を重ねる事で強靭な装甲と化し、
    機能性と美しさを兼ね備えたそれは、磨かれた白銀の素材が思わずはっとする程綺麗。
    しかも、いくら摩耗しても輝きを失わない。
    同時に入手が容易で実用的な為、北方や雪国のハンター達の一般的装備とされており、
    人気が高く、お手軽で実用的な上にオシャレに最適。
    ギアノスキャップの説明文から、交易品として高く取引される事もある。
  • MH2以前は「ランポスUシリーズ」として扱われていた。
    • MHG、MHPではあのレウスSやモノブロSよりも高い一部位防御力40を誇っていたものの、
      他に必要な素材によりにもよってグラビモス亜種の素材があるなど、
      手軽さがウリのランポス系防具としては非常に残念なことになってしまった。
      そのくせスキルだけは全耐性強化、まんぷく+1、そして毒倍加【×4】とランポス系らしい微妙さ
      白ランポス素材そのものが入手困難だったので、これを全身装備している人は結構レアであった。
      MHPでは下位防具となる「ランポスDシリーズ」も生まれたが、スキルは全耐性強化が種広域化に変化しただけ。
      グラビモス亜種素材からはやはり逃れられない。とはいえ毒倍加×4じゃないだけマシかもしれない。
      こちらも防御力は20と下位にしては高い。
    • MH2ではランポスDシリーズは消滅、Uからの製作となる。
      前作では非常に微妙なスキルだったが、今回では頭に匠+2のSPかつスロ1というそこそこ優秀な部位がある。
      しかし全身を作るとなるとやはり微妙で、マイナススキルは無いが気絶半減しか発動しない。
      防御力も上位防具にしてはかなり低く、剣士ですらLv1の時点で22、
      最大強化しても防御力45と、下位時点のカイザーシリーズとどっこいどっこいである。
  • MHP2及び2Gで、漸くギアノスシリーズの銘が与えられる。
    防御力はランポス装備と大差ないが、
    なぜかガード性能のスキルポイントを持っているため、
    ランス系武器の使い手達は序盤装備として大いに重宝がった。
    氷耐性が高く雪だるま状態も無効化できるため、ドドブランゴ戦では非常に重宝する。
  • ランポスよりもギアノスのほうが先に登場する関係で
    序盤ですぐに作れるというポジションを奪ってしまっている。
    ただし、クック先生とは相性が悪く、火炎液による生活指導を受けることになる。
  • ランポスの亜種としての設定を反映してか、上位防具はUシリーズのみ製作できる。
    下位とはうってかわって回避性能+1のスキルが付き、Uシリーズらしくスロット数が11と多めなので
    序盤の上位攻略には役に立つ。
  • MHXにおいて、メインシリーズとしては実に5作品ぶりに復活。
    ボスが登場しない関係で製作難易度が非常に低く、
    下位では大型モンスターの素材が一切不要、上位でも黒狼鳥や黒蝕竜の甲殻程度で済む。
    ただ、序盤用としてはジャギィとファンゴの混合装備がテンプレ入りしている上、
    下記の通りこの装備のスキルは汎用性に乏しいため、だいぶ地味な存在になっている。
    • 無印一式ではだるま無効睡眠倍加が発動し、氷属性攻撃のSPが8。
      S装備一式では睡眠がマイナススキルまで2足りなくなり、氷属性強化+1が発動するようになる。
      睡眠も含め、いずれのスキルも影響する場面が割とピンポイントであるため、
      相手を選んで着ていかないと実質ノースキル同然の状態となってしまうのが難点。
    • スロットはどちらも合計5個と、本作としては比較的拡張性が高い方。
      ちなみに脚部位は、SPが一切ない代わりに3スロという、三眼のような仕様になっている。
    • 上記の通り、上位防具の銘がギアノスUからギアノスSへ変化している。
      亜種のリストラに伴うU装備の消滅によってSになったのか、
      あるいはランポスの亜種である設定が薄れてきた(別種と考えられるようになった)のかは不明。
      前者だとしたらマカルパ、メルホア、ハイメタのU装備は何なのか
  • MHXXでは遂にドスギアノスが復活し、ギアノスXシリーズが登場。
    一式で氷属性攻撃+1、だるま無効、力の解放+1が発動する。マイナスポイントは一切なし。
    氷属性攻撃のポイントは14もあり、容易に+2にできる。
    スロットは合計8個に増え、脚に3スロが振り分けられている。
    • ちなみに今作では泥まみれ状態を引き起こし、かつ氷属性に弱いボルボロスが復活している。
      G級ボルボロスは緊急クエストのターゲットにもなっているので、前作よりは活躍の場は広くなったと言える。

ギアノスネコシリーズ

  • MHXXで新たに製作できるようになったドスギアノス素材のオトモ装備。
    モコモコとした帽子が特徴的。
    衛生兵、偵察兵、切り込み隊長と続き後方支援がテーマとなっているようで、
    身に付けている小物も水筒になっている。
    武器や胴防具はランポスネコシリーズなどのモデル流用となっており、
    カラー変更対応部位も他のドス鳥竜装備と全く同じ。
  • 武器は「ギアノスネコ銃剣」。
    早期に作れる氷属性オトモ武器という点が数少ないセールスポイントだが、
    同時期に戦えるようになるウルクススの装備と競合するのが悩ましい所。
    ドスギアノス自体はG1のキークエストで戦うことになるので、素材が余ったら繋ぎとして活躍させてみるのも一興か。
    • なお、例によって弾は出ないが、この武器は作者が剣の部分にこだわったためにそうなったとのこと。
      この武器のみXからあるネコ銃剣と異なり格闘用であるとは明言されていないが、
      作者か弾が出なくなる程に剣にこだわっていたと考えると、やはりこれも近接格闘を重視していたのだろう。

余談

  • ミリタリーチックな女性用と比べると男性用はかなり地味で不満に思う男性ハンターも多い。
    そんな紳士のためを思ってか、バトルUシリーズのガンナー用がゲネポスシリーズの
    女性ガンナー用に近い外見になっていて、ミリタリー好きのプレイヤーからは
    それなりの人気を得ている。老山龍砲などと組み合わせる人も多い。
  • 軍服や迷彩服のようなデザインの防具は他にハプルシリーズやアビオシリーズが存在するが、
    元祖はこのランポスシリーズである。意外に忘れられがちだが、
    この装備がなければ後のハプルシリーズやアビオシリーズは違ったデザインになっていたかもしれない。
  • MHR:Sの拠点であるエルガドにランポス装備のNPCが確認され、
    ライズに登場するNPCが着ている装備は実際に主人公もゲーム中で生産できる事から
    MHR:Sにランポス系統が復活するのではないかと話題になったが、
    PV3にて密林と共にランポスがしれっと復活している事が判明した。
    ただし、肝心のドスランポスは復活することは出来ず、
    親分未登場のジャギィ種と似た扱いになってしまった。
  • ゲーム中では基本的に序盤の繋ぎといった扱いなのだが、オープニングムービー等では、
    リオレウスやティガレックスといった強敵相手にも本装備を着込んで戦うハンター達の勇姿が見られる。
    モンハンの世界観的にはこれで十分な防御性能があるという事なのか、
    防御力よりも着心地や軽さなどを重視して敢えて着用しているのかは不明。

関連項目

モンスター/ランポス
モンスター/ドスランポス
モンスター/ギアノス
モンスター/ドスギアノス
防具/ゲネポスシリーズ
防具/イーオスシリーズ
防具/スーツシリーズ
登場人物/ランポス装備のガンナー


*1 武器ならば、MHP2G時代からの「ランポス(S)ネコピック」、MHFでの「ゲネポスネコピック」と「イーオスネコピック」が存在したが。