BGM/目覚め

Last-modified: 2021-07-18 (日) 10:22:03

初期シリーズの拠点であったココット村で流れるBGM。
ここでは、代表的な曲である『目覚め』を中心に、ココット村関連の楽曲についても扱う。

目次

目覚め

使用作品
MH, MHG, MHP, その他
収録
モンスターハンター サウンドトラックブック
モンスターハンター 狩猟音楽集
MONSTER HUNTER 2004-2012【LIFE】
  • 郷愁を漂わせるティン・ホイッスルの旋律が印象的な曲で、
    初めて聞くハンターでもどこか懐かしさを覚えるだろう。
    • 全体的に寂しげな曲調で、民族音楽風でもある。
      イントロ後に聞こえる女声や、タブラらしき楽器がアクセントとなっている。
      中盤は特に寂しげな曲調になるが、後半に盛り返すため良いアクセントとして機能している。
    規模は小さいが穏やかな雰囲気であるココット村が良く表現されている。
    「敵を倒すための準備を整える場所」に留まるのではなく、
    自然やモンスターから恩恵を受けて生きる人々の息吹すら感じさせるこの曲は、
    プレイヤーが「モンスターハンター」特有の世界観に浸る一助ともなるだろう。
  • 曲名の『目覚め』は、プレイヤーがキャラメイクを行った後の演出からだろうか。
    ココット村の景色を一通り映した後、主人公が自宅のベッドで目覚めるところから始まる。
    • 主人公はゲーム開始時よりすこし前から村に滞在している設定になっている。
      ここでの目覚めは、ハンターとしての生活の幕開けを表現しているのだろう。
    • あるいは、ゲーム「モンスターハンター」がここから誕生したという意味も
      込められているのかもしれない。
      作曲担当の柴田徹也氏によれば、この曲はMHシリーズで最初に作られたものだという。
      民族音楽風の曲が多いMHだが、その原点は『目覚め』であるのかもしれない。
    • 『目覚め』自体は海外イベント向けのムービーに使用する楽曲から作られたともされており、
      後述の曲『時は来たれりが基になった、あるいは姉妹作のような関係と考えられる。
      冒頭の部分は両曲で一致しており、少なくとも『目覚め』が最古の曲であるという言は間違いではないだろう。
  • ココット村といえばこの曲、というユーザーが大多数であろう。
    数々のサウンドトラックに収録されており、未プレイ者でも知っている方が多い。
    狩猟音楽祭でも演奏されたことがあり、そちらの評価も高い。
    • また、当時存在した無印のサイトでも使用されていた*1
  • MHXでは新たに編曲されたものが収録され、使用されている。これはポッケ村やユクモ村も同様である。
    原曲の雰囲気は踏襲されており、序盤の女声部分も再現されている。
    一方、MHX版は原曲より女声が入る部分が増加し、使用される楽器も増えている。
    清らな女声が多く使われているため、より温かみを感じるアレンジとなっている。
  • MHW:Iでは有料のDLCとして他のナンバリング作の拠点BGMと共に登場。
    購入することでマイハウスのBGMに設定することが可能になる。
  • MHRiseにも引き続き有料DLCで登場。こちらでは里や集会所、オトモ広場、修練場のBGMに設定できる。

ココット村のその他の楽曲

英雄の帰還

使用作品
MH, MHG, MHP
収録
モンスターハンター サウンドトラックブック
モンスターハンター 狩猟音楽集III
  • モノブロス討伐後、『目覚め』の代わりに流れるようになるBGM。
    主人公が"ココットの英雄"の称号を受け継いだ後、ということでこの曲名になったのだろう
    『目覚め』の流れを汲むが、全体的に明るい曲となっている。
    • 『目覚め』との差異として、特徴の一つであった序盤に入る女声がこちらではなくなっている。
      また、中盤頃にある寂しいパートが無くなったことで曲全体の緩急が薄らいでおり、
      やや平坦な印象を受ける楽曲になっている。
  • 「目覚め」と比べ、ユーザーにあまり知られていない曲でもある。
    流れ始める時期が村ラスボス後と遅いのも一因だが、
    サウンドトラックへの収録回数が少ないということが最大の原因であろう。

思郷の地

使用作品
MH2
収録
モンスターハンター2(dos) サウンドトラックブック VOL.2 ドンドルマの旋律
モンスターハンター 狩猟音楽集III
  • MH2におけるココット村のBGM。昼間の間流れる。
    原曲は無印時代のテーマ(英雄の証)であり、『目覚め』との関連性は薄い。
    ただし民族風の音楽で温かみを感じさせる曲調である点は踏襲している。
  • また、夜間は『孤愁の夜』というアレンジ版が流れる。
    ナイトタイムらしく楽器は少なく、やや静かな曲調となっている。
    それでも大元があの『英雄の証』であるため、『目覚め』よりも華やかな印象を受ける。

『目覚め』関連曲

時は来たれり

使用作品
ギャラリー限定
収録
モンスターハンター サウンドトラックブック
  • モンスターハンターの楽曲の中でも最初期に作られた曲。
    海外ゲーム見本市「Electronic Entertainment Expo」通称E3に出展するPVのために作曲された。
    E3 2003はMHが初めて発表されたイベントであり「MH史上最も古い曲」といって差し支えないものである。
    • この映像には実装されなかった森丘のエリアや没になったモンスター(バジリス)が映り込むなど、
      開発初期故の試行錯誤が窺える内容になっている。
      ただ、『時は来たれり』の冒頭部分はほぼそのまま『目覚め』としてココット村の曲に使用されており、
      この時点である程度「モンスターハンターの楽曲」の方向性は固まっていたように見受けられる。
    • PV向けの曲であるため、実際のゲームプレイ中には流れない楽曲となっている。
  • 本曲の冒頭部分は前述した通り『目覚め』とほぼ同じになっており、
    その後に同じフレーズをより勇壮な曲想に変えた格好良いメロディが流れる。
    中盤以降はハンターと飛竜たちの激闘に合わせるように激しく怪しい部分が入る。
    コーラスが多用されている関係で、どちらかというと同じ作曲陣の「DMC」シリーズを想起させる。
    • 『目覚め』にも使われている序盤のメロディはミナガルデの街でもBGMの一つに使用されており、
      初代MHでは聞く機会が多いものであった。
      一方、後半部分についてはPVに合わせて作成されたためか使い辛かったようであり、
      類似するような楽曲は作中では殆ど聴けないため、勿体ないと感じる人もいたようだ。
  • 初代のサントラである「モンスターハンター サウンドトラックブック」に収録されているが、
    この曲のトラックには隠しトラックであるミラボレアスのBGM『舞い降りる伝説』が含まれている
    『時は来たれり』終了から1分ほど無音が続き、唐突にミラボレアスの曲が流れるというもので、
    この措置は収録曲一覧に禁忌のモンスターの情報を載せずに隠す意図があったものと思われる。
    これと同じ措置はMH2のサントラブックにて『始まりの唄』などでも行われている。
    • この時点では両曲は「同一のトラック中に収録されている」という位の関係性であった。
      しかし、MHW:Iにてミラボレアスが復活登場した際、この『時は来たれり』『目覚め』のメロディが
      『舞い降りる伝説』のアレンジ曲に含まれていることが発覚し、驚きをもって迎えられた。
      MHW:I版ミラボレアスの曲は『継がれる光』などMHWシリーズの楽曲由来のフレーズも使用されており、
      同一モンスター内で「最古の曲」と「現行で最新の曲」が両立した状態になっていた。

関連項目

世界観/ココット村
BGM/ミラボレアス戦闘BGM - MHW:I版アレンジに『目覚め』などのフレーズが用いられている。
アイテム/目覚め - MHSTシリーズに登場する同名を冠するアイテム群はこちら。


*1 現在は当時のページは無くなっている。