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コトダマ(あ行〜な行)

Last-modified: 2017-03-01 (水) 11:58:40

コトダマ(あ行〜な行) (は行〜わ行・英数記号)


あ行 Edit

アイサツ Edit

挨拶。
詳細はアイサツ・コトワザ・ヤクザスラング・感嘆詞・掛声の項目を参照な。

アウト・オブ・アモー Edit

"Out of ammo"。
"Ammo" とは英語で「弾薬」(ammunition)、out of〜は「…が払底した」の意。つまりは弾切れの事。

アカチャン Edit

赤ちゃん(原作テキストではakachanと表記)。
原作者が作品に日本的アトモスフィアを出すために「ベイビー」にあたる日本語をどこかから引っ張ってきたものと思われる。
パープルタコ=サンが相手を子ども扱いしてよく使うほか、マッポーの街に流れる宣伝にも頻出するワードである。アカチャン…イェー…。何の宣伝なのだろうか。シュールである。
「アカチャン、オッキクネ」は若干いかがわしいコマーシャルに使われたかと思うと、感動的映画のクライマックスに使われるセリフでもあり謎めいている。

アセンション Edit

リアルニンジャからニンジャソウルが取り出されること。詳しくはニンジャについてを参照な。
本編中ではめったに用いられないが、ヘッズによる考察・議論には頻繁に登場する。

アドバンスド・ショーギ Edit

18×18マスの盤を使う将棋に似たゲーム。
詳細はリンク先参照な。

アトモスフィア Edit

"atmosphere"。雰囲気。「○○的アトモスフィア」との用法が多い。
なお「○○めいたアトモスフィア」の使用例は実は多くない。
「存在アトモスフィア」など、オーラ的な意味合いで使われる事もある。

アナキスト Edit

"anarchist"、無政府主義者。現実の用法は、wikipediaに丸投げ
作中においてはもっぱら登場するなり「敵」に無謀な単独攻撃を仕掛けて殺害される。

アビ・インフェルノ・ジゴク Edit

阿鼻叫喚の地獄絵図な状況を指した言葉。アビ・インフェルノとも。
twitter版でこの言葉が登場する回数は意外と少ないが、物理書籍版では比較的多く見られる。

編笠 Edit

「編み笠」表記も。
現実世界の現代日本で見かけることはほとんどないが、忍殺世界ではたまにかぶっているニンジャがいる。
一口に編笠と言っても、虚無僧編笠平たい編み笠など多様な形状が描かれている。暗殺者との組み合わせがいいのは意図されたものであろうか。

編笠のニンジャで一番有名なのはフォレスト・サワタリであろう。
彼の編笠は「三角編笠」「異様な円錐形の編笠」などと表現される。ソウルとか妄想とかの関係からして、おそらくベトナムの「ノンラー」であろう。

アルマーニ Edit

ラオモトが着ているスーツのブランド。マッポーの世においてもアルマーニは健在である。

暗黒 Edit

無慈悲で冷酷なアトモスフィアを醸しだすマッポー的枕詞。
下記の暗黒メガコーポが代表的な例だが、この言葉を冠する事象は実際多く、マッポーの世のただならなさが伺える。
 
用例:暗黒コッポ道場、暗黒ショーユ工場、暗黒官僚、暗黒非合法探偵

暗黒メガコーポ Edit

サイバーパンク作品、もしくはディストピア作品におけるお約束の一つ。
マッポーの世を裏から支配し、政府や警察も手が出せないほどの権力を有する巨大企業。
非人道的な搾取と無法行為を繰り返し、ソウカイヤなどのニンジャ組織とも密接なつながりを持つ。
ヨロシサン製薬オムラ・インダストリが代表格。
 
関連:カロウシケジメ研修マケグミ

アンタイ Edit

「反」「対」などと訳される英語"anti"。
日本語転写では「アンチ」と表記するのが一般的だが、本作の翻訳ではもっぱら「アンタイ」。
アンタイ・ブディズム(反仏教主義?)」「アンタイニンジャライフル(対ニンジャ銃)」のように用いられる。
変わった用例としては「アンタイ・ウェポン(反物質的武器)」など。

アンタイセイ Edit

「アンチ(アンタイ)」と「反体制」をかけ合わせた造語。
元はパンク・バンド「アベ一休」の造語であるが、後に一般にも広まった。
特にパンクスの間ではソウルワードとして広く共有され、カジバ・フォースを出す際のキアイ・シャウトとして用いられるほど深く浸透している。
 
作者の質疑応答によると、アクセントは「タイ」に付くそうだ。あんタイせい!

アンブッシュ Edit

「待ち伏せ」「不意打ち」などの意味を持つコトダマ。実際英語 "ambush" そのままである。
ニンジャ同士の戦闘ではまずオジギによるアイサツが本能レベルで行われるが、アイサツ前の奇襲攻撃もアンブッシュという形で一度のみ認められており、これ一撃で死亡する者は「アイサツする実力すらなかった」という事になる。
 
伝承によると、オジギ前のアンブッシュが認められるようになったのは、コブラ・ニンジャが「自分はアンブッシュ・ジツを鍛えたが、アイサツをしてからイクサを始めたのではアンブッシュの意味がない。この掟を改めてほしい」とカツ・ワンソーに訴えたためとされる。

円(イェン) Edit

通貨単位。キョート・リパブリックの通貨オールド・イェンは一般に「円」と呼ばれている。
ネオサイタマの通貨も「円」であるが、発音およびキョートと共通の通貨なのかどうかは不明。
円のやり取りにはクレジット素子、万札、100円や500円のトークンが使われている。
キョートのオールド・イェンの札にはセイント・ニチレンが描かれたものがある。

物価について Edit

物価は、自動販売機のドリンクが一本100円(ネオサイタマとキョートで同じ)、無人スシ・スタンドのマグロやタマゴが一皿100円、そしてネオサイタマにおける(おそらく大卒者の)平均的な企業初任給が約20万円などの例から、現実の現代日本にかなり近い。
ただ、1個10円で激安トーフ四個パックが購入できるなど、安く済ませようと思えば数千円でしばらく生活する事もできるようだ。ただしこの激安トーフは書籍版では1個100円になっている。さすがハードモード。

イクサ Edit

「戦」。
大規模な戦争や争いを指すが実際使われる範囲が奥ゆかしく、一対一の殺し合いもイクサと呼ばれる。
「喧嘩」と比べると、より命がけの戦いは人数に限らず「イクサ」が使われるか。

イディオット Edit

"idiot"。馬鹿者、愚か者。作中描写を見る限り「バカ」よりはソフトな表現のようだ。
上位概念(?)としてスーパーイディオットキング・オブ・イディオットといった呼び方もあるようだ。あるいはむしろバトウ・ジツの範疇かもしれない。

違法行為 Edit

マッポーの世にもあるらしい、法的規制に反した過激な性的行為。
セックス・ビズにおける「ほとんど違法行為」の宣伝文句はネコネコカワイイの曲タイトルにも引用されるほど。
そこまで過激ではない合法行為もあるらしく、ユリコが値段を聞かれている。

囲炉裏 Edit

忍殺世界では、室内にわりと見受けられる設備。
火を熾し、調理具をかけたり、秘密を要する紙を燃やしたりといった使われ方をする。
「囲炉裏カウンター」を設けた「囲炉裏バー」もある。炉端焼きな?
箱火鉢・長火鉢といった火鉢類も含む概念のような気がしなくもない。

インストラクション Edit

ニンジャの世界において、師が弟子に教えを授ける事。
口頭の端的な教訓である事が多い。シルバーカラスによれば、これはニンジャのイクサ学習が「生身の人間の学習セオリーとはだいぶ違う」ため。
ニンジャスレイヤーも下記の〜ワンに加え、チャドーやフーリンカザンなどについて、ウイルスのせいでほとんど動けぬドラゴン・ゲンドーソーからほぼ口頭のみで教わった。
 
恐らく「口伝」のイメージかと思われる。史実の忍者も口伝によって技術や術を受け継いだと言われている。

インストラクション・ワン Edit

ニンジャスレイヤーがその師、ドラゴン・ゲンドーソーから授けられた教えであり、ジュー・ジツの真理。

「よいか! これぞ、インストラクション・ワンの極意。百発のスリケンで倒せぬ相手だからといって、一発の力に頼ってはならぬ。一千発のスリケンを投げるのだ!」

インストラクション・ツーも存在するが、とりわけこちらがよく用いられる。

インターネット Edit

我々の世界でもおなじみのコンピュータネットワーク。
我々の世界ではケーブルや衛星などを用いて築いたものだが、作中世界においては、近代に「発見」されたものである。
発見されたインターネットは、地球中を毛細血管のごとく巡る超自然的な経路であり、人々はこれを利用してネットワーク通信を可能にした。
マンモンキーがインターネットで知識を収集していたり、偽装ハイパーリンクなどが存在するオイラン・ポルノ詐欺サイトが存在していることから、我々の知るwebのようなシステムは存在している模様。(ただし作中ではwebの名称は存在しない)
科学的に解明不可能な点も多く、さらにY2Kで多くのネットワーク技術者を失ったため、インターネット及びその技術は現在ではブラックボックスとなっている。
作中では、「龍脈」との関連が示唆されている。

第3部中盤以後

インターラプト Edit

アンブッシュと同様によく用いられるが、これも単なる英単語で「割り込み」「妨害」を意味する。インタラプトとも。
主にニンジャの攻撃に別のニンジャが割り込んで阻止する事を指す。
カラテによる直接介入以外にも、スリケン投擲をスリケンで撃ち落とす、カイシャク寸前の味方を助け出すなど、敵ニンジャの攻撃意図を挫く行為は広くインターラプトと言われている。

インタハイ Edit

おそらくインターハイ(全国高等学校総合体育大会)に相当するであろうスポーツ大会。

ナカジマはインタハイにクレー射撃の選手として出場した経験がある。

インタビュー Edit

我々の世界同様、普通の質疑応答の意味で使われる。
……が、ニンジャが使う場合は「勝者が敗者に行う暴力的尋問」を指す。というより、忍殺ではその場合が多い。
インタビューされている人物は、たとえ正直に答えていようがいまいが、数ツイート内に爆発四散する事が大半。
「話したら助けてやる」のではなく、「話したら『楽に殺して』やる」という事である。サツバツ!

ウカツ Edit

その名の通り「迂闊」「失策」の意。「〜にも」は付かない場合も多い。
「ウカツ!」と、感嘆符付きで使われる事もしばしば。
一瞬のウカツが命取りとなり、実力を発揮できず死ぬニンジャは実際多い。

ウキヨエ Edit

浮世絵。日本を代表する絵画美術の一つである。
忍殺世界ではサイバネが普遍化した現代でも馴染み深い存在であるらしく、ピンナップめいて部屋に貼られていたり、トレーラーにペイントされていたり、ウキヨエ・コミックなるものが出版されていたりする。
 
ヘッズ間では忍殺のファンアートの意としても使用される。当然本編中ではこの意味では用いられないが、翻訳チームのアナウンスや書籍版公式サイトの紹介文にも用いられ、事実上の公式コトダマになっている。
DIYしたイラストは#ウキヨエのハッシュタグを付けて投稿すると奥ゆかしく、良い。

ウサギとカエル Edit

作中のUNIXコンピューターのユーザーインターフェイス(UI)に登場する、擬人化された動物のキャラクター。鳥獣人物戯画(そのうち最も著名な甲巻)を思わせる。
たとえば処理の進捗状況はウサギとカエルによる「モチの箱詰め」や「荷物の受け渡し」のアニメーションとともに表示される。ウサギ単体、カエル単体での登場もある。
作中世界でのコンピュータとの取り合わせは古いらしく、電子戦争前の「宇宙時代」に製造されたUNIXにもその姿が見られる。

ウシミツ・アワー Edit

丑三つ時(うしみつどき)。基本的には深夜2時頃を指す。
不吉なウシミツ・アワーは、フジキド・ケンジの魂に同居する邪悪なニンジャソウルの意思力が実際強まる時刻である。

時刻はまさにウシミツ・アワー。妖魔が跋扈する闇の時刻であった。(「サプライズド・ドージョー」#6より)

ウシミツ残業 Edit

サラリマンがウシミツ・アワー前後の時刻まで残業する行為。ネオサイタマでは法律上規制があるとされているが、事実上常態化しており、フジキドも経験があるらしい。

当然、社内にはウシミツ残業サラリマンは沢山いるはずだ。しかし通常、規定を超す残業は違法とされる為、形式上はこのビルに労働者が残っていないタテマエにせねばならない。ゆえに深夜の残業サラリマンは社屋からやや離れた場所の下水道に通じる洞窟めいた専用通路を通り、マンホールをしめやかに出入りするのが常なのだ。

なお現実世界において、社員を過労自殺に追い込んだことで某大手広告代理店の長時間労働が問題になった際、同社ではネオサイタマさながらの規制逃れ行為が横行していることが発覚(日経ビジネスの記事な)。ヘッズをして震撼せしめた。

関連:カロウシ

ウルシ Edit

漆器のことを英語で "japan" と言う。漆は実際日本イメージと密接に結びついている。

忍殺世界では、銃、UNIXコンピューターなどさまざまなものが「漆塗り」と表現されている。
実際の漆が塗られているのか、われわれの世界にもあるように漆塗り風の塗料で仕上げたフェイクかは不明。

エイトヘッズドラゴン Edit

古事記に記されし、かつて日本を支配していたという太古の邪龍。切り落としても瞬時に再生する八つの首を持つ巨大なヒドラである。
要するに我々の知るところの「ヤマタノオロチ」であり、現実の古事記にもその存在が記されている。
 
本作ではアマクダリの「12人」をそれになぞらえ、十二の頭を持つ市民には不可視の怪物として表現されている。

エジャナイザ踊り Edit

「ええじゃないか」。
年明けなど、特にめでたい時にネオサイタマ市民がこぞって街頭に繰り出し「エジャナイザ!エジャナイザ!」と浮かれ騒ぎ踊る現象。
現実の19世紀日本で発生した「ええじゃないか」は、幕末の社会不安を背景に民衆の世直し願望が表出したものと考えられている。ネオサイタマのそれについては発生時期や要因は未詳。
「えなじゃいず」との混同に注意されたし。

エスイー Edit

SE。つまりシステムエンジニアの略称。
システムエンジニアという言葉は和製英語であるため、本作では初出時にサラリマンの一種でタイピング肉体労働を担当するという原註が付けられている。
そのあまりにも的確すぎる原註に社畜ヘッズクラン、とりわけIT関連の職に就くヘッズは軒並みアバったという。

エーテル Edit

エテルとも。
「輝くもの」を指す言葉「アイテール」が語源であり、古代では神の住まう天上界を指す言葉だった。
アリストテレスに天体を構成する「第五元素」の名前として使われたり、古典物理において宇宙を満たす光の媒質(仮想の物質)の名称に使われたり、現代化学においてはR-O-R'で表される有機化合物を指す言葉として使われている。
神秘学では生命力やオーラや気を指す言葉として使われ、近年のファンタジー作品等では魔力の源のようなニュアンスで使われることが多い。
本作では、「世界を満たす力」であるとされ、世界中を風のように常に留まることなく移ろいゆく存在とされている。コトダマ空間内では色がついていたり霧を構成していたりとその存在感が増している。
ニンジャはエーテルと己を繋ぐことでジツなどの超自然の力を引き出している。
また、己を形作るコトダマとチャドーでのみ、流れゆくエーテルを暫時の力としてより合わせてカラテを編み上げることができる模様。

江戸時代 Edit

①忍殺世界における歴史上の時代区分。かつて日本をショーグン・オーヴァーロードが治めた時代……なのだが、我々の知る江戸時代とは多くの点で大きく異なる。
まず、江戸時代とは平安時代の次の時代である。エド・トクガワ(初代ショーグン・オーヴァーロード)が代表する非ニンジャ(モータル)が、「江戸戦争」(その決戦がバトル・フォー・セキバハラ)を通してニンジャによる支配を打ち破ったことで江戸時代が始まる。セキバハラ(関ヶ原?)で戦闘があったり、モンゴルとの戦争があったり、と、鎌倉時代から戦国時代までも含めてかき混ぜたような時代である。

また、年号(元号?)として「江戸」が存在している。たとえばヨロシサン製薬の創業は「江戸37年」。いくつかの老舗企業は江戸時代創業で数百年の歴史を誇っている。

 

アブサーディティが作成した爆弾にこの名前が付けられている。「江戸時代」と書かれた黒光りの球体は、誰がどう見ても爆弾らしい。

エネルギ Edit

エネルギー。サイバネ体の動力残量を示す指標として「エネルギバー」というコトダマも用いられた。
日本の工学分野では外来語の末尾の長音を省略する慣習があり、こう表記する事でどことなくSFめいたアトモスフィアを生み出す。
省略についての細かいルールは実際複雑なのでJIS規格参照な。

エピローグ Edit

ストーリーの結末部分のこと。主にエピソードの結末についていろいろな視点から語られる。
だが無慈悲なるほんやくチームはエピローグ中にストーリーを急展開させるアンブッシュを仕掛けてきたり、エピローグ終了後に急展開させるアンブッシュを仕掛けてきたり、一件落着とニューロンを弛緩させているヘッズをアバらせることには定評がある。
終末点といえどエピソードの一部なのは間違いないのだ。備えておくに如くはないであろう。

エメツ Edit

北の地・シトカのエッジカム火山に産する鉱石。別名アメ=ツチ。
「闇よりなお黒い」と形容され、非常に重要な資源らしいが、詳細は一切謎。備えよう。
ヘッズからは、カラテ鉱石、カラテニウム鉱石アンコクトンなどとの関連が囁かれている。
「エメツ・ニンジャ」も参照な。

エントリー Edit

「加入」「参加」「入場」などの意味を持つ英語"entry"。
忍殺ではもっぱら「参戦」「登場」などの意味で使用される。
英語圏では実際ニンジャめいた警察特殊部隊・SWATによる室内突入も"エントリー"と呼ばれるため、そういった強行的なイメージが強いか。
 
フジキドのエントリー場面は毎度毎度大変インパクトがあると実際評判。殺戮者のエントリーだ!

オイラン Edit

娼婦。本来「花魁」は高位の遊女のみを指すが、ネオサイタマでは娼婦全般を指す。
マッポーの世においては非常にポピュラーな職業であり、専門学校もあるらしい。
オイラン・スラッシャーだのオイラン・アサシンだのといった物騒な職業を兼業?しているオイランもしばしば見受けられる。
街中に「オイラン〜」と名のつく商品が溢れかえり、売買春が公然と行われる光景は作中世界のディストピアぶりを端的に表している。

また「化粧を落としたオイラン」が醜いものの喩えとして使われた事もある。
 

オイランドロイド Edit

リンク先を参照な。

黄金立方体 Edit

コトダマ空間に存在するキンカク・テンプルの別名。
くわしくは、ここここを参照。

王手 Edit

「オーテ・ツミ」とも。「チェックメイト」の意味で使われる。

オーエル Edit

女性のサラリマン。「女性サラリマン」という表現も作中に登場する。
OLは和製英語 office lady の略で、欧米では使われない。
グレーター・オーエルなる存在も確認されている。清楚なドレス姿といった描写やハイ・サラリマンと並んで挙げられたことからカチグミなのか、グレーターヤクザ同様社内ヒエラルキー上位なのか、それともオツボネ=サンなのk...アババーッ!?

オーガニック Edit

本来は「有機的な」という意味だが、忍殺世界では天然食品や自然製品を指す。
市民の常食であるスシは粉末成形スシであり、我々の知る鮮魚のオーガニック・スシは高価。
スシが頻繁に登場する関係上魚介類について用いられる場合が多いが、時には「オーガニック氷」なるものが登場したりする。
食文化・薬物も参照重点。

オーバードーズ Edit

薬物の類を過剰に摂取した状態である事を示す言葉。色々な意味でスゴイ・アブナイ状態である。
自制心が利かないほどハイになったり、ヨダレを垂らすほど鎮静化したりする。
一般的にはオーバードース(Overdose)と呼ばれるが、忍殺ではこの発音で使われている。
忍殺特有のコトダマではないが、馴染みの薄いヘッズも多いであろう事から記載する。
 
関連:遥かに良い

奥ゆかしい Edit

作中で濫用される形容詞。
もともとは「深みと品位があって、心がひかれる。深い心遣いが感じられて慕わしい」という意味。
 
しかし、「彼の体内の奥ゆかしいニンジャ感覚」とか「白地にシルバーで舞鶴のパターンを印刷された奥ゆかしいPVCビキニ」とか「奥ゆかしいサイバー感」果ては「奥ゆかしい違法薬物」など、「控えめ」のニュアンス皆無な用法からこの作品特有の奥ゆかしいアトモスフィアを感じ取らない事は実際不可能。
しかも時々、単に「控えめ」の意味で使われるのがまた……。

「奥ゆかしい」は、ヘッズスラングとしても用いられる。こちらはコミュニケーションにおける「心遣い」や「自制」などを含んだ意味合いで、原義に近い。作品同様、ファンも奥ゆかしさを重点して楽しもう。

オジギ Edit

お辞儀。
一方が「ドーモ、(相手の名前)=サン、(自分の名前)です」とアイサツしてオジギした場合、された方も「ドーモ、(相手の名前)=サン、(自分の名前)です」と返さなくてはならない。古式ゆかしいアイサツである。
いかに無慈悲なニンジャ同士の殺し合いであろうと対面した時のオジギは不可欠であり、オジギが済む前に攻撃をする事はスゴイ・シツレイに当たる。
 
未熟なニンジャはオジギからすぐ戦闘態勢に移る事ができず、実際その隙を狙われる事もある。
反面ヤバイ級ニンジャともなれば、オジギを終えてから攻撃への推移はコンマ数秒以下で行われる。
手を体の前で組み合わせる、片掌にもう一方の拳をつける、我々のするように気をつけの姿勢で頭を下げるなど、ニンジャや流派によって複数の作法がある模様。
 
関連:アイサツ

オスモウ Edit

リンク先を参照な。

オスモウ・フォント Edit

俗に言う「相撲体」(書体の一種)。中黒は付ける場合と付けない場合がある。
看板に書かれた文字や掲げられたショドー、サーチライトに浮かび上がる文字や刺青などの書体に使われており、ミンチョ体ほどではないがよく登場する。

おなしやす Edit

町の中に見える看板の文字。
類似のネットスラングがあるが、原作由来の看板であり、漫画・アニメの担当者が悪ノリしたわけではないと思われる。
意味はよくわからない。

オバケ Edit

お化け。亡霊・妖怪・魑魅魍魎・未確認生物全般まとめてオバケと呼ぶようだ。
実際目の前にいたら失禁は免れないほどコワイが、どことなくタノシイ・アトモスフィアを感じる呼び方。
単純に「化け物」という体で使われる場合もあり、化け物めいたアトモスフィアを持つ相手を「オバケめ」と言ったりもする。

オヒガン Edit

リンク先を参照な。

オブシダン Edit

黒曜石(obsidian)。その名の通り漆黒の石である事から、真っ黒な物体の比喩に使われ、ブラックドラゴンの黒目しかない目などがそう例えられる。
また、「オブシダンめいた無慈悲さ」と書かれた事もある。
普通に「黒曜石」という訳が付いている事も多く、「オブシダン」が使われるのは近くに「オブツダン」と書かれている時が多い。
実際一つのツイートの中で「オブツダン」と「オブシダン」が両方使われている事もある。
 
なお、ダークニンジャの装束の色は「オブシディアン」と表記される。

オブツダン Edit

リンク先を参照な。

おマミ Edit

各所の看板に記された謎の文字。その意味はザ・ヴァーティゴ=サンにもわからなかった!
……のだが、書籍版質問コーナーでは「質問の例」としておマミの意味を自ら例示しているので、その後調べてくれたのかもしれない。
 
いくつか説はあるが大抵が単語のみの登場なので結局のところは不明。類似のものに「おてまみ」というひらがな表記のものもある。

ネオサイタマ電脳IRC空間の公式用語集では「何らかの軽食の類を指すと思われる」と述べられている。

考察・いくつかの説

オメーン Edit

①「お面」。忍殺にはキツネ天狗ハンニャなど各種のオメーンが登場する。
またブッダ・オメーンのように、顔全体を覆うマスクめいたものもこの名で呼ばれる。
書籍版質問コーナーでのザ・ヴァーティゴ=サンの解説によると「フルフェイスメンポと比較して、より装飾的な意味合いが強くなる」ようである。
関連:メンポ

 

ケンドーのカラテ・シャウトのひとつで、「面打ち」の「面」のこと。ネオサイタマ市警のケンドー機動隊がよく使う。

オモチシリコン Edit

オイランドロイドの表皮部分の材料などとして言及される素材。その用途からゴム系統のシリコンと考えられる。
おそらく人間の肌とそう変わらない、もちもちとした触感を持つシリコンなのだろう。「もち肌」という日本語表現に由来するネーミングであろうと考えられる。
ちなみに現実世界においても花王によりシリコン等を原材料とする、滑らかさや触感が人のそれに近いロボット用人工皮膚が開発されている。

オリガミ・メール Edit

その名の通り、オリガミに手紙を認めて折ったもの。

女の子の遊びなどではなく、ビジネスの場に持ち込まれるほど広く根付いており、ニンジャスレイヤーもオリガミと毛筆を携帯し器用に亀の形に折っている。

特別な内容を伝える際にはやはり特別な折り紙が用いられる。ある人物はプロポーズのために「最上質の金色オリガミで折られた、カメ・オリガミ・メール」を用意した。また、ヤクザとギャングの果し合いでは、「死を象徴する銀色の和紙」で折られたオリガミで決闘状が送られた。

なお、現実世界の古文書で「折り紙」といえば、紙を横長に折って2段にして書いた略式の手紙のこと(後に転じて手紙一般をこう呼んだ)。原作者がこれを折り鶴などの「オリガミ」と誤解したのかもしれない。

電信オリガミ・メール Edit

IRCで電信センターへ送信されたメッセージをオリガミ・メールに物理プリントアウトし、ヒキャクによって配送するサービス。われわれの世界の電報に似たサービスであるが、電報とは「送信者の情報がオリガミに記載されない」といった相違点がある。

俺は詳しいんだ Edit

タカギ・ガンドー始め、事情通をもって任じる人物が知ったかぶる時に使われる定型句。
大抵あまり頼りにならない。初出はナイトサーバントである。

か行 Edit

カーボン Edit

炭素繊維から構成される頑健な素材。PVC材と共に近未来アトモスフィアを演出する。
忍殺世界では広く普及している素材であり、ノボリの竿やフスマなどにも用いられている。
新幹線の屋根にも敷設されている「カーボンナノタタミ」は耐熱性に優れ、軌道エレベーターの構成材としても期待されている夢の新素材。

ガイオン・ショージャ Edit

祇園精舎。作中においては、あるニンジャにまつわるエピソードで繰り返し登場する、謎めいたチャント(憑依したアーチニンジャ由来)の冒頭の一節。

元ネタは『平家物語』の有名な語り出しであるが、作中では片言めいて微妙に違う。

作中の声

ガイオン・ショージャノ・カネノコエ。ショッギョ・ムッジョノ・ヒビキアリ。オゴレルモノ、ヒサシカラズ。タダハルノヨ、ユメゴトシ。ヒトエカゼ、チリオナジ。

『平家物語』冒頭

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず。ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。

カイシャク Edit

敵にとどめを刺す行為。主にハイク(後述)を詠ませた後とどめを刺す場合が多い。
自らの勝ち目を完全に失った敵にかけるナサケであり、これを拒否する者は惨たらしく恥な死を遂げる事を覚悟しなければならない。
我々の知る介錯は刀で首を斬るものが多いが、ニンジャのカイシャクには一定の形式はないようだ。

一例として、チョップで首を切断したり、踵落としで頭蓋骨を粉砕することのほか、スリケンや銃弾を撃ち込むこともカイシャクに含まれる。とりあえず頭部の破壊を指して言う事が多い。

「ハイクを詠め。カイシャクしてやる」

 

関連:ハイク

カカシ Edit

案山子。田畑から害獣を遠ざけるために設置される人形。
マッポーの世におけるカカシは凶暴なバイオ生物に対抗するためか、自律走行能力を有し、ロケットランチャーや電磁ネット、熱蒸気散布装置などで武装している。オムラ・インダストリもこの分野に参入しているようだ。
また、施設警備のための防衛機構として用いられる自動プラズマ・カカシなるものも存在する。威圧感溢れる名称だが、具体的にどのような装置なのかは不明。

囲んで警棒で叩く Edit

読んで字の如く。「警棒で叩く」「囲んで棒で叩く」とも。
忍殺世界においては制裁的な暴力行為を端的に表すスラングめいたコトダマらしく、脅し文句などに実際多用される。
比喩表現であり、実際警棒を使う事は少ないようだ。
 
イカにまつわるニンジャ神話においても類似したエピソードが確認できる(こちらを参照)。実際恐ろしい。

カジバ・フォース Edit

いわゆる「火事場の馬鹿力」。
作中では「死に際に発揮される超自然の力」(「フジ・サン・ライジング」より)と説明される。

カタコンブ Edit

地下墓地を指すイタリア語 "catacombe"、もしくは英語 "catacomb"(カタコーム)。一般的なカタカナ表記では「カタコンベ」か。
なぜこのような硬質なコンブめいた表記になっているかは定かではないがフランス語"Catacombes"の線も否定できない。
暗く陰鬱とした閉鎖空間を地下墓地になぞらえて喩えるときに使用される。

カチグミ Edit

社会的に高い地位を持つサラリマンや上流階級を指す。全人口に占める割合は5%未満。
高等な教育を受け、センタ試験を抜け、過酷な就職戦線を乗り越えなければならない。
しかし、晴れてカチグミになった後もシキタリや複雑な人間関係を大過なくこなさねば出世への道が途絶え、ムラハチにされる。
ギンイチの父親のようにプレッシャーに耐えかねて心身を病んだ人間も多く、一度カチグミになりさえすれば安泰というわけでもない。
しかも作品内においては一般人の被害者として殺される事が多い。実際デスノボリ重点である。
 
対義語:マケグミ

カトゥーン Edit

"cartoon"。われわれの世界の欧米圏ではおおむねマンガ・アニメを指す語であり(複雑なのでwikipedia参照な)、ニンジャスレイヤー世界でも同様である模様。ただし「アニメ・コンテンツ」という語は別個に出ている。

ニンジャ・カトゥーンももちろん存在するが、ニンポと呼ばれる荒唐無稽な魔法を使う戦士として登場する。ニンジャ真実を知らぬ一般人にとって、ニンジャはあくまでカトゥーンのような娯楽フィクション作品の登場人物なのだ。
現在は「サムライ探偵サイゴ」などが人気放映中である。

カブーム! Edit

アメコミにおいて用いられる爆発の擬音だが、ニンジャスレイヤーにおいてはこれを再び日本語風に訳して用いられる。
翻訳担当者によっては「CABOOM!」「KABOOM!」と英字を用いる場合もある。
 
同様のコトダマに「KRA-TOOOM!」というものもあり、こちらは意味合いとしては施設や兵器などが大爆発を起こす様を表すようだ。

カラテ Edit

詳細はリンク先参照な。

カロウシ Edit

過労死。長時間の労働などで心身に疲労が蓄積し突然死する事。
忍殺世界では、マケグミ・サラリマンはその劣悪な労働環境から、カチグミであっても周囲との過酷な競争の中でこの現象が発生するのがチャメシ・インシデントとなっている。さらに企業の側もそれを愛社精神の表れとして名誉の戦死者めいた社葬にするなど、逆に推奨しているともとれる扱いをしている場合もあるという、実際マッポーな世界観を演出している。
また「衰弱死」の意味合いで使われることも。
 
なお「karoshi」という単語はオックスフォード英語辞典にも収録された事がある、国際語となった日本語の単語の一つに数えられている。先進国と呼ばれる国家群の中では特に劣悪な労働環境である我が国の現状を示す、かなり不名誉な事ではあるが……。
原作者=サンたちも現代日本が抱える問題として、たびたびこのカロウシを挙げている。
 
また、ミヤモト・マサシが使用したとされる刀の1つが「カロウシ」と名付けられている。怖ろしい死を暗示する銘である。
 
関連:暗黒メガコーポカチグミサラリマンマケグミ

カワイイ Edit

海外でも有名な日本語の一つ。忍殺では「カワイイだ」「カワイイな」と形容動詞めいて使われる。
ネコネコカワイイも参照重点。

カンオケ・ホテル Edit

安価な宿泊施設。タタミ1畳ほどの個室がハニカム状に集積したものらしい。
日本独自の宿泊施設であるカプセルホテルは、海外でしばしば "coffin hotel" と皮肉られることがあるので、これはその直訳であろう。
カンオケ・ホテルにすら泊まれなくなった日雇い労働者は、ジャンク・クラスター・ヤードに流れていくという。作中の強制労働施設の描写で比喩として用いられており、ドヤ(簡易宿泊所)のような位置づけかもしれない。

カンジ(漢字) Edit

われらが主人公のメンポに「忍」「殺」と記されている通り、我々の知る漢字であろうと思われる。
しかし、作中の漢字は呪術的な力を持っているらしく、「エンシェント漢字」の呪いを中心としたエピソードや、カンジによって呪いを刻む大技もある。

現在使われているカンジのセットは平安時代に定められ、それ以降新たなカンジの創造は禁忌となっている
また、「システム・オブ・ハバツ・ストラグル」での描写によると、日本社会において「名前の漢字間違い」は最大級の侮辱に当たりタイヘン・シツレイ(ちなみに、それに次ぐ侮辱は「名前の呼び間違い」)。

堪忍袋 Edit

現実でも使用される、我慢できる許容量を袋に例えた表現。
だが許容量を超えて我慢の限界に達した事について我々が「堪忍袋の緒が切れる」と言うのに対し、本作では「堪忍袋が爆発する」という表現が使われる。
だんだん許容量が限界に近づいている状況を「堪忍袋が温まってきている」という言葉で表す事もある。

キツネ・サイン Edit

親指と中指と薬指をくっつけて前に押し出し、同時に人差し指と小指を立てる形のハンドサイン。敵対と威嚇を意味する攻撃的なサインであるが、中指を突き立てるよりも奥ゆかしい表現である。
余談だが、初出時に翻訳チームの翻訳ミステイクにより責任者はアバシリ研修へ送られてしまった。

キドニー Edit

kidney. 腎臓のこと。実際人体の急所。
作中では「腎臓」「キドニー」双方の表現が用いられている。
臓器としては「腎臓」、カラテ描写中の急所として「キドニー」と大まかに使い分けられているようだが、必ずしも厳密でもない。

キャバァーン! Edit

電子的効果音。
忍殺内の機械は電子的入力をした際にキャバァーン!と鳴る事が多い。
口座入金・電子照合・果てはバラエティ番組の正解音にも使われていたりと用途は様々。
具体的にどのような音なのかは、アニメイシヨン4話で聞くことができる。

キユウ・アングザイエティ Edit

「杞憂・anxiety」。取り越し苦労であったという意味で用いられる。

狂言強盗団 Edit

キョートのアンダー・ガイオンにはびこる犯罪者の一種。
我々の知る狂言強盗(強盗に襲われたふりをする)と異なり、狂言面をモチーフにしたマスクを被り「イヨオー!」と奇声を上げて人を襲う。

強力わかもと Edit

アニメイシヨン でところどころに登場する看板。原作には登場しない。
実在する胃腸薬のロゴで、映画「ブレードランナー」に登場するゲイシャの巨大電子広告が有名。アニメスタッフによる古典オマージュと思われる。

キンカク・テンプル Edit

コトダマ空間に存在する黄金立方体の名称、またはキョートのケゴン・フォールに存在する建築物の名称。
くわしくは、ここここを参照。

キンタロ・スライス Edit

金太郎飴めいた輪切りのことか。

キンボシ・オオキイ Edit

大金星。大きな手柄を表すコトダマ。
元はオスモウ界隈の言葉。

クラン Edit

"clan"。特定の集団を表す言葉で、「一族」とか「一門」といった意味。
例:ニンジャクランヤクザクランなど
関連:組織一覧

クローンヤクザ Edit

リンク先を参照な。

グンバイ Edit

軍配。ラオモトが常時携帯している。
事あるごとにラオモト親子の怒りの犠牲としてワリバシめいて折られる。ショッギョ・ムッジョ!
 
コマンド・グンバイなるものも存在する。これはクローンヤクザに作戦行動に関するコマンドを(おそらくIRC通信を介して?)下すことができるもののようだ。コマンドを下す際には緑色のホログラフィ光球がグンバイ周囲に展開される。
また、ムーンビームも「サイバーグンバイ」をLAN直結してクローンヤクザの指揮を執っていたが、これもコマンド・グンバイと同種のものかもしれない。

ゲイシャ Edit

芸者。富士山、侍などと並び外国から見た日本のステレオタイプを形成する要素の一つ。
忍殺においては、明らかに合法(違法)の性風俗業に従事する「マイコ」や「オイラン」と区別される場合が多く、「ゲイシャ」についてはあまりあからさまな売春描写は出てこない。
 
ゲイシャパンクなるファッションスタイルがあったり、高校にゲイシャ部があったりするところから考えて、マッポーの日本では文化の一部を成しているようだ。

ケジメ Edit

ミスに対する反省の証として行われる「指詰め(フィンガーカット)」の事。忍殺世界ではヤクザのみならず団体(クラン)に属した人間に共通した慣習である。転じて、指を切断により欠損した状態を指す。ミスの大きさによっては複数の指あるいは腕をケジメする場合もある。

指を反省の意で自主的に切断する以外でも、外的な要因で指または四肢が切断する(される)事を「ケジメする(される)」と称する場合もあり、「貴様をケジメする」「五臓六腑をケジメせよ」など、他人に対して、また指以外に対しても使われるのが特徴的である。
 
セプクと並ぶ忍殺世界での責任手段の一つで、携帯式ケジメ器具も存在する位に一般的な行為のようだが、指を切断した程度では命にかかわる事もなく、サイバネ技術も発達しているのでこちらの方が幾分軽いものかもしれない。
現に指をレーザーポインタやハンコ入れにするサイバネ技術や、テッコに代表される義手・義腕も作中で確認できる。

なお、ケジメすればその原因となった失態が完全に許されるらしく、ケジメ直後から気兼ねせずに会話をするシーンがある。(「ニチョーム・ウォー」#3参照)

ヤクザ社会では、ケジメした指を無くした場合メンツが立たず結果、先祖に呪われヤクザクランが滅びるという伝承も一部にあるようだ。
 
ニンジャとケジメの関係は定かでないが、最初のニンジャたるヌンジャ、カツ・ワンソーもかつて林のように奥ゆかしく自らの非を認めてケジメを行ったという。
ちなみにケジメした左薬指は、あるジンジャに安置された。

ケジメ(切断)が代名詞のニンジャとして、ケジメニンジャがいる。また、ハードコア・ヤクザパンクバンド「ケジメド」の名もこれに由来する。
 
翻訳担当者や書籍版のウキヨエ担当者が誤字・誤訳をしでかした際にもケジメが行われる。
転じて、ヘッズの間ではそういうミス自体を「ケジメ案件」と呼称する。サツバツ!
 
なお、欧米において、ヤクザの慣習としての指詰めは、『ザ・ヤクザ』『ブラック・レイン』『ワイルド・スピードX3』などの映画や、『ニューロマンサー』などの小説でしばしば紹介されており、意外にも認知度が高い。ニンジャが指を詰めるという設定は、原作者も遊んだというゲーム「ニンジャバーガー」からの輸入であろうか。

 

関連:研修セプクヘッズスラングとしての「ケジメ」ミラーシェード=サンのケジメ案件

決断的 Edit

「迷いがない」「思い切っている」などのニュアンスで用いられるコトダマ。
特に多いのは「決断的速度」という用法。
 
また、なんかアカいひとたちが好んで使うフレーズのひとつでもある。

ゲニン Edit

下忍。主に格の低いリアルニンジャやニンジャソウル、及びそれが憑依したニンジャに使われる。
「レッサー・グレーター・アーチ」でいうレッサーに該当する。
 
注意したいのは、ゲニンだからと言って必ずしも弱いというわけではなく、憑依者の資質や鍛錬、ソウルとの相性次第では高位ソウル憑依者を凌ぐタツジンになりうる。

例えば実際強敵であったウォーロックサラマンダーは、ゲニンソウル憑依者であることが明らかになっている。
まあ、大抵はサンシタじみたニンジャばかりなのだが……。

ケビーシ Edit

ケビーシ・ガードとも。キョート特有の武装治安組織。「検非違使」から。
キョートにはケビーシだけでなくマッポ、国軍も存在しているらしいが、役割分担などは不明。
ネオサイタマのマッポに比べると腐敗描写が少なく、割と真面目に市民を守っている印象がある。

ゴア Edit

意味合いとしては「ネギトロ」に近く、「ゴアめいた惨殺死体」などの用法で使用される。
英語の"gore"(血のり、血の塊)か?

ゴウランガ Edit

リンク先を参照な。

コードロジスト Edit

codelogistもしくはcodologist 、コード学者の意の造語。
より伝統的な造語法に忠実な語としてはcodicologistという語が既にあるが、これは写本学者の意。

動作原理が半ば不明となってしまった旧世紀のコードやプロトコルを研究し、それを基にしたウイルスを操る人々へのハッカーからの尊称。蔑称は「ウィッチ」。

ウイルスは電脳空間での戦闘において強大な威力を発揮するが、コードロジスト自身のIRC空間での戦闘能力は高いとは限らない。代表的な登場人物はホリイ・ムラカミ

ハッカーをサムライとするならば、コードロジストは武器職人と例える事ができる。

コーベイン Edit

小判。「純金の平べったいインゴット」と説明される。
貨幣として流通している様子はなく、もっぱら重箱に詰められた賄賂として登場する。koban(コバン)を強引に英語風に読んだものと考えられる。
 →ネコにコーベイン

コケシ Edit

和服を着た黒髪の童女を模した人形。
マッポーの日本では最もポピュラーなデザインの一つ。コタツの脚、バルコニーの手すりの装飾(擬宝珠な?)などたいていの柱状のものは「コケシ」である。果ては、タンス、ロケット弾、飛行船に至るまで様々なものがコケシ型にデザインされている。
コケシ関連製品の製造販売権、およびコケシ関連知的財産権の大半はコケシ・マニュファクトリ社によって独占されている。
 
また、サツバツ的な用例として、両腕をケジメされた状態をダルマならぬ「コケシ」と表現する場合もあるようだ。

コケシ箪笥 Edit

登場の度に強い印象を与える調度品。
自然に考えればコケシ型の箪笥だが、ナンシー・リーのIRC茶室内では黄金ブッダ像が乗っている事から、上部が平らである可能性もある。

コケシマート Edit

忍殺世界では一般的なスーパーマーケット。
アニメイシヨン 1話ではコンビニとして登場。
英語への再翻訳版 では "Kokeshi Mall" と訳されているが、英語版原作でも同様なのかどうかは不明。

「実際安い」価格で商品を販売しており、中低層市民の生活を支えている。
関連:実際安い
 
また、エビテンのニンジャスレイヤー公式ショップもこの名を冠している(リンク)。書籍にグッズをセットした「DXパック」やオリジナルグッズなど、その品揃えは重篤ヘッズ御用達。◆しよう◆

古事記 Edit

古来の様々な伝説が記されている書物。
一般的に読まれており、ガンドーも中身を知っている
原作では "Kojiki" と表記されているらしいが、英語への再翻訳版およびアニメイシヨン 英語吹き替え版では、伝統的な英訳題である "Records of Ancient Matters" が使われている。
 
史実の古事記は日本神話や各地の伝説、天皇制の成り立ちなどについて書かれた物だが、
こちらの古事記は海割り伝説からも分かる通りその内容は黙示録めいており、我々の知るそれとはだいぶ異なる。
重要な事柄はだいたい古事記に書かれてある。
以下、主に書かれていること。

ニンジャについて Edit

ニンジャのイクサにおけるアイサツの重要性、ニンジャの戦術やニンジャ神話など。
ただしこれらは暗号めいて表現されているようである。

マッポー・アポカリプスの予言 Edit

作中ではネオサイタマの阿鼻叫喚めいた光景を喩えるのにしばしば地の文において「これもまた古事記に予言されしマッポーの一側面か」と書き記される。

各種伝説 Edit

モタロ鶴の恩返しなど、我々が御伽草子でお馴染みのものもあれば、イカが仲間内で殴られて全身の骨を失った話など架空のものもある。ニンジャの伝説を暗喩したものも多い。

古代ローマカラテ Edit

リンク先を参照な。

コトダマ空間(IRCコトダマ空間・IRC空間・電子コトダマ空間) Edit

リンク先を参照な。

コトダマに包まれてあれ Edit

ニンジャスレイヤーが死にゆくケンワ・タイに向けて意図せず放った言葉。同じく死を目前にした相手に使われる「ハイクを詠め」とは明らかにニュアンスが異なる、やさしさにあふれたコトダマである。

なお、地の文=サンもワタアメの行く末を案じて用いている。

ここから派生し、登場キャラクターが死亡した際やデスノボリが立った際などに、ヘッズは何かゆかりの物で包もうとする(ヘッズスラング「○○に包まれてあれ」参照)。

ゴヨキキ Edit

語源は「御用聞き」であろう従業員。

われわれの世界の「御用聞き」は、得意先を訪問する営業活動従事者(某日曜夜のアニメにおけるミカワヤのサブロウ=サンが代表的)を指す語である。しかし忍殺世界においては、サムエ・スーツを着た料亭の店員(ウェイター?)や、入浴施設のアシスタント、風俗店の男性従業員(いわゆる黒服)といったサービス業の接客部門が「ゴヨキキ」と呼ばれている。

(これまでのあらすじ) Edit

ニンジャスレイヤーが始まった「ゼロ・トレラント・サンスイ」の冒頭文。
ストーリーを最初から読みたいという心理は誰もが抱くであろう。
しかし、このあらすじ部分に該当するエピソードは現在でも発表されていない上、「ゼロ・トレラント・サンスイ」自体も時系列で言えば第1部でも中盤に該当する。(時系列順参照)
「ニンジャスレイヤーを読むにあたって既成概念は捨てるべし」という著者の決断的意志を端的に表したコトダマであり、ニュービー・ヘッズが一番最初に受ける洗礼と言える。

さ行 Edit

サイバーサングラス Edit

液晶モニタとUNIX端末を内蔵したサングラス。
IRCネット(後述)に接続されており、多数のヤクザやニンジャ、カチグミ・サラリマンに用いられている携帯型の端末である。
サングラスの外側に文字を表示する事もでき、恐怖感や不気味さの演出に一役買う。
なお、網膜に端末をインプラントする技術も存在している。

サイバネ Edit

生体機械化(サイボーグ、Cybernetic Organism)技術。サイバーパンク作品の代名詞の一つ。
忍殺の世界では普遍的な技術で、体の一部をサイバネ化したキャラや、サイバネ手術を引き受ける闇医者が多く登場する。
大抵「違法」「非合法」といった接頭詞がつくが、合法な人体サイバネ改造も存在する模様。おそらくは警察組織や、体制から認可を受けた正規の医者などで行われていると見られる。
サイバネ手術を受けるために不法入国した人物もいることから、作中日本はサイバネ技術面において先進的であるようだ。

サウザンド・デイズ・ショーギ Edit

現実世界の将棋での「千日手」の意。双方が同じ指しを繰り返して勝負がつかない様子を指す。
忍殺本編では、カラテの達人同士の勝負が長引く際の表現として、同名の故事の引用という形で用いられた。一方、普通に「千日手」と表記される場面も。アンバサダー=サンも比喩として使っている。

「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」「イヤーッ!」一度手の内を見せ合い、殺し合った両者……無論カラテは長期戦の様相を呈する。実力伯仲。サウザンド・デイズ・ショーギの古事を思い起こさずにはいられない。彼らはカラテを巧みに捌き続け、不可避のクライマックスへと向かうのだ……! 6(「キリング・フィールド・サップーケイ」#6より)

○○殺! Edit

「〜して殺した」「〜を用いて殺した」という意味。
「薬殺」「銃殺」などといった漢語と同様の構成原理ではあるが、
「連続ヘッドショット殺!」「貫通殺!」などと書かれることで疾走感を与える。

サツバツ Edit

殺伐。荒んだ様子を意味する。
そのまま「殺伐とした雰囲気」を表現する際に使われる他、ナラク状態のニンジャスレイヤーシャウトとして使われる事も。

サムライ探偵サイゴ Edit

リンク先を参照な。

サムエスーツ Edit

作務衣であろう衣装。鍼灸医のカタオキや料亭の店員らが着ていた。
「スーツ」とは上下揃いの服一般のことを言うので、上下のある作務衣に使ってもおかしくありませんね。

サラリマン Edit

サラリーマン。上層階級たるカチグミから、非人道的な待遇を受けるマケグミ、つつましやかな生活を享受できる中間層まで多種多様。

ネオサイタマにおいては長音符が抜け落ちる。ひらがな表記の「さらりまん」は、サイバーパンクの古典『ニューロマンサー』(の日本語訳)でも用いられる、ゆいしょ正しいコトダマである。

関連:暗黒メガコーポウシミツ残業オーエルカロウシ

 

○○=サン Edit

XXX-san。敬称。忍殺世界において敬称はほぼこれに統一されている。
"Mr./Mrs./Miss" の代用的言葉であるため、未読者やニュービーが良く使う「ミナ=サン」「オニイ=サン」などは誤用と言える。
敵同士であれ必ずアイサツを交わす奥ゆかしさを持つニンジャたちは、戦いの最中であっても=サン付けをしないようなシツレイを働く事は実際少なく、その徹底ぶりは主人公妻子の仇を「ダークニンジャ=サン」と呼んでいる程である。
例外は「家族のように非常に親密な相手」「対象が目の前にいない」「大変な激昂時」くらい。
 
現実世界でも、外国の人が日本人宛のメールで "XXX-san" などと書く事は珍しくなく、日本を扱ったアメコミにも "-san" はよく登場する。(参考)
 
「=」は半角でも全角でも良いとされ、複数いる翻訳者によって癖がある。
地の文でもまれに用いられる事があるが(主に初期)、地の文で「=サン」がつくのは非ニンジャのサラリマンやOLの場合が多い。
また、ヨロシサン製薬サカイエサン・トーフなどの社名につく「サン」もこの「=サン」である可能性があるが、意識される事はあまりない。
 
この表現の亜種として、教職・研究職・医師などに当たる人物などに対する「○○=センセイ」という表現も確認されている。こちらは "Dr./Professor" などの称号に近いか。また、「ビフォア・ザ・ストーム」では女性同士が親友間で「○○=チャン」と呼び合う事例が確認されている (これ以前にもヘッズ間でカワイイな女性キャラクターなどを「チャン」付けで呼ぶ用法がスラング的に使用されていたが、そちらは非公式なもの)。
ただし「チャン」については「○○ちゃん」と表記した例もあり、2015年現在でもあまり定まっていないと言える。

サンシタ Edit

三下。主に弱すぎるニンジャや奥ゆかしさに欠ける小悪党めいたニンジャに対する罵倒語。
ニンジャソウルの格に基づいた「ゲニン」と違って明確な基準はなく、呼ぶ側の主観的判断によるところが大きい。
ナラク・ニンジャがその性格上全てのニンジャをサンシタ扱いしているように、ある人物からサンシタ呼ばわりされたニンジャが必ずサンシタ・ニンジャであるとは限らない。

しかし基本的に「サンシタ」と呼ばれる者は実力はイマイチで品性も下劣であり、モータル相手に調子に乗っているところを他のニンジャに殺されたりアイサツをまともにしない(もしくはできなかった)、かませ犬めいて威勢のいい挑発をしては瞬殺されたりと実際悲惨な扱いを受ける。
…が、あまりの情けなさから密かなファンが付く場合も。

三種の神器 Edit

一般にはソード、ジュエル、ミラーとされるが、真の三種の神器はメンポヌンチャクブレーサーである。
第1部からダークニンジャらが何らかの目的で探し求めており、第2部の物語にも関わってくる。
 →「ネオサイタマ・イン・フレイム」#2「ダークニンジャ・リターンズ」

ザンシン Edit

「残心」。実際武道でも用いられる心構えの一種。
例えばワザを決めた後も警戒を怠らず、敵の死に際のヤバレカバレに備えて戦闘体勢を維持するといったアトモスフィアである。

山賊ショドー体 Edit

忍殺世界の書体(フォント)の一種。ショドーというからには筆文字系のフォントと思われる。
フォントマニアである作中人物の言によれば「意志が強くてセクシー」。
看板にはあまり使われないため、使われると目立つという。

サンボンジメ Edit

「サンボンジメ・チャント」「サンボンジメのリチュアル柏手」といった形で登場。
サラリマンや事務官によって行われていることが確認できる。

リチュアル柏手のほうでは「バンザイ!」三唱とともに「サン!サン!ナナビョウシ!」の声が聞かれた。

シアツ Edit

古より伝わる神秘的治療法。
いくつか種類があるようだが、オーファンが行った物に「体幹に熱した針を複数突き刺す」というのがある。鍼灸と混同されているのだろうか?
しかしカタオキはきちんと「鍼灸師」と設定されており、シアツ師ではない。謎は深まるばかりである……。

ジェネレーター Edit

generator。発電機、製造装置、動力機関など、なんかを発生させるもの。

忍殺世界に登場する「ジェネレーター」はだいたい爆発する危険があり、実際しばしば爆発して近隣が無人地帯になるなど大変なことになる。労働者の奴隷めいた労働が付随する場合もあり、また描かれる廃棄物はだいたい環境にわるい。

トーフやショーユの製造工程に組み込まれたもの、都市の地下に秘密裏に建造されたもの、艦船や航空機に搭載されたものなど、各所の「ジェネレーター」がそれぞれ具体的にどのようなものなのかは、読者による状況判断が必要である。これは翻訳チームの手抜……アッハイ、ヘッズの想像力を妨げない奥ゆかしい措置です。

  • 第2部最終エピソードには、とある施設の「動力炉」の話がある。そこが動力炉らしからぬ空間であるということの描写が「ニューク発電所もスモトリが回す車輪も無い」……逆に言えば、この世界の動力炉(≒ジェネレーター?)はそういったものが代表的イメージであるようだ。

自我 Edit

現実世界では哲学や心理学・精神分析学的に深い意味を有する用語であるが、本作では広く「脳や精神の(正常な)はたらき・機能」を包み込む意味のようである。

自我障害 Edit

忍殺世界における「自我」に関連する障害。なお、「自我障害」は現実の医学用語にもあるが、あまり関係がないように思われる。

いわゆる「メンタル」に関する障害として、広い意味で使われるようだ。自我科医師は次のように説明した。

ドクターの言葉は冷酷かつ画一的であったが、真実でもあった。十数年以上前から……LAN直結技術が普遍化し、ハッカー達がコトダマ空間の伝説を囁きあうようになってから……重度のIRC中毒で自我を失う若者が増え始めた。直結された人格とIPが混線し……希薄化あるいは変容してゆくのだ。 4(「キリング・フィールド・サップーケイ」#4)

自我科 Edit

「自我障害」を扱う診療科。現実世界における精神科、あるいは心療内科に近いようだ。
IRC中毒患者の他、薬物依存症患者なども診療の対象となっている。

磁気嵐 Edit

サイバーパンク作品の代名詞の一つ。
忍殺世界の日本を物理的、電子的に実質上の鎖国としている原因。空路はこれ、海路は殺人マグロによってそれぞれ封鎖されている。
これにより、空路で日本に出入りする事は現代のようにパスポートさえあればというわけにはいかず、対磁気嵐テクノロジーを持つガイオン空港などの特別な空港を利用しないと入出国できないようだ。
 
また、翻訳チームによる更新作業中にもIRC磁気嵐が観測される場合があり、これによる通し番号のずれなどがまれに発生する(ほんやくチーム語としての「磁気嵐」)。

シシオドシ Edit

鹿威し。「カコーン」という音を立て、空間にゼンめいたアトモスフィアを演出する。
基本的には我々の知るものと同様の形状であろう。

ただし、「金箔塗りシシオドシ」なるものがあったり、一列にずらりと並べられたりと、やはり不思議な運用もされている様子。「電子シシオドシ」というものがあったり、襲撃に備えるセキュリティ設備らしい「超音波シシオドシ」というものがあったりする。

店舗ではシシオドシの音を電子的に増幅することもあるようだが、上流階級出の女性に言わせると「下品」で、「ワビサビの演出が中途半端」であるらしい。

四聖獣 Edit

東西南北の四方に配置される四種の動物。平安時代から伝わるモチーフである。
我々の知る四神(俗に言う四聖獣)とは異なり、内訳は「朱雀、白虎、玄武、青龍」ではなく「ドラゴンゴリラタコイーグル」。
方位は、ドラゴンが北、ゴリラが東、タコが西、イーグルが南に対応するらしい。

なお、四神の中央には黄龍、または麒麟をあてはめる解釈が存在するが、ザイバツ・シテンノ創設者トランスペアレントクィリンの存在から、忍殺世界での四聖獣の中央にはクィリン(=麒麟?)が存在すると推測される。

ジツ Edit

「術」。詳しくはニンジャについて武道・ワザ・ジツを参照な。
ちなみに英語圏は実際「術」の事を"Jitzu"ないし"Jitsu"と表記する。

失禁 Edit

忍殺の代名詞の一つ。
「何かが抑えきれずにあふれる」様子を指し、尿失禁以外にも感情失禁など実際色々なものがあるのだが、作中で使われるのは我々の知るそれと同じものである。
ニンジャリアリティ・ショックの代表的な初期症状である他、上役から怒られたサラリマンが恐縮のあまりするなど、実際そのシーンは極めて多い。
だがザ・ヴァーティゴ=サンによれば、決して一般人が日常的に失禁しているわけではなく、あくまで極端な恐怖を感じたために起こる非日常の現象であるらしい。なのでいつ失禁してもいいようにオムツをしているサラリマンなどはいないそうだ。
作中で何かと重点して描写されるが、その意図についてボンド=サンは何故かはぐらかしている。

関連:ニンジャリアリティショック

シックスインチ・ネイル Edit

6インチ(15.24cm)の釘。五寸釘(5寸は15.15cm)であろう。

実際 Edit

「すごく」程度の意味で強調するための接頭語。
「実際安い」「実際コワイ」など、形容詞につけて強調する用法が多いが、「実際死ぬ」という動詞に付く形で使われた事も。
"Actually" の訳との事。若者言葉としてのActuallyという単語はReallyやTotallyなどと同じく、日本における「マジで」めいて単なる強調語として使われるらしい。
実際使いやすい。

実際安い Edit

非常に安価である事をアピールする煽り文句。
ネオサイタマに氾濫する文句であり、ネオサイタマを象徴するフレーズともなっている。
 
関連:コケシマート

シツレイ Edit

「失礼」の意だが、マッポーの日本では言葉の重みが違ってくる。
礼節に反する言動に及んでしまった場合に「シツレイ」となり、マッポー的日本では最も恥ずべき・してはならない行為である。
もしシツレイ行為をしてしまった場合、ケジメセプクの機会が与えられればまだ良い方で、ムラハチ以上の社会的制裁が待ち受ける。
「シツレイ」の上には「スゴイ・シツレイ」や「タイヘン・シツレイ」が存在するが、作中でこれを犯した者はどちらも悲惨な死を遂げている。
命の奪い合いをするニンジャにおいても、シツレイを犯した者の末路は哀れである。インガオホー!

しめやかに Edit

「ひっそり、静かに」の意。現代の普通の文章では葬式の形容くらいにしか使われないが、忍殺では使用頻度が目立って高い。
路地をしめやかに走ったり、ビルからしめやかに飛び降りたり、果てはしめやかに爆発四散したりする。「しめやかに爆発四散」は「人知れず爆発四散」くらいの意味だろうか。

ジュー・ウェア Edit

柔道着のこと。ただし、カラテカの胴着もジュー・ウェアとされており、本作においては道着の総称がジュー・ウェアなのかもしれない。
飲食店の従業員やキョート・リパブリックのリキシャー・ドライバーといった武道とは直接縁の無い人々がユニフォームとしている場面もしばしば見受けられる。
忍殺世界における日本の一般的な家庭では、来客用も含めた数着のジュー・ウェアを常備しているのが普通らしい。

重金属酸性雨 Edit

ネオサイタマにほぼ常時降り注ぐ汚染された雨。

酸性雨は、映画『ブレードランナー』めいたアトモスフィアを醸しだす、サイバーパンク作品の代名詞の一つ。

重金属は、おおむね鉄以上の比重を持つ金属のことで、金や銀などもここに含まれるのであるが、環境や人体に悪い実績を有する物質(鉛、カドミウム、水銀、砒素など)も名を連ねる。

短時間で肌が溶けるなどという事はないが、免疫のない者が当たり続けると24時間ほどで死ぬらしい。
そんなものに免疫があるというのも、それはそれでコワイ事である。
冬には重金属雪が降る事もあるほか、キョート・リパブリックのセキバハラ荒野ではしばしば重金属雹が降り注ぐらしい。

重点 Edit

「重要」「重視」「集中」「注目」など、多様な意味を持つコトダマ。
とにかく、このコトダマがある以上、そこには重要な「何か」が存在するのである。
なお、翻訳チームからの連絡も【重点】で始まる事が多い。
 
アメコミ「ヒットマン」日本語版第2巻でブラッドレー・ボンド=サンが解説を書いているが、これの対訳で "emphasize" (強調する、力説する)を「重点」と訳しているのがわかる。

あるニンジャヘッズの情報によれば、原文では "focus" であると言われている(未確認)。確かに「オートフォーカス」と思われる描写が「自動重点」と記されて」いたりはする。しかし「重点」に "focus(focused)" などをあてはめてもまともな英文にならない場合が多く、謎。

シュギ・ジキ Edit

語源は「祝儀敷き」であろう。
現実世界においては、住居の座敷を吉事で使う際の畳の敷き方の一つ。仏事など凶事の際の「不祝儀敷き」と対になる概念である。畳の合わせ目を十字形に直交させないのが特徴。詳しくは外部で調べて欲しい。

忍殺世界でもなんらかの畳の敷き方のパターンであるようで、むしろ不吉なアトモスフィアを漂わせる。

「バカな……行き止まりとは……!」ニンジャスレイヤーが足を踏み入れたのは、タタミ敷きの四角い小部屋であった。それはシュギ・ジキと呼ばれるパターンで、十二枚のタタミから構成されている。四方は壁であり、それぞれにはライオン、バタフライ、ゲイシャ、イカの見事な墨絵が描かれていた。(「デス・オブ・バタフライ」7)

そのような部屋や、ある種のストーリー展開を指しても使われる。

状況判断 Edit

「なぜここが!」「状況判断だ!」
我らがニンジャスレイヤーの決め台詞のひとつ。
敵対ニンジャの問いかけに返すのがお約束で、この展開になると実際ヘッズは沸き立つ。
なお当然ながら、この台詞を聞いたニンジャはまず助からない。

ショウジ戸 Edit

障子戸(しょうじど)。格子戸に紙やガラスを張ったショウジ戸は、間仕切りとして「隔て」と「採光」という二つの機能を両立させた建具である。
反面、多少の狼藉で破れてしまう耐久性の低さから、容易に突破できる防御の代名詞ともなっている。

「私のハッキング能力の前では、ファイアウォールなどショウジ戸も同然なのです」(「ユーレイ・ダンシング・オン・コンクリート・ハカバ」#3より)

常人の三倍の脚力 Edit

ニンジャソウルが時に与えてくれる能力。バンディットレオパルドシーワーラットなどが持っている。
「三倍近い」「三倍を超える」とも。そのあたりは地の文=サンの気分次第である。
ニンジャスレイヤーは生身でベンツと並走しているし、ミニットマンはチーター並みの速度で匍匐前進している。
さらに「ワン・ミニット・ビフォア・ザ・タヌキ」に登場する傭兵に至っては、サイバネ義手を着けた非ニンジャでありながら常人の十倍の腕力を持っているわけで、たかだか常人の三倍程度の脚力が特筆に値するとは思えないのだが、それでも何故か毎度毎度麗々しく語られる不思議な能力。
古代ローマカラテと並ぶ能力系デスノボリとしても知られる。カマセ・ドッグ重点。
この能力を持つニンジャ達はヘッズに「三倍族」の俗称で呼ばれ、親しまれている。

 

1970年代に日本で放映され、マーベル製作チームから高い評価を得て後のスパイダーアクションに大きな影響を与えたと言われている「東映版スパイダーマン」の身体能力設定が正にこれであり、或いはここに由来している可能性がある。
 

  • 常人の三倍のニンジャ名鑑
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ジョック Edit

ハイスクール等の体育会系カチグミ男子学生の事。高圧的で傲慢、暴力的で排他的。

大元は忍殺的コトダマではなく、アメリカにおけるスクール・カーストの一階級であり、その頂点。忍殺世界ではカチグミのスポーツである「ヤブサメ」や「ケマリ」、そして我々の世界と同様「アメリカン・フットボール」を嗜む男子学生がここに所属する。

米国型スクールカーストについて Edit

米国型のスクール・カーストはwikipedia「ジョック」参照。忍殺世界のハイスクールには米国めいた序列があり、作者は合衆国市民ということがよく納得できることです。

ジョックに対するカースト最上層の女子生徒は、米国においてはチアリーダーである。「ラスト・ガール・スタンディング」の描写では、忍殺世界ではチアマイコ部がこれに対応している。

反対にカーストの底辺は「ギーク」や「ゴス」(サイバーゴス含む)、「ブレイン」(ガリ勉)などの「ナード」層とされる。日本の学校文化になじんだ者にとって、(オタクやガリ勉はともかく)ゴスの置かれる層というのはわかりにくいかもしれないが、サイバーゴスのユンコ・スズキの言動に、下位に位置づけられた者の反発精神を窺うことができる。

なお、映画監督など多くの創作者は「ナード」出身である。つまり作者にとって「ジョック」は抑圧者なので、報復めいて様々な作品中で「嫌われ者」「憎まれ役」扱いされ真っ先に怪物などの犠牲となる。ニンジャスレイヤー世界もその例外ではない。ショッギョ・ムッジョ!

ジョルリ人形 Edit

作中において、しばしば比喩表現に用いられる人形。単に「ジョルリ」とも言う

誰かに意識や身体を乗っ取られて動かされることを形容して「ジョルリ人形めいた」と表現し、まったく動かなくなったものや落下するさまについて「糸の切れたジョルリ人形めいた」と表現される。つまり、われわれの知る一般平易な日本語の「操り人形」に置き換え可能である。

我々の世界の日本語と文化を再確認すれば、「浄瑠璃」という音楽に合わせて大型の人形を操演する人形劇が「人形浄瑠璃(文楽とも言う)」であり、それに使う人形が「浄瑠璃人形(文楽人形という方が一般的)」である。

もっとも忍殺世界における「ジョルリ」という芸能やそれに使う人形がいかなるものかは描かれていないので、われわれの考える文楽人形とかけ離れたものである可能性がある。実際、文楽人形は人間が操る人形には相違ないが、「糸の切れた」という表現からイメージされがちな糸操り人形(マリオネット)とは程遠いものである。人間の2/3ほどの大きさのある大型人形で、複数の人形遣いが分担して支え持ち、動作や表情を操る。表情を操るパーツとして糸も使われており、切れると大変である。

派生用語として、ヘッズ制作の人形(フィギュア)が「ジョルリ」と呼ばれる。

ジリー・プアー Edit

徐々に不利になっていく様子を指す「ジリ貧」の意。
初出では「ジリ貧と思われる」との訳注がついたが(「アット・ザ・トリーズナーズヴィル」#4)、最近は地の文で「ジリー・プアー(徐々に不利)」と注釈がつくのが慣例となっている。

スカム Edit

英語の "scum". 排水溝などにたまった汚物やカス、ヘドロや水垢などがもとの意味である。日本語の「カス」「ゴミ」「クソ」同様、「役立たず」「どうしようもないもの」などを意味するスラングとして展開、さらにはクソっぷりにオモシロミを見出す「スカム・ミュージック」「スカム・カルチャー」などを生み出した。

忍殺世界では、さまざまなものが「スカム」という形容付きで表現される(「スカム歌謡曲」など)。とくに「スカム禅問答」のインパクトは大で、「胡散臭いもの」「茶番的なもの」一般を指す一種のヘッズスラングとしても通用している。

スケロク Edit

助六。歌舞伎の有名な一演目の通称及びその登場人物の名前。
歌舞伎の知識に乏しい人でもは知っているという人は多いだろう。
墨絵などで描かれることが多いため、ネオサイタマやキョートでもカブキで上演され、それなりの知名度があると思われる。

スゴイ Edit

「凄い」の意。実際スゴイ。
「スゴイハヤイ」「スゴイタカイ」など、他の形容詞と組み合わせて使用される事が多い。
ハッカーのランキングの一つでもあり、「テンサイ級」の下の階級として扱われる。
 
関連:テンサイヤバイ

涼しい Edit

「クール」の直訳か。ハッカー仲間のスラングらしい。
時にニンジャすら出し抜く、モータルの心意気に対する賛辞と言えよう。

ストリートオイラン/ストリートマイコ Edit

オイラン/マイコ=娼婦の忍殺世界においては、街娼(ストリートガール)となろう。道行く人の袖を引いて春をひさぐのがなりわいである。

書籍版にはアンダーガイオンの「ストリートマイコ」について、デコレートされたカラカサに源氏名や扇情的文言を書いたものを持って客引きをする特徴的な姿が描かれる。彼女の個性なのかこの業態のスタイルなのかはわからない。

素早い茶色の狐が怠惰な犬を飛び越す Edit

ナンシーを始めとする、ハッカーが使用するハッカー・チャント。
英語で表記すると「The quick brown fox jumps over the lazy dog」であり、これはアルファベット26文字全てを使い、かつ可能な限り短くした短文『パングラム』の一種。かつてはタイプライターのテストとして、近年ではフォントのチェックとして使われるものの中でもっとも有名なもののひとつである。

スモトリ Edit

「相撲取り」。海外からの日本イメージを象徴するものの一つ。
肥満しているように見えるが、大相撲の力士たちは筋肉質な体を持つ格闘家である。

格闘家としてのスモトリ Edit

オスモウは、忍殺世界において人気のある格闘技である。

「巡業インディペンデントスモトリ団体を含めればおそらく10万を超えるスモトリ戦士が日本には存在する」(「ゴッドハンド・ザ・スモトリ」 #1)という。中央リーグ「リキシ・リーグ」に登録されるのは64人のみ。多くのスモトリの生活は苦しいが、勝ち上がって「リキシ・スモトリ」となれば、貴族同然の暮らしができる。優勝し頂点に立ったものは「ヨコヅナ」と呼ばれ、それぞれ固有の入場テーマを持っているらしい。

マッポーの世においてはヨロシサンとソウカイヤのロビー活動によって薬物「チャンコ072」が解禁されており、これを摂取して手早く体躯を肥大化させている者が殆ど。ネオサイタマ郊外のジャングルではチャンコ072の副作用である遺伝子異常の果てに知性を失い、廃棄されたスモトリ達が獣のように暮らしているともいう。

町の中のスモトリ Edit

スモトリの生活は実際苦しく、スモトリ上がりのマッポやスモトリ崩れのヤクザ・バウンサー、スラッシャーとなったものも数多い。実際一般人が恐れをなすほど強いが、ニンジャには到底敵わないヤラレ役、死に役である。しかしその巨躯からなるタフネスは実際高く、ニンジャの攻撃で一撃死しない場面もまま見られる。

その体力を生かし、新幹線の外装整備など過酷な肉体労働に就く場合もある。このほか、肉体労働以外のサービス業などにもスモトリの姿はままみられる。スモトリヤクザ、スモトリ・デッカー、果てはスモトリズンビーなどの言葉も登場しており、「スモトリ」は種族名なのではという解釈もある。

ニンジャスレイヤーの物語自体音楽への言及が多いが、スモトリ崩れの反体制ラッパー2COOLリリックや、オスモウ・ウエスタンなど、スモトリと音楽も縁が深い。

バイオスモトリ Edit

スモトリに似せて培養されたバイオスモトリも生産されているが、プラントの事故などによって野生化し問題となっている。

古代のスモトリ Edit

現代での「スモトリ」は上述のように格闘家あるいは強靭な肉体を持つ労働者たちの事であるが、古代に起こったニンジャ大戦では身長70フィート(約21メートル)を越える巨体を持つ怪物めいたスモトリも登場している。
ask.fmでの質疑応答によると、古代のスモトリはテッポウやシコと呼ばれる修行のみで体を巨大化させたという。(参照) 
 
関連:オスモウオスモウ・ウェスタン

スモトリスト Edit

リョウゴク駅構内では、殺気だった十代の若者達が一触即発の状況にあった。ひいきのスモトリのマワシのレプリカをバギーパンツの上から腰に帯びたスモトリギャング達が、実践知識派のスモトリ・スカラーズや犬儒的スモトリストらと睨み合い、手に持ったバールやバットを見せつける。 - 「ゴッドハンド・ザ・スモトリ」 #4

「スモトリスト」という言葉は、オスモウやスモトリのファンのことを指す語のようである。

ただし、「犬儒的スモトリスト」がどのようなものかはさっぱりわからない。

スラッシャー Edit

荒事、特に強盗殺人を生業とするヨタモノの一種。
主にハッカーや他のスラッシャーとパーティを組んで強盗を行う「ハック&スラッシュ」と呼ばれる犯罪形式を取る場合が多い。
総じて残忍な性質の持ち主ばかりであるが、単なる殺人狂ではなく、無感情・効率的な殺人スキルが要求される。
パーティを組まずに単独で賞金稼ぎとして行動している者もいるが、そのようなケースは大抵が度し難いサイコ野郎だというのが専らの評判らしい。

スラムダンク Edit

壁によく書かれている剣呑な落書き。治安のよくない地区の壁やシャッター商店街のシャッターなどに「バカ」「法律が通用しない」「ニューヨーク」などの落書きと一緒に書かれている。

「スラムダンク(slam dunk)」という言葉の意味自体は「叩きつけるような強烈なダンクシュート」だが、一度だけ書かれたツイートの後に本当にバスケットボールのゴールが登場したのみで特にバスケットボールとは関係ないシチュエーションが多く、そもそも地名や脅し文句と並列して書かれていたりするため本当の意味は重度のヘッズにも理解できない。謎のコトダマの一つである。

スリケン Edit

リンク先を参照な。

ズンビー Edit

ゾンビ。通常はゾンビーと呼ばれるが、稀にこういう発音をする場合もある。

セイシンテキ Edit

様々な意味合いを持つワードで、ゼンに通じる奥ゆかしい概念であると思われるが、詳細は不明。
「お前にはセイシンテキが足りない」など、名詞として使われる場合も。
 
ザ・ヴァーティゴ=サン曰く、「心がコントロール下にあり、しっかりと行き渡っている……というような……そんなような感じ」らしい。
古代のリアルニンジャも「人がニンジャになるためには過酷な鍛錬と思索を通してカラテとセイシンテキを鍛える必要があり、本来カラテはセイシンテキと不可分なものだった」と述べていることから、「心・技・体」のうち、カラテが「技・体」、「心」に当たる部分がセイシンテキだと思われる。
実際、ニンジャおいてセイシンテキを高めることは、ソウルの力やカラテをより引き出すことにつながる。
おそらく元ネタは戸隠流忍術の修行項目の一つである「精神的教養」だと思われる。
 
一方で、「なんかスピリチュアルがアトモスフィアに満ちている様子とかのことなのかな」ともザ・ヴァーティゴ=サンは述べており、実際作中においても、この意味合いで使われることも多い。
概ねこの二通りの意味合いで使われるワードだと認識しておけば良いだろう。

似た用語:ヘイキンテキ

性的 Edit

普通に "sexual" の訳としても登場するが、恐らくは "sexy" の直訳的表現としても登場する。
青少年のなんかがあぶない。

「我々は今恐ろしいニンジャと豊満で性的なガイジンに、ローテクとハイテクのダブルハッキング攻撃を受けているんです!」(「ワン・ミニット・ビフォア・ザ・タヌキ」)

セプク Edit

「切腹」の意と思われるが、拳銃での自決に対しても使われているので、自決行為全般を指すのかもしれない。
ケジメ」のさらに上位の責任の取り方であり、マッポー的日本の格式美。
実際死ぬが、セプクした者をそれ以上責め立てる事はシツレイであり、そうした行動をとった者は逆にムラハチにされる。
「ハラキリ」はまた別の表現であるので注意。
ケジメの場合と違い、「他人に腹を切られる事」をセプクと言う用法は確認されていない。
 
関連:ケジメハラキリ

前後 Edit

「性行為」の奥ゆかしい形容。当初は「激しく前後する」という形で用いられる事が多かった。
第3部に入ってからは「薬物前後」「正当防衛前後」「前後ワゴン」などコトダマ力抜群の表現が数多く生まれている。なお「前後左右」は別の言葉。
 

  • 例:「激しく前後するドスエ?」「朝から秘密前後しない?」
  • 関連:薬物前後ヤギ前後
  • 同義語:上下

前後している! Edit

「前後」は英訳するとFワードであり、Fワード+ingをUNIX翻訳にかけると「前後している」となる。
これは悪態をついている表現であり、猥褻は一切無い。

センタ試験 Edit

人生の岐路をも左右する、実際重要な勉学試験。
これで高得点が取れない者はエリート街道に乗れず、マケグミとなってしまう。
高得点を取るには金をかけた高等教育が必要なわけで、マケグミ家庭には試験成功は到底難しい。

セントー Edit

日本人であれば誰もが知っている施設・銭湯の事と思われる。
入り口は「男」「女」「仏」に分かれている。

戦略チャブ・コタツ Edit

組織のトップが戦略を練る時に良く使われるテーブルの一種。
いかなる機能的デザインによって戦略的であるのかは特に説明がない。

ソーマト・リコール Edit

死を前にして、いわゆる「走馬灯のように思い出が蘇る」状態。スゴイ・アブナイ状態。

「デス・フロム・アバヴ・セキバハラ」#1には詳しい描写がある。それによれば、視界の中央にぼんやりとした映像があらわれ、その周囲を6つの映像がマンゲキョ(「万華鏡」であろう)めいてぐるぐる回転するのだという。しかし、必ずしも過去の映像だけが再生されるわけではないようで、ソーマト・リコールの中でコトダマ空間を垣間見ることもあるらしい。

ソンケイ Edit

ヤクザクランにおける名誉、カリスマを表す概念。「尊敬する」行為や感情ではなく、「尊敬に値する」ことがらや雰囲気を指すようである。「ヤクザ」ページ内当該項も参照。

ヤクザにとっての「経験」や「威厳」といった言葉をひとまとめにしたようなコトダマと思われる……が、このコトダマの初出エピソードを読み進めていくうちに、その意味が段々解らなくなってくるヘッズが後を絶たなかった。「じゃあどうすんだ」『ソンケイを信じるんだ』

ヘッズ間においてはヤクザではない人物に対しても使われることもある。

た行 Edit

タイキスト Edit

タイコ奏者。Taiko + -ist = Taikist。
ドラマーとは明確に区別されている。

大正エラ Edit

作中で記された、歴史上の時期区分。"Taisho Era"。
Eraは時代、時期という意味。

スナリマヤ女学院はこの時期に創立され、「歴史と伝統」ある学園とみなされている。

忍殺世界のことであるから「大正エラは江戸時代の一部」という可能性もなくはないが、史実の大正時代(1912-1926)に従っているならば、忍殺世界の現代から100年あまり前の昔ということになろう。

なお「明治」「昭和」は未登場。

退廃ホテル Edit

男女が性的行為を行う際に利用する日本独自の集合モーテル・システムと説明される。
実際ラブホテルのことである。
作中には西洋の城めいた外観の退廃ホテルも登場しており、原作者=サンの緻密な日本文化研究の成果のほどが窺われる。

タイプ速度 Edit

IRCチャットにおいて、メッセージをどれだけの時間で入力したかを示すもの。メッセージの横に()で囲まれて表示される。
ハッカーのワザマエを測る基準の一つ。公式ファンブログでの紹介では、カラテとジツの関係めいて、「ハッカーの戦闘力はUNIXのキータイピング速度が絶対的指標であり、補助的にコマンドオプションなどのトリックが用いられる」と解釈している。
 
スゴイ級ハッカーのタイプ速度は、
「第三プラントが異常加熱したため、加速装置が爆発。その結果、緑色のバイオエキスがタマガワに注ぎました。が、現在は回復し再稼動しております。皆様、クローンヤクザの製品は安心です。」を3〜5秒。
 
テンサイ級ハッカーのタイプ速度は、
「まあまあ、おのおのがた、それ以上ヨロシ=サンを愚弄しないほうがいい。タイプミスなど誰にでもあること。コウボウ・エラーズというではないか。」を0.5秒という恐るべきものである。
 
ミスタイプを犯した者はケジメないしセプクを強いられるため、これらの長文を一字一句間違える事なく、素早く正確なタイプ入力を行う事が求められる。

タケヤリ Edit

批判の矛先の意。「体制へのタケヤリ」などの形で地の文=サンが用いる。

タダオーン! Edit

あの男を主役とした映画、「ジーザスIV」のPVにおいて使用された扇情的効果音。
後に「ニンジャ戦士特に宇宙」においても使用された。
使われた作品が作品だったため、この効果音がニューロンに焼きついてしまったヘッズも少なくないようだ。
 
なお、タダオというキャラもいるが、彼とは実際関係ない。……のだが、実際本編にタダオが登場したりなんかしたりするとツイッター実況中のヘッズが一斉に「タダオーン!」と書き込むのが慣例となっていた。

タタミ Edit

畳。日本の伝統的スタイルの部屋に敷かれるマットである。
忍殺世界では、時折罠や秘密の通路のカモフラージュとして用いられる。オーガニックなものは実際希少なようだ。
他にも、新幹線の屋根素材に用いられるカーボンナノタタミ(詳しくはカーボンの項を参照)や、野外で用いるポータブル・タタミ(オーディオドラマ「デス・フロム・アバヴ・セキバハラ」で登場。茣蓙だろうか?)なるものもある。
この奥ゆかしくも油断のならないマットの上で日々暮らす日本人は、面積や距離をタタミの枚数で表現することが多い(地の文=サンも同様)。

 

また、twitter版の「キルゾーン・スモトリ」#2において10メートルと記載されていた箇所が、各種コミカライズ版にて「畳五枚分」と表記された事、「リキシャー・ディセント・アルゴリズム」において10ヤードが「タタミにして約5枚」と表記された事から、距離を表す場合は長辺で測られている事が裏付けられた(地域によって異なるが、一般的な畳の長辺はおおよそ180cmである)。

例文:

「猛烈なスピードで接近する二人のニンジャ!その距離はタタミ5枚、3枚、1枚!」
(「アンド・ユー・ウィル・ノウ・ヒム・バイ・ザ・トレイル・オブ・ニンジャ」#1より)

タツジン Edit

達人。優れたワザマエを持つ者に送られる称号である。
感嘆詞としても用いられ、作中、素晴らしいテクニックを披露した者には「タツジン!」と語り手が叫ぶ。
たまに「メイジン!」もある。
物理書籍『秘密結社アマクダリ・セクト』収録の「ニンジャスレイヤー用語解説」によれば「ワザマエ!」より優れたワザマエに対する発言であるようだ。
 
関連:ワザマエ

「タヌキ」 Edit

アラキ・ウェイ(タラギ・ウェイ)が残した謎のダイイング・メッセージ。
ナンシー・リーはこの言葉こそが、ヨロシサン第1プラントのパスワードだと思っていたようだが…。

タタフータリタンタカタタザンタ

ダルマ Edit

実際われわれが知る「だるま」の形状なのであろうが、作中では濫用されている物品。
「真鍮ダルマ」は学校の屋上に据えつけられていたり、料亭の天井から吊り下げられたりといった装飾的用途で用いられるようである。実用的にはトレーニング用品として使われている描写が見られる(「重ラバー製のダルマ・サンドバッグ」であるとか、重りに使われる鉛製のダルマであるとか)。戦闘時には相手の行動を阻害するために用いられることもある。

Edit

カラテ×段、イアイドー×段、のような形で登場する、その人物の力量の表示。
作中では武道のほか、将棋やショドーにも「段」があることの言及がある。カラテ段位も参照。

われわれの世界の武道や囲碁将棋などで用いられている段位制は、一般に「初段」から「十段」の10段階で示されており、十段にはその道を極めた人物のみが登り得る、というのが大まかなイメージである(制度・運用は団体により異なる)。
忍殺世界の「段」はUNIXロールプレイングゲームの「レベル」めいた感覚で、「10段」は自称含め多数登場し、10段以上の数字もよく示される。アイキドー9段でジェット・ツキを習得できるといい、一般人基準からすると10段は実際強いようだ。

20段あたりからは、以下のようなタツジンの領域である。

カラテや将棋のタツジンは、およそ20段を超えた者同士の戦いになると、しばしば実際に拳や駒を交えることなく、正座して睨み合うだけで決着をつけることもあるという。彼らはただ睨み合っているだけなのに、吐血したり失禁したり心停止するのだ。

作中では、以下の人物にそれぞれ段位表記がある。自称のハッタリも多いので、実際のところ(地の文で描写されたもの)を太字で示す。

  • ノボセ・ゲンソン:イアイドー42段。伝説的デッカー。
  • ノトーリアス:イアイドー20段だが、バイオ・イアイドにより威力は30段になると主張。
  • スズキ・キヨシ:ゼンモンドー20段を称し高知能をアピール。
  • アベル:ヤクザ。「おそらくケンドー段位換算で13段は下らない」と地の文で描写。
  • ゴメス:用心棒。カラテ13段をアピール。
  • ディンタキのSP2名:どちらもアイキドー11段以上
  • ヤマヒロ:ヤクザ。カラテの実力は10段程度だが、ハッタリで20段を自称。
  • シゲオ:スラッシャー。自称カラテ18段。ヤマヒロは実際10段程度と見た。
  • シロキ:元サラリマン。ショドー10段以上の人物が呼び出された際名乗り出た。
  • モーターカワイイ:戦闘オイランドロイド。戦闘用AIのカラテは10段相当。
  • コラジ・タワカミ:快楽殺人鬼。戦闘訓練を受けており、カラテ10段
  • イノウエ:ネオサイタマ市警評議員。パンキドー9段
  • アサリ先輩:大学生。カラテ10段を吹聴。

担当者がラリっていたとしか… Edit

どうあっても納得しがたい事象を説明づける事ができるパワーワード。乱用、ダメ、ゼッタイ。
 
なお、こんなワードを使わなければ説明できないトンチキ展開を編み出したボンモーもラリっていたのではないかと懸念されたが、忍殺は薬物依存の恐ろしさを知らしめる事で青少年の教育にも一役買う小説でありごあんしんください。

チキビ Edit

胸の頭頂部に存在する、突起した器官。
忍殺ではこうした、青少年のなんかに配慮した奥ゆかしい表現が用いられる事がよくある。
 
類語:IP

チャブ Edit

卓袱台。昭和の日本家庭を象徴する四本脚の座卓。「チャブ台」「チャブテーブル」の表記もある。
「丸い形状のテーブル」全般を指している節もあり、デッドムーンのガレージには「油圧式チャブ」(愛車のネズミハヤイを移動させるターンテーブルらしきもの)がある。
また、円盤ノコギリめいたギロチン・チャブなる武器も登場する。
リョウゴク・ストリートには老舗の相撲バー「チャブ」が存在する。

チャント Edit

"Chant"。詠唱、唱和。呪文めいた言葉を儀礼的に唱える事を指す。
ザイバツ・ニンジャの「ガンバルゾー!」は聞く者を震え上がらせる、禍々しいチャントである。

チョウダ・ハンダ賭博 Edit

ダイス壺に入った2つのダイスの目の合計が偶数(チョウダ)か奇数(ハンダ)かを当てるヤクザ賭博。
要するに我々の世界で言う「丁半賭博」の事だが、なぜ語尾にダが入るのか……原作者の誤解か?

チョージョー Edit

重畳。好都合という意味。
忍殺独自のコトダマというほどではないが、使用頻度が高く、カタカナで書かれると実際迷う。

チョジャ Edit

長者。富裕な人物を指す。

ちょっとやめないか Edit

元々は立ち退きに対するデモのプラカードに書かれていた文言。
その後、「正義」「遵法精神」「不知火」などのフレーズに混じってショドーされたり、口頭で発せられたりしていたため、実際相手を制止したい際に使う何らかの奥ゆかしい表現であると思われる。

そのシュールな表現からか、いつの間にかヘッズの間ではTwitterのハッシュタグとして用いられるようになった。
基本的には下ネタ用。ちょっとやめないか。

激しくなると「そういうの、やめろ!」になる。

チンチン・カモカモ関係 Edit

"intimate"(親密)の日本的俗語表現。
どちらかというと、フ・クラン的な親密さを見せるキャラクターに使う。

ディセンション Edit

ニンジャソウルが憑依する事。詳しくはニンジャについてを参照な。
本編中ではめったに用いられないが、ヘッズによる考察・議論には頻繁に登場する。

テクノギャング Edit

ハッカー・カルトと典型的マフィアの配合存在と表現される、犯罪組織の一形態。
所属者はアルファベットの入り混じったハンドルネームめいた名前を名乗り、ハッカースーツにサイバーサングラスというハッカーじみたファッションを好む。
その名の通りテックを重点し、武力抗争の際には小規模無線LANとIRCを駆使した連携戦術を取る。
実態がヨタモノの集団である点は他の犯罪組織と変わらず、そのやり口はヤクザにすら「義理も何もない」と言われるほどのものである。

デッカー Edit

捜査官、刑事。
おそらく刑事の俗称「デカ」に、サイバーパンクの金字塔的作品たる映画「ブレードランナー」とその原作小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」における主人公リック・デッカードを掛けた造語と考えられる。
長期間の過酷な戦闘訓練に耐えたエリート・マッポの特殊捜査官であり、その対応力や捜査能力は一般マッポ50人分に相当するという。
主な武器はデッカー・ガンなる専用の銃。さらにLAN直結によって論理トリガでの連射を可能としている。
デッカー・ガンは携帯できる拳銃の類だと思われるが、アサルトライフルで武装したヤクザのチームを相手にしても「火力の差は圧倒的」と表現されるほど強力な武器であるらしい。
実際レオパルドは手負いで狭い室内での戦闘だったとはいえデッカー相手に相討ちに持ち込まれており、相当強力な武器である事が窺える。
ニンジャを除いたモータルの中では最強クラスの戦闘力の持ち主たちと言えよう。

 

一時期、「捜査能力はマッポ50人分」と「デッカーガンの火力」が混ざってか、「マッポ50人分の戦闘能力」だと誤解されていた事がある。後に質疑応答で正式に否定された。

 

関連:マッポ

テッカバ Edit

ヤクザ賭博のサーバントと訳注が入っており、おそらく出方を指すものと思われる。
しかし我々の世界で言う「鉄火場」とは賭博場そのものの意味であり、原作者が誤解している可能性が高い。

テヌギー/テヌグイ Edit

手ぬぐい。首に巻いたり、汗をぬぐったり、使用法は我々の知る手ぬぐいと同様のようである。

表記には「テヌギー」「テヌグイ」の二種類があるが、おそらく同じものであろう。

キョートのリキシャー・ドライバーであるアナカ・マコトが「テヌギー・タオル」を、第3部で登場したキョート大使館の庭師が「テヌギー」を使用している。一方、ザクロは女子力の高い「テヌグイ・チーフ」を所持している。

ヘッズの間ではインパクトのある「テヌギー」表記のほうが好まれているようだ。

天狗 Edit

日本に伝わる妖怪の一種。様々なバリエーションがあるが、赤い顔に高い鼻を持った姿が一際有名であろう。
ニンジャスレイヤー内では「日本に古来から存在するフェアリーの一種」という説明がなされている。
実際、英語圏における"fairy"は妖精よりも広いニュアンスを持ち、妖怪に近い意味合いで使われる事も多いため、何らおかしくはない。いいね?

テンサイ Edit

天才。ハッカーのランキングの一つであり、「スゴイ級」の上、「ヤバイ級」の下の階級として扱われる。
一般人は勿論、ニンジャであっても身体能力だけでは到達しえない領域であるが、作中でストーリーの本筋に大きく絡みコトダマ空間を舞台に戦うようなニンジャやハッカーはほとんどヤバイ級に到達してしまっているため、出番は実際少ない。
しかしシバカリに代表されるように、このランクのハッカーであっても地味ながら実力を見せる場面がある。
 
関連:スゴイヤバイ

電子戦争 Edit

リンク先を参照な。

問い返し Edit

古のニンジャ作法。問答の物々交換。相手から質問を受け、それに答えた場合、自分からも質問し、相手に答えさせる事ができる。
失われて久しいが、正しき手順でそれなりの情報を与えた場合、相手は本能レベルで返答せざるをえない。
できるだけ最小の情報で自分が求める情報を得るのがコツだが、ニュービーの場合一方的に情報を吐いてしまう事もある。

頭髪が奇妙だ! Edit

文字通り、頭髪が奇妙である様。
初出は「オウガ・ザ・コールドスティール」に登場したオムラ・チャールストンに対するオオヌギ住民のヤジから。
忍殺がコミカライズされて以降、奇妙な髪型のモブキャラが多数登場し、ヘッズの間で使われる機会が格段に増えた。

ドージョー Edit

道場。我々の世界と同じく武術の学び舎として使われるが、忍殺世界ではハッキングを鍛錬するハッカー・ドージョーなる施設も存在する。
また「サヴァイヴァー・ドージョー」など、建物自体は存在せずとも流派の呼称めいて使用する事もある。

ドージョー・ヤブリ Edit

道場破り。ドージョー・ヤブリを行う側は相手方のドージョーの師範と対戦し、ブラックベルトを奪う事が達成条件となる。
この条件が達成された場合、敗れた側のドージョーは看板を奪われ、その門下生はドージョー・ヤブリを成し遂げた新たな師範に忠誠を誓わねばならない。
また、ドージョー・ヤブリがカンバンを破壊しドージョーの解散を宣言した場合は、門下生らは自分で行き抜く道を模索せねばならないとされる。
以上は平安時代からの伝統的なプロトコルであり、現代のネオサイタマまで受け継がれている。

読者諸氏の中に〜はおられるだろうか Edit

地の文=サンから読者に対する、大変実況感のある問いかけ。「皆さんの中に〜」などの形も。
ハッカー程度なら実際存在しているかもしれないが、大抵は「読者の中にニンジャ動体視力をお持ちの方はおられるだろうか」などの無茶振りである。

ドゲザ Edit

土下座。謝罪、降伏あるいは忠誠の意思を示し相手に慈悲を乞うための動作である。
ドゲザの姿勢をとる事は相手への全面的な屈服を意味する。
ケジメやセプクのように自傷には至らないが、精神の傷は一生の恥として残るためある意味ケジメの方がマシとも言える。

ドゲザは、母親とのファックを強いられ記憶素子に保存されるのと同程度の、凄まじい屈辱である。
(「レイジ・アゲンスト・トーフ」#6より)

トコノマ Edit

言葉そのものは「床の間」と思われるが、むしろ床の間のあるような「座敷」に相当するコトダマ。

とにかくどうにかせよ Edit

ナラクの、えらくふんわりとした叱咤。バリエーションとして、「とにかくなんとかどうにかせよ」「何でもいいからとにかくどうにかせよ」など。

ドヒョー Edit

土俵。「ドヒョー・リング」とも。
実際オスモウのリングとして使われているが、それ以外の場所にも設けられていることがある。
高級料亭にも囲炉裏と並んで設けられている。オスモウのアトラクションのために使われる施設というわけでもないらしく、パーティーではドヒョーに最も近い「スナカブリ席」に賓客が座っていた。

ドラム缶 Edit

我々のよく知るドラム缶と同じだが、ショーユを充填するなどの通常の使用方法以外にもイカを焼くのに使ったり、ニンジャが破壊すると中から長いボーやリーチに優れるヤリなどの武器が出現したりする。
赤いドラム缶は当然の事ながら破壊すると爆発する。

トリュフ豚 Edit

主に第2部に入ってから使われ始めたスラング。無闇に使うと誰かを傷つける可能性がある。
「トリュフ豚めいた」「トリュフを嗅ぎ当てた豚のように」といった形容で使われる事もある。
 
ソウカイ・ニンジャ、トラッフルホッグの名前の意味はまさにこのトリュフ豚であるが、特にそれを意識してこのスラングが使用されている様子はない。

トロンバイク Edit

「カース・オブ・エンシェント・カンジ、オア・ザ・シークレット・オブ・ダークニンジャ・ソウル」#9にて登場した単語。

だがザイバツのツーマンセル連携は、これで終わりではない。烏合の衆である元死刑囚ニンジャ軍団の連携をモンキーとすれば、彼らの連携はまるでブッダ!「「イヤーッ!」」二者は空中で体を捻り、両足の裏を向け合う!そしてキック!トロンバイクめいた垂直カーブで左右に跳び分かれる!ワザマエ! 7

元ネタは1982年公開のアメリカ映画『トロン』であろう(世界で初めて全面的にCGを使用した記念碑的映画である)。こちらの動画を参照して頂ければ想像が容易となるだろう。
なお、書籍版では著作権に配慮してか「電子バイク」と修正されている。

な行 Edit

○○な Edit

忍殺特有の文体の一つ。な止め言葉。
「夜な」「重点な」「課金な」など、様々な単語に体言止めめいて「な」を末尾に着け文章を切り、形容詞的な意味を含ませる文体。

英語の形容詞を辞書で引いた際、形容動詞連体形で「○○な」と訳されていることが多いことからの連想だろうか。
あるいは、ネオサイタマじみたマッポーな日本語で知られる英国の人気ファッションブランド「極度乾燥しなさい」の製品に用いられる文字「TOKYOな」「会員証な」のパロディか。
いずれにせよ直訳でも機械翻訳でも出てこない文脈で使われることも多く、謎。

ナリコ Edit

「鳴子(なるこ)」の事。
接触すると音を出すなどして賊の侵入を報せたり相手の精神にダメージを与える、危険なブービートラップ。
電子的に侵入アラートを発する「電子ナリコ」も存在する。

なんか Edit

何か。大切なものを現す場合の奥ゆかしい表現。その意味は文脈によって異なる。
「青少年のなんか」と書かれた場合は、大方、「健康」とか「健全な精神」といった意味に解するのが妥当か。
例:「青少年のなんかが危ない」

■健全だ■ニンジャスレイヤー翻訳チームは深夜連載を極力減らすことによって、青少年のなんかに貢献しています。ニンジャスレイヤー作品中に露骨な有害な点は無い。また、ISOやPGも取得を目指しています。心強い!安心感!■猥褻が一切無い■

何たる Edit

驚嘆などを意味する連体詞。主に「何たる○○か!」という形で使われる。
……これだけなら何の変哲もない文章なのだが、「何たる邪悪なバイオテックのクローン技術とサイバネティクスの最悪な融合!」だの「何たる原初の憎悪と敵意を剥き出しに人々が獣じみて吼え猛り相争うマッポーの一側面の顕現であったことか!」だのといった強引な語の積み重ねにより、一種のパワーワードと化す事がしばしばある。

日刊コレワ Edit

ネオサイタマで発行されている新聞。コインランドリーに置かれているなど、それなりに部数は出ているようだ。
ただ、無責任な記事内容や事象の単純化が並ぶその内容は新聞というよりむしろ週刊誌めいている。典型的イエローペーパーな……?
ネオサイタマ知事選挙を控えた時期に盛んに政権交代を煽っていた(当該選挙にはラオモト・カンが出馬予定)ところから、ソウカイ・シンジケート系の資本が入っているのではと考察するヘッズもいた。
「日刊コレワ経済」という経済紙の存在も確認されている。

また、キョートにはこれに似た「ガイオン・デイリー」紙があり、その内容は日刊コレワに輪をかけてゲスい。

ニュービー Edit

"newbie"。初心者、新参者、何事かに不慣れな者を指す。
ニュービー・ニンジャ、ニュービー社員、キョート・ニュービー(キョートを訪れて間もない者)など別の単語と組み合わせる事もある。
最近忍殺を読み始めて、ここでコトダマを確認している貴方もニュービー・ニンジャヘッズというわけである。

ニューロン Edit

"neuron"、神経細胞。情報処理と情報伝達を掌る。
人間の脳を機能させる主役であるとともに、脊髄・末梢神経をふくめた神経系を構成する。個々の細胞と細胞を繋ぐ部位が「シナプス」、シナプスにおいて情報を伝達する物質が神経伝達物質(アドレナリンなどが有名)である。
こうしたパーツも人工的なものに置き換え可能となった世界(サイバネ参照)で、人間と機械の境界をテーマとしてきたのがサイバーパンクというジャンルである。

作中では「ニューロンを焼き切る」など、ニューロンに対する攻撃があり、焼き切られた場合には一般に「死亡」する(脳死?)。本作における「ニューロン」は、単に神経細胞を指すにとどまらず、人間の自我・意識に関わる設定の深部と関係する。

このほか地の文では「(光景が)ニューロンに焼きつく」「(記憶が)ニューロンに浮かぶ」など、広義の「あたま」(脳や思考能力)や感覚器なども含めたニュアンスでも用いられる。ヘッズの間でも、理解困難ないし理解不能な存在や展開に対して「ニューロンにわるい」「ニューロンが爆発四散」といった表現が愛用されている。

ニョタイモリ Edit

こちらを参照

忍殺 Edit

ニンジャスレイヤーの鋼鉄製メンポに刻まれているカンジであり、彼の全て。
「ニンジャを殺す」という意味の定型句としても使用される。
本編外では「ニンジャスレイヤー」という作品全体を指し示す略語として使われる。

ニンジャ Edit

リンク先を参照な。

ニンジャテコの原理 Edit

数あるコトダマの中でもトップクラスに胡乱な言葉だが、とりあえず「支点」と「力点」は存在するらしい記述がある。ますます普通のテコの原理と何が違うのか謎である。

ニンジャリアリティショック Edit

ヘッズの間での略称は「NRS」。ニンジャについても参照重点。

非ニンジャの一般人が、伝説上の存在だと思っていたニンジャと接触する事によって発症する精神錯乱。
ニンジャだけでなくニンジャ真実との接触によっても引き起こされ、代表的な初期症状は失禁や記憶の喪失など。

ヘッズは更新の度に各種リアリティショックに襲われている(ヘッズスラングとしての用法)。
忍殺翻訳更新中に時折挟まる休憩時間は、読者の急性ニンジャリアリティショックを緩和するための措置。
 
関連:失禁

ニンポ Edit

TVやコミックに登場するフィクションのニンジャが用いるニンジャ・マジック。
本物のニンジャが使うジツがいかにマジックめいて見えようと、ジツとは異なる荒唐無稽なものとされる。
小学生でもこんな馬鹿な真似はしないと言われ、実際に幼児であるトチノキはニンポではなく「バクハツ・ジツ」の真似をしていた。
が、一般的な日本人にDNAレベルで刻まれたニンジャへの恐怖を呼び起こすには、この程度のハッタリでも十分である模様。
「ニンポを使うぞ!ニンポを使うぞ!」

ネオサイタマ新聞社 Edit

名前通りネオサイタマにある新聞社と見られる。
特派員シリーズではイチロー・モリタ特派員の偽装所属先となっていることが多い。

ネブタ Edit

我々の知る「ねぶた」と同一の存在のようである。勇壮なるマツリである。

現実の「ねぶた祭り」は一般的に8月頭に行われるが、ネオサイタマの「ネブタパレード・フェスティバル」は年の初めに開催される(現実にも実際1月にやる所はある)。

光るのがポイントのようで、「ネブタ男」呼ばわりされたキャラクターがいる。ネブタパレードサーカス団なるものもあるらしく、現実とは少しずれているかもしれない。

ネンコ Edit

戦国時代の無秩序時代への反省から、日本に脈々と受け継がれたドグマ的な序列価値観。
一分一秒でも先に所属した者は、例え同階級であろうと敬意を表すべきという、暗黙の不文律階級システム。
暗黙ゆえ、公然と主張するのは奥ゆかしくないとされるが、口に出さなければいいという事で殊更にアピールする者もいる。
官公庁・企業などにおいて、勤続年数・年齢に応じて役職や賃金を上昇させる、日本独特の人事慣習である年功序列の事と思われる。

ネンゴロ Edit

懇ろ。男女が深い仲にあることを示す形容動詞。
本作においては我々の知る用法の他に、「ネンゴロしましょう」と性的行為を行う意の動詞として用いられたり、「あいつは俺のネンゴロだ」などといった形で愛人を意味する名詞として用いられたりと、実際多様な意味を持つ言葉である。

ノー・カラテ、ノー・ニンジャ Edit

ドラゴン・ゲンドーソーが生前マキモノにしたためたという教え。「ニンジャの基本はカラテであり、それを怠ってはどんなユニーク・ジツも意味がない」という事。
ボンド=サン曰く「この物語の根底にある戦闘哲学」。
ザ・ヴァーティゴ=サン曰く「高度に極まったジツはカラテと区別がつかない」。
ソニックブームは「今も昔もニンジャはカラテを極めた奴が上を行く」と表現した。強大なアーチニンジャのソウルを宿し、強力なサイキックを発揮するスーサイドヤモト・コキをグレーターソウル憑依者ながらあっさりと一蹴しての台詞だけに実際説得力があった。
が、この言葉がヘッズに意識されるのは、むしろ強力なユニーク・ジツを持ちながらそれに溺れて醜態を晒すニンジャの姿を目の当たりにした時である。
おお、見よ!あの特殊カトン・ジツを!そしてマグネ・ジツ!あちらではリキッドソードが今まさに……。

この哲学の極致と呼ぶべき存在は、やはりサラマンダーだろう。
逆にノーカラテで驚異的なワザマエを誇るデスドレインのようなニンジャも、この哲学があるからこそ輝くのだ。

ノーレン Edit

のれん(暖簾)。
店舗・屋台の入り口にかけられているのは現実の日本同様であるが、
電算機室など部屋の入り口にもよくかけられており、広く見うけられる。

店舗内のパーティションに使われる「バンブー・ノーレン」(すだれ?)なるコトダマもある。

ノパン Edit

初出は「ナイス・クッキング・アット・ザ・ヤクザ・キッチン」#1に登場する、ネオサイタマの超猥雑ネオン街にあるカンバンの一つから。
「まさかノーパンしゃぶしゃぶでは?」と訝るヘッズに対し、

「美味しいお肉ですね。ノパン・サービスはありませんか?オイランは?」ジェイクが和やかに聞く。ノパンは闇世界の符丁であり非合法な性的サービスを指す。クローンヤクザは互いに顔を見合わせ、何も答えない。「テッパンヤキには付き物でしょ?さっきの客は奥でサービス中?」ジェイクが笑う。 17

と丁寧な解説付きで描写され、ボンド&モーゼズの的確な日本描写に一部ヘッズの腹筋が爆発四散した。

野伏力 Edit

ニンジャの能力の一つ、「ニンジャ野伏力」として見られるコトダマ。自らの気配を消して潜伏したり、あるいは相手のかすかな気配を感じ取って追跡をしたりする、(たいへん忍者らしい)能力。代表的なニンジャ野伏力の持ち主であるフォレスト・サワタリワザマエ項目も参照。

書籍版では「ニンジャ野伏力」に「のぶせぢから」と振り仮名が振られ、別の読み方をしていたヘッズの中には混乱も見られた(例えばこちら)。一方で、オーディオドラマでは「のぶしりょく」と読まれており、正しい読みがいまいち判然としないコトダマである。

野伏(のぶせ)という語から「指輪物語」を連想するヘッズもおられるだろう。ちなみに「指輪物語」の野伏は原文では ranger (レンジャー)である。

野良ニンジャ Edit

組織に所属しないニンジャのこと。単なる強盗もいれば、傭兵や便利屋、隠遁する者や堅気の仕事をする者までさまざま。
たいていの場合、ソウカイヤなどのニンジャ組織にとっては撲滅の対象。彼らからすればニンジャスレイヤーも野良ニンジャである。