イレギュラー因子

Last-modified: 2010-11-04 (木) 01:00:58

レプリロイドの中に存在している特別な因子。
その詳しいメカニズム等は明らかではないが、その因子が強いほど暴走しイレギュラーになりやすい事が判明している。
その発生起源は古く、憶測ではあるが遥か数百年前に存在した『赤いレプリロイド』と何か関連性があるとも言われている。
『ノヴァ』にはこのイレギュラー因子を観測するシステムが搭載されているようであり、その因子がある一定の数値を超えるとイレギュラーと認識し最優先でその個体を排除するようにプログラムされているようである。
なお、『ノヴァ』については調査隊が『エリアB-1』の遺跡において発見、回収したという記録があり、その後ルヴィカンテ総合研究施設で様々な分析が行われたが不明点が多く作業は難航していたがその一週間後、同施設からの提出記録の更新が途絶えていたことが判明している。
施設は原形を留めないほどに完全に破壊されており、所員も全員死亡との事。
当機体の残骸が確認されていない事から、『分析作業中に何らかのシステムが起動した』可能性が高いようだ。
その後、懸命の足取りの追跡の末イレギュラー発生の高い地域で機能停止の状態で発見しこれを回収した。
こちらの命令に従うようにプログラムを施し、再起動させたが『イレギュラー因子観測機構』をはじめとする未知の部分が多くいつプログラムが破損するかわからない不安定な状態でもある。
推測だが、この機体の外観、形状から過去のイレギュラー戦争よりも遥かに時代を遡った旧世代の兵器の可能性が高いようだ。
「ロキのレポート」より抜粋