シアール

Last-modified: 2011-09-08 (木) 17:59:50

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名前の由来は、Ciel=Rebirth(Ci=R) から。
「世界を再生するシエル」の様な意味で。
シエルと違ってシアールはあくまで人間の体のままである。


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■生い立ち
プロジェクト・シエルによって生み出された13番目の固体。
実年齢的にはシエルよりも3歳ほど上であるが、遺伝子的には”姉妹”ではなく”クローン”と認識するのが正しい存在。


【シアールの持つ特異性】
シアールは、世界が”現象”と”情報”の相対する二つの世界で成り立っている事を知る事が出来る人間であり、幼少の頃はそれを明確な”理論”として提示することが出来ず、彼女を作った研修者達から「妄想癖のある失敗作」として扱われた。
普通の人にとっては『只の鉄』も、シアールにとっては『鉄として現象化した情報』に観えるのだが、彼女自身が自らの”異常”を論理的に自覚したのはネオアルカディア崩壊後の事。
失敗作として扱われた後、廃棄処分にはならず研究資金確保の為、秘密裏に好事家へ売却される。
奴隷の様な生活の中で128番目の固体が”成功品”として「シエル」の名前を与えられた事を知り、その後もシエルの行いを好事家に逐一報告され、シエルへの壮絶な嫉妬心が芽生え始める。
ラグナロクの砲撃を好事家の家共々受け死亡したかに思われていたが、彼女のみが奇跡的に生き残る。
シエルへの壮絶な嫉妬、好事家に受けた屈辱によって彼女は「世界そのものがイレギュラー」であると考えるようになり「間違った世界の再生」を決意。


この後に世界の構造(アカシックレコードの存在)を観測する術を獲得し”自らの死期が未来に存在しない”事を知った彼女は「楽園計画」を企てる。


■モデルX
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シアールがモデルXのプロトタイプにあたる物でロックオンした姿。
ライブメタルの素体にはエクスカリバーが用いられている。
後世のモデルXとは違い、ライブメタル自体に意思はないが「人間がロックマンになれる」最初のライブメタルでもある。


■メモ
上記はあくまでラスボス案として。
プロットに沿って、細かく調整の必要あり。
生まれた世界、歴史そのものを恨んだ結果、世界の再構築という結論に至っちゃった人。
彼女にとって世界そのものがイレギュラーであると同時に、今ある世界の平和を支持する人間もレプリロイドも只のイレギュラーでしかない。
※彼女の特異性+物理相対情報論を含めた結末はネタバレになっちゃうので記述してません。
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