ハウツー/主行動と副行動

Last-modified: 2012-10-19 (金) 17:27:13

主行動と副行動について

行動の概念

特に戦闘時に置けるプレイヤーの行動は「主行動」と「副行動」の組み合わせで成り立っている。
「主行動」は、その行動の主となる行動の事で、攻撃や魔法使用等の内容がこれにあたる。
「副行動」は、主行動を取るに当たって副次的に行われる行動の事で、装備や移動がこれにあたる。
「副行動」は更に細分化すると、「装備系副行動」「移動系副行動」「発言系副行動」の3つに分けられる。
行動処理の流れは「副行動」→「主行動」の順に行われ、「主行動」の処理が終了した時点でそのキャラクターの行動は全て処理を終えた事になる。
そのため、例えば「攻撃を行った後に10m離れる」等と行った行動は、基本的には取れない事になる。

主行動で出来る事

武器によって攻撃を試みたり、魔法を詠唱したりする、そのラウンドの主軸となる行動内容。
脇目も振らずに走り抜ける「全力移動」や、攻撃に備える「専念」の行動も主行動となる。
強打、薙ぎ払い、チャージ、部位狙い等の特殊な攻撃を行う、いわゆる「特殊行動」に関しても、処理としてはこの枠に収められる事になる。

対象に対して武器で攻撃を行う。

現在構えている武器で、狙った対象に対して攻撃を試みる。基本的な主行動。
通常移動距離内であれば、離れていても副行動で走り寄って攻撃する事が出来る。
また遠距離武器を扱う場合は、その武器に定められた射程内に敵がいれば攻撃できる事になる。
オプションとして、様々な「特殊行動」を付加する事が出来る。

魔法を詠唱する。

扱えるルーン技術を駆使して、魔法の詠唱を試みる。基本的な主行動。
魔法はまず発動判定を行うが、この際にファンブルが出ると、魔法の発動に失敗する。
当然ながら精神消費はきっちり処理される。
武器攻撃と違い、魔法を扱う際は、通常移動が行えなくなるので注意したい。
魔法を扱う際の移動距離は「最大3m」に制限される。
そのため、射程が足りない場合は扱う事が出来ない。
オプションとして、様々な「魔法の拡大」を付加する事が出来る。

全力で移動する。

辺りへの警戒等を一時取りやめ、目的のポイントまで脇目も振らずに全力で走り抜ける。
攻撃や防御を考えずに走り抜けるため、その他の主行動は取れなくなる。
その代わり、キャラが移動可能な通常距離の3倍の距離までを走り抜ける事が出来る。
ただし、辺りの警戒を行わないため、場合によっては回避や抵抗にペナルティが課せられる事もある。

装備を換装する。

手にしている武器等を片付け、違う装備を新たに構える行動。
片付けられた物品は自分の道具袋に収められるため、不慮の事故で紛失する事を防ぐ事ができる。
ただし、片付けて持ち替えるという行動は他の主行動を全て妨害する事になる。
換装した武器で攻撃を行うのは、次のラウンド以降になるわけだ。

第三者から物品を受け取る。

近くに居る第三者から、武器等の物品を受け取る行為。
これは戦闘の構えを一時解く事になるため、受け取ってすぐ攻撃を行ったりする事はできない。
また、両手が塞がっている状態で、物品を受け取る事もできないので、注意する事。
ただし、ある程度距離が離れていても、通常移動距離で近づけるなら受け渡す事は可能だ。
なお、「落ちているものを拾う」という行動は、この行動と同じ扱いになる。

第三者に物品を渡す。

近くに居る第三者に、武器等の物品を渡す行為。
これは戦闘の構えを一時解く事になるため、受け取ってすぐ攻撃を行ったりする事はできない。
また、両手が塞がっている状態で、物品を渡す事もできないので、注意する事。
ただしこの場合、構えていた武器等を渡すなら、それによって手が塞がっていても問題なく渡す事が出来る。
また、ある程度距離が離れていても、通常移動距離で近づけるなら受け渡す事は可能だ。

回避専念、抵抗専念

これは攻撃の手を一時止めて、攻撃を回避したり魔法に抵抗する事に専念する行動。
これは行動宣言したラウンドの開始時から終了時までずっと効果を得られる。
効果中は精神集中状態となるため、これをしながらの移動は3m以内に制限される。
「回避専念」の場合は、そのラウンド中の回避補正に+2のボーナスを受けられる。
「抵抗専念」の場合は、そのラウンド中の生命抵抗、精神抵抗の補正に+4のボーナスを受けられる。ただし回避補正に-4。
ただし、不意打ち等で予期しない方向から攻撃を受けたりすると、どちらもボーナスは適用されない。

転倒している状態から立ち上がる

敵に攻撃によって転倒したり、気絶状態から目を覚ました後、その場で立ち上がる行動。
転倒中は立ち上がるか3m移動する事しかできず、転倒状態では回避と命中に-4のペナルティが課せられる。

副行動で出来る事

各種主行動を取るに当たって副次的に行う行動の事。攻撃するため敵に近寄ったり、武器を構えたりする等。
副行動は、更に細分化されて「移動系」「装備系」「発言系」に分けられる。
取れる副行動の組み合わせは「移動系1種+装備系1種」か「移動系1種」+「発言系1種」となる。

通常移動を行う(移動系副行動)

足元や周囲の警戒を怠らないようにしつつ移動する行動。歩く走るの違いは特になく自由。
移動できる距離は、基本的に「敏捷値m分」となっている。
足元の状態や自分の状態次第で、この数値が増えたり減ったりする事もある。
また一部のモンスターはこの基本式に当てはまらない移動距離の場合もある。データを参照されたし。

集中しつつ移動する(移動系副行動)

精神集中状態において、じわりじわりと移動する行動。
魔法使用や演奏中、専念行動の際に取られる移動で、移動距離は最大3mとなる。
僅かな距離ではあるが、射線をずらしたり魔法の範囲を操作するには重要。
3Rも繰り返せばほぼ10mの移動となり、中々に侮れない。

持っているものをその場に捨てる(装備系副行動)

持っているものを足元に捨てて落とす。盾を捨てて両手持ちで攻撃したい時等によく使われる。
当然ながら、落としたものはその後拾わないと紛失してしまう事になる。
そのため、足元に落としたものを拾うのが困難な状況でこれをやってしまうと紛失しやすい。注意。

何も持っていない手にものを持つ(装備系副行動)

自分の所持品を、あいている方の手に持って構える。
これで武器を構えたなら、そのまま攻撃する事が可能だ。

持っている武具を捨てて持ち替える(装備系副行動)

構えていた武器を足元に捨て、代わりに別の武器を取り出して構える。
言ってしまえば上記2つの組み合わせとなるが、組み合わせても「装備系副行動」一枠に押さえられる。
武器を変えて即座に攻撃したい時には、この行動によってスイッチすると効率が良い。

コマンドワード(CW)を唱える(発言系副行動)

マジックアイテムに付随されている特殊効果を、合言葉によって発動させる行動。
魔法使用に良く似た扱いとなっていて、コマンドワードの発動には発動判定が必要となる。
消費がある場合、発動判定の結果に関係なく消費は発生するので注意。
また、一度に複数のコマンドワードを唱える事はできず、一度に一種類だけの発動となる。

どちらにも分類されない行動

マジックアイテムの一部等には、コマンドワードのような効果を持ちながら、コマンドワードと記されていない効果があったりする。
そのような効果を発動させる場合、各種行動の枠には当てはまらず、行動宣言の際に宣言しておけば自動で効果を得る事が出来る。
例えばマジックアイテムの「ヴァイスリッター」には、「魔法使用の際、生命点を3点消費する事で魔力に+1」の効果があるが、この場合は行動宣言時に「行動:キュア○○へ 生命3使用」と記載すれば、この効果を得られる事になる。