Tier 5 イギリス 重戦車 Churchill I(チャーチル ワン)
時のイギリス首相、ウィンストン=チャーチルの名を冠した歩兵戦車。
塹壕戦を想定した長大で鈍重な車体は機動戦には不適なものの、歩兵戦車としては十分にその役割を果たした。
当初は歩兵戦車ながら榴弾のない2ポンド砲を搭載したため、車体前部に3インチ榴弾砲が取り付けられている。
改良砲塔はチャーチルIIIのものである。
関連車両:Churchill III / Churchill Mk. VI / Churchill Gun Carrier
基本性能(v7.1.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
Churchill I | V | イギリス | 重戦車 | 650~700 | 177/63/50 | 26/14 | 35.93 | 400,000 |
---|
武装
砲塔:Churchill I(初期)
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
IV | QF Mk.X | 21.43 | AP APCR | 84 121 | 50 45 | 1072 964 | 0.36 | 1.7 | 150 | 18 1200 3 | 130 | +20° -10° |
---|
砲塔:Churchill III(後期)
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
IV | QF Mk.X | 24.00 | AP APCR | 84 121 | 50 45 | 1200 1080 | 0.36 | 1.5 | 160 | 18 1200 3 | 130 | +20° -10° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
V | QF 6-pdr Gun Mk.V | 13.33 | AP APCR HE | 130 180 15 | 90 80 100 | 1200 1066 1333 | 0.41 | 1.9 | 72 | 45 2400 6 32 | 450 | +20° -9° | |
VI | 75 mm Gun Vickers HV | 8.57 | AP APCR HE | 145 202 38 | 160 135 200 | 1371 1157 1714 | 0.36 | 2.1 | 84 | 100 2800 7 56 | 591 | +12° -4° |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
IV | Churchill I | 101/88/88 | 20 | 230 | 7,200 |
---|---|---|---|---|---|
V | Churchill III | 127/90/90 | 20 | 240 | 7,500 |
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
IV | Meadows D.A.V. | 360 | 20 | 724 |
---|---|---|---|---|
IV | Bedford Twin-Six | 375 | 20 | 1,531 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
IV | Churchill I | 43.00 | 15 | 8,150 |
---|---|---|---|---|
V | Churchill III | 43.00 | 20 | 8,150 |
乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Loader
派生車両
派生元:Matilda
派生先:Churchill VII
開発ツリー
Matilda | ━ | Churchill I 12,990 | ━ | QF 2-pdr Mk.X | ━ | Churchill III 1,200 | ━ | QF 6-pdr Gun Mk.V 4,370 | ┳ | 75mm Vickers HV 5,900 |
━ | Churchill I | ┗ | Churchill VII 27,000 900,000 | |||||||
━ | Meadows D.A.V. | ━ | Bedford Twin-Six 1,000 | |||||||
━ | Churchill I | ━ | Churchill III 2,000 |
:必要経験値
解説
Matildaほど装甲が頼れるわけではないが、その分火力が強化されてより重戦車らしい戦車となった。
装甲
Matildaが硬い装甲を持つとはいえTier5には貫通されたように、本車も同格以上には貫通される。
一方耐久値が周囲の重戦車よりも一回り高く、撃たれ強くなった。
- 車体
本車は60mmの側面装甲を使った豚飯が優秀であり、きつい豚飯をすれば格上MTの弾も弾ける。一方で狙いやすい車体正面下部は76mmで傾斜も緩く、昼飯を用いても対応できるのは格下までである。
また正面のスペック値の177mmは、車体砲周辺の分厚く膨らんだ部分の数値で、その他の車体上部は88mmと半分である。 特筆すべき点として、Churchillの履帯内側には車体が配置されている。
貫通力100mm以上のAP,APCR弾にはここを正面から履帯ごと貫通され、ダメージを受けつつ動きまでも止められるという致命的な弱点となっており、『履帯裏の悪魔』と通称される。
隠しづらいうえ、豚飯でも履帯に守られない側面装甲を履帯正面を隠しつつ出さなければならないなど、Churchillの車体防護に暗い影を落としている。
障害物に身を隠す際は必ずここを撃たれないようにしよう。
- 砲塔
砲塔は正面は垂直88mmと言う豆腐装甲であったが、垂直127mmに大幅強化されたことで弱点がないため格下はもちろん同格にも有効になった。同格には128mm~130mm程度の貫通力を持つライバルが多い為、拡張パーツの改良型装甲で132mmまで強化する事も選択肢に入れて良いかもしれない。
もっとも垂直装甲である為課金弾や格上などには通用しない。90mmと厚めな側面装甲を用いて射撃時以外は砲塔の昼飯『よそ見』を活用しよう。
相手に対して斜め30度程度まで砲塔を旋回させることで、最大で実質140mm程度まで防御力を高めることができる。
砲性能
初期の2ポンド砲(史実砲)は単発・貫通とも実用的でない。フリー経験値や下記の互換性を用いて6ポンド砲からスタートしよう。
- QF 6-pdr Mk.V
Churchill IIIの史実砲。Tier5によくある低単発・高レート型の主砲。
同格MTの最終砲と近い性能で、開発中はここまで進めば最終砲は後回しにしても良い。
DPMと俯角に優れ、かつては最終砲候補だったが、75mm砲のDPMがbuffされた現在では中継ぎの立場に収まっている。
- 75mm Gun Vickers HV
本車両の一番の魅力。単発火力は平凡だが、同格重戦車中最高のDPMと貫通力を持つ最終砲である。
精度、貫通力もゲル砲に次いで優秀で、扱いやすく、課金弾の貫通力は202mmと格上も十分対処可能。
一方、俯角が-4°と大きく制限される。射撃時には中間砲とは異なるポジショニングが必要になる。
機動性
最大の欠点と言える所で、最高時速が25km/hとMatildaより遅い上に加速も鈍重になってしまった。
いくら拡張パーツなどでエンジン出力を強化してもこれ以上速度は出ないため、どのあたりが前線になるか先を読む力が求められる。
旋回も良いとは言えず、NDKへの対応は得意とは言えないのでとにかく孤立しないよう気をつけよう。
立ち回り方
どうしても25km/h以上の速度は出ないので序盤の動きが重要だ。装甲は垂直装甲であるので鈍重な割に防御力はさほど高くない、前に出過ぎて集中砲火をされてガレージ送りに・・・とはならないように気を付けよう。
主砲は強力なので、相手に対しDPMで勝るなら火力を押し付け、単発で勝るなら単発交換するという形で柔軟に立ち回りを切り替えることができる。火力に劣るTDや格上相手は苦手なので味方と共同して戦おう。
耐久値が高めなこともあり、同格との撃ち合いには基本有利である。得意の豚飯や昼飯、よそ見を活用して弾受けしていこう。
格上戦では無理に弾受けする必要はないが、前線で火力支援することでそれなりに活躍できるはずだ。
特徴
長所
- 同格HTトップのDPMと貫通力
- 格上中戦車並みの最終砲の優れた貫通力
- 豚飯をすれば格上も弾ける優秀な側面装甲
- 優秀な加速
- 豊富なHP
短所
- 最終砲の俯角が狭い(4度)
- 全体的に垂直装甲
- 履帯裏の悪魔
- 車体正面でスペック通りの装甲が存在するのは1/3のみ
- 長い車体による旋回性能の低さ(超信地旋回不能)
初期の研究
歴史背景
原型のA20はハーランド・アンド・ウルフ社で開発されたものであるが、A22への抜本的な改良はGM傘下の英国法人である中堅自動車メーカーのボクスホールが手掛け、量産も同社が行った。搭載エンジンのネーム「ベドフォード」は、本来ボクスホールの商用車部門のブランドである。
フランスに派遣したイギリス海外派遣軍が、戦車を含む大量の重機材をダンケルクの戦いにおいて遺棄、撤退し、同時にナチス・ドイツによる電撃戦により戦車の地上戦闘における重要性が増したことによる逼迫した戦車事情により、満足に性能テストもできないまま量産が開始され、1941年6月に部隊配備が開始された。特に超信地旋回も可能なメリット・ブラウン操行装置はトラブルを多発したが、メーカーの対策チームを前線に派遣するなどして対応、後に完全に改修されている。
第二次世界大戦の末期まで生産と運用が続けられた。実戦からの情報をフィードバックして改良を重ねたため、多くの派生型がある。
ノルマンディー上陸作戦以降の西部戦線において、制空権を掌握した連合軍とドイツによる機動戦は、もはやなかった。第一次世界大戦の戦術から進歩していない設計思想のため機動戦が出来ないほどの低速ではあったが、大口径砲でないと打ち破れない重装甲を誇り、歩兵戦車としては十分に活躍した。
堅実な歩兵戦車は、機動戦以外では戦術的に合理的な戦車となった。歩兵戦車という名前のとおり、鈍足でも歩兵が移動できる場所であれば必ず移動できる走破能力が優先された。
重量1トンあたり10馬力以下しかなく重量に対して馬力が不足しているが、低速ギアのギア比が大きいために低速での走破能力は高く、超堤能力が120センチあり、高い超堤能力のために誘導輪(フロントアイドラ)は他の戦車よりも高い位置についている。
超壕能力は370センチもあり不整地走破能力は突出して高く、急斜面や湿地、森林といった悪路での機動力が高かった。
他の英軍歩兵戦車同様、チャーチルもソ連にMk.III及びIVの253輌がレンドリース法に基づいて輸送され、(本ゲームでは課金戦車Churchill III)親衛重戦車連隊に配備されロシア語風に「チェールチリ」(Черчилль)と呼ばれた。これらは重量に見合った装甲の頑丈さや、ソ連製重戦車より勝る機械的信頼性が評価された。
東部戦線での最初の活躍は、1943年1月の第48親衛重戦車連隊の配備車輌によるスターリングラード解放を巡る戦いである。以降もクルスクの戦い、レニングラード解放、エストニア解放、キエフ解放などで活躍している。しかし、その後の冷戦開始や反共主義者であるチャーチルの名を持つため、この事実は長い間隠蔽されていた。例えばクルスクの戦いで英雄的な活躍をしたとされるスクリプキン大隊の装備車輌は、ソ連の公式戦史(ML研究所・編『第二次大戦史』)などではKV-1重戦車とされていたが、実際はチャーチルであったことが、ソ連崩壊後の情報公開で判明している。
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ツリー化、枝化とは?
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