艦船/交易艦船

小型

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大型・特大型

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艦船詳細データ付一覧表

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参考

交易についての説明はこちら
交易品(ウェア)の一覧はこちら

交易船のサイズと選び方

細かい差異はあるものの、採掘船と同じく自動化しての運用が主になりがちなので戦闘艦ほど気にせずに選んで問題ない。
自分で乗り回す場合、特定の能力に秀でた船が欲しい場合は拘ろう。
AIが動かす場合、高級構成にしても輸送能力向上幅は小さいので、数を増やす方がコスパが良い。

[小型] 配達船

スペック

• 貨物容量が小さい
• トラベル速度が中程度
• ハイウェイが利用できる

特徴

逃げ足が速い

速度に優れるので、エンジンとスラスターが一定水準なら大半の海賊や警察から逃げ切れる。さらに初撃を耐える最低限のシールドさえあれば、はぐれゼノンなどからの離脱も十分に見込める。ハイウェイのそばなら、ハイウェイが逃げ場になるのも生存性の一助となる。したがって、治安の少し悪い地域での配送に向いている (悪すぎると撃墜されるので限度はある)。武器で抵抗しても無駄なので、NPC運用なら武器なしでも良いだろう。

違法ウェアの輸送に適する

この逃げ足の速い上にステーションでのドッキングも速やかに行える。そのため、最小限の検閲リスクで違法ウェアを輸送できる。

積載量の割に割に高価

積載量を考えると中型船と比べて明らかに割高で、建造費と利益との比率は悪い。

ステーションで渋滞しにくい

小型ドックはどのステーションにも複数あり、渋滞しにくい。1つのステーションに10台ほどつけても、まず効率が下がることはない。

繰り返し交易による相場変化の悪影響を受けやすい

交易を完了すると相場が変動する仕様上、小口売買だと相場もこまめに悪化する。そのため同数のウェアを売買しても中型船・大型船より利益が小さくなる。したがって、大量輸送は中型船・大型船に任せ、小型船は小口配送に活路を見出そう。

船長の成長が早い

船長のスキルは交易1回成立ごとに固定値で伸びるため、短時間で往復回数が稼げる小型船は伸びが良い。とはいえ、船長スキルが低すぎるとドッキングにもたついて効率が下がるので、★1～2まではアイテムで強化してもよいだろう。

NPC運用評価

足の速さ、小回りの良さ、ドッキングの速さから、多数のステーションに資源を分配するようなエネルギーセル・食品系ウェア・医療品などに適している。それ以外だと、以下のような隙間産業的な用途で活用できる。

• 違法ウェアの輸送
• 治安のやや悪い場所での輸送
• 乗員のスキルアップや派閥の友好度稼ぎ
  • 基本評価に記した通り、小口取引を多数回繰り返すので利益は出にくい。しかし、派閥友好度や乗員の成長は、金額ではなく取引回数が肝なので小型船が有利である。

特に海賊対策の護衛が不要な点は大きく、中盤以降に金銭的利益よりも作業効率を重視したくなった時に活躍する。なお、プレイヤーが乗らないなら海賊対策は逃げ一択なので、武器は無い方が良い*2。

プレイヤー運用評価

他のサイズにも言えるが、純粋な交易目的でプレイヤーが配達船を利用することは少ない。一方、高速で小回りが利きくので、貨物容量の大きい偵察機として使う手もある。武器は最低限さえあれば、敵派閥ステーションの犯罪者狩りでの友好度稼ぎや機雷処理などの細かいミッションにも対応できる。

[中型] 輸送船

スペック

• 貨物容量は中程度
• トラベル速度が遅い
• ハイウェイが利用できる

特徴

容量の割に安価

値段あたりの積載量が最も優れている。戦闘を考慮する必要のない平和なセクターでは、交易の花形となる。

海賊対策は不可欠

護衛無しで海賊に絡まれた場合の生存は絶望的である。中型船には小型船のような機動力も大型船のようなは耐久力も無い。たとえ地元の警察がいたとしても、警察の救援前に撃墜されることが多い。したがって、基本的には護衛を付けての運用になる。安物の偵察機でも迎撃役を付けておくだけで逃亡成功率は大幅に上がり、被害はかなり減らせるので1機は必ず配備したい。その際、護衛機の速度が遅いと護衛機の介入前に輸送艦が撃墜されやすいので、巡航速度やトラベル速度が護衛対象と同等以上にすると安定する。

中型ドックは混雑しやすい

NPCステーションは通常の工場だと3隻しかドッキングできないことが多い。工場によっては1隻しかドッキングできないこともある。そのため、ドッキングポートの混雑による効率低下が起きやすい。プレイヤー自身がステーションを組む際もドッキングポート不足が起きやすいので、大規模ステーションを組む際はドックエリアを多めに設置することも検討しよう。

違法ウェアの輸送には適さない

足が遅いので警察の臨検を振り切ることは絶望的である。したがって、違法ウェアの輸送には適さない。

NPC運用評価

輸送艦に欲しい要素が自衛能力を除いて全て揃った物流の花形。常時フル荷重なのでカタログ数値以上に動きは重く加速も悪いが、海賊に絡まれない限り頼れる稼ぎ頭である。ハイウェイが豊富な中央付近で数を揃えて部下に交易させるなら最も輸送効率が高い。

自衛能力が乏しいので海賊に狙われやすい。序盤は安価なレーザータワーを搭載し、余裕ができれば護衛機をつけよう。

レーザータワーを乗せる

レーザータワーは消耗品なので、資金に余裕のない序盤には抵抗感があるかもしれない。しかし、お金が無いときに頑張って買った最初の輸送船が沈んでしまうリスクに比べれば安い保険といえる。
操作方法としては、輸送船にレーザータワーを装備の上で「全体命令」から「攻撃を受けた時に自動でレーザータワーを展開」と設定する。
なお、NPCはタワーを1基しか出さないので、プレイヤーの介入なしで海賊を仕留めることは難しい。しかし、敵の注意がタワーに向くので、逃走成功率は大幅に上がる。
先述の通り、NPCはタワーを一度に1基しか出さないのでレーザータワーを多数装備する意味は乏しい。せいぜい3台乗せることができれば十分だろう。
レーザータワーをすべての小型～中型船に10台づつ乗せる余裕が出る頃には、護衛機を考えてよいだろう。

護衛機をつける

護衛機は以下の2種類の付け方があるが、一長一短なので状況を見て使い分けると良い。

• 艦隊メンバーとして付ける
  • 輸送艦を指揮官とし、護衛を艦隊に加えて「指揮官を防衛」させる。護衛艦が鈍足でも輸送艦に置いていかれる心配が少なく、確実性の高い輸送が行える。さらに、所有資産一覧等で艦隊として一括表示されるので、管理もしやすい。一方、ゲート前後で陣形を整え直す処理が入るので、輸送速度が落ちる。特に環状ハイウェイの場合、わざわざハイウェイを降りてでも陣形を整えるので速度低下が著しい。基本的には、海賊に絡まれるリスクが比較的高い地域に向いている。
• 護衛側の基本行動で護衛する
  • 護衛の基本行動を「艦船の防衛」にして護衛させる。艦隊と異なりゲート前後での陣形整え直しが無いので、輸送速度が勝る。一方、護衛が鈍足だと輸送艦が護衛を振り切って孤立するので、護衛の方がトラベル速度で勝るように設計しなければならない。さらに、資産一覧でバラバラに表示されるので管理が煩雑である・立て続けに海賊が来ると無防備になる*3などの欠点がある。
    基本的には、低リスク地域で最低限の護衛を付けたい場合に向く。

プレイヤー運用評価

純粋な利益目的なら、プレイヤーが直接操縦する理由は無いだろう。旅をするには足が遅く、海賊が見えたときにはもう間に合わず、交戦時に回避は絶望的だからだ。

実益は乏しいが、高級ウェアや違法ウェアぎっしりの輸送船で護衛戦闘機とともに海賊や警察相手にスリルを味わうには良いシチュエーションにはなるだろう。
どうしても乗りたい場合、レーザータワーを満載することをお勧めする。
プレイヤーはレーザータワーを連打しやすいので、海賊が小型船なら10台から集中砲火を浴びれば溶ける。手動回収すれば再利用もできる。
中型～大型海賊相手でも、一定時間ごとにばらまいてドライブモードを妨害しつつタゲを逸らせれば、撃沈に比べれば2-3%程度の損害で生き残れるだろう。

[大型] 貨物船

スペック

• 貨物容量が大きい
• トラベル速度が高い
• ハイウェイが利用できない
• 取引先のステーションに桟橋が必要
• 交易やウェアの移送には貨物用ドローンが必要

特徴

積載量が多い

中型の数倍の積載量を誇る。そのため、高額で嵩張る品を大量に輸送して大きな利鞘を稼いだり、建築に大量に必要な資材を安い場所で一気に買い付けにいったりするのに向いている。その他、臨時の手動買付けで交易指示を出す回数を最小限にできる。

トラベル速度が速いがハイウェイが使用できない

ハイウェイが豊富な中央付近では、この欠点が目立ちやすい。

護衛いらずの耐久力

シールド常時回復の特性があるので、よほど治安が悪い地域でなければ海賊に絡まれても地元の警察が来るまで余裕で耐える。そのため、海賊やはぐれゼノンによる損失を最小限にできる。

高価

1隻あたりの価格が高いのは当然だが、積載量あたりの価格も割高になる。トラベル速度が速いことを加味してもやはり割高になる。

貨物積み下ろしに貨物用ドローンが必須

交易相手のステーションまたは貨物船に貨物用ドローンを積んでおく必要がある。NPC派閥は基本的に貨物用ドローンを配備しているが、まれに無いことがあるので貨物船に最低1機は配備しておくと詰まりを予防できる。その他、以下の点にも留意が必要である。

• 自分のステーションを建設する場合、ステーションに貨物用ドローンを自分で配備する必要がある。
• ステーションの建築用保管庫にはドローンを配備できないので、建築用ウェアを輸送する貨物船には貨物用ドローンの配備が必須である。
• 貨物用ドローン1機あたり1往復20秒、容量4,000である。

NPC運用評価

護衛が無くとも極めて高い生存性を発揮することから、ほとんどの海賊を無視して運用できる安心感は他には無い。一方、純粋な輸送能力では中型の方が優れているので、自衛能力が必要な場面に絞って使う方がコストパフォーマンスは良い。

プレイヤー運用評価

中型同様、プレイヤーが自ら操縦する理由は乏しい。唯一の例外は、小型船で対応できない量のウェアの緊急輸送である。NPCや自動操縦はゲート周りでの無駄な動作が多いので、プレイヤー自らが操縦すれば1隻だけながら高速輸送が実現できる。したがって、緊急での戦力増強が必要な状況における造船用ウェアの輸送などに有用である。なお、リアル時間を短くしたいなら、NPC操縦 + S.E.T.A. の方が速い。

[特殊] 交易に流用できる艦船

廃品回収船や補助艦船は、軍用艦船の中では貨物容量が大きいので交易用途にも転用できる。

スペック

交易艦船と比較すると、以下の通り。

廃品回収船

• 貨物容量が小さい
• 速度・トラベル速度が高い
• 自衛能力が高い
• 高価

補助艦船

• 貨物容量は同程度
• 速度・トラベル速度が遅い
• 自衛能力が高い
• 高価

特徴

価格あたりの貨物容量が少ない

戦闘能力が高い分、貨物容量は少ない。

自衛能力が高い

交易艦船と比べて多数のタレットを持つ。さらに、廃品回収船は巡航速度や加速度も高い。そのため、敵の襲撃を受けても撃退や逃走がしやすい。

海賊に狙われない

戦闘艦船は海賊に狙われない。そのため、海賊の駆逐艦が頻出して貨物船 (大型) すら落とされるような地域でも安定して輸送できる。

補助艦船のみ: 多数のドローンを搭載できる

多数の防衛用ドローンを搭載すれば、駆逐艦の1隻くらいは容易に撃退できる。修理用ドローンを搭載すれば、多少の被弾は修復できる。ただし、防衛用ドローンはISでないと機能しないので、攻撃を受けた際の通知とテレポートが必須になる。

分類が軍用艦船である

ブラックリストや敵対関係にある派閥の対応が軍用艦船相当になるので、それを踏まえた運用が必要になる。特に、軍用艦と民間船でブラックリストを使い分けている場合に影響が出やすい。

NPC運用評価

輸送能力は劣るが、貨物船すら落とされる危険地域でも運行できる点が強みである。特に、交通量が乏しいセクターでは治安維持用の部隊を用意しても割に合わないので、自衛能力が高い艦船は重宝する。

プレイヤー運用評価

交易用途とする限り、プレイヤー自身が操縦する理由は乏しい。

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